「白陵中学校・高等学校」の版間の差分
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2020年12月25日 (金) 09:01時点における版
白陵中学校・高等学校 | |
---|---|
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人三木学園 |
理念 |
責任感と勇猛心ある 人材の基礎を培うこと |
校訓 |
研究と訓練 (cura et disciplina) 独立不羈 正明濶達 |
設立年月日 |
1963年3月30日 (設立および設置認可日) |
創立記念日 | 1962年11月9日 |
創立者 | 三木省吾 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型(外部混合有) |
課程 | 全日制課程 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 28540E |
所在地 | 〒676-0827 |
北緯34度48分8.6秒 東経134度46分8.2秒 / 北緯34.802389度 東経134.768944度座標: 北緯34度48分8.6秒 東経134度46分8.2秒 / 北緯34.802389度 東経134.768944度 | |
外部リンク | 白陵中学校・高等学校 |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
白陵中学校・高等学校(はくりょうちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、兵庫県高砂市阿弥陀町に所在し、中高一貫教育を提供する私立中学校・高等学校。
高等学校では、高等学校第3学年で混合してクラスを編成する併設混合型中高一貫校。姉妹校に岡山白陵中学校・高等学校(1976年創立。岡山県赤磐市)がある。
教育
週6日制である。月曜日は授業時間が50分だが、火〜土は60分授業の「重装備カリキュラム」となっている。数学IIIは文系でも高3まで必修である。理科も社会も全教科学習する。高校1年時では理科は全員が物理基礎、化学基礎、生物基礎を学習する。また、高校2年からは理系・文系に分かれるが、理系でも社会は倫理と政治経済が必修(加えて世界史B、日本史B、地理Bから選択)である[1][2]。
高校2年までに中学・高校の全範囲を終了し、高校3年の1年間で受験勉強に専念することになる。
かつては毎日小テストがあり、勉強させるカリキュラムであったが、知識注入型ではない教育を試行錯誤し、実験や自由研究といった体験プログラムなど、生徒たちの興味や関心を高める独自カリキュラムが編成されている[1]。
また、中学校3年間(高校からの入学生は高1)と高2で週1時間の柔道が必修となっている。
クラス編成
中学の定員が2012年に175名の5クラス編成となり、それに伴い2015年の高校からの募集定員は若干名となった。
年表
- 1963年(昭和38年)3月30日 - 設立
- 1965年(昭和40年)4月 - 生徒食堂(木造校舎)完成
- 1966年(昭和41年)5月 - 講堂兼体育館完成
- 1974年(昭和49年)1月 - 武道館(柔道場)完成
- 1978年(昭和53年)7月 - 第3校舎(理科棟)完成
- 1982年(昭和57年)11月 - 創立20周年記念式典挙行。白陵会館完成。
- 1986年(昭和61年)6月 - 第4寮完成
- 1989年(平成元年)1月 - 本部棟完成
- 1997年(平成9年)4月 - 技芸棟(芸術・家庭科棟)完成
- 1998年(平成10年)- 中学の定員が140名になり、中学女子1期生入学
- 2001年(平成13年)5月1日 - 40周年記念棟(体育館・大講堂)竣工式典挙行
- 2006年(平成18年)4月 - 第4校舎完成
- 2007年(平成19年)3月 - 第1校舎完成(新築建替)
- 2008年(平成20年)3月 - 第2校舎完成(新築建替)
- 2012年(平成24年)- 中学の定員が175名になる
- 2015年(平成27年)- 高校入試の募集定員が若干名になる
- 2018年(平成30年)- この年から中学入試要項が変更になる。
主な学校行事
- 4月 - 1学期始業式、入学式・入寮式、オリエンテーション、授業参観(中学)
- 5月 - 中間考査、修学旅行(中3、東北・北海道3泊4日)、中1臨海学習(みろくの里2泊3日)、育友会総会、東京大学見学会(高3)
- 6月 - 球技大会、修学旅行(高2、ロンドン5泊7日(2016年~はテロなどにより北海道に変更されている))
