「宇宙世紀の企業」の版間の差分
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'''宇宙世紀の企業'''(うちゅうせいきのきぎょう)では、[[ガンダムシリーズ一覧|ガンダムシリーズ]]のうち[[宇宙世紀]]の作品に登場する[[架空]]の[[企業]]について解説する。 |
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未来の戦争を主軸とする作品の性格上、軍需産業が主体となる。 |
未来の戦争を主軸とする作品の性格上、[[軍需産業]]が主体となる。 |
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== 設定の経緯 == |
== 設定の経緯 == |
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[[リアルロボット]]アニメが確立してから制作された『[[機動戦士Ζガンダム]]』(1985年)以降と異なり、『機動戦士ガンダム』(1979年)の設定考証は大まかにしか創られておらず、主役であるロボット、[[モビルスーツ]] |
[[リアルロボット]]アニメが確立してから制作された『[[機動戦士Ζガンダム]]』(1985年)以降と異なり、『機動戦士ガンダム』(1979年)の設定考証は大まかにしか創られておらず、主役であるロボット、[[モビルスーツ]] (MS) は「兵器」として描かれているものの、その開発・製造元までは設定されていなかった。しかし例外的に、MS用部品メーカーの一部は『機動戦士ガンダム』放映時に設定画と共に公開された「透視図(いわゆる内部図解のこと)」に書かれていたものもある(ただし当初は明確に企業名とはされていなかった){{Sfn|記録全集1|1979|p=160-163}}。 |
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ムック『[[ガンダムセンチュリー |
ムック『[[ガンダムセンチュリー]]』(1981年)において初めて[[#ジオニック|ジオニック]]社を始めとするジオン公国軍のMSおよび[[モビルアーマー]] (MA) の開発・製造メーカーが設定された(なお同誌は[[スタジオぬえ]]のメンバー等が参加した同人誌『Gun Sight』を母体としているが、こちらにはまだメーカーの設定はない)。これら企業名の一部は後年になってゲームや映像作品の台詞の中などにも登場している。また同誌では対称的に地球連邦軍のMSの開発・製造メーカーは設定されておらず、すべて軍の官立工廠で開発されているように解説されている。 |
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その後、制作スタッフの異なるメカニックデザイン企画『[[モビルスーツバリエーション]]』(1983年)でもこれらの設定を引き継ぎ、さらにMSが携行・内装する武器や、航空機などのメーカーが多数設定された。 |
その後、制作スタッフの異なるメカニックデザイン企画『[[モビルスーツバリエーション]]』(1983年)でもこれらの設定を引き継ぎ、さらにMSが携行・内装する武器や、航空機などのメーカーが多数設定された。 |
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OVA『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]』の外伝であるCDシネマ『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY#CDシネマ|ルンガ沖砲撃戦]]』(1992年)では、地球連邦軍MS用ビーム・ライフルの型式番号と共に、メーカーとして[[#ブラッシュ|ブラッシュ]]社と[[# |
OVA『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]』の外伝であるCDシネマ『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY#CDシネマ|ルンガ沖砲撃戦]]』(1992年)では、地球連邦軍MS用ビーム・ライフルの型式番号と共に、メーカーとして[[#ブラッシュ|ブラッシュ]]社と[[#ボウワ|ボウワ]]社が設定された。これらの設定は初期の[[マスターグレード]] (MG) のプラモデル(1995年)の解説書などによってさらに広がりを見せ、MS用部品メーカーも数多く設定されている。 |
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2000年代以降には、漫画『[[Developers 機動戦士ガンダム Before One Year War|Developers]]』(2001年)や漫画『[[アッガイ博士]]』(2014年)など、MSメーカーやその関連企業を舞台にした外伝作品も発表されている。 |
2000年代以降には、漫画『[[Developers 機動戦士ガンダム Before One Year War|Developers]]』(2001年)や漫画『[[アッガイ博士]]』(2014年)など、MSメーカーやその関連企業を舞台にした外伝作品も発表されている。 |
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『機動戦士Ζガンダム』では[[アナハイム・エレクトロニクス]]が劇中に登場し、単なる企業としての設定に留まらず、劇中の各勢力に対して影響を及ぼす組織として描かれている。 |
『機動戦士Ζガンダム』では[[アナハイム・エレクトロニクス]] (AE) 社が劇中に登場し、単なる企業としての設定に留まらず、劇中の各勢力に対して影響を及ぼす組織として描かれている。 |
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== ジオン系の企業 == |
== ジオン公国系の企業 == |
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=== 機動兵器関連 === |
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==== ジオニック ==== |
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; ZEONIC |
; ZEONIC |
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『ガンダムセンチュリー』で設定された。当初は英文表記のみ ('''ZIONIC''') であったが、『MSV』で片仮名表記された{{Sfn|模型情報8406|1984|p=9}}。その後、英文表記は[[ジオン公国]]とともに変更された。OVA『[[機動戦士ガンダム MS IGLOO#機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-|機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-]]』第3話の台詞で企業名が語られ、公式の存在となった。 |
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[[ジオン公国]]に本社を置く機械メーカーで、史上初めて[[モビルスーツ]]という兵器を開発した企業。しかし、[[一年戦争]]終戦後はアナハイム・エレクトロニクス社に[[吸収合併]]されている。漫画『[[機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還]]』では、重複部分が無いよう分割され、ジオニック社は連邦軍とアナハイム・エレクトロニクス社とそれぞれに競売にかけられたことになっている。競売によって金額が競り上がり、売却益はジオン共和国の復興に充てられている。 |
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サイド3に本社を置く軍需複合メーカーで、初期はスペース・コロニー内で運用される[[戦車]]や{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}宇宙作業用ロボットを手掛ける{{Sfn|アッガイ博士1|2015|p=114}}。ジオン公国国防省が各兵器メーカーに対し命じた、ミノフスキー粒子散布下における新型高性能兵器の開発において人型の[[ザクシリーズのバリエーション#クラブマン|ZI-XA3]]を提示、史上初の[[モビルスーツ]]として採用される。その後も試作を繰り返し、実戦用MSとして[[ザクI]]および[[ザクII]]を開発、公国軍の主力兵器となる{{Sfn|センチュリー|1981|p=34-36}}。ほかに陸戦用MSの[[グフ]]や、公国軍最終量産型MSとなる[[ゲルググ]]が代表的な製品として挙げられる。さらに、火器開発部門ではザク・マシンガンといったMS用携行火器も開発・製造している{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}。 |
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ジオニック社は比較的基礎[[研究]]に秀でており、[[ザク・マリンタイプ]]以前の試作である[[水陸両用モビルスーツ|水陸両用機]]や[[高機動型ザクII|MS-06R]]の宇宙用高機動機、[[グフ#グフ飛行試験型|グフ飛行試験型]]で地上用高機動機、[[ゲルググ]]でMS用[[ビームライフル (ガンダムシリーズ)|ビームライフル]]といった兵器を試作していた。代表的な製品として[[ザクII|ザク]]、[[グフ]]、ゲルググなどが挙げられるほか、{{要出典|範囲=[[戦車]](砲塔の一部に[[ツィンメリット・コーティング]]処理有り。名称不明)|date=2016年12月}}や[[ザクII|ザクマシンガン]]なども製造していた。 |
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[[一年戦争]]終結後はAE社に[[吸収合併]]される。漫画『[[機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還]]』によれば競売にかけられて、連邦軍とAE社それぞれに重複部分がないように分割され、売却益はジオン共和国の復興に充てられたとされる。 |
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; 設定の変遷 |
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:当初は'''ZIONIC'''だったが、現在は'''ZEONIC'''と綴る。この[[ラテン文字]]表記の変更は、ジオン公国のラテン文字表記の変更に伴うものである。 |
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:ゲーム『[[機動戦士ガンダム ギレンの野望|ギレンの野望]]』シリーズに社名が登場。次いでOVA『[[機動戦士ガンダム MS IGLOO]]』第3話の台詞中にも社名が登場し、公式の存在となった。 |
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AE社ではジオニック事業部として、ザク・タイプMSをいくつか開発している{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}。宇宙世紀0084年にはハイザック用のザク・マシンガン改を開発し、翌0085年にはビーム兵器開発部門に統合されている{{Sfn|ビームマシンガン|2006}}。 |
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=== ツィマッド === |
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; ZIMMAD |
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ジオン公国のモビルスーツ開発、製造に携わる企業で、[[#ジオニック|ジオニック]]社、[[#MIP|MIP]]社と共に公国の重工業を支えた。モビルスーツの推進装置の開発を得意としていた。その中でも[[ヅダ]]に搭載された土星エンジンが有名であるとされる。 |
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漫画『[[機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画]]』では、同社の創業者のひとりである[[機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画#ホト・フィーゼラー|ホト・フィーゼラー]]が登場する。 |
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初期のモビルスーツ開発競争では、ジオニック社、MIP社と競合していた。主力機としてEMS-04ヅダを提出したが、ジオニック社の[[ザクI]](旧ザク)に敗れる。ザクIが歴史上初の量産型モビルスーツとして開発されて以後は、同社との[[OEM]]生産<ref>ガンダム関係の資料に共通する誤記。OEM生産とは「相手先ブランドによる製造」のことであり、ライセンスを持っているメーカーがライセンスを持っていないメーカーに対して行うことを言う。相手先がライセンスを持っているものを自社で代理生産をすることを受託生産という。これに対し、ライセンスメーカーが生産を委託することを委託生産という。非ライセンスメーカーがライセンスメーカーにライセンス料を支払って自社ブランドとして生産することを[[ライセンス生産]]という。つまり、ツィマッド社はジオニック社の受託生産を行っていたかライセンス生産を行っていたことになる。</ref> など協力姿勢を取り、得意の推進装置分野で活躍した。その技術力を買われて、地上でのホバーリング移動のため強力な推進装置が必要だった[[ドム]]の開発および生産を一手に任されている。また[[水陸両用モビルスーツ]][[ゴッグ]]を開発し、初の本格的水陸両用MSと評価されたが、MIP社が[[ズゴック]]の開発に成功するとその高い性能から一気にシェアを奪われることとなる。次期宇宙戦用暫定主力機開発の折りにはジオニック社の高機動型ザクIIに対してドムの改良型[[リック・ドム]]を提出し、[[制式名称|制式採用]]を勝ち取った。 |
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[[トヨタ自動車]]の[[トヨタ・オーリス#2代目 E18#H型(2012年 - )|2代目オーリス]]発売の際には、同社とトヨタの合弁会社として「'''ジオニックトヨタ'''」が設定された。 |
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一年戦争後期には、ジオン公国が次期汎用型主力モビルスーツの開発を決定。ジオニック社がゲルググを開発する一方で、ツィマッド社は[[ギャン]]の開発に成功する。しかし、ジオン軍による査定の結果、ゲルググの方が汎用性が高いとの理由から、ツィマッド社のギャンは開発競争に敗れてしまう。他にも[[マゼラアタック]]のマゼラ・トップ砲やモビルスーツ用[[バズーカ]]も製造していた。 |
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==== ツィマット ==== |
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一年戦争終結後は一部アナハイム・エレクトロニクス社に合併、[[ジオン共和国]]の保有するモビルスーツの保守や改良などを請け負う。 |
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; ZIMMAD |
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『ガンダムセンチュリー』で設定された。当初は英文表記のみであったが、書籍『ENTERTAINMENT BIBLE(EB) SPECIALガンダム大鑑』で「'''ツィマッド'''」と片仮名表記された{{Sfn|EB SPガンダム大鑑|1993|p=42}}。OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-』第3話の台詞でジオニック社とともに企業名が語られ、公式の存在となったが「ツィマッ'''ト'''」と発音され、以降の書籍などでも同様に表記されるようになった。 |
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ジオニック社のライバル・メーカーであり{{Sfn|センチュリー|1981|p=38}}、公国軍の主力MSコンペティションでは[[ヅダ]]を提出するもジオニック社のザクIに敗れている。その後はザクII{{Sfn|オリジン豪華設定集I|2020|p=184}}やグフの[[ライセンス生産]]をしつつ試作機の開発をおこない{{Sfn|MSVコレクション地球編|2000}}、持ち前の推進機技術を活かしたホバー走行により地上でのMSの移動速度の問題を解決した[[ドム]]を開発する。そして、同機の推進機を宇宙用に換装した[[リック・ドム]]が、次期主力MS完成までの代替としてジオニック社の[[高機動型ザクII#高機動型ザクII(R-2型)|高機動型ザクII(R-2型)]]を退けて採用、量産されている。ほかに、初の量産型水陸両用MSである[[ゴッグ]]や、[[マゼラアタック]]のマゼラ・トップ砲{{Sfn|マゼラトップ砲|2005}}の開発もおこなっている。[[サブフライトシステム]]など、MSの周辺兵装にも実績がある{{Sfn|EB SPガンダム大鑑|1993|p=46}}。 |
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; 設定の変遷 |
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: 『ガンダムセンチュリー』が初出。長らく「ツィマッド」と表記されてきたが、[[OVA]]『[[機動戦士ガンダム MS IGLOO]] -1年戦争秘録-』を始めとして「ツィマット」(ドイツ風発音)あるいは「ズィーマッド」([[英語]]風発音)などと表記されるものも見られる。 |
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: ゲーム『ギレンの野望』シリーズに社名が登場、OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO』第3話の劇中でモビルスーツ「ヅダ」のメーカーとされ、公式の存在となった。 |
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一年戦争後期の次期主力MSコンペティションでは[[ギャン]]を提出するもジオニック社のゲルググに敗れるが、後者の推進機は両社の共同開発であるとされる{{Sfn|MGシャアゲルググ|1996|p=11}}。一年戦争終結後は2つに分かれ{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}、一方は宇宙世紀0080年にAE社に吸収合併されて "'''AE/ZIM'''" となり{{Sfn|クレイバズーカ|2006}}、[[ガンダム開発計画#ガンダム試作2号機(サイサリス)|ガンダム試作2号機]]のアトミック・バズーカ]]や[[リック・ディアス]]のクレイ・バズーカなどを手掛けている{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}。もう一方はジオン共和国の保有するMSの開発や{{Sfn|EB SPガンダム大鑑|1993|p=46}}改良{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}}、整備などを請け負っている{{Sfn|EB SPガンダム大鑑|1993|p=46}}。 |
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=== MIP === |
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{{要出典範囲|「エム・イー・ペー」と読む|date=2020年10月}}。ジオン公国の兵器メーカーで、[[#ジオニック|ジオニック]]社、[[#ツィマッド|ツィマッド]]社と共に公国の重工業を支えた。 |
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==== MIP ==== |
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新型機動兵器のトライアル用にMIP-X1を開発。これはAMBAC用のアームを持った、後の[[モビルアーマー]]の始祖といえる機体であったが、ザクの前身であるジオニック社の試作機に敗れ不採用となった。しかしMIP社はビーム兵器の開発に早くから取り組んでおり、これを搭載するモビルアーマーや水陸両用モビルスーツの開発・生産を行っている。また、他社のモビルスーツの[[ライセンス生産]]を行っていたという説もある。 |
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『ガンダムセンチュリー』で設定された。その後、『EB SPECIALガンダム大鑑』で読みが「エム・イー・ペー」とされた{{Sfn|EB SPガンダム大鑑|1993|p=42}}。 |
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サイド3開闢以来の老舗で、外宇宙開発を請け負う官製企業であったが、ジオンが公国制になり民営化する{{Sfn|アッガイ博士1|2015|p=120}}。宇宙戦艦の建造や、鉱物小惑星開発でコロニー間シェア大手に成長し、ジオニック社に続いて作業ロボットの分野に参入する{{Sfn|アッガイ博士1|2015|p=120}}。ジオン公国国防省のミノフスキー粒子散布下における新型高性能兵器の開発命令において[[ビグロ#MIP-X1|MIP-X1]]を提出し、要求性能を満たすもジオニック社のZI-XA3に汎用性で敗れる{{Sfn|センチュリー|1981|p=34-36}}。しかし、MIP-X1の宇宙空間における性能は極めて高いためMAとして発展{{Sfn|センチュリー|1981|p=34-36}}、同社では直系である[[ビグロ]]やこれをベースにした水中用MA[[グラブロ]]、そして[[ザクレロ]]を開発している{{Efn2|なお、これら以外のMAにMIP社が関与しているとする資料はない。}}。また、ツィマット社とともに公国軍から水陸両用MSの開発が発注され、[[ズゴック]]がゴッグと並んで採用されている。 |
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主な開発機は、[[ズゴック]]、[[アッザム]]、[[ザクレロ]]、[[ビグロ]]、[[ビグロ#ヴァル・ヴァロ|ヴァル・ヴァロ]]など。一年戦争終結後は一部アナハイム・エレクトロニクスの[[子会社]]となった。 |
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ゲルググのビーム・ライフル開発の際に、公国軍のMS開発局に一部編入される{{Sfn|MGシャアゲルググ|1996|p=3}}。残りは一年戦争終結後にAE社の子会社となり、宇宙世紀0083年に同社から[[ガンダム開発計画#ガーベラ・テトラ|ガーベラ・テトラ]]用のビーム・マシンガンの開発を受注している(開発自体は[[#アルバータ|アルバータ]]社へ)が、翌0084年には同社のビーム兵器開発部門に吸収合併される{{Sfn|X-04ビームマシンガン|2006}}。 |
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; 設定の変遷 |
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: 『ガンダムセンチュリー』が初出であり、ジオニックやツィマッドに比べるとマイナーではあるが、『ギレンの野望』にてモビルアーマー系列の軍需企業として社名が登場する。また『機動戦士ガンダム MS IGLOO』公式サイトでの[[ビグロ#ビグ・ラング|ビグ・ラング]]の設定には、ビグロがMIP社製であることが明記されているが、劇中に社名は登場していない。 |
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=== スウィネン === |
==== スウィネン ==== |
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; ZWINEMN |
; ZWINEMN{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}} |
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もともとは個人ウェブサイト「生まれてきてすいません」で1990年代末に創作されたものである{{Sfn|生まれてきてすいません|1998}}。2003年発行の書籍『機動戦士ガンダム公式設定集 アナハイム・ジャーナル』の付録ポスターに「スウィネン」のロゴと、[[アッガイ]]の開発メーカーとするキャプションが掲載され、2014年から『ガンダムエース』で連載された[[曽野由大]]の漫画『[[アッガイ博士]]』ではその設定が全面的に取り入れられた。 |
