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日本映画プロフェッショナル大賞選考委員。日本アカデミー賞協会会員。東京フィルムセンター映画・俳優専門学校にて講師(プロデュース、配給宣伝、ライター基礎)を務めた。 |
日本映画プロフェッショナル大賞選考委員。日本アカデミー賞協会会員。東京フィルムセンター映画・俳優専門学校にて講師(プロデュース、配給宣伝、ライター基礎)を務めた。 |
2020年12月30日 (水) 09:31時点における版
西田 宣善(にしだ のぶよし 1963年7月29日-)は、日本の映画プロデューサー、編集者。 京都市生まれ。1987年、明治大学文学部文学科卒業。株式会社キネマ旬報社、株式会社ゼアリズを経て、独立。 有限会社オムロ代表。幅広く映画関連の仕事を行う。 父、西田智(にしだ さとる)は溝口健二組の俳優として「武蔵野夫人」「新・平家物語」などに出演している。 母方の祖父は元長崎県知事の西岡竹次郎。伯父(母の兄)は元文部大臣、元参議院議長の西岡武夫。
日本映画プロフェッショナル大賞選考委員。日本アカデミー賞協会会員。東京フィルムセンター映画・俳優専門学校にて講師(プロデュース、配給宣伝、ライター基礎)を務めた。
映画
監督
- 1980年 『シケン作品第一号』(製作・撮影も兼任)
- 1981年 『ホムルンクス』 (木上雅雄、松山和弘と共同、一部脚色・編集・主演も兼任)
- 1984年 『I wait…』 (製作・原作・主演・編集も兼任)
- 1985年 『VIRIDIAN ROAD』 (製作=牧正之、河村幸夫、尾曽功一と共同・脚本・編集・出演・主題歌作詞=牧正之、福島衛と共同、歌も兼任)
- 1986年 『中国好きな娘』 (製作・脚本=山川雅彦と共同・撮影・編集も兼任)
- 2004年 『ぱんちらさま』 (製作も兼任) ※未完成
- 2010年 『第3章 8ミリ版 ビデオ版2012年』 (製作・撮影も兼任) ※2013年 函館港イルミナシオン映画祭出品
- 2020年 『比叡日記』(製作・脚本も兼任) ※京まちなか映画祭にて上映
製作
- 1994年 『ウィリアム・テロル,タイ・ブレイク』 監督:荻野洋一 (配給も兼任)
- 1995年 『冬の河童』 監督:風間志織 ※ロッテルダム国際映画祭グランプリ(タイガー・アワード)、日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞受賞
- 1995年 『残雪』 監督:小林英彦 プロデュース (配給も兼任)
- 2002年 『血を吸う宇宙外伝・変身』 監督:佐々木浩久 (ライン・プロデューサー・出演兼任)
- 2004年 『オパール』 監督:白尾一博 製作 ※未完成
- 2006年 『マスター・オブ・サンダー 決戦‼封魔龍虎伝』 監督:谷垣健治 製作委員会(製作出資)
- 2007年 『クローンは故郷をめざす』 監督:中嶋莞爾 協力(実質的な企画開発プロデューサー) ※サンダンスNHK国際映像作家賞受賞、菊島隆三賞ノミネート
- 2014年 『リベンジポルノ』 監督:羽生研司 プロデューサー
- 2015年 『35歳の童貞男』 監督:吉行由実 プロデューサー ※DVD発売
- 2015年 『リベンジポルノ LOVE IS DEAD』 監督:羽生研司 プロデューサー ※DVD発売
- 2016年 『無伴奏』 監督:矢崎仁司 製作 ※サハリン国際映画祭審査員特別賞受賞
- 2016年 『リベンジポルノ PAINT IT BLACK』 監督:木部公亮 プロデューサー ※DVD発売
- 2016年 『レミングスの夏』 監督:五藤利弘 プロデューサー(配給も兼任)※函館港イルミナシオン映画祭オーディエンス・アワード(観客賞)受賞
- 2016年 『侵略する発狂』 監督:佐々木浩久 プロデューサー(配給・出演も兼任)
- 2017年 『凶愛 デートレイプ』 監督:木部公亮 製作 ※DVD発売
- 2017年 『佐藤敬子先生を探して』 監督:あがた森魚 プロデューサー
- 2019年 『嵐電』 監督:鈴木卓爾 企画・プロデュース ※TAMA映画賞最優秀作品賞、最優秀男優賞(井浦新)、高崎映画祭最優秀作品賞、キネマ旬報ベスト・テン第9位、映画芸術ベストテン第4位ほか
- 2020年 『信虎』 監督:金子修介 プロデューサー
