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「ハングル優越主義」の版間の差分

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また、特定言語がどんな文字を使用するかは、政治・宗教・アイデンティティの問題と密接に関連する。さらに、少数言語の保存は政治、経済、文化的自立など言語外的な環境に大きく左右される。ハングル輸出の成否は、表記法としての効率性以外にも、これら諸要因を含めて考える必要がある。
また、特定言語がどんな文字を使用するかは、政治・宗教・アイデンティティの問題と密接に関連する。さらに、少数言語の保存は政治、経済、文化的自立など言語外的な環境に大きく左右される。ハングル輸出の成否は、表記法としての効率性以外にも、これら諸要因を含めて考える必要がある。


例えば、{{独自研究範囲|date=2015年1月|旧[[ソビエト連邦]]地域で使われる小規模言語が、[[ソ連崩壊]]以後に[[キリル文字]]から[[ラテン文字]](ローマ字)に表記体系を変えたことは、主にソ連支配に対する反感という政治的な理由による。}}また、[[イスラム世界|イスラム教文化圏]]の言語がしばしば[[アラビア文字]]で表記されるのは文化·宗教的な理由からである。<ref>注
例えば、{{独自研究範囲|date=2015年1月|旧[[ソビエト連邦]]地域で使われる小規模言語が、[[ソビエト邦の崩壊]]以後に[[キリル文字]]から[[ラテン文字]](ローマ字)に表記体系を変えたことは、主にソ連支配に対する反感という政治的な理由による。}}また、[[イスラム世界|イスラム教文化圏]]の言語がしばしば[[アラビア文字]]で表記されるのは文化·宗教的な理由からである。<ref>注
|すでに[[ウズベキスタン]]([[ウズベク語]])、[[トルクメニスタン]]([[トルクメン語]])、[[アゼルバイジャン]]([[アゼルバイジャン語]])がラテン文字表記への切り替えを完了しており、[[カザフスタン]]も[[カザフ語]]をラテン文字への切り替えを検討中。キルギス([[キルギス語]])と[[タジキスタン]]([[タジク語]])はキリル文字の使用を継続する。これらの言語は、[[中華人民共和国]]や[[アフガニスタン]]、[[イラン]]などの旧ソ連領以外の民族居住地ではアラビア文字で表記されることが多い。このほかには[[オセット語]]([[南オセチア]]および[[北オセチア]])や[[アブハズ語]]([[アブハジア]])、[[ウクライナ語]]、[[ベラルーシ語]]はキリル文字でのみ表記され、[[エストニア語]]、[[ラトビア語]]、[[リトアニア語]]はラテン文字でのみ表記される。[[アルメニア語]]と[[グルジア語]]に至っては、文字もそれぞれ独自の[[アルメニア文字]]や[[グルジア文字]]を使用する。</ref>
|すでに[[ウズベキスタン]]([[ウズベク語]])、[[トルクメニスタン]]([[トルクメン語]])、[[アゼルバイジャン]]([[アゼルバイジャン語]])がラテン文字表記への切り替えを完了しており、[[カザフスタン]]も[[カザフ語]]をラテン文字への切り替えを検討中。キルギス([[キルギス語]])と[[タジキスタン]]([[タジク語]])はキリル文字の使用を継続する。これらの言語は、[[中華人民共和国]]や[[アフガニスタン]]、[[イラン]]などの旧ソ連領以外の民族居住地ではアラビア文字で表記されることが多い。このほかには[[オセット語]]([[南オセチア]]および[[北オセチア]])や[[アブハズ語]]([[アブハジア]])、[[ウクライナ語]]、[[ベラルーシ語]]はキリル文字でのみ表記され、[[エストニア語]]、[[ラトビア語]]、[[リトアニア語]]はラテン文字でのみ表記される。[[アルメニア語]]と[[グルジア語]]に至っては、文字もそれぞれ独自の[[アルメニア文字]]や[[グルジア文字]]を使用する。</ref>
文字がないと思われている少数言語の大部分は、実際には既に正書法体系を取り揃えている場合が多く、その大部分は所属する国家の支配的言語が使う文字またはラテン文字に基盤がある。これは、ラテン文字が世界で一番広く通用する文字であり、ヨーロッパに基盤を持つ一方で比較的特定国家や民族の文化を代表しない中立性を持っており、既に[[マレー語]]や[[インドネシア語]]、[[ベトナム語]]([[クオック・グー]])、[[トルコ語]]、[[スワヒリ語]]など多くの非印欧系言語を表記するのに広く使われており、印刷やコンピュータ処理などに簡潔だという長所のためである。また何よりこれら少数言語保存のために努力している人々がラテン文字使用者だからである([[ラテン文字化]] / [[キリル文字化]] / [[アラビア文字化]]も参照のこと)。
文字がないと思われている少数言語の大部分は、実際には既に正書法体系を取り揃えている場合が多く、その大部分は所属する国家の支配的言語が使う文字またはラテン文字に基盤がある。これは、ラテン文字が世界で一番広く通用する文字であり、ヨーロッパに基盤を持つ一方で比較的特定国家や民族の文化を代表しない中立性を持っており、既に[[マレー語]]や[[インドネシア語]]、[[ベトナム語]]([[クオック・グー]])、[[トルコ語]]、[[スワヒリ語]]など多くの非印欧系言語を表記するのに広く使われており、印刷やコンピュータ処理などに簡潔だという長所のためである。また何よりこれら少数言語保存のために努力している人々がラテン文字使用者だからである([[ラテン文字化]] / [[キリル文字化]] / [[アラビア文字化]]も参照のこと)。

