「Lotus Symphony」の版間の差分
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2020年12月23日 (水) 21:59時点における版
開発元 | IBM |
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初版 | 2007年9月18日[1] |
最新版 |
3.0.1
/ 2012年1月18日 |
対応OS | Linux / Mac OS X / Windows |
サポート状況 | 開発停止 |
種別 | オフィススイート |
ライセンス | プロプライエタリ(フリーウェア) |
公式サイト | IBM Lotus Symphony |
Lotus Symphony(ロータス シンフォニー)は、かつてIBMが提供していた無償のオフィススイートである。
ワープロソフト「Lotus Symphony Documents」、表計算ソフト「Lotus Symphony Spreadsheets」、プレゼンテーションソフト「Lotus Symphony Presentation」から構成され、OpenOffice.orgとほぼ同等の機能を備える。英語、日本語、フランス語、中国語など26カ国語に対応する。
OpenOffice.orgとEclipseを基にIBMが改良しており、各種プラグイン用の開発キットも提供されている。
2011年7月14日、IBMはLotus SymphonyのソースコードをApache OpenOfficeプロジェクトへ寄贈することを発表[2]、2013年の初頭には既在の使用者にIBM版Apache OpenOfficeへの移行を促す計画がされている。[3]これに伴い、Lotus Symphonyの開発は事実上終了した。
特徴
- OpenDocumentに対応
- Microsoft Officeのファイルを開いた場合の再現性が、OpenOffice.orgよりも高い場合がある
- バージョン1.3よりMicrosoft Office 2007のファイルもインポート可能となった
- タブブラウザのようなタブ切り替え機能(OpenOffice.orgにもない機能)
対応OS
Lotus Symphonyは、下記のオペレーティングシステム (OS) において動作する。[4]
開発
- バージョン 3.0
- 2010年10月21日、OpenOffice.org 3のソースコードに基づくバージョン 3.0をリリース[5]。VBAスクリプトおよびODF 1.2標準、Office 2007 OLEに対応した[6]。
- バージョン 3.0.1
- 2012年1月18日、バージョン 3.0.1をリリース[7]。いくつかの不具合が修正された[8]。
関連項目
- オフィススイートの比較
- ロータス (ソフトウェア)
- ロータス・スーパーオフィス
- OpenOffice.org
- Apache OpenOffice
- OpenDocumentをサポートするアプリケーションの一覧
脚注
- ^ “IBM Releases Office Desktop Software at No Charge to Foster Collaboration and Innovation”. IBM Corporation (2007年9月18日). 2010年10月29日閲覧。
- ^ “IBM Donates Lotus Symphony Source Code to the Apache OpenOffice Project” (英語). IBM Corporation (2011年7月14日). 2011年8月17日閲覧。
- ^ Buzzmaster1 (2012年2月3日). “IBM's plans for the future of Lotus Symphony combining the best of Lotus Symphony with the new Apache OpenOffice Project.” (英語). 2012年2月19日閲覧。
- ^ “IBM Lotus Symphony - Installation Guide”. IBM Corporation (2010年). 2010年10月29日閲覧。
- ^ “Lotus Symphony Version 3 is NOW AVAILABLE”. IBM Corporation (2010年10月21日). 2010年10月29日閲覧。
- ^ “IBM Lotus Symphony リリース・ノート”. IBM Corporation (2010年). 2010年10月29日閲覧。
- ^ “Lotus Symphony 3.0.1 is HERE !!!!!”. IBM Corporation (2012年1月18日). 2012年2月2日閲覧。
- ^ “IBM Lotus Symphony Release Notes”. IBM Corporation (2012年1月18日). 2012年2月2日閲覧。