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2021年1月3日 (日) 22:49時点における版
SMA NEET Project(エスエムエー・ニート・プロジェクト)は、2004年にソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)内で立ち上げられたお笑い芸人のプロジェクトである。
本稿ではSMA NEET Projectをはじめとするライブを行うSMAのお笑い専門の劇場、Beach Vについても扱う。
概要
かつて渡辺プロダクションで芸人のマネージャーを務めていた平井精一が2004年12月に立ち上げた[1]。お笑い事務所としては後発だったため、他事務所が少数精鋭の方針を取っていたところをあえて逆行。かつて他事務所に所属していたフリーの芸人を集め、「とにかく分母を増やす」手法を取った[1]。立ち上げ後も「来る者拒まず、去る者追わず」を基本としており移籍組が多いのが特徴で、諸事情がある芸人たちの「最後の砦」として機能しており、新興事務所ながら芸人同士のつながりが深く経験も蓄積されている[2]。
他プロジェクトとして、ユース的な要素を持つ下部組織SMA HEET Project、および占い師など文化人枠のSMA KEET Projectが存在する[1]。
SMAトライアウトライブ(笑)
開催日など
お笑いライブ「SMAトライアウトライブ(笑)」を、月1回第3土曜日とその翌日の日曜日にBeach Vで開催している(かつてはシアターDで開催していた)。
ライブでは上位から以下のようなクラスに分かれる。
- 金のタマゴ☆
- 銀のタマゴ★
- 銅のタマゴ◎
- 番外編JUMP
- 番外編STEP
- 番外編HOP
毎月のライブで原則としてそれぞれのクラスの投票結果で上位5組が昇格し、下位5組が降格となる(解散などがあった場合は昇格枠が増える)。また、タイムオーバーは減点の対象となる。金のタマゴ☆の上位6組はそれぞれのクラスのライブにおいてMCを務める。
出演条件
- 30歳以下
- 事務所等に所属・契約していないもので、芸人志望の者
主な所属タレント
- グループ
- ロビンフット(おぐ/マー坊)
- がっつきたいか(市村雄介/くらっちゃん)
- モダンタイムス(としみつ/川崎誠)
- 世界事情(桶谷篤/阿部剛)
- 錦鯉(長谷川雅紀/渡辺隆)
- や団(ロングサイズ伊藤/本間キッド/中嶋享)
- ハッピーエンド(山本譲城/田中慎之介)
- ガシャァン(たいがー・りー/肩パット/コールユーブンゲン)
- 2世代ターボ(河崎健男/栗本宗昌)
- 松下ひもの(松下泰久/ひもの)
- だーりんず(松本りんす/小田祐一郎)
- ムシャムシャ(児島淳子/村上友香)
- バイきんぐ(小峠英二/西村瑞樹)
- ツインクル(ポリスじろう[3]/クック井上。[3])
- プラッチック(一丁/ニッタロビンソン)
- キリンキリン(きりん田/岡下浩也)
- しめじクリニック(中山亮/あんご)
- レインボーグランド(根本正一/目良圭佑)
- TOKYO COOL(カンカン[3]/前すすむ)
- ダンシングヒーロー(河中美二/宮田庸平)
- ハンライス(伴田大輔/飯田健吾)
- シャチ(古山紘基/リアル鈴木/江口マサル)
- ズンズンポイポイ(ロックキッズ太朗/THE小野)
- リッチドッグ(山中陽裕/宮本裕平)
- Wニードロップ(小橋太っ太/奥村CEO)
- 万福(桑本/トントン[3])
- あるてぃんぐ(大矢はるき/鷲尾あきと)
- 社長のおにぎり(ヤキオニギリ/社長)
- ベイボイン
- はぐれ超人(エイテツ/植田マコト)
- カレーナポリタン(かんちゃん/マスタング佐藤)
- 雷ZINちゃん(稲垣社長/中垣塾長)
- ピン芸人
- ハリウッドザコシショウ
- SAKURAI
- えずれひろゆき
- アキラ100%
- コウメ太夫
- ウメ
- しんちゃんず
- アポロ奥村
- ギフト☆矢野
- キャプテン渡辺
- 頼知輝
- 馬王。
- AMEMIYA
- ゆっくんちゃん
- エンジェリック乱世
- マツモトクラブ
- 桐野安生
- きの
- ナスヒト
- 箸休めサトシ
- カマグチ
- かんとも
- しゃばぞう
- モリコウヘイ
- ロイヤルミゾグティー
- さかもとしろう
- ポリスじろう
- クック井上。
- トントン
- やそいち