2020年12月26日 (土) 00:04時点における版

ハングル優越主義(ハングルゆうえつしゅぎ)では、韓国において、主に民族主義に基づきハングルが世界のどの文字体系よりも優れているとする立場を述べる。ハングル民族主義ハングル中心主義などとも呼ばれる。

ハングル優越主義者は、韓国の識字率の高さはハングルの優越性に因るとしているが、李氏朝鮮末期の8割近い文盲[1][2]、その後1910年日本統治以降の初等教育の普及(就学率1910年1.0%、1943年49.0%)[3]による識字率の向上がある。

ハングルの起源に対する学説

一般には子音要素の字形は舌根閉鎖の形、舌尖閉鎖の形、唇を閉じた形、歯の形、喉へ通じる形を元にし、母音要素は易の「天・地・人」三才の思想と五行思想から吟味されて字形が創られたとされる[4]。字形については、『訓民正音』や『世宗実録』に「字倣古篆」との記述があり、漢字篆書体との関係が考えられてきた。

コロンビア大学ガリ・レッドヤード英語版名誉教授は、上述の「字倣古篆」の「古篆」を当時「蒙古篆字」として知られていた元朝パスパ文字であるとし、ハングルはパスパ文字を参考に考案された文字であるとの見解を示している。レッドヤードはまた、ハングルのいくつかの字母の形や合成字母の作成方法について、パスパ文字との類似性を指摘している。この説が正しければ、ハングルはブラーフミー系文字アラム系文字を経てヒエログリフに遡る一連の文字の系統につらなることになり、フェニキア文字を通してラテン文字とも同系統になる。この場合、ハングルの は系統的にはギリシア文字Γ Δ Λ Βに、すなわちラテン文字のC/G D L Bに相当するとしている(もパスパ文字・チベット文字を通してこの系統に属する「s」音を表す文字だとしているが、「s」音を表す文字の歴史は複雑で、チベット文字とギリシア文字の間での系統関係の再構成は困難である)。

また高麗大学校鄭光名誉教授は、の影響を大きく受けた高麗だけでなく、朝鮮初期の知識人もパスパ文字については相当な知識を身につけていたとした上で、ハングルは漢字音を表記するために創られたと考えており、中国の漢字音を表記するための手段だったこと、中国の伝統的な頭子音を表す36字母を基本に作られたこと、母音の概念を込めた喩母字7つを導入したという点でパスパ文字から影響を受けたとしている。しかし海外で展開されているような、字形そのものもパスパ文字から変形・模倣したとの説に対しては否定的であり、「中声(母音字)を独立させて初声(頭子音字)とともに人類最初の字母文字を作ったのは事実」とする。また当時において「韓国語の音韻を分析し、子音と母音を抽出してここに文字を一つひとつ対応させて作った」というのは誤解であるとし、言語学での音韻分析は19世紀に初めて提起された方法であり、これを韓国人が560年も前に認識していたとの考えは「現代的な偏見」であるとしている[5]