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一年戦争中に[[アッガイ]]を開発したMS開発メーカー。ジオニックもしくはアナハイムの関係企業として扱われる。 |
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ジオニック社員で黎明期のMS開発に携わった[[アッガイ博士#ヨハン・スウィネン|ヨハン・スウィネン]]が、巨大人型重機メーカーを有志とともに買収して立ち上げた[[ベンチャー]]企業。「夢を形に」をキーワードに、レジャーボート「ツナ・ジェット」の開発・生産・販売を手掛ける。小惑星基地や月面の[[テラフォーミング#パラテラフォーミング|パラテラフォーミング]]用に開発した大型土木工作機が公国軍の目に留まり、破格の待遇でジオニック社の傘下に入る{{Sfn|アッガイ博士1|2015|p=31}}。その後、ジオニックからの発注という形で[[アッガイ#プロトタイプアッガイ|プロトタイプアッガイ]]の開発をおこなう{{Sfn|アッガイ博士1|2015|p=38}}。 |
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もともとは個人サイトが創作した設定で、経緯不明ながら2003年発行の『機動戦士ガンダム公式設定集 アナハイム・ジャーナル』に掲載された。それ以外の資料ではほとんど言及されてこなかったが、『ガンダムエース』2014年9月号に掲載された[[曽野由大]]の漫画「機動戦士ガンダム The Strong Primate アッガイ開発物語」、2015年2月号より連載された「[[アッガイ博士]]」に登場し、その内情が描かれている。 |
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元々のウェブサイトの用語集では土木・作業機器を開発していたメーカーで、アッガイ以外にもギガンやアッグも開発しているという設定だった。 |
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=== パーツ製造関連(公国系) === |
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; 設定の変遷 |
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; {{Anchor|ZAS}} |
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:*「スウィネン」は、個人のウェブサイト「生まれてきてすいません」で90年代末までに創作されたものである<ref>生まれてきてすいません MS天国 [http://www.kiwi-us.com/~amigo/1000MS/words/sa.htm 用語集さ行]。</ref>。ウェブサイトの知名度は高かったが、公式設定に準じたものではない。 |
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: 『ガンダムセンチュリー』で設定された。 |
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:* 2003年[[エンターブレイン]]発行の書籍『機動戦士ガンダム公式設定集 アナハイム・ジャーナル』の付録ポスターに「スウィネン」のロゴと、アッガイの開発を行ったメーカーとする設定のみが掲載され、アナハイムの関連企業であるように扱われた<ref>『アナハイム・ジャーナル』ブックケースに「AE関連企業ロゴ40点収録」と記載されていることから。付録ポスターにはアナハイムとの直接の関係は書かれていない。</ref>。掲載の詳細な経緯は明らかとなっていない<!--この件については当時の元サイトの掲示板にサイト管理人による発言があったが、現在はそれを転載したものしか残っていない-->。 |
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: エンジン・メーカーで、[[ザクシリーズのバリエーション#MS-04|MS-04]]やザクI、ザクIIの熱核融合炉を開発・製造している{{Sfn|センチュリー|1981|p=35-36}}。 |
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:* 『アナハイムジャーナル』は公式設定集とされているが、内容の全てが公式設定として扱われるものかは不明で、これ以降に発表された[[プラモデル]]「MGアッガイ」の解説書などの主要資料でもアッガイのメーカーはジオニック社と設定され、スウィネン社の存在を記述しているものはほとんどなかった。稀に掲載していた例もあり、バンダイナムコゲームス『機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威V 公式コンプリートガイド』では、スウィネン社がジオニック系列という、元サイトにも『アナハイム・ジャーナル』にも存在しなかった設定で紹介している。ただしこのガイドブックはゲームの内容と無関係に、非公式作品に基づく記述や過去に存在しない独自設定も掲載している。『アナハイム・ジャーナル』でデザインされたZWINEMNのロゴは、他メーカーのロゴとともにガンダムシリーズのオフィシャルショップなどで見られることもあった<!--2012年ごろにガンダムフロント東京のショップ横通路で確認できた-->。 |
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; {{Anchor|オスカログ精工}} |
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:* 『ガンダムエース』2014年9月号掲載の[[曽野由大]]の漫画「機動戦士ガンダム The Strong Primate アッガイ開発物語」に、ジオニック社のヨハン・スウィネンという人物が登場。その直接の続編である『アッガイ博士』で、ヨハンはジオニックに買収された「スウィネン社」の社長であることが明かされた。元サイトの設定と異なり、スウィネン社はレジャーボートなどを手がけていたベンチャー企業とされており、アッガイの開発のほか、[[アゾック]]の開発、キャトルやザクの改良も行っている。 |
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: MG『ザクII S型』付属説明書で設定された。 |
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: 医療機器メーカーで、ザクII S型のマニピュレーターのセンサー・ユニットの開発の際に技術提供をおこなったといわれる{{Sfn|MGザクIIS|1995|p=6}}。 |
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; {{Anchor|カノム精機}} (KHANOM{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}}) |
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: MG『ザクII F/J型』付属説明書で設定された。 |
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: 光学機器メーカーで、宇宙世紀0031年創業{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|p=59}}。0030年代後半に「モノアイ」の原型となる機動重機用カメラ・システムの開発に貢献、0073年にはモノアイ・システムの開発に参画し{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|p=59}}、光学装置を開発・製造する{{Sfn|MGザクIIF/J|1995|p=6}}。一年戦争終結後はアナハイム・グループに参加し、同グループの光学機器メーカーの中核として活躍する{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|p=59}}。 |
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; {{Anchor|グラモニカ}} (GRAMONICA{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}}) |
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: MG『ザクII S型』付属説明書で設定された。 |
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: [[カメラ]]や[[光ディスク|光学ディスク]]のピックアップの製造メーカーで{{Sfn|MGザクIIS|1995|p=6}}、モノアイ・システムのメイン・フレームを開発・製造している{{Sfn|MGザクIIF/J|1995|p=6}}。一年戦争終結後はアナハイム・エレクトロニクス傘下の家電ブランドとなり{{Sfn|MGザクIIS|1995|p=6}}、さらに社名を「グラモニカ精工」と改めてカムコーダーやカメラのレンズ・メーカーとなる{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}}。 |
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; {{Anchor|フェリペ}} (FELIPE{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}}) |
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: MG『ザクII F/J型』付属説明書で設定された。 |
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: モノアイ・システムのセンサー部を開発・製造している{{Sfn|MGザクIIF/J|1995|p=6}}。 |
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; {{Anchor|ホシオカ}} (HOSIOKA) |
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: 漫画『[[Developers 機動戦士ガンダム Before One Year War]]』に登場。 |
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: サイド3で作業機器の組み立てをおこなう[[中小企業]]。社長は[[Developers 機動戦士ガンダム Before One Year War#ゲンザブロウ・ホシオカ|ゲンザブロウ・ホシオカ]]。ジオニック社の発注を受け、[[ザクシリーズのバリエーション#試作型MS-04|試作型MS-04]] 2機の製造をおこなう。その後、技術力の高さを買われて正式なMS部品メーカーとして迎え入れられ、ザクIの開発に貢献する。 |
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=== その他のジオン系企業 === |
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==== ビーム兵器関連 ==== |
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=== ビーム兵器関連(公国系) === |
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; {{Anchor|アルバータ}} |
; {{Anchor|アルバータ}} |
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: アクションフィギュア『U.C. ARMS GALLERY 03』で設定された。 |
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: 小規模な会社であるが、公国軍初のMS携行用ビーム兵器の実用化に成功している<ref name="X-04">「X-04ビーム・マシンガン(AGX-04仕様)」フィギュア『U.C.ARMS GALLERY 03』バンダイ、2006年8月。</ref>。戦後はMIP社の依頼を受け、[[ガンダム開発計画#ガーベラ・テトラ|ガーベラ・テトラ]]用のビーム・マシンガンを開発している<ref name="X-04" />。 |
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: 小規模な会社であるが、公国軍初のMS携行用ビーム兵器の実用化に成功している{{Sfn|X-04ビームマシンガン|2006}}。戦後は[[#MIP|MIP]]社の依頼を受け、[[ガンダム開発計画#ガーベラ・テトラ|ガーベラ・テトラ]]用のビーム・マシンガンを開発している{{Sfn|X-04ビームマシンガン|2006}}。 |
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; {{Anchor|アルバート}} |
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; {{Anchor|アルバート}} (ALBERT{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}) |
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: ゲルググ用のツイン・ビーム・ソード(ビーム・ナギナタ)を開発している<ref>プラモデル『1/144 ゲルググキャノン』付属説明書、バンダイ、1983年6月。</ref>。上記アルバータ社との関連は不明。 |
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: 『MSV』で設定された。 |
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; {{Anchor|キア}} |
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: ゲルググ用のツイン・ビーム・ソード(ビーム・ナギナタ)を開発している{{Sfn|1/144ゲルググキャノン|1983}}。ビーム・ライフルの開発にも携わっており{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}、宇宙世紀0083年にはAE社および[[#ボウワ|ボウワ]]社に技術提供をおこなっている{{Sfn|ビームマシンガン|2006}}。上記アルバータ社との関連は不明。 |
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: [[ゴッグ]]の腹部ビーム砲<ref>『模型情報・別冊・MSバリエーション・ハンドブック2』バンダイ、1983年5月30日、10頁。</ref>や[[ジオング]]の5連装ビーム砲<ref>プラモデル『1/250 MSN-02 パーフェクトジオング』付属説明書、バンダイ、1984年7月。</ref>を開発・製造している。 |
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; {{Anchor| |
; {{Anchor|キア}} (KIA{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}) |
||
: 『MSV』で設定され、『データガンダム』で明確に企業名とされた。 |
|||
: ラインメタル社と共にザクレロのメガ粒子砲を開発している。[[ズゴック#ゼーゴック|ゼーゴック]]の巨大モビルアーマー用拡散メガ粒子砲も開発・製造しているとも言われる。 |
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: [[ゴッグ]]の腹部ビーム砲{{Sfn|MSVハンドブック2|1983|p=10}}や[[ジオング]]の5連装ビーム砲{{Sfn|1/250Pジオング|1984}}を開発・製造している。 |
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; {{Anchor|ラインメタル}} |
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; {{Anchor|コーダ}} (CODA{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}) |
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: {{要出典|範囲=[[ムサイ]]級巡洋艦を始めとする戦艦の砲台や[[ザクレロ]]の拡散メガ粒子砲を開発・製造している。|date=2020年1月}} |
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: 『ホビージャパン』別冊『GUNDAM WEAPONS U.C.0080』で設定された{{Efn2|name="gw0080"|記事には「ホビージャパンおよび平田篤史が独自に創作したものであり、本編の設定とは若干異なる」との注意書きがある{{Sfn|GW0080|1989|p=170}}。}}。 |
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: ラインメタル社から拡散メガ粒子砲の開発を引き継ぎ、[[ザクレロ]]に搭載される{{Sfn|GW0080|1989|p=175}}。 |
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; {{Anchor|ラインメタル}} (LINE METAL{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}) |
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: 『GUNDAM WEAPONS U.C.0080』で設定された{{Efn2|name="gw0080"}}。 |
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: 艦砲などの開発・生産をおこない、拡散メガ粒子砲の開発にも携わっている{{Sfn|GW0080|1989|p=175}}。 |
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==== 実体弾兵器関連 ==== |
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; {{Anchor|H&L}} |
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=== 実体弾兵器関連(公国系) === |
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: {{要出典範囲|[[ザクII]]や[[ドム]]のバズーカを開発・製造している。|date=2020年10月}} |
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; {{Anchor|MMP}} |
; {{Anchor|MMP}} |
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: OVA『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]』で設定された(設定画に記載されているが{{Sfn|ラポート0083|1993|p=102}}、劇中では言及されていない)。『データガンダム』で明確に企業名とされ、読みも「エム・エム・ペー」とされた{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}。 |
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: {{要出典範囲|総合整備計画で開発した[[リック・ドム#リック・ドムII|リック・ドムII]]や[[ゲルググ#ゲルググM|ゲルググM]]用のマシンガンを開発・製造している。|date=2020年10月}} |
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: |
: 後期ザク・マシンガンやMS用マシンガンを開発・製造している{{Sfn|MS WARS|1991|p=113}}。 |
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; {{Anchor|エール}} (YELL{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}) |
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; {{Anchor|ズックス}} |
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: ゲームブック『機動戦士ガンダムΖΖ〈2〉 ヘルメス夢幻』で設定され、『データガンダム』で明確に企業名とされた。 |
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: {{要出典範囲|[[ケンプファー]]の[[散弾銃|ショットガン]]を開発・製造している。|date=2020年10月}} |
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: MS用の長距離ライフルを扱う{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}。T556対MS280ミリライフル、通称「ドラゴンスレイヤー」で知られる。 |
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; {{Anchor|ブラウニー}} |
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; {{Anchor|ズックス}} (ZUX) |
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: {{要出典範囲|ロケット砲のほか、水中用ザクのサブロックガンを開発・製造している。|date=2020年10月}} |
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: 『U.C. ARMS GALLERY 01』で設定された。当初は英文表記のみで、片仮名表記は『データガンダム』による{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}。 |
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; {{Anchor|ブリッツ}} |
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: |
: [[ケンプファー]]の[[散弾銃|ショットガン]]を開発・製造している{{Sfn|ショットガン|2005}}。 |
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; {{Anchor| |
; {{Anchor|ハニーウォール&ライセオン}} (H&L) |
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: [[マスターグレード]] (MG) 『ザクII S型』付属説明書で略称が設定された。『データガンダム』で正式名称が付けられ、明確に企業名とされた。 |
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: {{要出典範囲|連装式ミサイルポッドのメーカーとして知られ、陸戦型ザクの脚部ミサイルポッドを開発・製造している。|date=2020年10月}} |
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: MS用バズーカで有名{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}。ザク・バズーカ{{Sfn|MGザクIIS|1995|p=13}}や[[ドム]]のジャイアント・バズ{{Sfn|MGドム|1999}}を開発・製造している。 |
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; {{Anchor|フォルクス・アルメーエン・ラボラートリウム}} (VAL) |
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: MG『ドム』付属説明書で略称が設定された。『データガンダム』で正式名称が付けられ、明確に企業名とされた。 |
