「JR西日本の車両形式」の版間の差分
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2021年1月17日 (日) 01:19時点における版
JR西日本の車両形式は、西日本旅客鉄道(JR西日本)に在籍する、あるいは在籍した鉄道車両の一覧である。
形式記号について
2004年(平成16年)度以前に新製された車両は国鉄時代の車両形式区分を基本的に踏襲していた。2005年(平成17年)度以降に新製された車両形式区分の第1位の数字は電車では「1 - 3・8」を直流車両、「4 - 7」を交直流車両、「9」を予備、気動車では「1-2」をディーゼル機関、「3」をガスタービン機関としているが、実際には、電車のうち直流車両で「1-3」、交直流車両で「5・6」を使用しており、そのほかの数字は使用していない。車両形式区分の第2位の数字は「0 - 3・5・6」を普通列車用(「通勤形および近郊形」、気動車と一部の電車では「一般形」)[1]、「7・8」を優等列車用(電車では「特急形」、気動車では「急行形および特急形」)としているが、2012年時点では普通列車用は「2」を、特急形は「8」[2]を優先して使用している。また、急行形気動車は導入されていない[3]。
現在の所属車両
2019年4月1日時点で、JR西日本に車籍を有する形式(系列)は次のとおりである。
蒸気機関車
電気機関車
ディーゼル機関車
電車
新幹線
新幹線車両は、自社独自開発である500系以外はすべて他社との共同開発車両である。
山陽新幹線用については東海道新幹線を管轄する東海旅客鉄道(JR東海)・九州新幹線を管轄する九州旅客鉄道(JR九州)と形式区分方式をそろえ、番台区分(基本的に営業用16両編成と事業用編成は3000番台、8両編成は7000番台)で区別を行っている。一方、北陸新幹線用については上越妙高駅以東を管轄する東日本旅客鉄道(JR東日本)と形式区分方式をそろえ、形式で区別を行っている。
- 営業用
- 事業用
- 923形(3000番台・T5編成) - 山陽新幹線用・ドクターイエロー
在来線
気動車
- 特急形
- 一般形
- 事業用
客車
貨車
管理受託車両
- 285系電車3000番台(JR東海からの管理受託車両)
- 智頭急行HOT7000系気動車(智頭急行からの管理受託車両)
過去の所属車両
電気機関車
ディーゼル機関車
電車
新幹線
在来線
- 通勤形
- 直流用
- 旧形
- 直流用
- 事業用
- 直流用
- クモニ83形
- クモヤ90形・クモヤ91形
- 213系・223系9000番台(技術試験車 "U@tech" )
- 交直両用
- 直流用
気動車
- 特急形
- 通勤形
- 一般形
- 事業用
客車
- 一般形
貨車
- 無蓋車
- 長物車
- 検重車
- 操重車
計画のみ
新幹線
フリーゲージトレイン - 2012年に北陸新幹線用として計画されたが、2018年8月27日の不採用決定により立ち消えとなった。
脚注
- ^ データで見るJR西日本 p.119では気動車についても「通勤形及び近郊形」と記しているが、2014年時点で通勤形や近郊形に分類される気動車は導入していない。
- ^ 2019年現在、百位の数字が「1」「2」で十位の数字が「8」の特急型電車は計画のみを含め一位の数字をすべて使いきったため、2020年導入の271系で「7」の使用が開始された。
- ^ データで見るJR西日本 p.119
- ^ a b データで見るJR西日本 p.123
- ^ データで見るJR西日本(p.123)の分類による。JR西日本では普通列車用の電車については列車や線区の実情に合わせて通勤形、近郊形と明確に区分している。当形式登場時のJR西日本では国鉄時代の車両形式区分を基本的に踏襲していたため、車両形式区分の第2位の数字「2」の車両は通常であれば近郊形に区分されるが、当形式は小浜線や加古川線で使用している一般形気動車の置き換えと電化目的で製作された車両であるため、ローカル線用の標準タイプとして例外的に一般形へ区分されている。
- ^ 当初は鉄道ファンからの非公式愛称であり、JR西日本では愛称は特にないとしていた[1]が、2016年8月の京都鉄道博物館での期間限定展示の際にJR西日本側が「ドクターWEST」の呼称を使うようになった[2]。
関連項目
外部リンク
- 車両案内 - JRおでかけネット