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ゲーイゼルは、[[1987年]][[12月21日]]に[[アルマース造船会社|レニングラード・プリモルスキー造船工場]]で起工した。工場番号では第81号艦と呼ばれ、[[1234型小型ミサイル艦|12341号計画型小型ミサイル艦]]の14番艦であった。同年[[12月30日]]付けで[[ソ連海軍]]に登録された。[[1989年]][[8月28日]]には[[進水式|進水]]、同年[[12月27日]]に竣工、[[1990年]][[2月28日]]に[[ソ連海軍]]バルト艦隊へ編入された。 |
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[[ソ連崩壊]]により、[[1992年]][[7月26日]]を以って正式にロシア海軍所属となった。[[1999年]]には、[[スウェーデン]]の[[カールスクルーナ]]へ実務上の寄港をした。[[2006年]][[7月22日]]から[[8月8日]]にかけては、[[キール運河]]を通過して[[ドイツ]]の[[ブレーマーハーフェン]]と[[ヴァーネミュンデ]]を訪問した。[[2007年]]にも、スウェーデンへの親善訪問を実施した。[[2008年]]には、[[デンマーク]]の[[オーフス]]や[[ポーランド]]の[[グディニャ]]を親善訪問した。 |
[[ソビエト連邦の崩壊]]により、[[1992年]][[7月26日]]を以って正式にロシア海軍所属となった。[[1999年]]には、[[スウェーデン]]の[[カールスクルーナ]]へ実務上の寄港をした。[[2006年]][[7月22日]]から[[8月8日]]にかけては、[[キール運河]]を通過して[[ドイツ]]の[[ブレーマーハーフェン]]と[[ヴァーネミュンデ]]を訪問した。[[2007年]]にも、スウェーデンへの親善訪問を実施した。[[2008年]]には、[[デンマーク]]の[[オーフス]]や[[ポーランド]]の[[グディニャ]]を親善訪問した。 |
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2009年現在、同型艦の[[ズィーピ_(小型ミサイル艦・2代)|ズィーピ]]、[[リーヴェニ_(小型ミサイル艦・2代)|リーヴェニ]]、[[パッサート_(小型ミサイル艦)|パッサート]]とともに第106小型ミサイル艦小艦隊<!-- 106-й дивизион малых ракетных кораблей -->を構成している。 |
2009年現在、同型艦の[[ズィーピ_(小型ミサイル艦・2代)|ズィーピ]]、[[リーヴェニ_(小型ミサイル艦・2代)|リーヴェニ]]、[[パッサート_(小型ミサイル艦)|パッサート]]とともに第106小型ミサイル艦小艦隊<!-- 106-й дивизион малых ракетных кораблей -->を構成している。 |
2020年12月26日 (土) 00:27時点における版
ゲーイゼル Гейзер | ||
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2006年7月、ドイツのブレーマーハーフェンを訪問した ゲーイゼル | ||
艦歴 | ||
起工 | 1987年12月21日 レニングラード沿海造船工場 | |
進水 | 1989年8月28日 | |
竣工 | 1989年12月27日 | |
編入 | 1990年2月28日 | |
所属 | ソ連海軍バルト艦隊 | |
移籍 | 1992年7月26日 | |
所属 | ロシア海軍バルト艦隊 | |
要目 | ||
艦種 | 小型ミサイル艦 | |
艦型 | 12341号計画型 | |
工場 番号 |
81 | |
排水 量 |
基準排水量 | 640 t |
満載排水量 | 730 t | |
全長 | 59.3 m 54 m(水線長) | |
全幅 | 11.8 m 8.86 m(水線長) | |
喫水 | 3.08 m | |
機関 | ディーゼル機関M-507 | 3 基 |
出力 | 30,000 馬力 | |
プロペラシャフト | 3 基 | |
スクリュープロペラ | 3 基 | |
電力 | ディーゼル発電機 | 2 基 |