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: [[ドム#ドム・トローペン|ドム・トローペン]]のラケーテン・バズなど、地上用MSのロケット・バズーカを開発・製造している{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}。 |
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; {{Anchor|ブラウニー}} (BROWNIE{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}) |
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: 『MSV』で設定され、『データガンダム』で明確に企業名とされた。 |
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: [[ザク・マリンタイプ]]用の4連装ロケット弾ポッド{{Sfn|1/144水中用ザク|1983}}などMS用ロケット弾を手掛ける{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}。 |
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; {{Anchor|ブリッツ}} (BLITZ{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}) |
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: 『MSV』で設定され、『データガンダム』で明確に企業名とされた。 |
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: [[陸戦型ザクII#ザク・デザートタイプ|ザク・デザートタイプ]]{{Sfn|1/144ザクデザート|1983}}などのMS用内蔵バルカン砲を手掛ける{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}。 |
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; {{Anchor|ラッツリバー}} (RATRIVER{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}) |
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: 『MSV』で設定され、『データガンダム』で明確に企業名とされた。 |
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: ザク・デザートタイプ用ミサイル・ポッド{{Sfn|1/144ザクデザート|1983}}など、MS用のミサイル{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}およびミサイル・ポッド{{Sfn|ファクトファイル119|2007}}を手掛ける。 |
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==== パーツ製造関連 ==== |
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; {{Anchor|ZAS}} |
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: {{要出典範囲|ドムのホバーエンジンを開発・製造している。|date=2020年10月}} |
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; {{Anchor|カノム精機}} (KHANOM<ref name="aj-pos" />) |
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: 光学機器メーカーで、宇宙世紀0031年創業<ref name="aj-59">『機動戦士ガンダム公式設定集 アナハイム・ジャーナル U.C.0083-0099』エンターブレイン、2004年1月、59頁。</ref>。0030年代後半に「モノアイ」の原型となる機動重機用カメラ・システムの開発に貢献、0073年にはモノアイ・システムの開発に参画している<ref name="aj-59" />。ザク強行偵察型のカメラガンも開発・製造している{{要出典|date=2018年2月}}。一年戦争終結後はアナハイム・グループに参加し、同グループの光学機器メーカーの中核として活躍する<ref name="aj-59" />。 |
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; {{Anchor|グラモニカ}} (GRAMONICA<ref name="aj-pos" />) |
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: [[カメラ]]や[[光ディスク|光学ディスク]]製造メーカー。モビルスーツ用のセンサーを開発・製造している。一年戦争終結後はアナハイム・エレクトロニクスの傘下となっている。 |
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; {{Anchor|フェリペ}} (FELIPE<ref name="aj-pos" />) |
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: {{要出典範囲|カノム精機、グラモニカ社と並ぶセンサー開発メーカー。|date=2020年10月}} |
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=== 一般企業 === |
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; {{Anchor|コード・ロジカル}} |
; {{Anchor|コード・ロジカル}} |
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: 漫画『[[機動戦士ガンダム |
: 漫画『[[機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画]]』に登場。 |
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: ジオニック系列の企業。[[携帯情報端末|PDA]]や[[携帯電話]]向けの[[モービル|モバイル]]汎用[[オペレーティングシステム|OS]]"Harmony"を開発。[[データベース]]構築アプリケーションも提供している。 |
: ジオニック系列の企業。[[携帯情報端末|PDA]]や[[携帯電話]]向けの[[モービル|モバイル]]汎用[[オペレーティングシステム|OS]] "Harmony" を開発。[[データベース]]構築アプリケーションも提供している。 |
||
; {{Anchor|プリンシパリティ・ボイ |
; {{Anchor|プリンシパリティ・ボイシズ}} (PRINCEPARITY VOICES) |
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: 漫画『 |
: 漫画『ギレン暗殺計画』に登場。英文表記のみ確認でき、片仮名表記は便宜的なものである。 |
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: 公国制移行と同時に[[ザビ家#ギレン・ザビ|ギレン・ザビ]]が作ったとされる公国発行の[[新聞社]]。 |
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: 公国発行の[[新聞社]]。ギレン自らフェデレーションポスト社の主筆フランシス・オービットを招聘した。当初はフェデレーションポスト同様[[ザビ家]]を非難している。その後ギレンに「ご意見番」、「総帥の真の友」と煽てられたフランシスは熱烈なギレンの賛美者として公国の[[マスコミ]]を牛耳っている。 |
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; {{Anchor| |
; {{Anchor|ルナ・ライン}} (LUNAR LINE) |
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: 漫画『 |
: 漫画・アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に登場。 |
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: 地球-コロニー間を往来するシャトルを運航する民間航宙会社のひとつ{{Sfn|オリジン豪華設定集I|2020|p=187}}。 |
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: ジオニック社からの外注を受け、「核融合エンジン搭載の新型作業機器」としてMS-05ザクIの基礎を完成させている。 |
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== 連邦系の企業 == |
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=== ヴィックウェリントン === |
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;VIC WELLINGTON<ref name="aj-pos" /> |
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『[[モビルスーツバリエーション]] (MSV)』に登場。ゲーム『[[機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記]]』では「ウェリントン社」として登場。 |
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== 地球連邦系の企業 == |
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[[#ハービック|ハービック]]とともに連邦軍の二大軍事メーカーとされるが<ref name="msvhb2-2">『模型情報・別冊 MSバリエーション・ハンドブック2』バンダイ、1983年5月、2頁。</ref>、開発機種については言及されていない。航宙機を開発しているとする資料もある<ref name="aj-pos" />。 |
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=== 航空機関連 === |
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==== ハービック ==== |
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; HERVIC{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}} |
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『MSV』で設定された。ゲーム『[[機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記]]』にも登場する。 |
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[[地球連邦軍]]の[[航空機]]、特に[[戦闘機]]の開発をおこなう。地球連邦統合後の経験が浅く、軍部からは比較的冒険度の高い実験機の要請が多い{{Sfn|MSVハンドブック2|1983|p=2}}。[[地球連邦軍の艦船及びその他の兵器#フラットマウス|フラットマウス]]、[[地球連邦軍の艦船及びその他の兵器#セイバーフィッシュ|セイバーフィッシュ]]、[[地球連邦軍の艦船及びその他の兵器#トリアーエズ|トリアーエズ]]、[[地球連邦軍の艦船及びその他の兵器#フライダーツ|フライダーツ]]、[[地球連邦軍の艦船及びその他の兵器#TINコッド|TINコッド]]、そして変形してMSのコックピットとなる[[コア・ファイター]]を開発する。 |
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=== スーズ === |
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; SUZE<ref name="aj-pos" /> |
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「透視図」に文字設定のみ登場。 |
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一年戦争終結後は戦闘機の発注が激減して経営難におちいり、[[宇宙世紀]]0082年6月にアナハイム・エレクトロニクス社に吸収合併され{{Sfn|MG GP01|1997|p=3}}'''AEハービック'''となる{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}}。そして、[[ガンダム開発計画|GPシリーズ]]のコア・ファイターの開発に貢献している{{Sfn|MG GP01|1997|p=3}}。 |
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[[ガンタンク]](78式<ref name="kiroku1">透視図より。『機動戦士ガンダム記録全集1』日本サンライズ、1979年12月、160-163頁で確認。</ref>)、[[ガンキャノン]]と[[ガンダム (架空の兵器)|ガンダム]](79タイプ<ref name="kiroku1" />)、[[ジム・キャノン]](79-A式<ref>1/144スケールキット『RGC-80 ジムキャノン』付属解説書。</ref>)の頭部アンテナや、ジムの側頭部に内蔵された無段方位アンテナ<ref>『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンク クリエイティブ、2010年9月、79頁。</ref> といった地球連邦軍MS用のアンテナをおもに製造している<ref>透視図ではいずれも「スーズ式」とされていた。「スーズ社」と企業名になったのは『マスターグレードモデル RX-78-2「ガンダム2号機」』解説書より。</ref>。 |
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映画『[[機動戦士ガンダムNT]]』のノベライズ版では、主人公[[機動戦士ガンダムNT#ヨナ・バシュタ|ヨナ・バシュタ]]の父親が同社の研究員で、コロニー内における無重力状態での画期的な航空技術を開発した功績を認められたことにより、宇宙世紀0075年にサイド6から地球([[宇宙世紀の施設と地名#シドニー湾|シドニー]])への移住を許可され、地球連邦軍から航空[[記章|徽章]]を授与されたと言及されている{{Sfn|小説ガンダムNT|2018|p=85-86}}。映画本編でヨナ、リタ、ミシェルがそれぞれ持ち歩いている友情の証のペンダントは、この「父親の形見の航空徽章」を3人で分かち合ったものである。 |
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しかし、ジオン公国軍のザクIIの全方位アンテナ(39タイプ<ref>透視図より。『ファンタスティックコレクション・スペシャル 機動戦士ガンダム マニュアル』朝日ソノラマ、1981年3月で確認。いわゆる「ブレード・アンテナ(角飾り)」ではなく、頭頂部周囲に内蔵されている。</ref>)も製造していることはあまり知られていない。 |
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==== その他(連邦系航空機関連) ==== |
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=== ハービック === |
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; ヴィックウェリントン (VIC WELLINGTON{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}}) |
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; {{要出典範囲|HERVIC|date=2020年10月}} |
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『MSV』 |
: 『MSV』で設定された。ゲーム『ギレンの野望 ジオン独立戦争記』では「ウェリントン」として登場する。 |
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: [[#ハービック|ハービック]]とともに連邦軍の二大軍事メーカーとされ{{Sfn|MSVハンドブック2|1983|p=2}}、航宙機を開発しているとされるが{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}}、開発機種については言及されていない。 |
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; バドライト |
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: 模型誌『[[モデルグラフィックス]]』で設定された。 |
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: 対地攻撃機[[地球連邦軍の艦船及びその他の兵器#マングース|マングース]]を開発・製造している{{Sfn|プロジェクトΖ|1996|p=146}}。 |
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[[地球連邦軍]]の[[航空機]]、特に[[戦闘機]]の開発をおこなう。地球連邦統合後の経験が浅く、軍部からは比較的冒険度の高い実験機の要請が多い<ref name="msvhb2-2" />。開発機種は[[地球連邦軍の艦船及びその他の兵器#フラットマウス|フラットマウス]]、[[地球連邦軍の艦船及びその他の兵器#セイバーフィッシュ|セイバーフィッシュ]]、[[地球連邦軍の艦船及びその他の兵器#トリアーエズ|トリアーエズ]]、[[地球連邦軍の艦船及びその他の兵器#フライダーツ|フライダーツ]]、[[地球連邦軍の艦船及びその他の兵器#TINコッド|TINコッド]]。そして、変形としてMSのコックピットとなる[[コア・ファイター]]を開発する。 |
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=== パーツ製造関連(連邦系) === |
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一年戦争終結後は戦闘機の発注が激減して経営難におちいり、[[宇宙世紀]]0082年6月にアナハイム・エレクトロニクス社に吸収合併され<ref name="MG GP01">『MG 1/100 RX-78GP01 ガンダム試作1号機』付属説明書、バンダイ、1997年8月、3頁。</ref>、'''AEハービック'''となる<ref name="aj-pos" />。そして、[[ガンダム開発計画|GPシリーズ]]のコア・ファイターの開発に貢献している<ref name="MG GP01" />。 |
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==== タキム重工 ==== |
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; TAKIM HEAVY INDUSTRIES{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}} |
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「透視図」が初出で、MG『ガンダム2号機』付属説明書で明確に企業名とされた{{Sfn|MGガンダム|1995|p=11}}。当初は単に「タキム」であったが{{Sfn|記録全集1|1979|p=160-163}}、パーフェクトグレード『ガンダムMk-II』付属説明書で「タキム重工」とされた{{Sfn|PGMk-IIエゥーゴ|2001}}。「タキム発動機 ''(TAKIMU MOTOR)''」とする資料もある{{Sfn|EB SPガンダム大鑑|1993|p=42}}。 |
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船舶や車両・航空機のエンジン・メーカーで、核融合炉の開発部門も傘下に擁する{{Sfn|EB SPガンダム大鑑|1993|p=42}}。連邦軍の委託により{{Sfn|EB SPガンダム大鑑|1993|p=42}}、V作戦MSおよびコア・ファイターの熱核融合炉のほか{{Sfn|記録全集1|1979|p=160-163}}、MS用の各種アクチェーター、ビーム発振器などの開発をおこなう{{Sfn|EB SPガンダム大鑑|1993|p=42}}。一年戦争終結後も地上用MSの小型スラスターなど{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}}、連邦製MSの内装やパーツを多数開発・製造している{{Sfn|EB SPガンダム大鑑|1993|p=42}}。また、[[ハイザック]]のジェネレーターも政治的理由により予定されていたAE社から同社製のものに変更され{{Sfn|Ζフィルムブック1|1999|p=211}}、ティターンズの[[ガンダムMk-II]]開発の際には同社のトップ・エンジニアが技術士官として招聘されている{{Sfn|PG Mk-IIティターンズ|2001}}。 |
|||
映画『[[機動戦士ガンダムNT]]』のノベライズ版では、主人公ヨナ・バシュタの父親がハービック社の研究員で、コロニー内における無重力状態での画期的な航空技術を開発した功績を認められたことにより、宇宙世紀0075年にサイド6から地球([[宇宙世紀の施設と地名#シドニー湾|シドニー]])への移住を許可され、地球連邦軍から航空[[記章|徽章]]を授与されたと言及されている<ref name="g_nt_novel85-86">{{Cite book|和書 |
|||
|author=竹内清人 |
|||
|author2=[[福井晴敏]] |
|||
|date=2018-11-26 |
|||
|title=[[機動戦士ガンダムNT#小説 機動戦士ガンダムNT|小説 機動戦士ガンダムNT]] |
|||
|publisher=KADOKAWA |
|||
|series=[[KADOKAWAの漫画レーベル#カドカワコミックス・エース|角川コミックス・エース]] |
|||
|edition=初版 |
|||
|isbn=978-4-04-107596-8 |
|||
|pages=85-86 |
|||
}}</ref>。映画本編でヨナ、リタ、ミシェルがそれぞれ持ち歩いている友情の証のペンダントは、この「父親の形見の航空徽章」を3人で分かち合ったものである。 |
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=== |
==== サムソニ・シム ==== |
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; SAMSONY-C.I.M{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}} |
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; {{要出典範囲|BLASH|date=2020年10月}} / BRASH<ref name="aj-pos" /> |
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「透視図」が初出で、MG『ガンダム2号機』付属説明書で明確に企業名とされた。 |
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主に[[ガンダム (架空の兵器)|ガンダム]]、及び[[陸戦型ガンダム]]等が装備した[[ビームライフル (ガンダムシリーズ)|ビームライフル]]の開発を行っていたとされる企業。ただし[[陸戦型ガンダム]]のビームライフル(型式番号XBR-M-79E)の照準センサーはボウワ社製。その他に[[ハイパーバズーカ]]や[[ジム・スナイパー]]が装備したロングレンジ・ビームライフルなどの開発も行った<ref name="no1">『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム (GA Graphic VOLUME 1) 』より。</ref>。 |
