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1958年に初めて発射され、現在まで36回打上げられ、そのうち一部失敗を含む8回の打ち上げに失敗している。 [[ゼニット (ロケット)|ゼニット]]ロケットシリーズの一つであり、設計は[[ユージュノエ設計局]]が行った。改良型の[[ゼニット2S]]は[[シーローンチ]]社の[[ゼニット3SL]]の最初の2段に使用されている<ref name="SL">{{Cite web|url=http://www.sea-launch.com/sllaunch_vehicle.htm|title=The Rocket - Zenit-3SL|publisher=Sea Launch|accessdate=2009-04-14}}</ref>。 |
1958年に初めて発射され、現在まで36回打上げられ、そのうち一部失敗を含む8回の打ち上げに失敗している。 [[ゼニット (ロケット)|ゼニット]]ロケットシリーズの一つであり、設計は[[ユージュノエ設計局]]が行った。改良型の[[ゼニット2S]]は[[シーローンチ]]社の[[ゼニット3SL]]の最初の2段に使用されている<ref name="SL">{{Cite web|url=http://www.sea-launch.com/sllaunch_vehicle.htm|title=The Rocket - Zenit-3SL|publisher=Sea Launch|accessdate=2009-04-14}}</ref>。 |
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ゼニット2の打上げは[[バイコヌール宇宙基地]]の[[バイコヌール宇宙基地45番射点|45/1射場]]から行われた。第2発射台である45/2射場も建設されたが、2回目の打ち上げ時にロケットが墜落、爆発に巻き込まれて破壊された<ref name="EA">{{Cite web|url=http://www.astronautix.com/lvs/zenit.htm|title=Zenit|last=Wade|first=Mark|publisher=Encyclopedia Astronautica|accessdate=2009-04-14}}</ref>。第3発射台である[[プレセツク宇宙基地]]サイト35は完成せず、[[ソ連崩壊]]後に断念された<ref name="EA"/>。 |
ゼニット2の打上げは[[バイコヌール宇宙基地]]の[[バイコヌール宇宙基地45番射点|45/1射場]]から行われた。第2発射台である45/2射場も建設されたが、2回目の打ち上げ時にロケットが墜落、爆発に巻き込まれて破壊された<ref name="EA">{{Cite web|url=http://www.astronautix.com/lvs/zenit.htm|title=Zenit|last=Wade|first=Mark|publisher=Encyclopedia Astronautica|accessdate=2009-04-14}}</ref>。第3発射台である[[プレセツク宇宙基地]]サイト35は完成せず、[[ソビエト連邦の崩壊]]後に断念された<ref name="EA"/>。 |
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ゼニット-2は現在[[ゼニット2M]]に切り替えられつつあり、打ち上げる機体が残っているのかどうか不明である。 |
ゼニット-2は現在[[ゼニット2M]]に切り替えられつつあり、打ち上げる機体が残っているのかどうか不明である。 |
2020年12月26日 (土) 00:38時点における版
Site 45/1でのゼニット-2 | |
機能 | キャリアーロケット |
---|---|
製造 | ユージュノエ設計局 |
開発国 | ソビエト連邦 ウクライナ |
大きさ | |
全高 | 57メートル (187 ft) |
直径 | 3.9メートル (13 ft) |
質量 | 444,900キログラム (980,800 lb) |
段数 | 2 |
積載量 | |
LEOへの ペイロード |
13,740キログラム (30,290 lb) |
SSOへの ペイロード |
5,000キログラム (11,000 lb) |
関連するロケット | |
シリーズ | ゼニット |
派生型 | Zenit-2M Zenit-3SL |
打ち上げ実績 | |
状態 | 現役 |
射場 | バイコヌール宇宙基地 45番射点 |
総打ち上げ回数 | 36 |
成功 | 28 |
失敗 | 8(一部失敗含む) |
初打ち上げ | 1985年4月13日 |
1 段 | |
エンジン | 1 RD-171 |
推力 | 8180 kN |
比推力 | 337 秒 |
燃焼時間 | 150 秒 |
燃料 | RP-1/LOX |
2 段 | |
エンジン | 1 RD-120 1 RD-8 |
推力 | 912 kN 79.5 kN |
比推力 | 349 秒 |
燃焼時間 | 315 秒 |
燃料 | RP-1/LOX |
ゼニット2(Zenit-2)はウクライナ(旧ソ連)の使い捨て型ロケット。
1958年に初めて発射され、現在まで36回打上げられ、そのうち一部失敗を含む8回の打ち上げに失敗している。 ゼニットロケットシリーズの一つであり、設計はユージュノエ設計局が行った。改良型のゼニット2Sはシーローンチ社のゼニット3SLの最初の2段に使用されている[1]。
ゼニット2の打上げはバイコヌール宇宙基地の45/1射場から行われた。第2発射台である45/2射場も建設されたが、2回目の打ち上げ時にロケットが墜落、爆発に巻き込まれて破壊された[2]。第3発射台であるプレセツク宇宙基地サイト35は完成せず、ソビエト連邦の崩壊後に断念された[2]。
ゼニット-2は現在ゼニット2Mに切り替えられつつあり、打ち上げる機体が残っているのかどうか不明である。
1990年代には商業衛星の打上げにも参入したが、グローバルスターグループの衛星の打上げに使用されただけで、この打上げもコンピューターエラーによって2段目の切り離しが早く行われたことが原因で失敗に終わっている。
参考文献
- ^ “The Rocket - Zenit-3SL”. Sea Launch. 2009年4月14日閲覧。
- ^ a b Wade, Mark. “Zenit”. Encyclopedia Astronautica. 2009年4月14日閲覧。