「コフーン準男爵」の版間の差分
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== コフーンのコフーン準男爵 (1625年) == |
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'''コフーンのコフーン準男爵'''(Colquhoun baronetcy, of Colquhoun)は、ルスの[[コフーン氏族]]である{{仮リンク|ジョン・コフーン (初代準男爵)|label=ジョン・コフーン|en|Sir John Colquhoun, 1st Baronet}}が[[1625年]][[8月30日]]にノバスコシア準男爵として叙位されたのにはじまる<ref>{{Cite web |url=http://thepeerage.com/p24572.htm#i245712|title=Sir John Colquhoun of Luss, 1st Bt.|accessdate= 2019-11-08 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>。娘アンしかなかった5代準男爵[[ハンフリー・コフーン (第5代準男爵)|ハンフリー・コフーン]]は、[[1704年]][[3月30日]]に準男爵位を王冠に一度返還し、[[4月29日]]に新たな継承方法を規定されたうえで再度与えられた。これにより娘婿の{{仮リンク|ジェイムズ・グラント (第6代準男爵)|label=ジェイムズ・グラント|en|Sir James Grant, 6th Baronet}}と、彼とアンの間の男系男子を相続人とする準男爵位となった<ref>{{Cite web |url=http://thepeerage.com/p24574.htm#i245737|title=Sir Humphrey Colquhoun of Luss, 5th Bt.|accessdate= 2019-11-08 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>。これにより彼の死後は準男爵位はグラント家へ移り、9代準男爵{{仮リンク|ルイス・アレグザンダー・グラント=オギルヴィ (第5代シーフィールド伯爵)|label=ルイス・グラント|en|Lewis Alexander Grant-Ogilvy, 5th Earl of Seafield}}が[[1811年]]に[[スコットランド貴族]]爵位第5代{{仮リンク|シーフィールド伯爵|en|Earl of Seafield}}(男子なき場合に女子相続が規定されている)を継承したため、その従属称号となった。その後、9代シーフィールド伯爵(13代準男爵)は[[1884年]][[6月17日]]に[[連合王国貴族]]爵位{{仮リンク|ストラスペイ男爵|en|Baron Strathspey}}に叙された。しかし、[[1915年]][[11月12日]]に娘しかなかった[[ジェームズ・オギルヴィ=グラント (第11代シーフィールド伯爵)|第11代シーフィールド伯爵]]が死去した際に、男系男子に限定されるストラスペイ男爵と準男爵位は11代伯の女系に継承が行われたシーフィールド伯爵と分離して、10代伯の次男に継承された。以降準男爵位はストラスペイ男爵位の従属称号として彼の子孫に受け継がれて存続している<ref name="CP ES">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk |
'''コフーンのコフーン準男爵'''(Colquhoun baronetcy, of Colquhoun)は、ルスの[[コフーン氏族]]である{{仮リンク|ジョン・コフーン (初代準男爵)|label=ジョン・コフーン|en|Sir John Colquhoun, 1st Baronet}}が[[1625年]][[8月30日]]にノバスコシア準男爵として叙位されたのにはじまる<ref>{{Cite web |url=http://thepeerage.com/p24572.htm#i245712|title=Sir John Colquhoun of Luss, 1st Bt.|accessdate= 2019-11-08 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>。娘アンしかなかった5代準男爵[[ハンフリー・コフーン (第5代準男爵)|ハンフリー・コフーン]]は、[[1704年]][[3月30日]]に準男爵位を王冠に一度返還し、[[4月29日]]に新たな継承方法を規定されたうえで再度与えられた。これにより娘婿の{{仮リンク|ジェイムズ・グラント (第6代準男爵)|label=ジェイムズ・グラント|en|Sir James Grant, 6th Baronet}}と、彼とアンの間の男系男子を相続人とする準男爵位となった<ref>{{Cite web |url=http://thepeerage.com/p24574.htm#i245737|title=Sir Humphrey Colquhoun of Luss, 5th Bt.