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2020年12月19日 (土) 16:43時点における版
神田 利雄(かんだ としお、1851年? - 1876年(明治9年)10月28日)は明治時代初期の巡査。秋月の乱で反乱軍に殺害された殉職警察官。
略伝
萩・長州藩士の家に生まれる。叔父の寺内正員警部が福岡県に在職中であった関係から、明治8年初夏、24歳で3等巡査、のち2等巡査に進み、大隈分屯所長格で、数名の部下と警察任務にあたった。
大隈分屯所で1人で勤務中、秋月から豊津へ向かう途中の反乱軍に捕らえられる。田川郡猪膝まで連行され、豊津士族との交渉が不調でいらだつ反乱軍によってなぶり殺しにされた。25歳。
秋月暴徒から萩出身なのであれば、前原一誠に従って反乱に加担せよと言われ、拒否したという。