文字要素の構成法(組み合わせ方)に関しては、ウイグル文字に影響を受けた契丹文字(契丹小字)からの影響であると考える学者もいる(西田龍雄など)。しかしどちらも漢字の影響と考えることもできる[6]し、また初期のハングルにおいて三重子音要素をも横に並べ、母音を含めて横は最大4つの要素を並べることができた点は漢字とも契丹小字とも異なる発想である。これらの点からすると、漢字の影響ともチベット文字の影響ともすることができる[7]

また、訓民正音が古篆を手本にしたという内容を解釈する時に、「古篆とは古朝鮮で使われたカリムト(加臨土、加臨多、ko:가림토)文字だ」と主張される場合がある。この主張は、『桓檀古記』を論拠としている。さらに、カリムト文字が日本の神代文字(の一種とされる阿比留文字)、インドのサンスクリットグジャラート語、モンゴルのパスパ文字の母体になったという主張もある[8]

しかし、カリムト文字の出所である『桓檀古記』は偽作というのが韓国学界の定説であり、カリムト文字についても同様である[9]。カリムトで書かれた文献や碑石などの資料がない点、カリムトの字が現代朝鮮語と非常に違った古代朝鮮語の音韻体系を反映したものだと見るのが難しい点、そして運用に便利な表音文字があるのに漢字を輸入して使う必要性があるのかなどの多くの疑問点がある。さらに、日本の神代文字も後代の偽作というのが学界の定説である[10]

世界の記憶

1997年に、ハングル作成の背景と原理を記録した『訓民正音解例本』(大韓民国指定国宝70号)が、ユネスコ世界の記憶(世界記憶遺産)に登録された。

これに関して、しばしば「ハングル」そのものが世界記憶遺産[11]世界文化遺産[12]の指定を受けたと報じられることがあるが、ユネスコでは「特定の文字」や「言語自体」は世界遺産や世界の記憶、人類口伝及び無形遺産傑作等への指定の対象外となっており、誤りである。

なお、識字率増進に力を尽くした人に与えるユネスコ世宗識字賞があるが、これは大韓民国政府が推進して制定されたもので、大韓民国政府が賞金を全額支援している。

世界文字オリンピック

2009年、韓国の国際神学大学院大学が主催して、ハングル学会などが後援する第1回世界文字オリンピック[13]韓国のソウルで開催されハングルが1位となり、世界最高の文字と韓国内で認められた[14]。第2回世界文字オリンピックは2012年にタイバンコクで開催され、第1回に続いてハングルが1位となった。第3回は開催されず2014年後半に公式サイトは閉鎖された。

また近年、「ハングルが世界中の言語学者の間で最も優秀な文字であると認定されており、国連が文字のない民族に対してハングルの普及を推進している」という主張が小学生用の国定道徳教科書に掲載されていた。しかし、2011年3月に韓国の中央日報や国民日報などの報道で、これがインターネットで広まった噂であり、事実でないことが指摘された。教育科学技術部は記述を訂正する姿勢を表明している[15]

2013年には「ハングルの優秀性」をアピールするハングル博物館がソウルの龍山に開館した[16]

朝鮮語以外のハングル表記

独自の文字を持たない民族に、ハングルを表記文字として採用することを勧める人や団体(「訓民正音学会」など)がある[17]。実際、2009年には、インドネシア南東スラウェシ州ブトゥン島バウバウ市が、土着語チアチア語を表記する文字としてハングルを採択した[18](ただし2011年10月現在、この計画は非常な困難に直面しているという[19])。また韓国政府は、ボリビアのアイマラ族に対するハングル普及事業も進めている[20]2009年8月7日時点でのNHKの報道によれば、ハングル学会の働きかけの結果、インドネシアチアチア族が、ハングルの採用を決めたという。しかし実際には、現地に派遣された韓国教師はおらず、ハングルがチアチア族の公式文字に採択された事実もない[21]