|accessdate= 2019-11-08 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>。これにより彼の死後は準男爵位はグラント家へ移り、9代準男爵{{仮リンク|ルイス・アレグザンダー・グラント=オギルヴィ (第5代シーフィールド伯爵)|label=ルイス・グラント|en|Lewis Alexander Grant-Ogilvy, 5th Earl of Seafield}}が[[1811年]]に[[スコットランド貴族]]爵位第5代{{仮リンク|シーフィールド伯爵|en|Earl of Seafield}}(男子なき場合に女子相続が規定されている)を継承したため、その従属称号となった。その後、9代シーフィールド伯爵(13代準男爵)は[[1884年]][[6月17日]]に[[連合王国貴族]]爵位{{仮リンク|ストラスペイ男爵|en|Baron Strathspey}}に叙された。しかし、[[1915年]][[11月12日]]に娘しかなかった[[ジェームズ・オギルヴィ=グラント (第11代シーフィールド伯爵)|第11代シーフィールド伯爵]]が死去した際に、男系男子に限定されるストラスペイ男爵と準男爵位は11代伯の女系に継承が行われたシーフィールド伯爵と分離して、10代伯の次男に継承された。以降準男爵位はストラスペイ男爵位の従属称号として彼の子孫に受け継がれて存続している<ref name="CP ES">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk/seafield1701.htm|title=Seafield, Earl of (S, 1701)|accessdate= 2019-11-8 |last= Heraldic Media Limited |work= [http://www.cracroftspeerage.co.uk/introduction.htm Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage] |language= 英語 }}</ref><ref name="CP BS">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk/strathspey1884.htm|title=Strathspey, Baron (UK, 1884)|accessdate= 2019-11-8 |last= Heraldic Media Limited |work= [http://www.cracroftspeerage.co.uk/introduction.htm Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage] |language= 英語 }}</ref>。詳細は{{仮リンク|シーフィールド伯爵|en|Earl of Seafield}}と{{仮リンク|ストラスペイ男爵|en|Baron Strathspey}}を参照。 |
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*初代準男爵{{仮リンク|ジョン・コフーン (初代準男爵)|label=サー・ジョン・コフーン|en|Sir John Colquhoun, 1st Baronet}} {{small|(John Colquhoun, -1650頃)}} |
*初代準男爵{{仮リンク|ジョン・コフーン (初代準男爵)|label=サー・ジョン・コフーン|en|Sir John Colquhoun, 1st Baronet}} {{small|(John Colquhoun, -1650頃)}} |
2020年12月4日 (金) 06:05時点における版
コフーン準男爵(Colquhoun baronets)は、イギリスの準男爵位[注釈 1]。2つ存在し、ひとつはノバスコシア準男爵、もうひとつはグレートブリテン準男爵である。
コフーンのコフーン準男爵 (1625年)
コフーンのコフーン準男爵(Colquhoun baronetcy, of Colquhoun)は、ルスのコフーン氏族であるジョン・コフーンが1625年8月30日にノバスコシア準男爵として叙位されたのにはじまる[1]。娘アンしかなかった5代準男爵ハンフリー・コフーンは、1704年3月30日に準男爵位を王冠に一度返還し、4月29日に新たな継承方法を規定されたうえで再度与えられた。これにより娘婿のジェイムズ・グラントと、彼とアンの間の男系男子を相続人とする準男爵位となった[2]。これにより彼の死後は準男爵位はグラント家へ移り、9代準男爵ルイス・グラントが1811年にスコットランド貴族爵位第5代シーフィールド伯爵(男子なき場合に女子相続が規定されている)を継承したため、その従属称号となった。その後、9代シーフィールド伯爵(13代準男爵)は1884年6月17日に連合王国貴族爵位ストラスペイ男爵に叙された。しかし、1915年11月12日に娘しかなかった第11代シーフィールド伯爵が死去した際に、男系男子に限定されるストラスペイ男爵と準男爵位は11代伯の女系に継承が行われたシーフィールド伯爵と分離して、10代伯の次男に継承された。以降準男爵位はストラスペイ男爵位の従属称号として彼の子孫に受け継がれて存続している[3][4]。詳細はシーフィールド伯爵とストラスペイ男爵を参照。
