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[[ノーフォーク州]]・{{仮リンク|キンバリー (ノーフォーク)|label=キンバリー|en|Kimberley, Norfolk}}の地主{{仮リンク|ウッドハウス家|en|Wodehouse (surname)}}の当主で[[1586年]]から[[1587年]]にかけて[[庶民院 (イギリス)|庶民院]]議員を務めた{{仮リンク|フィリップ・ウッドハウス (初代準男爵)|label=フィリップ・ウッドハウス|en|Sir Philip Wodehouse, 1st Baronet}}<small>(-1623)</small>は、[[1611年]][[6月29日]]に'''(ノーフォーク州におけるウィルバーホールの)準男爵'''(Baronet, "of Wilberhall, in the County of Norfolk)に叙せられた<ref>{{Cite web |url= http://thepeerage.com/p34268.htm#i342680 |title= Sir Philip Wodehouse, 1st Bt. |accessdate= 2016-02-11 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>。 |
[[ノーフォーク州]]・{{仮リンク|キンバリー (ノーフォーク)|label=キンバリー|en|Kimberley, Norfolk}}の地主{{仮リンク|ウッドハウス家|en|Wodehouse (surname)}}の当主で[[1586年]]から[[1587年]]にかけて[[庶民院 (イギリス)|庶民院]]議員を務めた{{仮リンク|フィリップ・ウッドハウス (初代準男爵)|label=フィリップ・ウッドハウス|en|Sir Philip Wodehouse, 1st Baronet}}<small>(-1623)</small>は、[[1611年]][[6月29日]]に'''(ノーフォーク州におけるウィルバーホールの)準男爵'''(Baronet, "of Wilberhall, in the County of Norfolk)に叙せられた<ref>{{Cite web |url= http://thepeerage.com/p34268.htm#i342680 |title= Sir Philip Wodehouse, 1st Bt. |accessdate= 2016-02-11 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>。 |
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その昆孫6代準男爵{{仮リンク|ジョン・ウッドハウス (初代ウッドハウス男爵)|label=サー・ジョン・ウッドハウス|en|John Wodehouse, 1st Baron Wodehouse}}<small>(1741–1834) </small>は、[[1784年]]から[[1797年]]にかけて[[トーリー党 (イギリス)|トーリー党]]の[[庶民院 (イギリス)|庶民院]]議員を務め、[[1797年]][[10月26日]]に[[グレートブリテン貴族]]'''ノーフォーク州におけるキンバリーのウッドハウス男爵'''(Baron Wodehouse, of Kimberley in the County of Norfolk)に叙せられた<ref>{{Cite web |url= http://thepeerage.com/p3638.htm#i36378 |title= JJohn Wodehouse, 1st Baron Wodehouse of Kimberley |accessdate= 2016-02-11 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref><ref name="CP BK">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk |
その昆孫6代準男爵{{仮リンク|ジョン・ウッドハウス (初代ウッドハウス男爵)|label=サー・ジョン・ウッドハウス|en|John Wodehouse, 1st Baron Wodehouse}}<small>(1741–1834) </small>は、[[1784年]]から[[1797年]]にかけて[[トーリー党 (イギリス)|トーリー党]]の[[庶民院 (イギリス)|庶民院]]議員を務め、[[1797年]][[10月26日]]に[[グレートブリテン貴族]]'''ノーフォーク州におけるキンバリーのウッドハウス男爵'''(Baron Wodehouse, of Kimberley in the County of Norfolk)に叙せられた<ref>{{Cite web |url= http://thepeerage.com/p3638.htm#i36378 |title= JJohn Wodehouse, 1st Baron Wodehouse of Kimberley |accessdate= 2016-02-11 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref><ref name="CP BK">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk/wodehouse1797.htm|title=Wodehouse, Baron (GB, 1797)|accessdate= 2016-02-11 |last= Heraldic Media Limited |work= [http://www.cracroftspeerage.co.uk/introduction.htm Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage] |language= 英語 }}</ref>。 |