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電動モーターの製造企業{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}}。連邦軍と共同でMSの関節部の駆動モーター(フィールドモーター)を開発・製造している{{Sfn|MGガンダム|1995|p=6}}{{Sfn|記録全集1|1979|p=160-163}}。一方で、公国系MSに使用されている流体内パルス・システムを利用した関節用モーターも生産しているとされる{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}}。 |
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{{要出典範囲|一年戦争終結後は[[アナハイム・エレクトロニクス]]に買収され、同社の系列企業になった。|date=2020年10月}} |
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==== スーズ ==== |
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CDシネマ『ルンガ沖砲撃戦』においてガンダム試作1号機フルバーニアンが使用したロングレンジの大型ビームライフル(型式番号:Blash・XBR-L-83d)をボウワ社と共同開発している。 |
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; SUZE{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}} |
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「透視図」が初出で、MG『ガンダム2号機』付属説明書で明確に企業名とされた{{Sfn|MGガンダム|1995|p=6}}。 |
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連邦軍のV作戦MSの頭部アンテナや{{Sfn|記録全集1|1979|p=160-163}}、[[ジム (ガンダムシリーズ)|ジム]]の側頭部に内蔵されている無段方位アンテナ{{Sfn|マスターアーカイブジム|2010|p=79}}など、連邦制MSのアンテナ製造をおもな業務とする{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}}。一方で、公国軍のザクIIの頭頂部に内蔵されている全方位アンテナ(いわゆるブレード・アンテナ(角飾り)ではない)も同社製とされる{{Sfn|ガンダムマニュアル|1981}}。 |
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=== ホリフィールド・ファクトリー・ウエポンズ === |
|||
[[ジム・コマンド]]、[[ジム改]]等が装備したブルパップ型90mmマシンガン(型式番号HWF GMG・MG79-90mm)の開発を行っていたとされる企業<ref name="no1"/>。一年戦争終結後、上記マシンガンの構造を流用して[[ジム・カスタム]]、[[ジム・クゥエル]]の装備した新型90mmマシンガン(型式番号HWF GMG・MR82-90mm、通称「ジム・ライフル」)を開発した。 |
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==== マツム・ソニック==== |
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プラモデルの「[[マスターグレード]] RGM-79C ジム改(スタンダードカラー)」同梱のロング・ライフル(「ロングバレル・ライフル」<ref>SBクリエイティブ『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム Vol.2』P.125</ref>、型式番号HWF GR・MLR79-90mm)も同社製で、[[ジム・スナイパー#ジム・スナイパーII|ジム・スナイパーII]]も使用している<ref name="no1"/>。 |
|||
; MATHUM SONIC{{Sfn|EB SPガンダム大鑑|1993|p=46}} |
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「透視図」が初出。当初は「マツム」であったが{{Sfn|記録全集1|1979|p=160-163}}、『EB SPECIALガンダム大鑑』で「マツム・ソニック」とされ、明確に企業名とされた。 |
|||
家電・[[オーディオ・ビジュアル|AV]]メーカー{{Sfn|EB SPガンダム大鑑|1993|p=46}}。一年戦争以降は[[ガンダム (架空の兵器)|ガンダム]]に搭載されている通信・音響システムや{{Sfn|MGガンダム|1995|p=6}}、顎部の聴音機{{Sfn|記録全集1|1979|p=160-163}}をはじめ、連邦系MSのモニターや通信装置も開発・製造している{{Sfn|EB SPガンダム大鑑|1993|p=46}}。 |
|||
=== ヤシマ重工 === |
|||
; YASHIMA HEAVY INDUSTRIAL<ref name="aj-pos" />, {{要出典範囲|YHI|date=2020年10月}} |
|||
[[陸戦型ガンダム]]や[[陸戦型ジム]]等が装備した100mmマシンガンやロケットランチャー、ミサイルランチャー及び180mmキャノンの開発を行っていたとされる企業。(各種兵装の詳細は[[陸戦型ガンダム]]の項を参照のこと)特徴はYHIが当時提唱していた'''可搬型兵器構想'''という、[[陸戦型ガンダム]]背部に装備するウェポンラックに作戦に応じてMSのみで各装備を組立、分解、収納、携行を可能とし、MS単独で運用をできるようにした点である<ref name="no1"/>。 |
|||
==== その他(連邦系パーツ製造関連) ==== |
|||
また[[フォーミュラ計画]]にあたって[[ガンダムF90 (架空の兵器)|マイクロハニカム技術]]をサナリィに提供するなど、小型MSの開発に大きく貢献している<ref>プラモデル『1/100 ガンダムF-90』説明書</ref>。 |
|||
; {{Anchor|エービン}} (ABINE{{Sfn|EB SPガンダム大鑑|1993|p=42}}) |
|||
: CDシネマ『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY#CDシネマ|機動戦士ガンダム0083 ルンガ沖砲撃戦]]』で設定された。 |
|||
=== その他の連邦系企業 === |
|||
: メガ粒子砲などに使用されるレーザー発振制御機器を開発・製造している{{Sfn|EB SPガンダム大鑑|1993|p=42}}。メガ粒子砲の制振装置であるスタビライザーなど{{Sfn|ルンガ沖砲撃戦|1992|p=58}}、おもに宇宙艦艇の主砲クラスの大出力砲に使用するパーツを生産している{{Sfn|EB SPガンダム大鑑|1993|p=42}}。 |
|||
; {{Anchor|サムソニ・シム}}(SAMSONY-C.I.M<ref name="aj-pos" />) |
|||
: {{要出典範囲|連邦側MSの関節部の駆動モーター(フィールドモーター)を開発・製造している。|date=2020年10月}} |
|||
; {{Anchor|タキム重工}}(TAKIM HEAVY INDUSTRIAL<ref name="aj-pos" />) |
|||
: {{要出典範囲|連邦軍MSの核融合ジェネレーターやビームサーベルのビーム発生エンジンを開発・製造している。|date=2020年10月}} |
|||
; {{Anchor|TOTOカニンガム}} (TOTO KANINNGHAM<ref>『マスターアーカイブ モビルスーツ RX-78GP01 ゼフィランサス』ソフトバンク クリエイティブ、2013年9月、93頁。</ref>) |
|||
: 「トト・カニンガム」とも表記。連邦系MSの標準装備である頭部バルカン砲の製造メーカー。初代ガンダムのASG86-B3Sや、[[ユニコーンガンダム]]のASG64-C1Sも同社製であるとする資料もある<ref>『モビルスーツアーカイブ RX-0 ユニコーンガンダム』SB クリエイティブ、2015年11月、46-47頁。</ref>。 |
|||
; {{Anchor|ニッコル光器}} |
; {{Anchor|ニッコル光器}} |
||
: 小説版『機動戦士ガンダム』に名称のみ登場。 |
|||
: 小説版に登場する光学機器(照準器)メーカー。メーカー名を挙げて、射手を叱咤するセリフがある。 |
|||
: ペガサス・J([[ホワイトベース]]・タイプの2番艦)のメガ粒子砲の望遠レンズの製造メーカー。ムサイのものより長射程を誇る{{Sfn|小説ガンダムII|1980|p=196}}。 |
|||
; {{Anchor|ノーフォーク産業}} |
|||
: 主にジム寒冷地仕様(RGM-79D)が装備したフォアグリップ兼用マガジンの90mmマシンガンを製造する企業。他にヤシマ重工が開発した100mmマシンガンの[[ライセンス生産]]も行っている<ref name="no1"/>。 |
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=== ビーム兵器関連(連邦系) === |
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==== ブラッシュ ==== |
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; BRASH{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}} / BLASH{{Sfn|MGガンダム|1995|p=13}} |
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CDシネマ『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY#CDシネマ|機動戦士ガンダム0083 ルンガ沖砲撃戦]]』で設定された。 |
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メガ粒子砲の製造メーカーで{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}}、MS用のビーム・ライフルを初めて開発するが、火力の面ではボウワ社の次に甘んじている{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}。[[ガンダム (架空の兵器)|ガンダム]]および[[陸戦型ガンダム]]用のものが有名(ただし後者の照準センサーはボウワ社製)。[[ガンダムNT-1]]用のビーム・サーベルも手掛けている。また、実弾兵器であるハイパー・バズーカも開発・製造している。 |
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一年戦争終結後はAE社に買収されて「'''AEブラッシュ'''」となり{{Sfn|PG GP01|2003}}、[[ガンダム開発計画]]機用の大型ビーム・ライフルの試作をおこなっている{{Sfn|ルンガ沖砲撃戦|1992|p=57}}。また、[[ガンダムMk-II]]のビーム・ライフルの開発にボウワ社とともに携わったとも言われる{{Sfn|87Dビームライフル|2006}}。 |
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==== ボウワ ==== |
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; BOWA{{Sfn|MS WARS|1991|p=91}} / BAUVA{{Sfn|MGガンダム|1995|p=13}} |
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CDシネマ『機動戦士ガンダム0083 ルンガ沖砲撃戦』で設定された。 |
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メガ粒子砲の小型化に際し、エネルギーCAPシステムの理論確立に大きく貢献し、連邦軍のビーム兵器開発において主導的な役割を果たす{{Sfn|PG GP01|2003}}。[[ガンキャノン]]のビーム・ライフルやジムのビーム・スプレーガン、[[ジム・スナイパー#ジム・スナイパーカスタム|ジム・スナイパーカスタム]]のスナイパー・ビーム・ライフルなどを開発・製造している。一年戦争後はAE社と懇意になり、同社製造のMS用ビーム・ライフルを一手に担う{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}。 |
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==== その他(連邦系ビーム兵器関連) ==== |
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; {{Anchor|フッド}} (FOOD{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}) |
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: CDシネマ『機動戦士ガンダム0083 ルンガ沖砲撃戦』で設定された。 |
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: 連邦軍艦に搭載されるメガ粒子砲の開発・製造をおこなう{{Sfn|ルンガ沖砲撃戦|1992|p=59}}。 |
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=== 実体弾兵器関連(連邦系) === |
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==== ヤシマ重工 ==== |
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; YASHIMA HEAVY INDUSTRIAL{{Sfn|EB SPガンダム大鑑|1993|p=46}}, YHI{{Sfn|100mmマシンガン|2006}} |
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[[ガンダムF90 (架空の兵器)|ガンダムF90]]の設定が初出。名家とされ、[[ミライ・ヤシマ]]の血縁でもあるヤシマ家とは直接の関係はないとされる{{Sfn|OFFICIALS|2001|p=651}}。 |
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日本に本社を置く{{Sfn|EB MS開発競争編|1991|p=66}}国際企業。宇宙艦艇の建造、ドックの建設からスペース・グライダー、リニア・カーの生産などもおこなう{{Sfn|EB SPガンダム大鑑|1993|p=46}}。 |
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一年戦争時には、同社が提唱する「MS用可搬型兵器構想」にもとづき、[[陸戦型ガンダム]]の100ミリマシンガンや180ミリキャノン砲を開発している{{Sfn|可搬型180mm砲|2006}}。同機のロケット・ランチャーやミサイル・ランチャーも同社製である{{Sfn|マスターアーカイブジム|2010|p=90-97}}。ビーム兵器への移行の流れに乗り遅れた同社は、以前からの連邦陸軍中枢部との人脈を利用してなかば強引に計画を推進し{{Sfn|100mmマシンガン|2006}}、MS用携行兵器産業のトップ・サプライヤーへの返り咲きを狙うが、果たせずに終わる{{Sfn|可搬型180mm砲|2006}}。 |
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一年戦争終結後は宇宙用艦艇の推進機の開発・製造をおもな業務としている{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}}。また、金属中に発生させたミノフスキー立方格子に沿って異種結晶化結合を成長させるマイクロ・ハニカム技術を開発し、[[ガンダムF90 (架空の兵器)|ガンダムF90]]の装甲材に使用されている{{Sfn|1/100F90A.D.S|1990}}。 |
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『[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN]]』のメカニックデザイン企画『[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN#Mobile Suit Discovery|Mobile Suit Discovery]] (MSD)』では「'''八洲重工'''」と表記され、各種兵器の開発で実績をもつとされる{{Sfn|HG局地型ガンダム|2016}}。[[#ヤシマ・カンパニー|ヤシマ・カンパニー]]との関連は不明。同社の100ミリマシンガン(『MSD』では「MS用マシンガン」)は連邦軍だけでなく、ジオン公国軍のMSも使用している{{Sfn|HGブグ|2016}}。 |
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==== その他(連邦系実体弾兵器関連) ==== |
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; {{Anchor|トト・カニンガム}} (TOTO KANINNGHAM{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}) |
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: 雑誌『B-CLUB』で設定された<!--号数をご存知の方は修正願います。-->。初出時は「TOTOカニンガム」と表記されていた。 |
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: 連邦系MSの標準装備である頭部バルカン砲の製造メーカー。初代ガンダムや[[ガンダム開発計画#ガンダム試作1号機(ゼフィランサス)|ガンダム試作1号機]]{{Sfn|マスターアーカイブGP01|2013|p=93}}のほか、[[ユニコーンガンダム]]のものも同社製であるとする資料もある{{Sfn|MSアーカイブユニコーン|2015|p=46-47}}。 |
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; ノーフォーク産業 (NORFORK INDASTRIAL{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}{{Sfn|MGガンダムNT-1|1999|p=13}}, NFHI{{Sfn|マスターアーカイブジム|2010|p=90-97}}) |
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: MG『ガンダムNT-1』付属説明書で設定された。 |
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: [[ジム・コマンド#ジム寒冷地仕様|ジム寒冷地仕様]]の初期導入時に少数配備された90ミリマシンガンを開発している{{Sfn|マスターアーカイブジム|2010|p=90-97}}。ヤシマ重工製の100ミリマシンガンのライセンス生産もおこなっている{{Sfn|マスターアーカイブジム|2010|p=90-97}}。また、[[ガンダム]]NT-1用ビーム・ライフルの集束装置とハウジングを担当している(ビーム発振器は[[#ボウワ|ボウワ]]社製){{Sfn|MGガンダムNT-1|1999|p=13}}。 |
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; フランツ |
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: 書籍『マスターアーカイブ モビルスーツ ジム』で設定された。 |
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: [[ジム・スナイパー#ジム・スナイパーII|ジム・スナイパーII]]用に少数生産されたスナイパー・ライフルを開発している{{Sfn|マスターアーカイブジム|2010|p=90-97}}。 |
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; ホリフィールド・ファクトリー・ウエポンズ (HOLLYFIELD FACTORY WEAPONS{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}, HFW{{Sfn|MGジムカスタム|1999|p=13}}) |
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: 『MG ジム・カスタム』付属説明書で略称が設定された。『U.C.ARMS GALLERY 03』で正式名称が付けられ、明確に企業名とされた。 |
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: ヤシマ重工と双璧をなす名門兵器メーカー{{Sfn|ジムマシンガン|2006}}。一年戦争末期に[[ジム・コマンド]]などのジム・マシンガンやジム・ライフルを開発・製造している。主力がビーム兵器に移行する中でも実体弾兵器にこだわり続けて業績不振を招き、宇宙世紀0095年にAE社に買収される{{Sfn|ジムマシンガン|2006}}。 |
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=== 一般企業(連邦系) === |
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==== ヤシマ・カンパニー ==== |
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; YASHIMA COMPANY |
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漫画・アニメ『[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN]]』に登場。「YASHIMAカンパニー」や「ヤシマ産業(「カンパニー」とルビ)」とも表記される。 |
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宇宙移民時代に財をなした{{Sfn|オリジンガイド2I|2010|p=119}}巨大企業グループ{{Sfn|オリジンガイド2I|2010|p=144}}。軍需産業で成功するが、戦争を嫌う[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN#シュウ・ヤシマ|シュウ・ヤシマ]]([[ミライ・ヤシマ|ミライ]]の父)がCEOに就任し{{Sfn|オリジンガイド2I|2010|p=144}}、宇宙世紀0071年頃から{{Sfn|オリジンワークス上|2018|p=51}}コロニー開発など民生中心に方針転換する{{Sfn|オリジンガイド2I|2010|p=144}}。テキサス・コロニーを所有し、サイド7のコロニー建設も受注しており、同サイドへの宇宙貨客船も運航している。 |
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==== その他(連邦系一般企業) ==== |
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; {{Anchor|フェデレーション・ポスト}} |
; {{Anchor|フェデレーション・ポスト}} |
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: 漫画『ギレン暗殺計画』に登場。 |
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: {{要出典範囲|連邦系の新聞社でジオン共和国時代の企業。反ザビ派ジャーナリスト、フランシス・オービットは幾度も強烈にギレンの論説を批判している。|date=2020年10月}} |
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: 連邦系の新聞社。ジオンが共和国の時代に経営され、一年戦争時にはなくなっている。 |
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; {{Anchor|フッド}} |
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: 連邦軍の艦船に搭載されるメガ粒子砲を製造している<ref>{{Citation|和書 |date=1992年1月 |title=機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY CDシネマ/ルンガ沖砲撃戦 |publisher=ビクター }}</ref>。 |
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; {{Anchor|ボウワ}}({{要出典範囲|BOWA|date=2020年10月}}) |