出演
- 1984年 『TARGET:京都』 監督:若山佳三 主演 ※グリーンリボン賞技術賞
- 1992年 『地獄の警備員』 監督:黒沢清
- 2004年 『悪魔の刑事まつり』 「刑事発狂」 監督:佐々木浩久
- 2004年 『Do Androids Dream of Electric Santa?』 監督:佐々木浩久+谷垣健治 ※未公開
- 2004年 『ケータイ刑事 銭形泪』 2ndシリーズ 第22話「相棒を射殺せよ! ~催眠術殺人事件~」 監督:佐々木浩久 ※テレビ作品
- 2005年 『スパイ道』 「万事順調よ」 監督:佐々木浩久
- 2009年 『東京少女 真野恵里菜』 監督:佐々木浩久 ※テレビ作品
- 2010年 『トカレフ2010 運命の撃鉄』 監督:木部公亮 (共同脚本・制作部も兼任) ※DVD作品
- 2013年 『高速ばあば』 監督:内藤瑛亮
配給
- 1997年 『CLOSING TIME』 監督:小林政広 (配給協力)
- 1997年 『HOBOS』 監督:熊澤尚人
- 1999年 『ローカルニュース』 監督:中村義洋
- 2000年 『花を摘む少女と虫を殺す少女』 監督:矢崎仁司
- 2002年 『ラストシーン』 監督:中田秀夫 共同配給:オズ ※芸術選奨文部科学大臣新人賞(中田秀夫)受賞
- 2004年 『Movie Box-ing』(「RUN-ing」 監督:大滝純、「自転少年」 監督:深川栄洋、「巡査と夏服」 監督:斉藤玲子)
- 2004年 『IZO』 監督:三池崇史(配給協力)
- 2004年 『eiko』 監督:加門幾生(配給協力)
- 2005年 『天上草原』 監督:サイフ/マイリース
- 2013年 『食卓の肖像』 監督:金子サトシ 共同配給:『食卓の肖像』上映委員会
- 2015年 『ニート・オブ・ザ・デッド』 監督:南木顕生
- 2015年 『遺言』 監督:木部公亮
- 2015年 『3泊4日、5時の鐘』監督:三澤拓哉 共同配給:和エンタテインメント
宣伝
- 1989年 『末代皇帝』 (ギャガ・コミュニケーションズ)
- 1989年 『グッドバイ』 監督:加藤哲
- 1990年 『ウディ・アレンの重罪と軽罪』 (ワーナー・ブラザース)
- 1990年 『ホワイトハンター ブラックハート』 (ワーナー・ブラザース)
- 1992年 『シーズン・オフ』 (ジャパンホームビデオ)
- 1993年 『ぼのぼの』 (ギャガ・コミュニケーションズ)
- 1993年 『部屋 THE ROOM』 宣伝協力(アンカーズ・プロダクション)
- 1993年 『アダダ』 (アジア映画社/ジューン企画)
- 1993年 『ベティ・ブルー インテグラル〈完全版〉』 (ギャガ・コミュニケーションズ)
- 1994年 『妻はフィリピーナ』 宣伝協力(万福寺シネマ)
- 1994年 『押繪と旅する男』 (バンダイビジュアル)
- 1994年 『屋根裏の散歩者』 (バンダイビジュアル)
- 1995年 『三たびの海峡』 (アルゴ・ピクチャーズ)
- 1995年 『北斗の拳』 (東映ビデオ)
- 1995年 『東京兄妹』 (ギャガ・コミュニケーションズ) ※キネマ旬報ベスト・テン第2位
- 1996年 『チンピラ』 (ゼアリズ)
- 1996年 『LUNATIC』 (エクセレントフィルム)
- 1996年 『ロシア52人虐殺犯 チカチーロ』 (カルチュア・パブリッシャーズ)
- 1997年 『マザー、サン』 (パンラ)
- 1997年 『豚が井戸に落ちた日』 (パンドラ)
- 1997年 『美乳大作戦メスパイ』 (東映ビデオ)
- 1998年 『D坂の殺人事件』 (東京テアトル)
- 2000年 『発狂する唇』 (オメガ・プロジェクト)
- 2001年 『血を吸う宇宙』 (オメガ・ピクチャーズ)
- 2001年 『ダンジョン&ドラゴン』 (ギャガ・コミュニケーションズ)
- 2001年 『修羅雪姫』 製作宣伝 (東京テアトル=ザナドゥー)
- 2002年 『もうひとりいる』 (キングレコード)
- 2002年 『群青の夜の羽毛布』 (ギャガ・コミュニケーションズ)
- 2002年 『カタクリ家の幸福』 (松竹)
- 2003年 『蒸発旅日記』 (ワイズ出版)
- 2003年 『許されざる者』 (シネマパラダイス)
