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マッサジル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マッサジル
メンバー 長谷川雅紀
久保田昌樹
結成年 1994年
解散年 2011年
事務所 札幌吉本(再結成前)
フリー
SMA NEET Project
活動時期 1995年 - 2000年
2002年 - 2011年8月
出会い 北海道北広島西高等学校
旧コンビ名 まさまさきのり(札幌吉本時代)
芸種 漫才
過去の代表番組 爆笑オンエアバトル
ぐるぐるナインティナイン など
同期 タカアンドトシ
ブラックマヨネーズ
アンタッチャブル
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マッサジルは、かつてSMA NEET Projectで活動していたお笑いコンビ1994年結成。2000年に一度解散し2002年に再結成するも、2011年8月に再解散。当初はまさまさきのりというコンビ名で札幌吉本に所属していた。

メンバー

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  • 長谷川 雅紀(はせがわ まさのり、1971年7月30日 -(53歳) )
    • ボケ担当。血液型O型
    • 松屋のシフトリーダーをしており[1]、週5日の深夜勤務を10年程続けている[2]
    • 解散後はピン芸人「のりのりまさのり」として活動後、元「桜前線」の渡辺隆とコンビ「錦鯉」を結成。
  • 久保田 昌樹(くぼた まさき、1971年10月9日 - (2018-08-09) 2018年8月9日(46歳没))
    • ツッコミ担当。血液型AB型。北海道造形デザイン専門学校卒業。
    • 笑笑の店長代行をしていた[3]
    • 2度目の解散後は芸能界を引退。引退から7年後の2018年8月9日に46歳で死去[4]。死因は公表されていないが、桐野安生によると病気で入院をしていたという。
    • 生前の写真や映像がテレビで使われる際には、顔にぼかしはかかっていない。

概要

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共に北海道札幌市出身。北海道北広島西高等学校の同級生。札幌吉本1期生で、「まさまさきのり」のコンビ名で1994年8月の「吉本特選空飛ぶイクラSPECIAL」にて初舞台。同年の4月にデビューしたタカアンドトシとはほぼ同期にあたる。

2000年に一度解散。2001年に長谷川がピン芸人として爆笑オンエアバトル札幌大会に出場するも、6位でオンエアには至らなかった(同じく収録に参加していたタカアンドトシはオンエアを勝ち取った)。

その後、久保田からの誘いで2002年に再結成し、「ゼロからのスタートだから東京でやろう」という久保田の発案により東京進出を決定。2人とも既に30歳を過ぎていた。当初は事務所と相談して東京吉本に移籍するか、もしくは別の事務所を紹介してくれるという話だったが、久保田が「全部自分で決めたい」という意志が固く、上京後はフリーで2年ほど活動した[5]。その際に「マッサジル」に改名。由来は2人の本名の「まさ」に「汁」(笑いのエキスを届ける)を繋げたもの。2005年に当時立ち上がったばかりだったSMA NEET Projectへ移籍[6]

2008年爆笑オンエアバトルにマッサジルとして出演し、念願の初オンエアを果たす。また、ワッチミー!TVに出演した際に「今一番面白い芸人」とマリエに絶賛された。以降もおもしろ荘に2回出演するなど一時期は上り調子だったが、久保田が体調を崩して帰郷することになり[7]2011年8月27日のライブ「ハリウッドNIGHTフロムヘル」にて再解散を発表。久保田は芸能界を引退し、長谷川は2012年に元「桜前線」の渡辺隆とコンビ「錦鯉」を結成。

2018年8月、久保田が死去(46歳没)[8]。死因は明かされていないが、後に病を患い入院していた事が明かされている。

芸風

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  • 主なネタにロックミュージシャンを題材としたものがある。曲にいく前にメッセージを付けてから歌い出すというもので、久保田が振りネタを出した後に(歌い出す前に長谷川が止める)、長谷川が適当な歌ネタでボケるというパターンである。
  • ネタ衣装として作業服を着ているため、つかみに長谷川が「○○(漫才を行う会場)の空調のメンテナンスにやって来ました」と言うことがあった。この衣装の発案者はハリウッドザコシショウ
  • 長谷川の一部の一発ギャグや自己紹介のダンスなどは、その後組んだコンビ「錦鯉」でも引き継がれている。

賞レース成績

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M-1グランプリ

年度 結果 エントリー
No.
会場 日程
2004年(第4回) 1回戦敗退[9] 1783 東京 パナソニックセンター 10月15日(金)
2006年(第6回) 2回戦進出[10] 1513 東京 ラフォーレ原宿 11月5日(日)
2007年(第7回) 3回戦進出[11] 2750 東京 ルミネtheよしもと 11月24日(土)
2008年(第8回) 2回戦進出[12] 1108 東京 ラフォーレミュージアム原宿 11月3日(月)
2009年(第9回) 2回戦進出[13] 936 東京 ラフォーレミュージアム原宿 11月3日(火)
2010年(第10回) 3回戦進出[14] 716 東京 ルミネtheよしもと 11月23日(火)

出演番組

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テレビ

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ラジオ

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脚注

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  1. ^ 「21世紀エジソン」出演時の発言より。2008年8月5日放送
  2. ^ 帰省なう
  3. ^ 「21世紀エジソン」出演時の発言より。2008年8月5日放送。
  4. ^ “元お笑いコンビ「マッサジル」 久保田昌樹さん死去”. 日刊スポーツ. (2018年8月16日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201808160000484.html 2018年8月16日閲覧。 
  5. ^ 『M-1』決勝進出!「錦鯉」の長すぎた下積み時代「地下にはスゴいやつがゴロゴロいる」の代表格だった(SmartFLASH)”. Yahoo!ニュース. 2020年12月7日閲覧。
  6. ^ M-1グランプリ2010出場の時点ではプロデューサーハウスあ・うん所属と表記されている。
  7. ^ 祝M-1優勝 錦鯉・長谷川雅紀が語る全く売れなかった暗黒時代「思わず涙したお母さんの納豆おにぎり」(エンタメNEXT)”. Yahoo!ニュース. 2021年12月20日閲覧。
  8. ^ “元お笑いコンビ「マッサジル」 久保田昌樹さん死去”. 日刊スポーツ. (2018年8月16日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201808160000484.html 2018年8月16日閲覧。 
  9. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2004”. www.m-1gp.com. 2022年1月4日閲覧。
  10. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2006”. www.m-1gp.com. 2022年1月4日閲覧。
  11. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2007”. www.m-1gp.com. 2022年1月4日閲覧。
  12. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2008”. www.m-1gp.com. 2022年1月4日閲覧。
  13. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2009”. www.m-1gp.com. 2022年1月4日閲覧。
  14. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2010”. www.m-1gp.com. 2022年1月4日閲覧。
  15. ^ 錦鯉・長谷川、若い頃にダウンタウン浜田にボコボコにされていた!?吉本現社長にも睨まれて…(COCONUTS)”. COCONUTS. 2022年2月10日閲覧。
  16. ^ 毛も歯もあった!錦鯉長谷川20年前の貴重映像【錦鯉#3】 - HTB北海道テレビ(Youtube)