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: 一年戦争中はガンダムなどのビームライフルを製造したメーカーとされる。「機動戦士ガンダム0083」のGPシリーズのビームライフルもボウワ製である。 |
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; {{Anchor|マツム・ソニック}}(MATHUM SONIC<ref name="aj-pos" />) |
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: {{要出典範囲|[[ガンダム (架空の兵器)|ガンダム]]に搭載された通信、音響システムを開発したとされる企業。|date=2020年10月}} |
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== 一年戦争後の主な企業 == |
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; アナハイム・エレクトロニクス |
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== 一年戦争後の企業 == |
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{{Main|=アナハイム・エレクトロニクス}} |
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設立・創業時期ではなく、おもに一年戦争終結以降の経営が確認できる企業について解説する。 |
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; ガーベイ・エンタープライズ |
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: [[アフリカ]]で[[太陽光発電|太陽光発電所]]および、廃棄物処理所を経営<ref>『[[機動戦士ガンダムUC]]』第6巻</ref>。 |
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=== 複合企業体・総合商社 === |
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; サナリィ |
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==== アナハイム・エレクトロニクス ==== |
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{{Main|サナリィ}} |
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アニメ『[[機動戦士Ζガンダム]]』が初出。一年戦争後に台頭する巨大複合企業体。 |
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; トルロ(TOLRO<ref name="aj-pos" />) |
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: {{Main|アナハイム・エレクトロニクス}} |
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: プチモビを製造。宇宙世紀0096年頃、800型(通称トロハチ)を開発<ref>『機動戦士ガンダムUC』第1巻</ref>。 |
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; ノクトン |
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==== ブッホ・コンツェルン ==== |
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: 宇宙船やモビルスーツ[[ジム改#ジムカナール|ジムカナール]]などの外装部品を製造。宇宙世紀0085年頃、MS開発部門がアナハイム社に移る<ref>漫画『[[機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル]]』第1巻より。社名およびMS開発部門が移ったことは第10巻より。</ref>。 |
|||
小説版『[[機動戦士ガンダムF91]]』が初出。[[機動戦士ガンダムF91の登場人物#ロナ家|ロナ家]]が経営する複合企業体。 |
|||
; ブッホ・コンツェルン |
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{{Main|ブッホ・コンツェルン}} |
: {{Main|ブッホ・コンツェルン}} |
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; {{Anchor|ブラッドリー宇宙建設工業}} |
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==== ルオ商会 ==== |
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: コロニー公社の下請け企業。コロニー「フロンティアIV」の建設工事をおこなう。[[機動戦士ガンダムF91の登場人物#レズリー・アノー|レズリー・アノー]]が勤務<ref name="f91-109">富野由悠季『機動戦士ガンダムF91 クロスボーン・バンガード(上)』角川書店、1991年2月、109-118頁。</ref>。 |
|||
; LUIO & Co.{{Sfn|ガンダムNT限定Blu-ray|2019|p=7}} |
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アニメ『[[機動戦士Ζガンダム]]』および劇場アニメ『[[機動戦士ガンダムNT]]』に登場。漢字では「'''羅商会'''」と書く(『Ζ』第17話より)。 |
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ニューホンコンを拠点とする[[商社#総合商社|総合商社]]{{Sfn|ガンダムNT限定Blu-ray|2019|p=7}}。シャトルのチケットの販売や、宇宙世紀0087年の[[グリプス戦役]]時には反地球連邦組織[[カラバ]]へ物資の補給などの援助をおこなう。政治的な発言力も強く、連邦政府議員にも息のかかった者がいる{{Sfn|Ζ大事典|1986}}。会長{{Sfn|ガンダムNT限定Blu-ray|2019|p=7}}は[[機動戦士Ζガンダムの登場人物#ルオ・ウーミン|ルオ・ウーミン]]で、娘(劇場版では義娘)の[[機動戦士Ζガンダムの登場人物#ステファニー・ルオ|ステファニー・ルオ]]が名代を務める。 |
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グリプス戦役時に[[ティターンズ]]によって多大な被害を受けたニューホンコンの復興に尽力し、宇宙世紀0097年時にもその権力を維持している{{Sfn|ガンダムNT限定Blu-ray|2019|p=7}}。 |
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=== 機動兵器関連(一年戦争後) === |
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<!--サナリィは前身は企業であるが(当時の名称は不明)、連邦軍の研究機関である--> |
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; {{Anchor|カムダック}} (KHAM DUC{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}) |
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: ゲームブック『機動戦士ガンダムΖΖ〈3〉 エニグマ始動』で設定された。 |
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: AE社の提携企業{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}。[[ネオ・ジオン#アクシズ(ネオ・ジオン)|ネオ・ジオン(アクシズ)]]に協力し{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}、[[ネオ・ジオンの機動兵器#バウ|バウ]]を開発・製造したとされる。 |
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; {{Anchor|ヘクタ・ドナ}} (HECTA DONA{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}) |
|||
: ゲームブック『機動戦士ガンダムΖΖ〈3〉 エニグマ始動』で設定された。 |
|||
: ネオ・ジオン(アクシズ)に協力し{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}、[[ガザC|ガザ]]系の機体や[[ザクIII]]、[[ネオ・ジオンの機動兵器#ドライセン|ドライセン]]を開発・製造したとされる。また、旧ジオニック社のMSの生産もおこなったといわれる{{Sfn|データガンダムI|2010|p=21}}{{Efn2|ゲームブックでは同社が一年戦争後期にギャンやゲルググ、[[ガルバルディ]]を開発したとされており、現在の設定と異なる。}}。 |
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; {{Anchor|ラウ・カンパニー}} |
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: 漫画『[[機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル]]』に登場。 |
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: 地球に本社を置く軍需メーカー。ティターンズと懇意にしているが、宇宙世紀0087年に宇宙での生産拠点のひとつ「ルオイーコロニー」で組み立て中のMA[[ティターンズの機動兵器#ダーグウェ|ダーグウェ]]を手土産にエゥーゴへ寝返ろうとする。専務は経営者の婿養子で、ニュータイプの発見と育成を目的とする「委員会」のメンバーでもあるアルパ・ラウ。 |
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=== パーツ製造関連(一年戦争後) === |
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; トルロ(TOLRO{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}}) |
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: 『アナハイム・ジャーナル』付属ポスターで設定された。 |
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: 車両や船舶・航宙機の[[ダンパー]]などを開発・製造しており、流体制御や空圧・油圧制御の技術においては業界トップとされる{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}}。プチ・モビルスーツ(プチモビ)の製造もおこなっており、宇宙世紀0096年頃に800型(通称「[[機動戦士ガンダムUCの登場兵器#トロハチ|トロハチ]]」)を開発している。 |
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; {{Anchor|ノクトン・セラミック}} |
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: 漫画『エコール・デュ・シエル』に登場。正式名称は小説版『エコール・デュ・シエル 天空の少女』により{{Sfn|小説エコール1|2013|p=27}}、漫画作中では単に「ノクトン社」と呼称される{{Sfn|エコール10|2007|p=149}}。 |
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: 古くは旧世紀の[[第二次世界大戦]]前後から、一年戦争においても財をなしている{{Sfn|小説エコール1|2013|p=44}}軍需メーカー{{Sfn|エコール2|2003|p=57}}。宇宙世紀0085年時は月に拠点を構え{{Sfn|小説エコール1|2013|p=182}}、宇宙船やMSの外装部品を製造するが{{Sfn|エコール1|2002|p=64}}、教習用MSの[[ジム改#ジム・カナール|ジム・カナール]]や[[ジム改#ジム・カンヌ|ジム・カンヌ]]は同社を中心に{{Sfn|小説エコール1|2013|p=32}}連邦軍との共同プロジェクトが組まれている(実際には開発費を負担したに過ぎないとされる){{Sfn|小説エコール1|2013|p=99}}。社長は[[機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル#エリシア・ノクトン|エリシア]]の父であるクラウス・ノクトンだが{{Sfn|小説エコール1|2013|p=74}}、0085年末に事故で死亡し、MS開発部門がAE社に移る{{Sfn|エコール10|2007|p=158}}。 |
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; {{Anchor|ロックウェイ}} |
; {{Anchor|ロックウェイ}} |
||
: 小説版『ガンダムF91』に登場。 |
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: 装甲材質の開発をおこなう、連邦軍の下請け企業<ref>岡崎昭行『データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編II]』角川書店、2010年6月、43頁。</ref>。サイド1コロニー「ヘルンガット」にあり、レズリー・アノーがブラッドリー宇宙建設工業以前に勤務<ref name="f91-109" />。 |
|||
: 装甲材の開発をおこなう、連邦軍の下請け企業{{Sfn|データガンダムII|2010|p=43}}。サイド1コロニー「[[サイド (ガンダムシリーズ)#ヘルンガット|ヘルンガット]]」にあり、[[機動戦士ガンダムF91の登場人物#レズリー・アノー|レズリー・アノー]]が[[#ブラッドリー宇宙建設工業|ブラッドリー宇宙建設工業]]以前に勤務{{Sfn|小説ガンダムF91上|1991|p=109-111}}。 |
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=== 一般企業(一年戦争後) === |
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; {{Anchor|ガーベイ・エンタープライズ}} |
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: 小説版『[[機動戦士ガンダムUC]]』に登場。アニメ版には登場しない。 |
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: サハラ地区で[[太陽光発電|太陽光発電所]]および廃棄物処理場を経営する大企業{{Sfn|小説ガンダムUC6|2018|p=189}}。会長は[[機動戦士ガンダムUC#マハディ・ガーベイ|マハディ・ガーベイ]]。 |
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; {{Anchor|ブラッドリー宇宙建設工業}} |
|||
: 小説版『ガンダムF91』に登場。 |
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: コロニー公社の下請け企業。コロニー「フロンティアIV」の建設工事をおこなう。レズリー・アノーが勤務{{Sfn|小説ガンダムF91上|1991|p=109-111}}。 |
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; マクダニエル (MACDANIEL / McDANIEL HANBURGERS{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}}) |
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: 『機動戦士Ζガンダム』第8話に登場。 |
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: 月とコロニーを中心に展開する[[ハンバーガー]]・チェーンで、提携牧場で飼育する牛を使用したハンバーガーは高い人気を誇るとされる{{Sfn|アナハイムジャーナル|2003|ps=, 付属ポスター。}}。[[宇宙世紀の施設と地名#グラナダ|グラナダ]]のイースタン通りにある店舗がエゥーゴの作戦会議場として使用され、ジャブロー降下作戦が決定される。その際、[[ヘンケン・ベッケナー]]は同社の制服を着用している。 |
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== 公社 == |
== 公社 == |
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宇宙世紀の[[公社]]には特定の政府が |
宇宙世紀の[[公社]]には、特定の政府が保有するものと、どこの政府にも与しない[[非政府組織|NGO(非政府組織)]]であるものの2種類がある。 |
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=== コロニー公社 === |
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; {{Anchor|宇宙引越公社}} (PCST<ref>アニメ『[[機動戦士Vガンダム]]』第11話。</ref>, Public Corporation of Space Transport<ref>『電撃ENTERTAINMENT BIBLE 機動戦士ガンダム大図鑑1 ザンスカール戦争編〈上〉』メディアワークス、1994年2月25日、44頁。</ref>) |
|||
アニメ『[[機動戦士Ζガンダム]]』が初出{{Efn2|『Ζ』第1話のサイド7コロニー「[[サイド (ガンダムシリーズ)#グリーンノア2|グリーンノア2]]」の警備員の台詞より。}}。 |
|||
: 宇宙へ移民した民間人の財産を宇宙へ運ぶNGOである。アーティ・ジブラルタルに、地球の偉大な歴史遺産である[[マスドライバー]]を所有。この公社を武力制圧することは人類全体を敵に回すおそれがあったため、一年戦争時のジオン軍でさえ接収を控えたほどである。 |
|||
: [[ウッソ・エヴィン]]の父である[[機動戦士Vガンダムの登場人物#ハンゲルグ・エヴィン|ハンゲルグ・エヴィン]]が働いていた会社でもある。 |
|||
; {{Anchor|コロニー公社}} |
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: [[スペースコロニー]]を造る地球連邦政府の[[第三セクター|半民半官]]の会社である。地球で増加し過ぎた人口を削減する為に宇宙に移民をさせる際のコロニーを作った会社である。地球連邦政府が100パーセント出資した公社と思われる。 |
|||
: 後にコロニー製造のコスト削減や規制緩和のために民間のコロニー製造会社(アナハイム・エレクトロニクス社傘下)も現れている。 |
|||
; {{Anchor|木星船団公社}} |
|||
: ヘリウム船団などともいう。宇宙世紀世界の[[原子核融合|核融合]]燃料である[[ヘリウム#同位体|ヘリウム3]]を[[木星]]から地球圏へ運ぶ企業である。一年戦争時では南極条約によって木星船団への攻撃が禁止されている。 |
|||
: 他には木星への旅客船運行や資材運送(ヘリウム3を地球圏に下ろした後の空になったスペースを使用すると推測される)も行う。[[ザンスカール帝国]]首相[[機動戦士Vガンダムの登場人物#フォンセ・カガチ|フォンセ・カガチ]]は元職員である。 |
|||
[[スペースコロニー|スペース・コロニー]]の生命維持システムを操作するために創設された{{Sfn|Ζ大事典|1986|p=161}}地球連邦政府の管轄下にある組織{{Sfn|EBグリプス戦争編|1989|p=64}}。正式名称は「コロニー管理公社」で{{Sfn|Ζ大事典|1986|p=161}}、一年戦争時までは「コロニー管理省」という名称であった{{Sfn|ガンダム大事典一年戦争編|1991|p=130}}{{Sfn|ラポート0083|1993|p=127}}。半官半民の組織であり{{Sfn|ガンダム大事典一年戦争編|1991|p=130}}、上層部は役人であるが現場の技術者は{{Sfn|ラポート宇宙世紀1|1998|p=58}}初期のコロニー建設で活躍した技術者を中核とする{{Sfn|ガンダム大事典一年戦争編|1991|p=130}}。集光ミラーの調節、空気の管理、水の循環など、業務はすべてに対して優先される{{Sfn|Ζ大事典|1986|p=161}}。宇宙においては絶対的な立場にあり{{Sfn|ガンダム大事典一年戦争編|1991|p=130}}、一年戦争時においても条約で保証され{{Sfn|Ζ大事典|1986|p=161}}、決して攻撃されることはない{{Sfn|ラポート0083|1993|p=127}}。 |
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== その他の企業 == |
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; {{Anchor|ジオニックトヨタ}} |
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アニメ『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]』では、宇宙世紀0083年11月10日に{{Sfn|0083策謀編|1992|p=77}}[[デラーズ・フリート]]の[[シーマ・ガラハウ#シーマ艦隊|シーマ艦隊]]がコロニー・ジャックをおこなう際に、移送中のコロニーに随伴する公社の監視船4隻{{Sfn|ニュータイプ100%0083|1993<!--ページ記載なし-->}}を撃沈している。 |
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:[[トヨタ・オーリス#2代目 E18#H型(2012年 - )|2代目オーリス]]の発売に伴い設立された、ジオニック社と日本の[[トヨタ自動車]]との架空上の合弁会社。 |
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; {{Anchor|ルオ商会}} |
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なお、ジオン公国の「コロニー管理省」は完全に国営化されているが{{Sfn|ガンダム大事典一年戦争編|1991|p=130}}、業務内容はまったく同じである{{Sfn|ラポート宇宙世紀1|1998|p=58}}。 |
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: ルオ・ウーミンを当主とし、娘(劇場版では義娘)のステファニー・ルオが全権を握るニューホンコンを拠点とした企業。裏社会をも牛耳り、[[エゥーゴ]]やその支援組織[[カラバ]]の活動に協力している。 |
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=== 宇宙引越公社 === |
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; Public Corporation of Space Transport{{Sfn|EBザンスカール上|1994|p=44}}, PCST{{Efn2|name="v11"|アニメ『[[機動戦士Vガンダム]]』第11話より。}} |
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アニメ『[[機動戦士Vガンダム]]』に登場。 |
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宇宙へ移民した民間人の財産や、歴史的な遺跡を宇宙へ運ぶことを業務とする{{Efn2|アニメ『[[機動戦士Vガンダム]]』第13話より。}}。地球連邦政府が宇宙移民を積極的に奨励するために{{Sfn|ラポート宇宙世紀1|1998|p=128-129}}宇宙世紀0016年に設立した「フロンティア開発移民局」を母体とし、0030年に「宇宙引越し事業団」として民営化、0034年に政府によってNGOとして再編される{{Sfn|DC一年戦争編|1996|p=63}}。 |
