「ストーのテンプル伯爵」の版間の差分
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第2代[[コバム子爵|バッキンガム侯爵]][[リチャード・テンプル=グレンヴィル (初代バッキンガム=シャンドス公爵)|リチャード・テンプル=ニュージェント=ブリッジス=シャンドス=グレンヴィル]]<small>(1776–1839)</small>は、[[1822年]][[2月4日]]の勅許状で[[連合王国貴族]]爵位'''[[バッキンガム=シャンドス公爵]]'''(Duke of Buckingham and Chandos)や'''シャンドス侯爵'''(Marquess of Chandos)とともに'''バッキンガム州におけるストーのテンプル伯爵''' (Earl Temple of Stowe,in the County of Buckingham)に叙せられた。バッキンガム=シャンドス公爵位やシャンドス侯爵位は通常通りの直系嫡出男系男子に限定される爵位だが、ストーのテンプル伯爵位は、男子なき場合に孫娘アン・エリザ・メアリー<small>(-1879)</small>とその男系男子に継承可能な特別継承規定が付けられていた。彼の一人息子[[リチャード・テンプル=グレンヴィル (第2代バッキンガム公爵)|リチャード・プランタジネット]]<small>(1797–1861)</small>にはこの時点では子供が娘のアン・エリザ・メアリーしかいなかったためである。ただしリチャード・プランタジネットはこの翌年の1823年に男子[[リチャード・テンプル=グレンヴィル (第3代バッキンガム=シャンドス公)|リチャード・プランタジネット・キャンベル]]<small>(1823–1889)</small>を儲けている<ref name="CP ETS">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk |
第2代[[コバム子爵|バッキンガム侯爵]][[リチャード・テンプル=グレンヴィル (初代バッキンガム=シャンドス公爵)|リチャード・テンプル=ニュージェント=ブリッジス=シャンドス=グレンヴィル]]<small>(1776–1839)</small>は、[[1822年]][[2月4日]]の勅許状で[[連合王国貴族]]爵位'''[[バッキンガム=シャンドス公爵]]'''(Duke of Buckingham and Chandos)や'''シャンドス侯爵'''(Marquess of Chandos)とともに'''バッキンガム州におけるストーのテンプル伯爵''' (Earl Temple of Stowe,in the County of Buckingham)に叙せられた。バッキンガム=シャンドス公爵位やシャンドス侯爵位は通常通りの直系嫡出男系男子に限定される爵位だが、ストーのテンプル伯爵位は、男子なき場合に孫娘アン・エリザ・メアリー<small>(-1879)</small>とその男系男子に継承可能な特別継承規定が付けられていた。彼の一人息子[[リチャード・テンプル=グレンヴィル (第2代バッキンガム公爵)|リチャード・プランタジネット]]<small>(1797–1861)</small>にはこの時点では子供が娘のアン・エリザ・メアリーしかいなかったためである。ただしリチャード・プランタジネットはこの翌年の1823年に男子[[リチャード・テンプル=グレンヴィル (第3代バッキンガム=シャンドス公)|リチャード・プランタジネット・キャンベル]]<small>(1823–1889)</small>を儲けている<ref name="CP ETS">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk/temple1822.htm|title=Temple of Stowe, Earl (UK, 1822)|accessdate= 2016-03-16 |last= Heraldic Media Limited |work= [http://www.cracroftspeerage.co.uk/introduction.htm Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage] |language= 英語 }}</ref>。 |
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初代伯(初代バッキンガム=シャンドス公)の死後、その一人息子リチャード・プランタジネットが2代伯(2代バッキンガム=シャンドス公)を継承<ref name="CP ETS" /><ref>{{Cite web |url=http://thepeerage.com/p1252.htm#i12512 |title=Richard Plantagenet Temple-Nugent-Brydges-Chandos-Grenville, 2nd Duke of Buckingham and Chandos|accessdate= 2016-03-15 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>。彼の死後はその一人息子リチャード・プランタジネット・キャンベルが3代伯(3代バッキンガム=シャンドス公)を継承した<ref name="CP ETS" /><ref>{{Cite web |url=http://thepeerage.com/p1252.htm#i12514 |title=Richard Plantagenet Campbell Temple-Nugent-Brydges-Chandos-Grenville, 3rd Duke of Buckingham and Chandos|accessdate= 2016-03-15 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>。 |