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その長男である2代男爵{{仮リンク|ジョン・ウッドハウス (第2代ウッドハウス男爵)|label=ジョン・ウッドハウス|en|John Wodehouse, 2nd Baron Wodehouse}}<small>(1770–1846)</small>も襲爵前に庶民院議員を務めた<ref name="CP BK" /><ref>{{Cite web |url= http://thepeerage.com/p3635.htm#i36344 |title= John Wodehouse, 2nd Baron Wodehouse of Kimberley |accessdate= 2016-02-11 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>。 |
その長男である2代男爵{{仮リンク|ジョン・ウッドハウス (第2代ウッドハウス男爵)|label=ジョン・ウッドハウス|en|John Wodehouse, 2nd Baron Wodehouse}}<small>(1770–1846)</small>も襲爵前に庶民院議員を務めた<ref name="CP BK" /><ref>{{Cite web |url= http://thepeerage.com/p3635.htm#i36344 |title= John Wodehouse, 2nd Baron Wodehouse of Kimberley |accessdate= 2016-02-11 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>。 |
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2代男爵の長男ヘンリー(1799-1834)は父に先立ったため、2代男爵の死後、ヘンリーの長男[[ジョン・ウッドハウス (初代キンバリー伯爵)|ジョン・ウッドハウス]]<small>(1826–1902)</small>が3代男爵を継承した。彼は[[自由党 (イギリス)|自由党]]の政治家だったが、歴代当主の中で最も政界で出世し、自由党政権下で[[王璽尚書]]、[[植民地大臣]]、[[インド大臣]]、[[枢密院議長 (イギリス)|枢密院議長]]、[[貴族院院内総務]]、[[外務英連邦大臣|外務大臣]]などの重要閣僚職を歴任した。そして[[1866年]][[6月1日]]に[[連合王国貴族]]爵位'''ノーフォーク州におけるキンバリーのキンバリー伯爵'''(Earl of Kimberley, of Kimberley in the County of Norfolk)に叙せられた<ref>{{Cite web |url= http://thepeerage.com/p3636.htm#i36354 |title= John Wodehouse, 1st Earl of Kimberley |accessdate= 2016-02-11 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref><ref name="CP EK">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk |
2代男爵の長男ヘンリー(1799-1834)は父に先立ったため、2代男爵の死後、ヘンリーの長男[[ジョン・ウッドハウス (初代キンバリー伯爵)|ジョン・ウッドハウス]]<small>(1826–1902)</small>が3代男爵を継承した。彼は[[自由党 (イギリス)|自由党]]の政治家だったが、歴代当主の中で最も政界で出世し、自由党政権下で[[王璽尚書]]、[[植民地大臣]]、[[インド大臣]]、[[枢密院議長 (イギリス)|枢密院議長]]、[[貴族院院内総務]]、[[外務英連邦大臣|外務大臣]]などの重要閣僚職を歴任した。そして[[1866年]][[6月1日]]に[[連合王国貴族]]爵位'''ノーフォーク州におけるキンバリーのキンバリー伯爵'''(Earl of Kimberley, of Kimberley in the County of Norfolk)に叙せられた<ref>{{Cite web |url= http://thepeerage.com/p3636.htm#i36354 |title= John Wodehouse, 1st Earl of Kimberley |accessdate= 2016-02-11 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref><ref name="CP EK">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk/kimberley1866.htm|title=Kimberley, Earl of (UK, 1866)|accessdate= 2016-02-11 |last= Heraldic Media Limited |work= [http://www.cracroftspeerage.co.uk/introduction.htm Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage] |language= 英語 }}</ref>。 |
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初代伯の死後、その長男の{{仮リンク|ジョン・ウッドハウス (第2代キンバリー伯爵)|label=ジョン・ウッドハウス|en|John Wodehouse, 2nd Earl of Kimberley}}<small>(1848–1932)</small>が2代伯、その長男{{仮リンク|ジョン・ウッドハウス (第3代キンバリー伯爵)|label=ジョン・ウッドハウス|en|John Wodehouse, 3rd Earl of Kimberley}}<small>(1883–1941)</small>が3代伯、その長男{{仮リンク|ジョン・ウッドハウス (第4代キンバリー伯爵)|label=ジョン・ウッドハウス|en|John Wodehouse, 4th Earl of Kimberley}}<small>(1924–2002)</small>が4代伯、その長男{{仮リンク|ジョン・ウッドハウス (第5代キンバリー伯爵)|label=ジョン・ウッドハウス|en|John Wodehouse, 5th Earl of Kimberley}}<small>(1951-)</small>が5代伯を継承した。彼が[[2016年]]現在の当主である<ref name="CP EK" />。 |
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2020年12月4日 (金) 05:18時点における版