一方で、「ハングルの国際化」に対する過熱気味の報道もある。例えば、2001年ハングルの日に、文化放送は、ある言語学教授がラフ族にハングルを普及するという内容のドキュメンタリー『ハングル、ラフ村に行く』を放送した。しかしこのドキュメンタリー撮影に参加したある大学院生は後日、その放送が演出されたものであり、ラフ族はローマ字でラフ語を記録して来たから、新しい文字は必要なかったと明らかにした[22]

また2004年には、慶北大学校東ティモール大統領(シャナナ・グスマン)夫人一行に対し、公用語であるテトゥン語の表記手段としてハングルを採択するよう提案した、という報道資料を出したが、実際には内部で検討されたものの提案は行われていなかった[23]。東ティモール人は以前からローマ字でテトゥン語を表記してきたため、新たな文字体系を導入する必要はない。

ハングル輸出の難しさ

例えば日本語をハングルで表そうとする場合、濁音、「」を標準的表記法(一例)で正確に表すことは難しい。さらに、ㄱㄷㅂㅈは、原則として語頭で無声音になるため、例えば「다시」が、「ダシ」ではなく「タシ」に近い音となる。「ザ行」も「[tʃ/dʒ]で代用するため、代用表記そのままで発音すると「ざる」が「チャル」、「かざり」が「カヂャリ」に近い音になる。またハングルには "F" にあたる子音字がなく(通例外国語を表記する際はで代用するが、で代用される場合もある)、後に母音が来ない子音は何らかの母音をつけて表記する場合もある(例:psi(ψ)→프시/pɯsi/)。

また、特定言語がどんな文字を使用するかは、政治・宗教・アイデンティティの問題と密接に関連する。さらに、少数言語の保存は政治、経済、文化的自立など言語外的な環境に大きく左右される。ハングル輸出の成否は、表記法としての効率性以外にも、これら諸要因を含めて考える必要がある。

例えば、ソビエト連邦地域で使われる小規模言語が、ソビエト連邦の崩壊以後にキリル文字からラテン文字(ローマ字)に表記体系を変えたことは、主にソ連支配に対する反感という政治的な理由による。[独自研究?]また、イスラム教文化圏の言語がしばしばアラビア文字で表記されるのは文化·宗教的な理由からである。[24] 文字がないと思われている少数言語の大部分は、実際には既に正書法体系を取り揃えている場合が多く、その大部分は所属する国家の支配的言語が使う文字またはラテン文字に基盤がある。これは、ラテン文字が世界で一番広く通用する文字であり、ヨーロッパに基盤を持つ一方で比較的特定国家や民族の文化を代表しない中立性を持っており、既にマレー語インドネシア語ベトナム語クオック・グー)、トルコ語スワヒリ語など多くの非印欧系言語を表記するのに広く使われており、印刷やコンピュータ処理などに簡潔だという長所のためである。また何よりこれら少数言語保存のために努力している人々がラテン文字使用者だからである(ラテン文字化 / キリル文字化 / アラビア文字化も参照のこと)。

しかし、彼らは多くの場合、母語を捨て、支配的言語を使用するようになる。これは、母語を維持するよりその国の支配的言語を習得するほうがずっと役に立ち、その社会での生存に直結するからである。[独自研究?]これは、方言の使用や保存より標準語の習得が現実的利益になることと広い意味で似ている。このように、少数言語の保存は政治、経済、文化的自立など言語外的な環境に大きく左右される。

オンヌリ・ハングル

通常のハングルでは無理だが、ハングルの造字原理に沿って文字数を拡張した「オンヌリ・ハングル表記法」を使えば、世界中の言語を正確に表記できると主張する学者もいる(オンヌリは「全世界」の意)。この表記法によれば、例えばv音は、f音はの字形で表記される。オンヌリ・ハングルの考案者である鄭元洙(チョン・ウォンス)忠南大学教授は「この方式で日本語の350種類、中国語の420種類の音節をほぼ完全にハングルで表記できる」「複雑な中国語をハングルで表記できる以上、ヒンディー語タイ語アラビア語などにも十分に適用できる」「読み書きがし易く、科学的なハングルで、文字を持たない民族の言語を表記できる日も必ずやってくるだろう」と主張している[25]