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地球連邦政府は、宇宙移民の際の地球離脱の重量軽減策として家財道具の持ち出しを極度に制限する替わりに、地球に残した個人的財産のすべてを持ち主に戻す契約を交わしている{{Sfn|小説Vガンダム2|1993|p=242}}。その実施に当たって宇宙移民者の経済的負担を軽減するため、NGOの一環に組み入れられる{{Sfn|EBザンスカール上|1994|p=44}}。全人類的な遺産をはじめ、国家・民族・個人の占有物・建築物など、「財産」の概念に相当するあらゆる物資の宇宙への搬送を業務とする{{Sfn|EBザンスカール上|1994|p=44}}。その性質上、組織および施設は絶対的に中立であり{{Sfn|小説Vガンダム2|1993|p=253}}、あらゆる組織の干渉を受け付けず、ジオン公国でさえ接収を控えている{{Sfn|EBザンスカール上|1994|p=66}}。 |
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[[宇宙世紀の施設と地名#アーティ・ジブラルタル|アーティ・ジブラルタル]]に同社のヨーロッパ総局があり{{Efn2|name="v11"}}、シャトルを宇宙に射出するための[[マスドライバー|マス・ドライバー]]が設置されている。[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]の両親である[[機動戦士Vガンダムの登場人物#ハンゲルグ・エヴィン|ハンゲルグ・エヴィン]]と[[機動戦士Vガンダムの登場人物#ミューラ・ミゲル|ミューラ・ミゲル]]が[[リガ・ミリティア]]参加以前に勤務している。0153年4月18日{{Sfn|EBザンスカール下|1994|p=61}}、[[ザンスカール帝国#ベスパ|ベスパ]]のイエロージャケットが前代未聞の武力制圧を開始、リガ・ミリティアの迎撃によって撤退するが、マス・ドライバーに損傷を受ける。この間も、局長の[[機動戦士Vガンダムの登場人物#マンデラ・スーン|マンデラ・スーン]]は両軍に対して中立を貫いている。 |
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=== 木星開発事業団 === |
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連邦系の「'''木星船団'''」としては『機動戦士Ζガンダム』が初出。名称は書籍『データコレクション』シリーズ掲載の宇宙世紀年表より{{Sfn|DC一年戦争編|1996|p=63}}。公社であるかどうかは明確ではないが、便宜上ここに記載する。 |
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[[原子核融合|核融合]]燃料である[[ヘリウム#同位体|ヘリウム3]]を採取・運搬するため、[[木星]]と地球圏の間を往復する。西暦2026年より活動を開始したとされる{{Sfn|EB一年戦争編|1989|p=63}}「木星エネルギー船団」が再編され、宇宙世紀0010年に発足する{{Sfn|DC一年戦争編|1996|p=63}}。非常にリスクの高い航行であることから護送船団方式が採られ、ある程度官僚的な采配がおこなわれるようになる{{Sfn|ラポート宇宙世紀1|1998|p=128-129}}、。超巨大輸送艦[[地球連邦軍の艦船及びその他の兵器#ジュピトリス|ジュピトリス]]の艦長である[[パプテマス・シロッコ]]をはじめ、[[ジュドー・アーシタ]]や[[ガンダム・チーム#ルー・ルカ|ルー・ルカ]]、[[ザンスカール帝国]]宰相となる[[機動戦士Vガンダムの登場人物#フォンセ・カガチ|フォンセ・カガチ]]などが船団に参加している。 |
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なお、ジオン公国は独自に木星船団を編制、0070年に出発した第1次船団は0074年に帰還するが、機械トラブルにより難破した船もあり、多数の船で乗務員の精神錯乱も報告される{{Sfn|ガンダム大事典一年戦争編|1991|p=79}}。ヘリウム3の安定供給を必要とする公国は、船団数の増加と念入りな乗員訓練をおこない、順次船団を発進させる計画を立てる{{Sfn|ガンダム大事典一年戦争編|1991|p=79}}。一年戦争時には、南極条約で木星からの資源輸送路が不可侵とされている{{Sfn|MSVジオン軍MS・MA編|1984|p=154}}。 |
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=== その他公社 === |
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; {{Anchor|M&Y公社}} |
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: MG『ザクII S型』付属説明書で設定された。 |
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: ミノフフキー・イヨネスコ型核融合炉の開発、および核融合技術の発展を推進するため、サイド3が宇宙世紀0047年に設立した半官半民の組織。宇宙世紀0045年に設立されたミノフスキー物理学会を前身とする{{Sfn|PGザクII|1999}}。[[#ジオニック|ジオニック]]社と共同でザクII(F・J・S型)の熱核融合炉を開発・製造する{{Sfn|MGザクIIS|1995|p=11}}{{Sfn|MGザクIIF/J|1995|p=11}}。 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
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{{脚注ヘルプ}} |
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=== 注釈 === |
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{{Notelist2}} |
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=== 出典 === |
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{{Reflist|25em}} |
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== 参考文献 == |
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* 書籍 |
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** {{Cite book|和書 |date=1979-12-20 |title=機動戦士ガンダム・記録全集1 |publisher=日本サンライズ |isbn=<!--なし--> |ref={{SfnRef|記録全集1|1979}} }} |
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** {{Cite book|和書 |date=1981-03-30 |title=機動戦士ガンダム・マニュアル |publisher=朝日ソノラマ |isbn=<!--なし--> |ref={{SfnRef|ガンダムマニュアル|1981}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=1984-04-30 |title=講談社ポケット百科シリーズ33 機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション2 ジオン軍MS・MA編 |publisher=講談社 |isbn=4-06-107783-X |ref={{SfnRef|MSVジオン軍MS・MA編|1984}} }} |
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** {{Cite book|和書 |date=1986-03-25 |title=月刊モデルグラフィックス3月号別冊 ガンダムウォーズ・プロジェクトゼータ |publisher=大日本絵画 |isbn=<!--なし--> |ref={{SfnRef|プロジェクトΖ|1996}} }} |
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** {{Cite book|和書 |date=1986-08-25 |title=ラポートデラックス12 機動戦士Ζガンダム大事典 |publisher=ラポート |isbn=<!--なし--> |ref={{SfnRef|Ζ大事典|1986}} }} |
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** {{Cite book|和書 |date=1989-02-20 |title=ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】 |publisher=バンダイ |isbn=4-89189-006-1 |ref={{SfnRef|EB一年戦争編|1989}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=1989-03-31 |title=ENTERTAINMENT BIBLE .2 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.2 グリプス戦争編】 |publisher=バンダイ |isbn=4-89189-018-5 |ref={{SfnRef|EBグリプス戦争編|1989}} }} |
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** {{Cite book|和書 |date=1991-02-15 |title=ENTERTAINMENT BIBLE.25 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.4 MS開発競争編】 |publisher=バンダイ |isbn=4-89189-130-0 |ref={{SfnRef|EB MS開発競争編|1991}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=1991-06-01 |title=ラポートデラックス 機動戦士ガンダム大事典 一年戦争編 |publisher=ラポート |isbn=<!--なし--> |ref={{SfnRef|ガンダム大事典一年戦争編|1991}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=1992-09-04 |title=ケイブンシャの大百科別冊 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY 策謀編 |publisher=勁文社 |isbn=<!--なし--> |ref={{SfnRef|0083策謀編|1992}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=1993-01-15 |title=ラポートデラックス 機動戦士ガンダム0083 ~スターダストメモリー~ |publisher=ラポート |isbn=<!--なし--> |ref={{SfnRef|ラポート0083|1993}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=1993-02-28 |title=ENTERTAINMENT BIBLE.52 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.8 SPECIALガンダム大鑑】 |publisher=バンダイ |isbn=4-89189-206-4 |ref={{SfnRef|EB SPガンダム大鑑|1993}} }} |
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** {{Cite book|和書 |date=1994-02-25 |title=電撃ENTERTAINMENT BIBLE 機動戦士ガンダム MS大図鑑1 ザンスカール戦争編〈上〉 |publisher=メディアワークス |isbn=4-07-300765-3 |ref={{SfnRef|EBザンスカール上|1994}} }} |
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** {{Cite book|和書 |date=1994-07-15 |title=電撃ENTERTAINMENT BIBLE 機動戦士ガンダム MS大図鑑PART.2 ザンスカール戦争編〈下〉 |publisher=メディアワークス |isbn=4-07-301300-9 |ref={{SfnRef|EBザンスカール下|1994}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=1996-11-15 |title=データコレクション1 機動戦士ガンダム 一年戦争編 |publisher=メディアワークス |isbn=4-07-305314-0 |ref={{SfnRef|DC一年戦争編|1996}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=1998-08-20 |title=ラポートデラックス 機動戦士ガンダム 宇宙世紀Vol.1 歴史編 |publisher=ラポート |isbn=4-89799-293-1 |ref={{SfnRef|ラポート宇宙世紀1|1998}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=1999-01-14 |title=旭屋出版アニメ・フィルムブックス TVシリーズ[機動戦士Ζガンダム]フィルムブック・パート1 |publisher=旭屋出版 |isbn=4-7511-0148-X |ref={{SfnRef|Ζフィルムブック1|1999}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=2000-06-21 |title=機動戦士ガンダム MSV コレクションファイル[地球編] |publisher=講談社 |isbn=978-4063465518 |ref={{SfnRef|MSVコレクション地球編|2000}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |author=[[皆川ゆか]] |date=2001-03-21 |title=[[機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS]] |publisher=講談社 |isbn=4-06-330110-9 |ref={{SfnRef|OFFICIALS|2001}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=2003-12-20 |title=機動戦士ガンダム公式設定集 アナハイム・ジャーナル U.C.0083-0099 |publisher=エンターブレイン |isbn=4-7577-1663-X |ref={{SfnRef|アナハイムジャーナル|2003}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |author=[[安彦良和]] |date=2010-01-26 |title=機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式ガイドブック 2 |publisher=角川書店 |isbn=978-4-04-715366-0 |ref={{SfnRef|オリジンガイド2|2010}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |author=岡崎昭行 |date=2010-04-26 |title=データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編 I] |publisher=角川書店 |isbn=978-4-04-715445-2 |ref={{SfnRef|データガンダムI|2010}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |author=岡崎昭行 |date=2010-06-26 |title=データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編 II] |publisher=角川書店 |isbn=978-4-04-715478-0 |ref={{SfnRef|データガンダムII|2010}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=2010-09-24 |title=マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム |publisher=ソフトバンク クリエイティブ |isbn=978-4-7973-5904-6 |ref={{SfnRef|マスターアーカイブジム|2010}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=2013-09-30 |title=マスターアーカイブ モビルスーツ RX-78GP01 ゼフィランサス |publisher=ソフトバンク クリエイティブ |isbn=978-4-7973-7367-7 |ref={{SfnRef|マスターアーカイブGP01|2013}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=2015-11-06 |title=モビルスーツアーカイブ RX-0 ユニコーンガンダム |publisher=SBクリエイティブ |isbn=978-4-7973-8246-4 |ref={{SfnRef|MSアーカイブユニコーン|2015}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=2018-03-16 |title=機動戦士ガンダム THE ORIGIN キャラクター&メカニカルワークス 上巻 I |publisher=KADOKAWA |isbn=978-4-04-106270-8 |ref={{SfnRef|オリジンワークス上|2018}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=2020-03-20 |title=機動戦士ガンダム THE ORIGIN 豪華設定資料集 I |publisher=サンライズ |isbn=<!--なし--> |ref={{SfnRef|オリジン豪華設定集I|2020}} }} |
|||
* ムック |
|||
** {{Cite book|和書 |date=1981-09-21 |title=月刊OUT9月号増刊 宇宙翔ける戦士達 [[ガンダムセンチュリー|GUNDAM CENTURY]] |publisher=みのり書房 |isbn=<!--なし--> |ref={{SfnRef|センチュリー|1981}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=1983-05-30 |title=模型情報・別冊・MSバリエーション・ハンドブック2 |publisher=バンダイ |isbn=<!--なし--> |ref={{SfnRef|MSVハンドブック2|1983}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=1989-12-12 |title=HOBBY JAPAN 12月号別冊 機動戦士ガンダム GUNDAM WEAPONS U.C.0080 |publisher=ホビージャパン |isbn=<!--なし--> |ref={{SfnRef|GW0080|1989}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=1992-12-12 |title=コミックボンボンスペシャル84 機動戦士ガンダム0083 MS WARS |publisher=講談社 |isbn=4-06-103284-4 |ref={{SfnRef|MS WARS|1991}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |date=1993-11-10 |title=ニュータイプ100%コレクション20 機動戦士ガンダム0083「作戦計画書」 |publisher=角川書店 |isbn=4-04-852268-X |ref={{SfnRef|ニュータイプ100%0083|1993}} }} |
|||
* 分冊百科 |
|||
** {{Cite journal|和書 |date=2007-02-06 |journal=週刊ガンダム・ファクトファイル |issue=第119号 |publisher=デアゴスティーニ・ジャパン |ref={{SfnRef|ファクトファイル119|2007}} }} |
|||
* 雑誌 |
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** {{Cite journal|和書 |journal=模型情報 |issue=1984年6月号 |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|模型情報8406|1984}} }} |
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* 小説 |
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** {{Cite book|和書 |author=[[富野由悠季|富野喜幸]] |date=1980-09-30 |title=機動戦士ガンダムII |publisher=朝日ソノラマ |isbn=4-257-76164-4 |ref={{SfnRef|小説ガンダムII|1980}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |author=[[富野由悠季]] |date=1991-02-01 |title=機動戦士ガンダムF91 |publisher=角川書店 |volume=上巻 |isbn=4-04-410134-5 |ref={{SfnRef|小説ガンダムF91上|1991}} }} |
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** {{Cite book|和書 |author=富野由悠季 |date=1993-09-01 |title=機動戦士Vガンダム |publisher=角川書店 |volume=第2巻 |isbn=4-04-410148-5 |ref={{SfnRef|小説Vガンダム2|1993}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |author=[[福井晴敏]] |date=2008-10-26 |title=機動戦士ガンダムUC |publisher=角川書店 |volume=第6巻 |isbn=978-4-04-715112-3 |ref={{SfnRef|小説ガンダムUC6|2008}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |author=中原健一 |date=2003-10-01 |title=機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル 天空の少女 |publisher=角川書店 |volume=第1巻 |isbn=4-04-429801-7 |ref={{SfnRef|小説エコール1|2003}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |author=竹内清人 |date=2018-11-26 |title=機動戦士ガンダムNT |publisher=KADOKAWA |isbn=978-4-04-107596-8 |ref={{SfnRef|小説ガンダムNT|2018}} }} |
|||
* 漫画 |
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** {{Cite book|和書 |author=[[美樹本晴彦]] |date=2002-11-26 |title=機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル |publisher=角川書店 |volume=第1巻 |isbn=4-04-713520-8 |ref={{SfnRef|エコール1|2002}} }} |