- 2003年 『ROCKERS』 製作宣伝 (ギャガ・コミュニケーションズ)
- 2004年 『歌舞伎町案内人』 (キネマモーションピクチャーズ)
- 2013年 『今日子と修一の場合』 (彩プロ)
映画祭・イベント
- 1996年 『篠原哲雄小事典』 (篠原哲雄小事典編纂委員会)企画制作・宣伝・パンフレット編集
- 1996年 - 1998年 『函館山ロープウェイ映画祭』東京事務局
- 1997年 『第1回京都映画祭』 東京広報事務所 『超イケてる監督 河崎実の傑作大全集!』 (リバー・トップ)企画・宣伝
- 1999年 『第2回京都映画祭』 東京広報事務所
- 1999年 - 2005年 『函館港イルミナシオン映画祭』 (「函館山ロープウェイ映画祭」改称)東京事務局
- 2000年 『追悼・宮川一夫 光と影による映画史』(三百人劇場)宣伝
- 2002年 『夢幻彷徨 映画美術監督・木村威夫の世界』 (川崎市市民ミュージアム)企画協力
- 2015年 長門洋平トークショー「映画と音楽の深いお話」(大阪・ワイルドバンチ)
出版
編著
- 1997年『映畫読本 溝口健二』(佐相勉・西田宣善編/フィルムアート社)
発行
- 2003年 『アニメーターズ① カレル・ゼマン』(発売=日本出版社)
- 2013年 『溝口健二著作集』(発売=キネマ旬報社)企画編集も ※日本図書館協会選定図書
- 2016年 『映画「無伴奏」フォトブック』
- 2017年 『南木顕生遺稿集』
編集など
- 1988年
- 1991年
- 『映画ビデオイヤーブック1991』(キネマ旬報社)
- 『黒澤明集成Ⅱ』(キネマ旬報社)
- 『溝口健二集成』(キネマ旬報社)日本図書館協会選定図書
- 1992年
- 『映画ビデオイヤーブック1992』(キネマ旬報社)
- 1993年
- 1994年
- 『ベスト・オブ・キネマ旬報』上・下(キネマ旬報社)プロデュース
- キネマ旬報増刊『小津と語る』 (キネマ旬報社)
- 1995年
- キネマ旬報増刊『日本映画オールタイム・ベストテン』(キネマ旬報社)
- キネマ旬報増刊『世界映画オールタイム・ベストテン』(キネマ旬報社)神田三省堂書店映画書年間売り上げベスト・ワン
- キネマ旬報増刊『宮崎駿、高畑勲とスタジオジブリのアニメーションたち』(キネマ旬報社)
- 『映画・ビデオイヤーブック1995』(キネマ旬報社)
- 1996年
- 『映画・ビデオイヤーブック1996』 (キネマ旬報社)
- 1997年
- 1998年
- 『フィルムメーカーズ4ジェームズ・キャメロン』 (責任編集=石上三登志)(キネマ旬報社)
- 『映画・ビデオイヤーブック1998』 (キネマ旬報社)
- 『INTERVIEW 映画の青春』 (発行=京都府京都文化博物館、発売=キネマ旬報社
- 『フィルムメーカーズ2北野武』 (責任編集=淀川長冶)(キネマ旬報社)
- 1999年
- 第2回京都映画祭公式カタログ
- エスクァイア臨時増刊「それゆけ!オースティン・パワーズ やっぱりボクらはおバカ好き!」(エスクァイアマガジンジャパン)
- 『映画・ビデオイヤーブック1999』 (キネマ旬報社)
- 2000年
- 「フィルムメーカーズ13クリント・イーストウッド』 (責任編集=稲川方人)(キネマ旬報社)
- 『撮影監督・宮川一夫の世界 光と影の映画史」(キネマ旬報社)
- 『フィルムメーカーズ10ティム・バートン』 (責任編集=柳下毅一郎)(キネマ旬報社)
- エスクァイア3月号「恐怖の館へ、ご招待。」 Scary Movies 86 血も凍るビデオカタログ。 構成
- 2001年
- 2001年 - 2002年
- 『C+(シープラス)』 1号、2号(日本出版社)企画
- 『映画人』 *(辰巳出版)編集長
- 2019年2019年
- 2019年
- 『フィルムメーカーズ18 スティーヴン・スピルバーグ』(責任編集=南波克行)(宮帯出版社)企画編集
- 『フィルムメーカーズ19 ギジェルモ・デル・トロ』(責任編集=大森望)(宮帯出版社)企画編集
- 『フィルムメーカーズ20 大林宣彦』(責任編集=樋口尚文)(宮帯出版社)企画編集
- 『生誕100年記念 異端の天才 キム・ギヨン』(アジア映画社)
- 2020年
- 『フィルムメーカーズ21 ジャン=リュック・ゴダール』(責任編集=佐々木敦)(宮帯出版社)企画編集