2020年12月4日 (金) 05:21時点における版
ストーのテンプル伯爵 | |
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Arms:Quarterly: 1st and 4th, Quarterly Sable and Or a Bend Argent (Langton); 2nd, Gules a Fess between three Crosslets fitchée Or (Gore); 3rd, Sub-quarterly: 1st and 4th, Or an Eagle displayed Sable; 2nd and 3rd, Argent two Bars Sable each charged with three Martlets Or (Temple) Crests:1st: an Eagle Or and a Wyvern Vert their necks entwined reguardant (Langton); 2nd: on a Mount Vert an Heraldic Tiger salient Argent collared Gules (Gore); 3rd: on a Ducal Coronet a Martlet Or (Temple) Supporters:On the dexter side a Lion rampant per fess nebuly Or and Gules, gorged with a Ribbon of the last, pendant therefrom an Escutcheon of the arms of Langton, and on the sinister side a Horse Argent semy of Eaglets displayed Sable, gorged with a Ribbon Gules, pendant therefrom an Escutcheon of the arms of Gore
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創設時期 | 1822年2月4日 |
創設者 | ジョージ4世 |
貴族 | 連合王国貴族 |
初代 | 初代伯リチャード・テンプル=グランヴィル |
現所有者 | 9代伯ジェームズ・テンプル=ゴア=ランドン |
推定相続人 | ロバート・テンプル=ゴア=ラントン |
相続資格 | 初代伯の直系男子、男子なき場合は初代伯の孫娘アン及びその直系男子 |
付随称号 | なし |
現況 | 存続 |
モットー | 1st: TEMPLA QUAM DILECTA (How delightful are temples) (Temple)2nd: FRANGAS NON FLECTES (You may break but you will not bend me) (Gore) 3rd: IN HOC SIGNO VINCES (In this sign thou shalt conquer) (Langton) |
ストーのテンプル伯爵(英語: Earl Temple of Stowe)は、連合王国貴族の伯爵位。
第2代バッキンガム侯爵リチャード・テンプル=ニュージェント=ブリッジス=シャンドス=グレンヴィルが1822年にバッキンガム=シャンドス公爵位とともに叙されたのに始まる。この爵位はバッキンガム=シャンドス公爵位の廃絶後も特別継承規定による女系継承でテンプル=ゴア=ラントン家に継承されて現存している。
歴史
第2代バッキンガム侯爵リチャード・テンプル=ニュージェント=ブリッジス=シャンドス=グレンヴィル(1776–1839)は、1822年2月4日の勅許状で連合王国貴族爵位バッキンガム=シャンドス公爵(Duke of Buckingham and Chandos)やシャンドス侯爵(Marquess of Chandos)とともにバッキンガム州におけるストーのテンプル伯爵 (Earl Temple of Stowe,in the County of Buckingham)に叙せられた。バッキンガム=シャンドス公爵位やシャンドス侯爵位は通常通りの直系嫡出男系男子に限定される爵位だが、ストーのテンプル伯爵位は、男子なき場合に孫娘アン・エリザ・メアリー(-1879)とその男系男子に継承可能な特別継承規定が付けられていた。彼の一人息子リチャード・プランタジネット(1797–1861)にはこの時点では子供が娘のアン・エリザ・メアリーしかいなかったためである。ただしリチャード・プランタジネットはこの翌年の1823年に男子リチャード・プランタジネット・キャンベル(1823–1889)を儲けている[1]。
初代伯(初代バッキンガム=シャンドス公)の死後、その一人息子リチャード・プランタジネットが2代伯(2代バッキンガム=シャンドス公)を継承[1][2]。彼の死後はその一人息子リチャード・プランタジネット・キャンベルが3代伯(3代バッキンガム=シャンドス公)を継承した[1][3]。
この3代伯には女子しかなかったので、1889年の彼の死とともにバッキンガム=シャンドス公爵位以下保有爵位の多くは廃絶したが、ストーのテンプル伯爵位は上記の特別継承規定により2代伯の娘アンと庶民院議員ウィリアム・ゴア=ラントン(1824-1873)の間の長男であるウィリアム・スティーブン・ゴア=ラントン(1847–1902)に継承されて存続した。彼は1892年にはテンプル姓を加えて「テンプル=ゴア=ラントン(Temple-Gore-Langton)」に改姓した[1][4]。
以降彼の男系男子によって2016年現在まで続いている。2016年現在の当主はジェイムズ・グレンヴィル・テンプル=ゴア=ラントン(1955-)である[1][5]。
テンプル=ゴア=ラントン家にこれ以外の保有爵位はないが、法定推定相続人はラントン卿(Lord Langton)という儀礼称号を使用するのが伝統である[1]
ストーのテンプル伯爵 (1822年)