ハングルの情報化

ハングル2ボル式キーボードがローマ字QWERTY配列より効率的な点、そして携帯電話用ハングルキーパッドがローマ字キーパッドより効率的な点をあげて、「大韓民国がハングルのおかげでIT強国になることができた」という主張をする人もいる[26]。しかしこれは、タイプライターの限界点を考慮するしかなかったQWERTY配列や、ABC順に配列された携帯電話キーボードに比べ、後代に出て、もう少し効率性を計算して作ることができたからである。実際にローマ字キーボードの中にはQWERTY配列より効率的なDvorak配列が開発されている。

ハングルはローマ字と違い、音節形態で処理するから情報化時代の検索と文字処理に有利だと主張する人もいる[27]。実際には、単純に並べる形態で処理するローマ字とは違い、ハングルは初声・中声・終声が合わさる形態になっているから、入出力及び検索などの処理過程がとても複雑な文字に属する[28]。文字検索の場合にも、一般的なワープロプログラムでは大部分がローマ字「A」を含む単語を検索する機能を支援するが、「」を含む単語を検索する機能を支援するプログラムはほとんどない。それにユニコード領域のハングル文字の数は、完成された字だけで11172個もある。これは、ANSI標準が127個であるのに比べてとてつもなく多い数字である。

脚注

  1. ^ 1945年の「解放」当時南朝鮮の12歳以上の総人口の78%は依然としてハングル文盲であった「日本統治下末期の朝鮮における日本語普及・強制政策」井上薫(北海道大学教育学部紀要1997.6)[1]PDF-P.2なおこのデータはG.H.Q. U・S Army Forces, Summation of U・S Army Military Government Activities in Korea Vol.2. No.5-16, 1946, p.32による。
  2. ^ 戦後米軍政府により行われた統計(推計?)ではソウル市では68%が、南朝鮮全体で77%が仮名やハングルなどを含めた文盲であったとされる。「米韓関係における政治教育とソフトパワー」尹敬勲(埼玉学園大学紀要2009.12)[2](P.237)。なお日本側の調査では1934年10月調査で朝鮮全土で『仮名とハングルともに』読み且つ書ける者は朝鮮人で6.79%、日本人で6.21%であった。井上薫1997.06、PDF-P.12。
  3. ^ 「普通初等学校への就学率は1910年で1.0%、1923年で2ケタ台にのり11.2%、1935年で21.7%、1943年で49.0%」井上薫1997.06、PDF-P.8
  4. ^ 大江孝男「ハングル」『言語学大辞典 別巻 世界文字辞典』三省堂、2001年。767-8ページ。
  5. ^ 中央日報訓民正音、モンゴル‘パスパ文字’の影響受けた」2008年11月18日
  6. ^ 中村雅之「表音文字の配列」『KOTONOHA』第72号(2008年11月)
  7. ^ 吉池孝一「ハングル」(2010.2.16) 愛知県立大学「古代文字資料館」HP
  8. ^ 한글의 뿌리(ハングルのルーツ)チョガンネ論説室長、江原日報コラム「言中言」、2007年10月10日。
  9. ^ 한글의 뿌리(ハングルのルーツ)チャンインチョル論説委員、韓国日報コラム「地平線」、2011年11月5日。
  10. ^ 阿比留文字がハングルに字形が似ていることは事実である。逆に、ハングルが阿比留文字を元に作られたと主張する論者もいるが、これも認められていない。詳しくは当該記事を参照のこと。
  11. ^ 한글날에 생각하는 아름다운 말과 글(ハングルの日に思う美しい言葉と文)朝鮮日報社説、2006年10月8日。 제556돌 한글날 기념식(第556周年ハングルの日記念式)ハンギョレ新聞、2002年10月9日。
  12. ^ 한글날의 의미를 되새기자(ハングルの日の意味を振り返ろう)少年朝鮮社説、2000年10月9日。