キンバリー伯爵(英語: Earl of Kimberley)は、イギリスの伯爵位。
1611年創設のウィルバーホールの準男爵、1797年創設のウッドハウス男爵を前身とし、第3代ウッドハウス男爵ジョン・ウッドハウスが1866年に連合王国貴族として叙されたのに始まる。
歴史
ノーフォーク州・キンバリーの地主ウッドハウス家の当主で1586年から1587年にかけて庶民院議員を務めたフィリップ・ウッドハウス(-1623)は、1611年6月29日に(ノーフォーク州におけるウィルバーホールの)準男爵(Baronet, "of Wilberhall, in the County of Norfolk)に叙せられた[1]。
その昆孫6代準男爵サー・ジョン・ウッドハウス(1741–1834) は、1784年から1797年にかけてトーリー党の庶民院議員を務め、1797年10月26日にグレートブリテン貴族ノーフォーク州におけるキンバリーのウッドハウス男爵(Baron Wodehouse, of Kimberley in the County of Norfolk)に叙せられた[2][3]。
その長男である2代男爵ジョン・ウッドハウス(1770–1846)も襲爵前に庶民院議員を務めた[3][4]。
2代男爵の長男ヘンリー(1799-1834)は父に先立ったため、2代男爵の死後、ヘンリーの長男ジョン・ウッドハウス(1826–1902)が3代男爵を継承した。彼は自由党の政治家だったが、歴代当主の中で最も政界で出世し、自由党政権下で王璽尚書、植民地大臣、インド大臣、枢密院議長、貴族院院内総務、外務大臣などの重要閣僚職を歴任した。そして1866年6月1日に連合王国貴族爵位ノーフォーク州におけるキンバリーのキンバリー伯爵(Earl of Kimberley, of Kimberley in the County of Norfolk)に叙せられた[5][6]。
初代伯の死後、その長男のジョン・ウッドハウス(1848–1932)が2代伯、その長男ジョン・ウッドハウス(1883–1941)が3代伯、その長男ジョン・ウッドハウス(1924–2002)が4代伯、その長男ジョン・ウッドハウス(1951-)が5代伯を継承した。彼が2016年現在の当主である[6]。
現当主の保有爵位・準男爵位
現在の当主第5代キンバリー伯爵ジョン・ウッドハウスは以下の爵位・準男爵位を保有している[6][7]。
- ノーフォーク州におけるキンバリーの第5代キンバリー伯爵 (5th Earl of Kimberley, of Kimberley in the County of Norfolk)
- ノーフォーク州におけるキンバリーの第7代ウッドハウス男爵 (7th Baron Wodehouse, of Kimberley in the County of Norfolk)
- (1797年10月26日の勅許状によるグレートブリテン貴族爵位) ※法定推定相続人の儀礼称号
- (ノーフォーク州におけるウィルバーホールの)第12代準男爵 (12th Baronet, "of Wilberhall, in the County of Norfolk")
一覧
ウィルバーホールの準男爵 (1611年)
- 初代準男爵サー・フィリップ・ウッドハウス (-1623)
- 2代準男爵サー・トマス・ウッドハウス (1585頃–1658)
- 3代準男爵サー・フィリップ・ウッドハウス (1608–1681)
- 4代準男爵サー・ジョン・ウッドハウス (1669–1754)
- 5代準男爵サー・アーミン・ウッドハウス (1714頃–1777)
- 6代準男爵サー・ジョン・ウッドハウス (1741–1834)
- 1797年にウッドハウス男爵に叙される
ウッドハウス男爵 (1797年)
- 初代ウッドハウス男爵ジョン・ウッドハウス (1741–1834)
- 2代ウッドハウス男爵ジョン・ウッドハウス (1770–1846)
- 3代ウッドハウス男爵ジョン・ウッドハウス (1826–1902)
- 1866年にキンバリー伯爵に叙される
キンバリー伯爵 (1866年)
- 初代キンバリー伯ジョン・ウッドハウス (1826–1902)
- 2代キンバリー伯ジョン・ウッドハウス (1848–1932)
- 3代キンバリー伯ジョン・ウッドハウス (1883–1941)
- 4代キンバリー伯ジョン・ウッドハウス (1924–2002)
- 5代キンバリー伯ジョン・アーミン・ウッドハウス (1951-)
脚注
注釈
出典
- ^ Lundy, Darryl. “Sir Philip Wodehouse, 1st Bt.” (英語). thepeerage.com. 2016年2月11日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “JJohn Wodehouse, 1st Baron Wodehouse of Kimberley” (英語). thepeerage.com. 2016年2月11日閲覧。
- ^ a b Heraldic Media Limited. “Wodehouse, Baron (GB, 1797)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2016年2月11日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “John Wodehouse, 2nd Baron Wodehouse of Kimberley” (英語). thepeerage.com. 2016年2月11日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “John Wodehouse, 1st Earl of Kimberley” (英語). thepeerage.com. 2016年2月11日閲覧。
- ^ a b c Heraldic Media Limited. “Kimberley, Earl of (UK, 1866)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2016年2月11日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “John Armine Wodehouse, 5th Earl of Kimberley” (英語). thepeerage.com. 2016年2月11日閲覧。