- 初代伯リチャード・テンプル=ニュージェント=ブリッジス=シャンドス=グレンヴィル (1776–1839) 初代バッキンガム=シャンドス公
- 2代伯リチャード・プランタジネット・テンプル=ニュージェント=ブリッジス=シャンドス=グレンヴィル (1797–1861) 2代バッキンガム=シャンドス公
- 3代伯リチャード・プランタジネット・キャンベル・テンプル=ニュージェント=ブリッジス=シャンドス=グレンヴィル (1823–1889) 3代バッキンガム=シャンドス公
- 4代伯ウィリアム・スティーブン・テンプル=ゴア=ラントン (1847–1902)
- 5代伯アルジャーノン・ウィリアム・スティーブン・テンプル=ゴア=ラントン (1871–1940)
- 6代伯シャンドス・グレンヴィル・テンプル=ゴア=ラントン (1909–1966)
- 7代伯ロナルド・スティーブン・テンプル=ゴア=ラントン (1910–1988)
- 8代伯ウォルター・グレンヴィル・アルジャーノン・テンプル=ゴア=ラントン (1924-2013)
- 9代伯ジェイムズ・グレンヴィル・テンプル=ゴア=ラントン (1955-)
- 推定相続人は現当主の弟ロバート・シャンドス・グレンヴィル・テンプル=ゴア=ラントン (1957-)
系譜図
ジョージ・ニュージェント=テンプル=グレンヴィル 初代バッキンガム侯爵 (1753-1813) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
リチャード・テンプル=ニュージェント=ブリッジス=シャンドス=グレンヴィル (テンプル=ニュージェント=ブリッジス=シャンドス=グレンヴィルに改姓) 初代バッキンガム=シャンドス公爵 第2代バッキンガム侯爵 初代シャンドス侯爵 初代ストーのテンプル伯爵 (1776-1839) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
リチャード・テンプル=ニュージェント=ブリッジス=シャンドス=グレンヴィル 第2代バッキンガム=シャンドス公爵 第3代バッキンガム侯爵 第2代シャンドス侯爵 第2代ストーのテンプル伯爵 (1797-1861) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
リチャード・テンプル=ニュージェント=ブリッジス=シャンドス=グレンヴィル 第3代バッキンガム=シャンドス公爵 第4代バッキンガム侯爵 第3代シャンドス侯爵 第3代ストーのテンプル伯爵 (1823-1889) | アン・ゴア=ラントン | ウィリアム・ゴア=ラントン (1824-1873) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ウィリアム・テンプル=ゴア=ラントン (テンプル=ゴア=ラントンに改姓) 第4代ストーのテンプル伯爵 (1847-1902) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
アルジャーノン・テンプル=ゴア=ラントン 第5代ストーのテンプル伯爵 (1871-1940) | シャンドス・テンプル=ゴア=ラントン (1873-1921) | イヴリン・テンプル=ゴア=ラントン (1884-1972) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
シャンドス・テンプル=ゴア=ラントン 第6代ストーのテンプル伯爵 (1909-1966) | ロナルド・テンプル=ゴア=ラントン 第7代ストーのテンプル伯爵 (1910-1988) | ウォルター・テンプル=ゴア=ラントン 第8代ストーのテンプル伯爵 (1924-2013) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ジェイムズ・テンプル=ゴア=ラントン 第9代ストーのテンプル伯爵 (1955-) | ロバート・テンプル=ゴア=ラントン (推定相続人) (1957-) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
脚注
出典
- ^ a b c d e f Heraldic Media Limited. “Temple of Stowe, Earl (UK, 1822)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2016年3月16日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “Richard Plantagenet Temple-Nugent-Brydges-Chandos-Grenville, 2nd Duke of Buckingham and Chandos” (英語). thepeerage.com. 2016年3月15日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “Richard Plantagenet Campbell Temple-Nugent-Brydges-Chandos-Grenville, 3rd Duke of Buckingham and Chandos” (英語). thepeerage.com. 2016年3月15日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “William Stephen Temple-Gore-Langton, 4th Earl of Stowe” (英語). thepeerage.com. 2016年3月15日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “James Grenville Temple-Gore-Langton, 9th Earl Temple of Stowe” (英語). thepeerage.com. 2016年3月15日閲覧。