- 初代準男爵サー・ジョン・コフーン (John Colquhoun, -1650頃)
- 2代準男爵サー・ジョン・コフーン (John Colquhoun, 1622頃–1676)
- 3代準男爵サー・ジェイムズ・コフーン (James Colquhoun, ?-1680頃)
- 4代準男爵ジェイムズ・コフーン (James Colquhoun, ?-1688頃)
- 5代準男爵サー・ハンフリー・コフーン (Humphrey Colquhoun, -1718頃)
- 6代準男爵サー・ジェイムズ・グラント (James Grant, 1679–1747)
- 7代準男爵サー・ルドウィック・グラント (Ludovick Grant, 1707–1773)
- 8代準男爵サー・ジェイムズ・グラント (James Grant, 1738–1811)
- 9代準男爵ルイス・アレグザンダー・グラント (Lewis Alexander Grant, 1767–1840) 1811年にシーフィールド伯爵位を継承
ルスのコフーン準男爵 (1786年)
ルスのコフーン準男爵(Baronet Colquhoun, of Luss)は、上記6代準男爵ジェイムズ・グラントと5代準男爵ハンフリー・コフーンの娘アンの間の次男でコフーン荘園を相続したジェイムズ・コフーンが、1786年6月27日にグレートブリテン準男爵として叙位されたのにはじまる[5]。
- 初代準男爵サー・ジェイムズ・コフーン (James Colquhoun, 1714–1786)
- 2代準男爵サー・ジェイムズ・コフーン (James Colquhoun, 1741–1805)
- 3代準男爵サー・ジェイムズ・コフーン (James Colquhoun, 1774–1836)
- 4代準男爵サー・ジェイムズ・コフーン (James Colquhoun, 1804–1873)
- 5代準男爵サー・ジェイムズ・コフーン (James Colquhoun, 1844–1907)
- 6代準男爵サー・アラン・ジョン・コフーン (Alan Colquhoun, 1838–1910)
- 7代準男爵サー・イアン・コフーン (Iain Colquhoun, 1887–1948)
- 8代準男爵サー・アイヴァー・イアン・コフーン (Ivar Iain Colquhoun, 1916–2008)
- 9代準男爵サー・マルコム・ロリー・コフーン (Malcolm Rory Colquhoun, 1947-)
- 法定推定相続人は、現当主の長男パトリック・ジョン・コフーン(Patrick John Colquhoun, 1980-)
- 法定推定相続人は法定推定相続人は、アーサー・ステュワート・コフーン(Arthur Stewart Colquhoun, 2012-)
- 法定推定相続人は、現当主の長男パトリック・ジョン・コフーン(Patrick John Colquhoun, 1980-)
脚注
注釈
- ^ 準男爵位は爵位と異なり、準男爵という肩書だけ与えられる(「○○準男爵」といった形では与えられない)。他の準男爵位と区別する必要がある場合にのみ姓名を付けたり、由来する地名を付けたりして区別する
出典
- ^ Lundy, Darryl. “Sir John Colquhoun of Luss, 1st Bt.” (英語). thepeerage.com. 2019年11月8日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “Sir Humphrey Colquhoun of Luss, 5th Bt.” (英語). thepeerage.com. 2019年11月8日閲覧。
- ^ Heraldic Media Limited. “Seafield, Earl of (S, 1701)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2019年11月8日閲覧。
- ^ Heraldic Media Limited. “Strathspey, Baron (UK, 1884)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2019年11月8日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “Sir James Colquhoun of Luss, 1st Bt.” (英語). thepeerage.com. 2019年11月8日閲覧。