- 7月 - 期末考査、1学期終業式、夏期補習授業(前期)、キャンプ(中2、ハチ高原2泊3日)
- 8月 -夏期補習授業(後期)
- 9月 - 2学期始業式、文化祭、運動会
- 10月 - 中間考査、保護者会
- 11月 - 創立記念日(9日)、文化講演会
- 12月 - 期末考査、2学期終業式、冬期補習授業
- 1月 - スキー実習(希望者)、3学期始業式、中学入試、百人一首大会(中学)
- 2月 - 高校入試、高校卒業式、柔道大会
- 3月 - 学年末考査、中学卒業式、3学期終業式、春期補習授業
中学入試制度
2018年度(平成30年度)の中学入試から入試要項が変更になる。これまでは、国語60分100点、理科60分100点で、さらに算数は1次(40分40点)と2次(50分60点)に分かれていた。
しかし、入試制度が変更になり、国語は評論、小説の大問2つの編成ではなく、さらにそれに言葉の知識を問う大問が加えられることになる。それにより、70分120点となる。
また、算数は1次と2次が一本化し、70分100点となる。さらに理科は分野横断的な問題も出題され、より科学的思考が求められるようになり70分100点となる。
生徒会活動・部活動など
運動部
- 柔道部
- 剣道部
- 空手道部
- バレーボール部
- ソフトテニス部
- バスケットボール部
- 野球部
- 軟式野球部(中学)
- サッカー部
- 陸上部
- 卓球部
- 女子ソフトテニス部
文化部
- ブラスバンド部
- 放送部
- 新聞部
- 写真部
- 化學部 - ウェイバックマシン(2013年7月4日アーカイブ分)
- 2人の国際化学オリンピック銀メダリストを輩出した
- 生物部
- E.S.S
- 美術部
- 書道部
- 茶道部
- 歴史研究部
- 鉄道研究部
- 天文部
- 将棋部
- 文芸部
- C.P.C.(コンピューター・プログラミング・クラブ)
学校設備
- 本部校舎棟
- 第一校舎
- 中学教室 (J1)
- 高校教室
- 英語科教室
- IT教室
- 視聴覚教室
- 美術教室
- 生徒会室
- 放送室
- 大教室
- 第二校舎
- 中学教室 (J2.3)
- 社会科教室
- ふれあいルーム
- コモンスペース
- 第三校舎(理科棟)
- 化学室
- 物理室
- 生物室
- 理科実験室
- 技芸棟
- 音楽室
- 美術室
- 被服室
- 書道室
- 女子更衣室
- 記念棟
- 武道館
- 柔道場
- 旧・講堂兼体育館
- 白陵会館
- 会館ホール
- 図書室
- 茶道室
- 喫茶室
- 第四校舎
- 食堂
- 白陵寮
- プールは存在しない。また体育の授業の中に水泳は存在せず、中学・高校を通して水泳に関する行事もない。
大学進学状況
国公立大学の場合、東京大学、京都大学、大阪大学、神戸大学に毎年それぞれ十数名程度の合格者を輩出している。私立大学では、早稲田大学、慶應義塾大学、同志社大学、立命館大学などにそれぞれ数十名程度合格している[3]。
関係者
歴代理事長
- 三木省吾 - 1963.4〜1983.7
- 三木一正 - 1984.11〜現在(1983.7〜1984.11は代行)
歴代校長
- 河路甲午郎 - 1963.4〜1968.3
- 三木省吾 - 1968.4〜1983.7
- 吉岡喬 - 1984.1〜1985.3(1983.7〜1983.12は代行)
- 八木誠造 - 1985.4〜1998.3
- 浅江季典 - 1998.4〜2004.3
- 吉田卓 - 2004.4〜2009.11
- 斎藤興哉 - 2009.12〜2017.3(執務代行)
- 宮崎陽太郎 - 2017.4~2018.7
著名な出身者
- 植田博樹(TBSプロデューサー)
- 宮嶋茂樹(報道カメラマン)
- 桂阿か枝(落語家)
- 熊谷俊人(千葉市長)
- 北口寛人(兵庫県議会議員、元明石市市長)
- 稲富修二(国民民主党衆議院議員)
- 秋野公造(公明党参議院議員)
- 岡田康裕(加古川市市長、元衆議院議員、米国公認会計士)
- 小紫雅史(生駒市長、環境官僚)
- 宮原博昭(学研ホールディングス社長)
- 山本幸治(プロボウラー)
- 野田成人(オウム真理教元幹部)
- 豊田亨(元死刑囚、オウム真理教幹部、科学技術省次官)
- 上山和樹(著作家、中退)
- 梅谷英生(フィギュアスケート選手)
- 田中英祐(元プロ野球選手)
最寄駅
姉妹校
脚注
- ^ a b “白陵高等学校教育課程表(平成30年度入学生)”. 白陵高等学校. 2018年9月23日閲覧。
- ^ “白陵中学 [中学受験] All About”. All About. 2015年8月28日閲覧。
- ^ http://www.hakuryo.ed.jp/shingaku.html