「1990年アジア競技大会における柔道競技」の版間の差分
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2020年12月20日 (日) 05:52時点における版
1990年アジア競技大会における柔道競技は1990年9月28日から10月1日の4日間にわたって、中国の北京で開催された。今大会から女子も実施されることになった[1]。
大会結果
男子
階級 | 金 | 銀 | 銅 |
---|---|---|---|
60kg以下級 | 越野忠則 | 金鐘万 | ダシュゴンビン・バトゥルガ パク・ハキョン |
65kg以下級 | 大熊政彦 | 金鐘洙 | ホアン・チェンルン 高二偉 |
71kg以下級 | 鄭勲 | 李昌寿 | 古賀稔彦 アルタギン・ブヤンジャルガル |
78kg以下級 | 金炳周 | 李金山 | 高波善行 リアウ・デルチェン |
86kg以下級 | 岡田弘隆 | 金昇奎 | パク・チョンチョル 趙治山 |
95kg以下級 | 甲斐康浩 | 姜法斌 | パク・ウンゴイ 白長基 |
95kg超級 | ファン・ジェキル | バドマニャムブ・バットエルデネ | 小川直也 金建秀 |
無差別 | 関根英之 | 金建秀 | イェン・クオチェ バドマニャムブ・バットエルデネ |
女子
階級 | 金 | 銀 | 銅 |
---|---|---|---|
48kg以下級 | 江崎史子 | 李愛月 | 黄玉欣 玉京淑 |
52kg以下級 | 植田睦 | 常鳳霞 | ユ・ワイスン 朴美姫 |
56kg以下級 | 李忠雲 | ツァイ・シュウヒュイ | プラティープ・ピニトウング 曹敏仙 |
61kg以下級 | 金香蘭 | 小林貴子 | リアウ・ティエンイン 金成恵 |
66kg以下級 | 張迪 | 藤本涼子 | タンダル・シト・ナイン 朴志暎 |
72kg以下級 | 田辺陽子 | 呉衛鳳 | プジャワティ・ウタマ 金美廷 |
72kg超級 | 張穎 | 鈴木香 | チェン・メイヒュイ 文祉允 |
無差別 | 荘暁岩 | 文祉允 | 田辺陽子 チェン・リンジェン |
各国メダル数
順 | 国・地域 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 日本 | 8 | 3 | 4 | 15 |
2 | 中国 | 5 | 5 | 2 | 12 |
3 | 韓国 | 2 | 5 | 9 | 16 |
4 | 北朝鮮 | 1 | 1 | 3 | 5 |
5 | モンゴル | 0 | 1 | 3 | 4 |
6 | チャイニーズタイペイ | 0 | 1 | 7 | 8 |
7 | 香港 | 0 | 0 | 1 | 1 |
インドネシア | 0 | 0 | 1 | 1 | |
ミャンマー | 0 | 0 | 1 | 1 | |
タイ | 0 | 0 | 1 | 1 | |
Total | 16 | 16 | 32 | 64 |
判定を巡る騒動等
- 71kg級準決勝の古賀稔彦対韓国の鄭勲戦にて、古賀が出足払で有効に近いポイントを取りながら、それが効果ポイントにさえならず、結果として判定負けを喫することになった。試合後、日本選手団はこの判定に対してビデオテープと証拠写真を添付して抗議すると、審判は過ちを認めて謝罪した。しかし、試合後ということもあり結果が覆されることはなかった[1]。
脚注
- ^ a b 「特集 第11回アジア大会柔道競技」近代柔道 ベースボールマガジン社、1990年11月号
- ^ 北朝鮮リ・チャンスの「炭鉱送り」を柔道的視点で考察する