発電量 | 300 kWt | |
ディーゼル発電機 | 1 基 | |
発電量 | 100 kWt | |
速力 | 35 kn | |
航続 距離 |
4,000 nm/12 kn | |
行動 期間 |
10 日 | |
乗員 | 士官 | 10 名 |
水兵 | 55 名 | |
武装 | P-120「マラヒート」3連装発射機 KT-120-1234 |
2 基 |
艦対艦ミサイルP-120「マラヒート」 | 6 発 | |
4K33「オサーMA」連装発射機 ZiF-122 |
1 基 | |
艦対空ミサイル9M33M | 20 発 | |
9K34「ストレラ-3」4連装発射機 | 2 基 | |
艦対空ミサイル9M36 | 16 発 | |
59口径76.2 mm単装砲AK-176 | 1 基 | |
弾数 | 316 発 | |
30 mm6砲身高角複合AK-630M | 1 基 | |
弾数 | 3,000 発 | |
電探 | 汎用捜索照準レーダー「チタニート」 | 1 基 |
航法レーダー「ペチョーラ」 | 1 基 | |
航法レーダー「ミーウス1」 | 1 基[1] | |
EW | 電子戦対抗複合「スペークトル-F」[2] | |
16連装82 mm欺瞞物資発射機 PK-16 |
2 基[3] | |
10連装122 mm欺瞞物資発射機 PK-10「スメールイ」 |
4 基[4] | |
FCS | 汎用捜索照準レーダー「チタニート」 (P-120用) |
1 基 |
低高度用照準レーダー(P-120用) | 1 基 | |
射撃管制レーダー4R33(4K33用) | 2 基 | |
射撃管制レーダーMR-123/176 「ヴィーンペル-R2」(火砲用) |
1 基 | |
通信 | 装置一式 | |
IFF | 装置一式 |
ゲーイゼル(ロシア語:Гейзерギェーイズィェル)は、ソ連で建造された小型ミサイル艦(малый ракетный корабль)である。艦名は、ロシア語で「間欠泉」という意味。2009年現在、ロシア海軍バルト艦隊に在籍する。
概要
ゲーイゼルは、1987年12月21日にレニングラード・プリモルスキー造船工場で起工した。工場番号では第81号艦と呼ばれ、12341号計画型小型ミサイル艦の14番艦であった。同年12月30日付けでソ連海軍に登録された。1989年8月28日には進水、同年12月27日に竣工、1990年2月28日にソ連海軍バルト艦隊へ編入された。
ソビエト連邦の崩壊により、1992年7月26日を以って正式にロシア海軍所属となった。1999年には、スウェーデンのカールスクルーナへ実務上の寄港をした。2006年7月22日から8月8日にかけては、キール運河を通過してドイツのブレーマーハーフェンとヴァーネミュンデを訪問した。2007年にも、スウェーデンへの親善訪問を実施した。2008年には、デンマークのオーフスやポーランドのグディニャを親善訪問した。
2009年現在、同型艦のズィーピ、リーヴェニ、パッサートとともに第106小型ミサイル艦小艦隊を構成している。
脚注
参考文献
外部リンク
- Малый ракетный корабль пр. 12341 "Гейзер" - Архив фотографий кораблей русского и советского ВМФ.
- Сайт «АТРИНА» • Малые ракетные корабли типа "Бурун" пр.12341; Nanuchka-III class
- Малые ракетные корабли проекта 1234.1 - ВМФ России
- Малые ракетные корабли проекта 1234 типа «Буря» - Army.lv
- Russarms.com / Корабли ВМФ / Малые ракетные корабли / Проект 1234 «Овод»
- RusArmy.com - Ракетный корабль проекта 1234.1
- ИСТОРИЯ. Глава 3 Первые в мире ракетные катера и малые ракетные корабли (造船会社「アルマース」の公式サイト)
- КАТЕРА СССР 1945-1991