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** {{Cite book|和書 |author=美樹本晴彦 |date=2003-08-01 |title=機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル |publisher=角川書店 |volume=第2巻 |isbn=4-04-713564-X |ref={{SfnRef|エコール2|2003}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |author=美樹本晴彦 |date=2007-08-25 |title=機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル |publisher=角川書店 |volume=第10巻 |isbn=978-4-04-713936-7 |ref={{SfnRef|エコール10|2007}} }} |
|||
** {{Cite book|和書 |author=[[曽野由大]] |date=2015-06-26 |title=アッガイ博士 |publisher=KADOKAWA |volume=第1巻 |isbn=978-4-04-103127-8 |ref={{SfnRef|アッガイ博士1|2015}} }} |
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* プラモデル付属説明書 |
|||
** {{Citation|和書 |date=1983-05 |title=1/144 MS-06D ザクデザートタイプ |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|1/144ザクデザート|1983}} }} |
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** {{Citation|和書 |date=1983-06 |title=1/144 MS-06M 水中用ザク |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|1/144水中用ザク|1983}} }} |
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** {{Citation|和書 |date=1983-06 |title=1/144 MS-14C ゲルググキャノン |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|1/144ゲルググキャノン|1983}} }} |
|||
** {{Citation|和書 |date=1984-07 |title=1/250 MSN-02 パーフェクトジオング |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|1/250Pジオング|1984}} }} |
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** {{Citation|和書 |date=1990-10 |title=1/100 ガンダムF-90 増装ウェポン・バリエーション タイプA. D. S. 3点セット |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|1/100F90A.D.S|1990}} }} |
|||
** {{Citation|和書 |date=1995-07 |title=[[マスターグレード|MG]] 1/100 RX-78-2 ガンダム2号機 |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|MGガンダム|1995}} }} |
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** {{Citation|和書 |date=1995-10 |title=MG 1/100 MS-06S ザクII |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|MGザクIIS|1995}} }} |
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** {{Citation|和書 |date=1995-10 |title=MG 1/100 MS-06F/J ザクII |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|MGザクIIF/J|1995}} }} |
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** {{Citation|和書 |date=1996-12 |title=MG 1/100 MS-14S ゲルググ シャア・アズナブル大佐機 |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|MGシャアゲルググ|1996}} }} |
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** {{Citation|和書 |date=1997-08 |title=MG 1/100 ガンダム試作1号機 RX-78 GP01 |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|MG GP01|1997}} }} |
|||
** {{Citation|和書 |date=1999-03 |title=[[パーフェクトグレード|PG]] 1/60 MS-06F ザクII |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|PGザクII|1999}} }} |
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** {{Citation|和書 |date=1999-06 |title=MG 1/100 MS-09 ドム |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|MGドム|1999}} }} |
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** {{Citation|和書 |date=1999-06 |title=MG 1/100 ガンダム RX-78 NT-1 |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|MGガンダムNT-1|1999}} }} |
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** {{Citation|和書 |date=1999-12 |title=MG 1/100 RGM-79N ジム・カスタム |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|MGジムカスタム|1999}} }} |
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** {{Citation|和書 |date=2001-11 |title=PG 1/60 RX-178 ガンダムMk-II(ティターンズカラー) |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|PG Mk-IIティターンズ|2001}} }} |
|||
** {{Citation|和書 |date=2003-11 |title=PG 1/60 RX-78GP01 ガンダムGP01/Fb |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|PG GP01|2003}} }} |
|||
** {{Citation|和書 |date=2016-07 |title=HG 1/144 RX-78-01[N] 局地型ガンダム |publisher=BANDAI SPIRITS |ref={{SfnRef|HG局地型ガンダム|2016}} }} |
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** {{Citation|和書 |date=2016-12 |title=HG 1/144 MS-04 ブグ |publisher=BANDAI SPIRITS |ref={{SfnRef|HGブグ|2016}} }} |
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* アクションフィギュア付属説明書 |
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** {{Cite journal|和書 |date=2005-12 |title=01-5 マゼラ・トップ砲 |journal=U.C.ARMS GALLERY 01 |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|マゼラトップ砲|2005}} }} |
|||
** {{Cite journal|和書 |date=2005-12 |title=01-6 ショットガン |journal=U.C.ARMS GALLERY 01 |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|ショットガン|2005}} }} |
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** {{Cite journal|和書 |date=2006-03 |title=02-4 量産試作型100mmマシンガン |journal=U.C.ARMS GALLERY 02 |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|100mmマシンガン|2006}} }} |
|||
** {{Cite journal|和書 |date=2006-03 |title=02-6 可搬型試製180mm砲 |journal=U.C.ARMS GALLERY 02 |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|可搬型180mm砲|2006}} }} |
|||
** {{Cite journal|和書 |date=2006-08 |title=03-2 ビーム・マシンガン(AGX-04仕様) |journal=U.C.ARMS GALLERY 03 |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|ビームマシンガン|2006}} }} |
|||
** {{Cite journal|和書 |date=2006-08 |title=03-3 ジム・マシンガン(RGM-79C仕様) |journal=U.C.ARMS GALLERY 03 |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|ジムマシンガン|2006}} }} |
|||
** {{Cite journal|和書 |date=2006-08 |title=03-4 ビーム・ライフル(RX-178仕様) |journal=U.C.ARMS GALLERY 03 |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|87Dビームライフル|2006}} }} |
|||
** {{Cite journal|和書 |date=2006-08 |title=03-6 クレイ・バズーカ(RMS-099仕様) |journal=U.C.ARMS GALLERY 03 |publisher=バンダイ |ref={{SfnRef|クレイバズーカ|2006}} }} |
|||
* CD付属冊子 |
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** {{Citation|和書 |date=1992-01-21 |title=機動戦士ガンダム0083 CDシネマ ルンガ沖砲撃戦 |publisher=ビクター音楽産業 |ref={{SfnRef|ルンガ沖砲撃戦|1992}} }} |
|||
* Blu-ray付属冊子 |
|||
** {{Citation|和書 |date=2019-05-24 |title=機動戦士ガンダムNT 特装限定版 |publisher=バンダイナムコアーツ |ref={{SfnRef|ガンダムNT限定Blu-ray|2019}} }} |
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* ウェブサイト |
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** {{Cite web |url=http://www.kiwi-us.com/~amigo/1000MS/words/sa.htm |title=MS天国 - 用語集 - さ行 |website=生まれてきてすいません |publisher=amigo |accessdate=1998-09-17|ref={{SfnRef|生まれてきてすいません|1998}} }} |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
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* [http://www.kiwi-us.com/~amigo/ 生まれてきてすいません] - スウィネン社を創作した個人サイト |
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* [http://www.gundamofficials.com/officials/105_spacial/04_morita/right_01.html 『機動戦士ガンダム公式百科事典』オフィシャルサイト] - 設定遊びから始まった、ガンダム専門用語に関する関係者の思い出と見解 |
* [http://www.gundamofficials.com/officials/105_spacial/04_morita/right_01.html 『機動戦士ガンダム公式百科事典』オフィシャルサイト] - 設定遊びから始まった、ガンダム専門用語に関する関係者の思い出と見解 |
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2020年11月22日 (日) 08:38時点における版
宇宙世紀の企業(うちゅうせいきのきぎょう)では、ガンダムシリーズのうち宇宙世紀の作品に登場する架空の企業について解説する。
未来の戦争を主軸とする作品の性格上、軍需産業が主体となる。
設定の経緯
リアルロボットアニメが確立してから制作された『機動戦士Ζガンダム』(1985年)以降と異なり、『機動戦士ガンダム』(1979年)の設定考証は大まかにしか創られておらず、主役であるロボット、モビルスーツ (MS) は「兵器」として描かれているものの、その開発・製造元までは設定されていなかった。しかし例外的に、MS用部品メーカーの一部は『機動戦士ガンダム』放映時に設定画と共に公開された「透視図(いわゆる内部図解のこと)」に書かれていたものもある(ただし当初は明確に企業名とはされていなかった)[1]。
ムック『ガンダムセンチュリー』(1981年)において初めてジオニック社を始めとするジオン公国軍のMSおよびモビルアーマー (MA) の開発・製造メーカーが設定された(なお同誌はスタジオぬえのメンバー等が参加した同人誌『Gun Sight』を母体としているが、こちらにはまだメーカーの設定はない)。これら企業名の一部は後年になってゲームや映像作品の台詞の中などにも登場している。また同誌では対称的に地球連邦軍のMSの開発・製造メーカーは設定されておらず、すべて軍の官立工廠で開発されているように解説されている。
その後、制作スタッフの異なるメカニックデザイン企画『モビルスーツバリエーション』(1983年)でもこれらの設定を引き継ぎ、さらにMSが携行・内装する武器や、航空機などのメーカーが多数設定された。
OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の外伝であるCDシネマ『ルンガ沖砲撃戦』(1992年)では、地球連邦軍MS用ビーム・ライフルの型式番号と共に、メーカーとしてブラッシュ社とボウワ社が設定された。これらの設定は初期のマスターグレード (MG) のプラモデル(1995年)の解説書などによってさらに広がりを見せ、MS用部品メーカーも数多く設定されている。
2000年代以降には、漫画『Developers』(2001年)や漫画『アッガイ博士』(2014年)など、MSメーカーやその関連企業を舞台にした外伝作品も発表されている。
『機動戦士Ζガンダム』ではアナハイム・エレクトロニクス (AE) 社が劇中に登場し、単なる企業としての設定に留まらず、劇中の各勢力に対して影響を及ぼす組織として描かれている。
ジオン公国系の企業
機動兵器関連
ジオニック
- ZEONIC
『ガンダムセンチュリー』で設定された。当初は英文表記のみ (ZIONIC) であったが、『MSV』で片仮名表記された[2]。その後、英文表記はジオン公国とともに変更された。OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-』第3話の台詞で企業名が語られ、公式の存在となった。
サイド3に本社を置く軍需複合メーカーで、初期はスペース・コロニー内で運用される戦車や[3]宇宙作業用ロボットを手掛ける[4]。ジオン公国国防省が各兵器メーカーに対し命じた、ミノフスキー粒子散布下における新型高性能兵器の開発において人型のZI-XA3を提示、史上初のモビルスーツとして採用される。その後も試作を繰り返し、実戦用MSとしてザクIおよびザクIIを開発、公国軍の主力兵器となる[5]。ほかに陸戦用MSのグフや、公国軍最終量産型MSとなるゲルググが代表的な製品として挙げられる。さらに、火器開発部門ではザク・マシンガンといったMS用携行火器も開発・製造している[3]。
一年戦争終結後はAE社に吸収合併される。漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』によれば競売にかけられて、連邦軍とAE社それぞれに重複部分がないように分割され、売却益はジオン共和国の復興に充てられたとされる。
AE社ではジオニック事業部として、ザク・タイプMSをいくつか開発している[3]。宇宙世紀0084年にはハイザック用のザク・マシンガン改を開発し、翌0085年にはビーム兵器開発部門に統合されている[6]。
漫画『機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画』では、同社の創業者のひとりであるホト・フィーゼラーが登場する。
トヨタ自動車の2代目オーリス発売の際には、同社とトヨタの合弁会社として「ジオニックトヨタ」が設定された。
ツィマット
- ZIMMAD
『ガンダムセンチュリー』で設定された。当初は英文表記のみであったが、書籍『ENTERTAINMENT BIBLE(EB) SPECIALガンダム大鑑』で「ツィマッド」と片仮名表記された[7]。OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-』第3話の台詞でジオニック社とともに企業名が語られ、公式の存在となったが「ツィマット」と発音され、以降の書籍などでも同様に表記されるようになった。
ジオニック社のライバル・メーカーであり[8]、公国軍の主力MSコンペティションではヅダを提出するもジオニック社のザクIに敗れている。その後はザクII[9]やグフのライセンス生産をしつつ試作機の開発をおこない[10]、持ち前の推進機技術を活かしたホバー走行により地上でのMSの移動速度の問題を解決したドムを開発する。そして、同機の推進機を宇宙用に換装したリック・ドムが、次期主力MS完成までの代替としてジオニック社の高機動型ザクII(R-2型)を退けて採用、量産されている。ほかに、初の量産型水陸両用MSであるゴッグや、マゼラアタックのマゼラ・トップ砲[11]の開発もおこなっている。サブフライトシステムなど、MSの周辺兵装にも実績がある[12]。
一年戦争後期の次期主力MSコンペティションではギャンを提出するもジオニック社のゲルググに敗れるが、後者の推進機は両社の共同開発であるとされる[13]。一年戦争終結後は2つに分かれ[3]、一方は宇宙世紀0080年にAE社に吸収合併されて "AE/ZIM" となり[14]、ガンダム試作2号機のアトミック・バズーカ]]やリック・ディアスのクレイ・バズーカなどを手掛けている[3]。もう一方はジオン共和国の保有するMSの開発や[12]改良[15]、整備などを請け負っている[12]。
MIP
『ガンダムセンチュリー』で設定された。その後、『EB SPECIALガンダム大鑑』で読みが「エム・イー・ペー」とされた[7]。
サイド3開闢以来の老舗で、外宇宙開発を請け負う官製企業であったが、ジオンが公国制になり民営化する[16]。宇宙戦艦の建造や、鉱物小惑星開発でコロニー間シェア大手に成長し、ジオニック社に続いて作業ロボットの分野に参入する[16]。ジオン公国国防省のミノフスキー粒子散布下における新型高性能兵器の開発命令においてMIP-X1を提出し、要求性能を満たすもジオニック社のZI-XA3に汎用性で敗れる[5]。しかし、MIP-X1の宇宙空間における性能は極めて高いためMAとして発展[5]、同社では直系であるビグロやこれをベースにした水中用MAグラブロ、そしてザクレロを開発している[注 1]。また、ツィマット社とともに公国軍から水陸両用MSの開発が発注され、ズゴックがゴッグと並んで採用されている。
ゲルググのビーム・ライフル開発の際に、公国軍のMS開発局に一部編入される[17]。残りは一年戦争終結後にAE社の子会社となり、宇宙世紀0083年に同社からガーベラ・テトラ用のビーム・マシンガンの開発を受注している(開発自体はアルバータ社へ)が、翌0084年には同社のビーム兵器開発部門に吸収合併される[18]。
スウィネン
- ZWINEMN[15]
もともとは個人ウェブサイト「生まれてきてすいません」で1990年代末に創作されたものである[19]。2003年発行の書籍『機動戦士ガンダム公式設定集 アナハイム・ジャーナル』の付録ポスターに「スウィネン」のロゴと、アッガイの開発メーカーとするキャプションが掲載され、2014年から『ガンダムエース』で連載された曽野由大の漫画『アッガイ博士』ではその設定が全面的に取り入れられた。
ジオニック社員で黎明期のMS開発に携わったヨハン・スウィネンが、巨大人型重機メーカーを有志とともに買収して立ち上げたベンチャー企業。「夢を形に」をキーワードに、レジャーボート「ツナ・ジェット」の開発・生産・販売を手掛ける。小惑星基地や月面のパラテラフォーミング用に開発した大型土木工作機が公国軍の目に留まり、破格の待遇でジオニック社の傘下に入る[20]。その後、ジオニックからの発注という形でプロトタイプアッガイの開発をおこなう[21]。
パーツ製造関連(公国系)
- ZAS
- 『ガンダムセンチュリー』で設定された。
- エンジン・メーカーで、MS-04やザクI、ザクIIの熱核融合炉を開発・製造している[22]。
- オスカログ精工
- MG『ザクII S型』付属説明書で設定された。
- 医療機器メーカーで、ザクII S型のマニピュレーターのセンサー・ユニットの開発の際に技術提供をおこなったといわれる[23]。
- カノム精機 (KHANOM[15])
- MG『ザクII F/J型』付属説明書で設定された。
- 光学機器メーカーで、宇宙世紀0031年創業[24]。0030年代後半に「モノアイ」の原型となる機動重機用カメラ・システムの開発に貢献、0073年にはモノアイ・システムの開発に参画し[24]、光学装置を開発・製造する[25]。一年戦争終結後はアナハイム・グループに参加し、同グループの光学機器メーカーの中核として活躍する[24]。
- グラモニカ (GRAMONICA[15])
- MG『ザクII S型』付属説明書で設定された。
- カメラや光学ディスクのピックアップの製造メーカーで[23]、モノアイ・システムのメイン・フレームを開発・製造している[25]。一年戦争終結後はアナハイム・エレクトロニクス傘下の家電ブランドとなり[23]、さらに社名を「グラモニカ精工」と改めてカムコーダーやカメラのレンズ・メーカーとなる[15]。
- フェリペ (FELIPE[15])
- MG『ザクII F/J型』付属説明書で設定された。
- モノアイ・システムのセンサー部を開発・製造している[25]。
- ホシオカ (HOSIOKA)
- 漫画『Developers 機動戦士ガンダム Before One Year War』に登場。
- サイド3で作業機器の組み立てをおこなう中小企業。社長はゲンザブロウ・ホシオカ。ジオニック社の発注を受け、試作型MS-04 2機の製造をおこなう。その後、技術力の高さを買われて正式なMS部品メーカーとして迎え入れられ、ザクIの開発に貢献する。
ビーム兵器関連(公国系)
- アルバータ
- アクションフィギュア『U.C. ARMS GALLERY 03』で設定された。
- 小規模な会社であるが、公国軍初のMS携行用ビーム兵器の実用化に成功している[18]。戦後はMIP社の依頼を受け、ガーベラ・テトラ用のビーム・マシンガンを開発している[18]。
- アルバート (ALBERT[3])
- 『MSV』で設定された。
- ゲルググ用のツイン・ビーム・ソード(ビーム・ナギナタ)を開発している[26]。ビーム・ライフルの開発にも携わっており[3]、宇宙世紀0083年にはAE社およびボウワ社に技術提供をおこなっている[6]。上記アルバータ社との関連は不明。
- キア (KIA[3])
- 『MSV』で設定され、『データガンダム』で明確に企業名とされた。
- ゴッグの腹部ビーム砲[27]やジオングの5連装ビーム砲[28]を開発・製造している。