- ダンボール松本
- イタリーなかむら
- ワンダーワダ
- 木村たいき
- フランキー為谷
- スコッチ
- ちぇく田
- 帰ってきたちくわまん
- 大陸
- カルメンおじさん
- ワクワクタイル
- チャーミングじろうちゃん
- 光光光
- 清宮こうだろう
- ケジタン
- 野田航裕
- 田中要一郎
- もじゃ
- ジャック豆山
- 小声くん
- ツジモト
- 今泉
かつて所属していた主なタレント
- 引退・解散
- 田中はグレープカンパニーに移籍しピン芸人として活動
- 川原はピン芸人「トントン」、及びコンビ「万福」として在籍
- 大橋はピン芸人「アキラ100%」として在籍
- 解散後は両者ピン芸人として在籍
2017年7月26日よりコンビ活動休止を発表
- 清水はコンビ「キュウ」を結成、新城はコンビ「モーニングマン」として在籍
- 文筆業専念により引退
- 長谷川はコンビ「錦鯉」として在籍
- 田中はピン芸人として在籍、浜田は相方募集中
- 2006年に村田の死去によって活動終了
- まめのき(木村直博/豆山しんご)
- トブ電波。(オニー/石川勇樹)
- モーニングマン(小堺隆志/あらしろん)
- ボーンキタムラ(北村村長/くにぼ〜ん)
- キュンキュンパフェ(荒川陽路人/稲垣社長/中垣塾長)
- キッチンパーク(えみぴょん/瞳ちゃん)
- べっこちゃん(ガンジー横須賀/もじゃ)
- 梅エース(白岩渉/阿久津和正)
- テレビ深夜便(マンション藤岡/居酒屋佐藤)
- リンスしてますか(あたしのプリン食べたやろ/皆川秀介)
- 解散後、皆川秀介は引退、あたしのプリン食べたやろはホリプロコムに本名の立川佳子として所属するも2017年に引退
- 移籍・退社
- グレープカンパニーに移籍
- 太田プロダクションに移籍
- SHUプロモーションに移籍
- 浅井企画に移籍
- WAHAHA本舗に移籍
- オスカープロモーションに移籍後、解散
- SMA HEET Projectを経てASH&Dコーポレーションに移籍
- オフィス★怪人社に移籍
- ワタナベエンターテインメントに移籍
- マセキ芸能社を経て、フリー
- よしもとクリエイティブ・エージェンシーに移籍
- フラットファイヴを経てグレープカンパニーに移籍後、解散
- 太田プロダクションに移籍後、チャイムを結成し活動
- げんしじん事務所に出戻り
- wood luck officeに移籍
- サンミュージックプロダクションに移籍
Beach V
Beach V(びーちぶ) | |
---|---|
情報 | |
通称 | びーちぶ |
完成 | 2007年 |
開館 | 2007年3月22日 |
開館公演 | SMA千川旗揚げライブ |
客席数 | 80 |
運営 | SMA |
所在地 | 豊島区要町3-11-3 ラルジュ大映地下1階 |
Beach V(びーちぶ)は、東京都豊島区要町[4]にあるSMA所有の稽古場兼劇場である。
概要
2007年に地下鉄有楽町線千川駅近くにソニー・ミュージックアーティスツのお笑い部門常打ちライブハウスとしてオープン。
2006年に急逝した村田渚の遺志を継いでいこうというコンセプトのもと、「村」=VILLAGEからV、「渚」=Beachと、村田の名を由来としている。
毎週土日に事務所ライブが行われるほか、平日は芸人主催ライブと、毎日お笑いライブが行われている。
地下へ通じる階段部分に、村田の組んでいたフォークダンスDE成子坂単独ライブで使われたイラストが飾られているほか、SMA所属芸人の獲得したトロフィーなどが飾られている。また、バイきんぐが『キングオブコント』優勝時には劇場のマットが張り替えられた。
近隣は住宅街のため、ライブ開催時には毎回、「芸人との待ち合わせは徒歩30秒の駅前で」とアナウンスされる。
アクセス
脚注
- ^ a b c 阿部美香 (2020年2月13日). “芸人の笑像 バイきんぐ、アキラ100%ら人気お笑い芸人の“育ての親”が築いた、笑いのSMAイズム【番外編】”. Cocotame. ソニー・ミュージックエンタテインメント. 2020年7月10日閲覧。
- ^ アキラ100%、バイきんぐ――「SMA芸人」が強い3つの理由
- ^ a b c d ピン芸人として個別のプロフィールも掲載されている。
- ^ “SMA お笑いライブ会場“びーちぶ””. SMA お笑いライブ会場“びーちぶ”. 2016年10月14日閲覧。