  13. ^ 世界文字オリンピック 公式サイト(韓国語、英語)
  14. ^ 한글, 세계 최고의 문자에 선정 제1차 세계문자올림픽 성공리에 폐막「ハングル、世界最高の文字に選定 第1回世界文字オリンピック成功裡に閉幕」基督教タイムズ 2009年10月15日
  15. ^ アリランに続いて「世界で最も優秀な字、ハングル選定」もデマ…国定教科書、検証なしで載せられる(国民日報クッキーニュース 2011年3月25日)、世界で一番美しい曲1位「アリラン」は‘デマ’?(中央日報2011年3月25日)
  16. ^ 「ハングル博物館」着工式開く、2013年に開館、聨合ニュース 2011年7月13日
  17. ^ 한글을 무문자 종족문자로(ハングルを無文字種族の文字に)連合ニュース、2007年10月3日。
  18. ^ “印尼 소수민족 공식 문자로 한글 채택”(『インドネシア少数民族の公式文字にハングル採択』)連合ニュース、2009年8月6日作成、2009年8月6日確認。インドネシアでハングルに脚光(東洋経済日報2009年8月14日、2010年6月18日確認。)
  19. ^ 한글날의 비보..찌아찌아족 한글사업 무산 위기(ハングルの日の悲報…チアチア族ハングル事業霧散危機)朝鮮日報、2011年10月9日。契約不履行が原因、ハングルのインドネシア輸出計画が失敗(サーチナ2011年10月10日、2011年12月9日確認)
  20. ^ 韓国がハングル表記事業を推進、チアチア族の次はボリビア原住民(サーチナ2011年4月26日、2011年12月11日確認)
  21. ^ 찌아찌아족 한글 도입 2년… 그동안 어떤 일이 - 세계일보 -(チアチア族ハングル導入2年…その間どんな事が) - 世界日報(韓国語)2011年4月14日
  22. ^ ‘라후족 한글 수출 TV쇼’의 이면](「ラフ族ハングル輸出TVショー」の裏面)メディアオヌル2004年1月19日。
  23. ^ 동티모르 언어 훈민정음 표기추진 (東ティモールに訓民正音表記推進)ハンギョレ、2004年1月10日。‘동티모르에 한글 수출’ 해프닝 결론(「東ティモールへのハングル輸出」ハプニングの結論)東亜日報、2004年1月14日。
  24. ^ 注 |すでにウズベキスタンウズベク語)、トルクメニスタントルクメン語)、アゼルバイジャンアゼルバイジャン語)がラテン文字表記への切り替えを完了しており、カザフスタンカザフ語をラテン文字への切り替えを検討中。キルギス(キルギス語)とタジキスタンタジク語)はキリル文字の使用を継続する。これらの言語は、中華人民共和国アフガニスタンイランなどの旧ソ連領以外の民族居住地ではアラビア文字で表記されることが多い。このほかにはオセット語南オセチアおよび北オセチア)やアブハズ語アブハジア)、ウクライナ語ベラルーシ語はキリル文字でのみ表記され、エストニア語ラトビア語リトアニア語はラテン文字でのみ表記される。アルメニア語グルジア語に至っては、文字もそれぞれ独自のアルメニア文字グルジア文字を使用する。
  25. ^ 朝鮮日報online世界のあらゆる言語をハングルで」、2007年10月10日
  26. ^ 한국이 IT강국이 된 까닭은 '한글' 덕분(韓国が IT強国になったわけは「ハングル」のおかげ)Jejusori.net 2007年10月8日。
  27. ^ 정보화시대 앞서가는 한글의 과학성(情報化時代に先行するハングルの科学性)「科学短信」エッセイ、コチャンス・漢城大国語国文学科教授、2011年12月11日確認。
  28. ^ 웹으로 진화하는 한글 정보화(ウェブで進化するハングル情報化)電子新聞2006年10月12日社説、「ハングル専門家といっしょにハングルのはなし」ブログ2007年1月16日記事より再引用。

関連項目