- コーダ (CODA[3])
- 『ホビージャパン』別冊『GUNDAM WEAPONS U.C.0080』で設定された[注 2]。
- ラインメタル社から拡散メガ粒子砲の開発を引き継ぎ、ザクレロに搭載される[30]。
- ラインメタル (LINE METAL[3])
- 『GUNDAM WEAPONS U.C.0080』で設定された[注 2]。
- 艦砲などの開発・生産をおこない、拡散メガ粒子砲の開発にも携わっている[30]。
実体弾兵器関連(公国系)
- MMP
- OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』で設定された(設定画に記載されているが[31]、劇中では言及されていない)。『データガンダム』で明確に企業名とされ、読みも「エム・エム・ペー」とされた[3]。
- 後期ザク・マシンガンやMS用マシンガンを開発・製造している[32]。
- エール (YELL[3])
- ゲームブック『機動戦士ガンダムΖΖ〈2〉 ヘルメス夢幻』で設定され、『データガンダム』で明確に企業名とされた。
- MS用の長距離ライフルを扱う[3]。T556対MS280ミリライフル、通称「ドラゴンスレイヤー」で知られる。
- ズックス (ZUX)
- 『U.C. ARMS GALLERY 01』で設定された。当初は英文表記のみで、片仮名表記は『データガンダム』による[3]。
- ケンプファーのショットガンを開発・製造している[33]。
- ハニーウォール&ライセオン (H&L)
- マスターグレード (MG) 『ザクII S型』付属説明書で略称が設定された。『データガンダム』で正式名称が付けられ、明確に企業名とされた。
- MS用バズーカで有名[3]。ザク・バズーカ[34]やドムのジャイアント・バズ[35]を開発・製造している。
- フォルクス・アルメーエン・ラボラートリウム (VAL)
- MG『ドム』付属説明書で略称が設定された。『データガンダム』で正式名称が付けられ、明確に企業名とされた。
- ドム・トローペンのラケーテン・バズなど、地上用MSのロケット・バズーカを開発・製造している[3]。
- ブラウニー (BROWNIE[3])
- 『MSV』で設定され、『データガンダム』で明確に企業名とされた。
- ザク・マリンタイプ用の4連装ロケット弾ポッド[36]などMS用ロケット弾を手掛ける[3]。
- ブリッツ (BLITZ[3])
- 『MSV』で設定され、『データガンダム』で明確に企業名とされた。
- ザク・デザートタイプ[37]などのMS用内蔵バルカン砲を手掛ける[3]。
- ラッツリバー (RATRIVER[3])
- 『MSV』で設定され、『データガンダム』で明確に企業名とされた。
- ザク・デザートタイプ用ミサイル・ポッド[37]など、MS用のミサイル[3]およびミサイル・ポッド[38]を手掛ける。
一般企業
- コード・ロジカル
- 漫画『機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画』に登場。
- ジオニック系列の企業。PDAや携帯電話向けのモバイル汎用OS "Harmony" を開発。データベース構築アプリケーションも提供している。
- プリンシパリティ・ボイシズ (PRINCEPARITY VOICES)
- 漫画『ギレン暗殺計画』に登場。英文表記のみ確認でき、片仮名表記は便宜的なものである。
- 公国制移行と同時にギレン・ザビが作ったとされる公国発行の新聞社。
- ルナ・ライン (LUNAR LINE)
- 漫画・アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に登場。
- 地球-コロニー間を往来するシャトルを運航する民間航宙会社のひとつ[39]。
地球連邦系の企業
航空機関連
ハービック
- HERVIC[15]
『MSV』で設定された。ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記』にも登場する。
地球連邦軍の航空機、特に戦闘機の開発をおこなう。地球連邦統合後の経験が浅く、軍部からは比較的冒険度の高い実験機の要請が多い[40]。フラットマウス、セイバーフィッシュ、トリアーエズ、フライダーツ、TINコッド、そして変形してMSのコックピットとなるコア・ファイターを開発する。
一年戦争終結後は戦闘機の発注が激減して経営難におちいり、宇宙世紀0082年6月にアナハイム・エレクトロニクス社に吸収合併され[41]AEハービックとなる[15]。そして、GPシリーズのコア・ファイターの開発に貢献している[41]。
映画『機動戦士ガンダムNT』のノベライズ版では、主人公ヨナ・バシュタの父親が同社の研究員で、コロニー内における無重力状態での画期的な航空技術を開発した功績を認められたことにより、宇宙世紀0075年にサイド6から地球(シドニー)への移住を許可され、地球連邦軍から航空徽章を授与されたと言及されている[42]。映画本編でヨナ、リタ、ミシェルがそれぞれ持ち歩いている友情の証のペンダントは、この「父親の形見の航空徽章」を3人で分かち合ったものである。
その他(連邦系航空機関連)
- ヴィックウェリントン (VIC WELLINGTON[15])
- 『MSV』で設定された。ゲーム『ギレンの野望 ジオン独立戦争記』では「ウェリントン」として登場する。
- ハービックとともに連邦軍の二大軍事メーカーとされ[40]、航宙機を開発しているとされるが[15]、開発機種については言及されていない。
- バドライト
- 模型誌『モデルグラフィックス』で設定された。
- 対地攻撃機マングースを開発・製造している[43]。
パーツ製造関連(連邦系)
タキム重工
- TAKIM HEAVY INDUSTRIES[15]
「透視図」が初出で、MG『ガンダム2号機』付属説明書で明確に企業名とされた[44]。当初は単に「タキム」であったが[1]、パーフェクトグレード『ガンダムMk-II』付属説明書で「タキム重工」とされた[45]。「タキム発動機 (TAKIMU MOTOR)」とする資料もある[7]。
船舶や車両・航空機のエンジン・メーカーで、核融合炉の開発部門も傘下に擁する[7]。連邦軍の委託により[7]、V作戦MSおよびコア・ファイターの熱核融合炉のほか[1]、MS用の各種アクチェーター、ビーム発振器などの開発をおこなう[7]。一年戦争終結後も地上用MSの小型スラスターなど[15]、連邦製MSの内装やパーツを多数開発・製造している[7]。また、ハイザックのジェネレーターも政治的理由により予定されていたAE社から同社製のものに変更され[46]、ティターンズのガンダムMk-II開発の際には同社のトップ・エンジニアが技術士官として招聘されている[47]。
サムソニ・シム
- SAMSONY-C.I.M[15]
「透視図」が初出で、MG『ガンダム2号機』付属説明書で明確に企業名とされた。
電動モーターの製造企業[15]。連邦軍と共同でMSの関節部の駆動モーター(フィールドモーター)を開発・製造している[48][1]。一方で、公国系MSに使用されている流体内パルス・システムを利用した関節用モーターも生産しているとされる[15]。
スーズ
- SUZE[15]
「透視図」が初出で、MG『ガンダム2号機』付属説明書で明確に企業名とされた[48]。
連邦軍のV作戦MSの頭部アンテナや[1]、ジムの側頭部に内蔵されている無段方位アンテナ[49]など、連邦制MSのアンテナ製造をおもな業務とする[15]。一方で、公国軍のザクIIの頭頂部に内蔵されている全方位アンテナ(いわゆるブレード・アンテナ(角飾り)ではない)も同社製とされる[50]。
マツム・ソニック
- MATHUM SONIC[12]
「透視図」が初出。当初は「マツム」であったが[1]、『EB SPECIALガンダム大鑑』で「マツム・ソニック」とされ、明確に企業名とされた。
家電・AVメーカー[12]。一年戦争以降はガンダムに搭載されている通信・音響システムや[48]、顎部の聴音機[1]をはじめ、連邦系MSのモニターや通信装置も開発・製造している[12]。
その他(連邦系パーツ製造関連)
- エービン (ABINE[7])
- CDシネマ『機動戦士ガンダム0083 ルンガ沖砲撃戦』で設定された。
- メガ粒子砲などに使用されるレーザー発振制御機器を開発・製造している[7]。メガ粒子砲の制振装置であるスタビライザーなど[51]、おもに宇宙艦艇の主砲クラスの大出力砲に使用するパーツを生産している[7]。
- ニッコル光器
- 小説版『機動戦士ガンダム』に名称のみ登場。
- ペガサス・J(ホワイトベース・タイプの2番艦)のメガ粒子砲の望遠レンズの製造メーカー。ムサイのものより長射程を誇る[52]。
ビーム兵器関連(連邦系)
ブラッシュ
CDシネマ『機動戦士ガンダム0083 ルンガ沖砲撃戦』で設定された。
メガ粒子砲の製造メーカーで[15]、MS用のビーム・ライフルを初めて開発するが、火力の面ではボウワ社の次に甘んじている[3]。ガンダムおよび陸戦型ガンダム用のものが有名(ただし後者の照準センサーはボウワ社製)。ガンダムNT-1用のビーム・サーベルも手掛けている。また、実弾兵器であるハイパー・バズーカも開発・製造している。
一年戦争終結後はAE社に買収されて「AEブラッシュ」となり[54]、ガンダム開発計画機用の大型ビーム・ライフルの試作をおこなっている[55]。また、ガンダムMk-IIのビーム・ライフルの開発にボウワ社とともに携わったとも言われる[56]。
ボウワ
CDシネマ『機動戦士ガンダム0083 ルンガ沖砲撃戦』で設定された。
メガ粒子砲の小型化に際し、エネルギーCAPシステムの理論確立に大きく貢献し、連邦軍のビーム兵器開発において主導的な役割を果たす[54]。ガンキャノンのビーム・ライフルやジムのビーム・スプレーガン、ジム・スナイパーカスタムのスナイパー・ビーム・ライフルなどを開発・製造している。一年戦争後はAE社と懇意になり、同社製造のMS用ビーム・ライフルを一手に担う[3]。
その他(連邦系ビーム兵器関連)
実体弾兵器関連(連邦系)
ヤシマ重工
ガンダムF90の設定が初出。名家とされ、ミライ・ヤシマの血縁でもあるヤシマ家とは直接の関係はないとされる[60]。
日本に本社を置く[61]国際企業。宇宙艦艇の建造、ドックの建設からスペース・グライダー、リニア・カーの生産などもおこなう[12]。
一年戦争時には、同社が提唱する「MS用可搬型兵器構想」にもとづき、陸戦型ガンダムの100ミリマシンガンや180ミリキャノン砲を開発している[62]。同機のロケット・ランチャーやミサイル・ランチャーも同社製である[63]。ビーム兵器への移行の流れに乗り遅れた同社は、以前からの連邦陸軍中枢部との人脈を利用してなかば強引に計画を推進し[59]、MS用携行兵器産業のトップ・サプライヤーへの返り咲きを狙うが、果たせずに終わる[62]。
一年戦争終結後は宇宙用艦艇の推進機の開発・製造をおもな業務としている[15]。また、金属中に発生させたミノフスキー立方格子に沿って異種結晶化結合を成長させるマイクロ・ハニカム技術を開発し、ガンダムF90の装甲材に使用されている[64]。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のメカニックデザイン企画『Mobile Suit Discovery (MSD)』では「八洲重工」と表記され、各種兵器の開発で実績をもつとされる[65]。ヤシマ・カンパニーとの関連は不明。同社の100ミリマシンガン(『MSD』では「MS用マシンガン」)は連邦軍だけでなく、ジオン公国軍のMSも使用している[66]。
その他(連邦系実体弾兵器関連)
- トト・カニンガム (TOTO KANINNGHAM[3])
- 雑誌『B-CLUB』で設定された。初出時は「TOTOカニンガム」と表記されていた。
- 連邦系MSの標準装備である頭部バルカン砲の製造メーカー。初代ガンダムやガンダム試作1号機[67]のほか、ユニコーンガンダムのものも同社製であるとする資料もある[68]。
- ノーフォーク産業 (NORFORK INDASTRIAL[3][69], NFHI[63])
- MG『ガンダムNT-1』付属説明書で設定された。
- ジム寒冷地仕様の初期導入時に少数配備された90ミリマシンガンを開発している[63]。ヤシマ重工製の100ミリマシンガンのライセンス生産もおこなっている[63]。また、ガンダムNT-1用ビーム・ライフルの集束装置とハウジングを担当している(ビーム発振器はボウワ社製)[69]。
- フランツ
- 書籍『マスターアーカイブ モビルスーツ ジム』で設定された。
- ジム・スナイパーII用に少数生産されたスナイパー・ライフルを開発している[63]。
- ホリフィールド・ファクトリー・ウエポンズ (HOLLYFIELD FACTORY WEAPONS[3], HFW[70])
- 『MG ジム・カスタム』付属説明書で略称が設定された。『U.C.ARMS GALLERY 03』で正式名称が付けられ、明確に企業名とされた。
- ヤシマ重工と双璧をなす名門兵器メーカー[71]。一年戦争末期にジム・コマンドなどのジム・マシンガンやジム・ライフルを開発・製造している。主力がビーム兵器に移行する中でも実体弾兵器にこだわり続けて業績不振を招き、宇宙世紀0095年にAE社に買収される[71]。
一般企業(連邦系)
ヤシマ・カンパニー
- YASHIMA COMPANY
漫画・アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に登場。「YASHIMAカンパニー」や「ヤシマ産業(「カンパニー」とルビ)」とも表記される。
宇宙移民時代に財をなした[72]巨大企業グループ[73]。軍需産業で成功するが、戦争を嫌うシュウ・ヤシマ(ミライの父)がCEOに就任し[73]、宇宙世紀0071年頃から[74]コロニー開発など民生中心に方針転換する[73]。テキサス・コロニーを所有し、サイド7のコロニー建設も受注しており、同サイドへの宇宙貨客船も運航している。
その他(連邦系一般企業)
- フェデレーション・ポスト
- 漫画『ギレン暗殺計画』に登場。
- 連邦系の新聞社。ジオンが共和国の時代に経営され、一年戦争時にはなくなっている。
一年戦争後の企業
設立・創業時期ではなく、おもに一年戦争終結以降の経営が確認できる企業について解説する。
複合企業体・総合商社
アナハイム・エレクトロニクス
アニメ『機動戦士Ζガンダム』が初出。一年戦争後に台頭する巨大複合企業体。
- →詳細は「アナハイム・エレクトロニクス」を参照
ブッホ・コンツェルン
小説版『機動戦士ガンダムF91』が初出。ロナ家が経営する複合企業体。
- →詳細は「ブッホ・コンツェルン」を参照
ルオ商会
- LUIO & Co.[75]
アニメ『機動戦士Ζガンダム』および劇場アニメ『機動戦士ガンダムNT』に登場。漢字では「羅商会」と書く(『Ζ』第17話より)。
ニューホンコンを拠点とする総合商社[75]。シャトルのチケットの販売や、宇宙世紀0087年のグリプス戦役時には反地球連邦組織カラバへ物資の補給などの援助をおこなう。政治的な発言力も強く、連邦政府議員にも息のかかった者がいる[76]。会長[75]はルオ・ウーミンで、娘(劇場版では義娘)のステファニー・ルオが名代を務める。
グリプス戦役時にティターンズによって多大な被害を受けたニューホンコンの復興に尽力し、宇宙世紀0097年時にもその権力を維持している[75]。
機動兵器関連(一年戦争後)
- カムダック (KHAM DUC[3])
- ゲームブック『機動戦士ガンダムΖΖ〈3〉 エニグマ始動』で設定された。
- AE社の提携企業[3]。ネオ・ジオン(アクシズ)に協力し[3]、バウを開発・製造したとされる。
- ヘクタ・ドナ (HECTA DONA[3])
- ゲームブック『機動戦士ガンダムΖΖ〈3〉 エニグマ始動』で設定された。
- ネオ・ジオン(アクシズ)に協力し[3]、ガザ系の機体やザクIII、ドライセンを開発・製造したとされる。また、旧ジオニック社のMSの生産もおこなったといわれる[3][注 3]。
- ラウ・カンパニー
- 漫画『機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル』に登場。
- 地球に本社を置く軍需メーカー。ティターンズと懇意にしているが、宇宙世紀0087年に宇宙での生産拠点のひとつ「ルオイーコロニー」で組み立て中のMAダーグウェを手土産にエゥーゴへ寝返ろうとする。専務は経営者の婿養子で、ニュータイプの発見と育成を目的とする「委員会」のメンバーでもあるアルパ・ラウ。
パーツ製造関連(一年戦争後)
- トルロ(TOLRO[15])
- 『アナハイム・ジャーナル』付属ポスターで設定された。
- 車両や船舶・航宙機のダンパーなどを開発・製造しており、流体制御や空圧・油圧制御の技術においては業界トップとされる[15]。プチ・モビルスーツ(プチモビ)の製造もおこなっており、宇宙世紀0096年頃に800型(通称「トロハチ」)を開発している。
- ノクトン・セラミック
- 漫画『エコール・デュ・シエル』に登場。正式名称は小説版『エコール・デュ・シエル 天空の少女』により[77]、漫画作中では単に「ノクトン社」と呼称される[78]。
- 古くは旧世紀の第二次世界大戦前後から、一年戦争においても財をなしている[79]軍需メーカー[80]。宇宙世紀0085年時は月に拠点を構え[81]、宇宙船やMSの外装部品を製造するが[82]、教習用MSのジム・カナールやジム・カンヌは同社を中心に[83]連邦軍との共同プロジェクトが組まれている(実際には開発費を負担したに過ぎないとされる)[84]。社長はエリシアの父であるクラウス・ノクトンだが[85]、0085年末に事故で死亡し、MS開発部門がAE社に移る[86]。
- ロックウェイ
- 小説版『ガンダムF91』に登場。
- 装甲材の開発をおこなう、連邦軍の下請け企業[87]。サイド1コロニー「ヘルンガット」にあり、レズリー・アノーがブラッドリー宇宙建設工業以前に勤務[88]。
一般企業(一年戦争後)
- ガーベイ・エンタープライズ
- 小説版『機動戦士ガンダムUC』に登場。アニメ版には登場しない。
- サハラ地区で太陽光発電所および廃棄物処理場を経営する大企業[89]。会長はマハディ・ガーベイ。
- ブラッドリー宇宙建設工業
- 小説版『ガンダムF91』に登場。
- コロニー公社の下請け企業。コロニー「フロンティアIV」の建設工事をおこなう。レズリー・アノーが勤務[88]。
- マクダニエル (MACDANIEL / McDANIEL HANBURGERS[15])
- 『機動戦士Ζガンダム』第8話に登場。
- 月とコロニーを中心に展開するハンバーガー・チェーンで、提携牧場で飼育する牛を使用したハンバーガーは高い人気を誇るとされる[15]。グラナダのイースタン通りにある店舗がエゥーゴの作戦会議場として使用され、ジャブロー降下作戦が決定される。その際、ヘンケン・ベッケナーは同社の制服を着用している。
公社
宇宙世紀の公社には、特定の政府が保有するものと、どこの政府にも与しないNGO(非政府組織)であるものの2種類がある。
コロニー公社
スペース・コロニーの生命維持システムを操作するために創設された[90]地球連邦政府の管轄下にある組織[91]。正式名称は「コロニー管理公社」で[90]、一年戦争時までは「コロニー管理省」という名称であった[92][93]。半官半民の組織であり[92]、上層部は役人であるが現場の技術者は[94]初期のコロニー建設で活躍した技術者を中核とする[92]。集光ミラーの調節、空気の管理、水の循環など、業務はすべてに対して優先される[90]。宇宙においては絶対的な立場にあり[92]、一年戦争時においても条約で保証され[90]、決して攻撃されることはない[93]。
アニメ『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』では、宇宙世紀0083年11月10日に[95]デラーズ・フリートのシーマ艦隊がコロニー・ジャックをおこなう際に、移送中のコロニーに随伴する公社の監視船4隻[96]を撃沈している。
なお、ジオン公国の「コロニー管理省」は完全に国営化されているが[92]、業務内容はまったく同じである[94]。
宇宙引越公社
アニメ『機動戦士Vガンダム』に登場。
宇宙へ移民した民間人の財産や、歴史的な遺跡を宇宙へ運ぶことを業務とする[注 6]。地球連邦政府が宇宙移民を積極的に奨励するために[98]宇宙世紀0016年に設立した「フロンティア開発移民局」を母体とし、0030年に「宇宙引越し事業団」として民営化、0034年に政府によってNGOとして再編される[99]。
地球連邦政府は、宇宙移民の際の地球離脱の重量軽減策として家財道具の持ち出しを極度に制限する替わりに、地球に残した個人的財産のすべてを持ち主に戻す契約を交わしている[100]。その実施に当たって宇宙移民者の経済的負担を軽減するため、NGOの一環に組み入れられる[97]。全人類的な遺産をはじめ、国家・民族・個人の占有物・建築物など、「財産」の概念に相当するあらゆる物資の宇宙への搬送を業務とする[97]。その性質上、組織および施設は絶対的に中立であり[101]、あらゆる組織の干渉を受け付けず、ジオン公国でさえ接収を控えている[102]。
アーティ・ジブラルタルに同社のヨーロッパ総局があり[注 5]、シャトルを宇宙に射出するためのマス・ドライバーが設置されている。ウッソの両親であるハンゲルグ・エヴィンとミューラ・ミゲルがリガ・ミリティア参加以前に勤務している。0153年4月18日[103]、ベスパのイエロージャケットが前代未聞の武力制圧を開始、リガ・ミリティアの迎撃によって撤退するが、マス・ドライバーに損傷を受ける。この間も、局長のマンデラ・スーンは両軍に対して中立を貫いている。
木星開発事業団
連邦系の「木星船団」としては『機動戦士Ζガンダム』が初出。名称は書籍『データコレクション』シリーズ掲載の宇宙世紀年表より[99]。公社であるかどうかは明確ではないが、便宜上ここに記載する。
核融合燃料であるヘリウム3を採取・運搬するため、木星と地球圏の間を往復する。西暦2026年より活動を開始したとされる[104]「木星エネルギー船団」が再編され、宇宙世紀0010年に発足する[99]。非常にリスクの高い航行であることから護送船団方式が採られ、ある程度官僚的な采配がおこなわれるようになる[98]、。超巨大輸送艦ジュピトリスの艦長であるパプテマス・シロッコをはじめ、ジュドー・アーシタやルー・ルカ、ザンスカール帝国宰相となるフォンセ・カガチなどが船団に参加している。
なお、ジオン公国は独自に木星船団を編制、0070年に出発した第1次船団は0074年に帰還するが、機械トラブルにより難破した船もあり、多数の船で乗務員の精神錯乱も報告される[105]。ヘリウム3の安定供給を必要とする公国は、船団数の増加と念入りな乗員訓練をおこない、順次船団を発進させる計画を立てる[105]。一年戦争時には、南極条約で木星からの資源輸送路が不可侵とされている[106]。
その他公社
- M&Y公社
- MG『ザクII S型』付属説明書で設定された。
- ミノフフキー・イヨネスコ型核融合炉の開発、および核融合技術の発展を推進するため、サイド3が宇宙世紀0047年に設立した半官半民の組織。宇宙世紀0045年に設立されたミノフスキー物理学会を前身とする[107]。ジオニック社と共同でザクII(F・J・S型)の熱核融合炉を開発・製造する[108][109]。
脚注
注釈
出典
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参考文献
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- ムック
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- 『模型情報・別冊・MSバリエーション・ハンドブック2』バンダイ、1983年5月30日。
- 『HOBBY JAPAN 12月号別冊 機動戦士ガンダム GUNDAM WEAPONS U.C.0080』ホビージャパン、1989年12月12日。
- 『コミックボンボンスペシャル84 機動戦士ガンダム0083 MS WARS』講談社、1992年12月12日。ISBN 4-06-103284-4。
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- 雑誌
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- 小説
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- 福井晴敏『機動戦士ガンダムUC』 第6巻、角川書店、2008年10月26日。ISBN 978-4-04-715112-3。
- 中原健一『機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル 天空の少女』 第1巻、角川書店、2003年10月1日。ISBN 4-04-429801-7。
- 竹内清人『機動戦士ガンダムNT』KADOKAWA、2018年11月26日。ISBN 978-4-04-107596-8。
- 漫画
- 美樹本晴彦『機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル』 第1巻、角川書店、2002年11月26日。ISBN 4-04-713520-8。
- 美樹本晴彦『機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル』 第2巻、角川書店、2003年8月1日。ISBN 4-04-713564-X。
- 美樹本晴彦『機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル』 第10巻、角川書店、2007年8月25日。ISBN 978-4-04-713936-7。
- 曽野由大『アッガイ博士』 第1巻、KADOKAWA、2015年6月26日。ISBN 978-4-04-103127-8。
- プラモデル付属説明書
- 『1/144 MS-06D ザクデザートタイプ』バンダイ、1983年5月。
- 『1/144 MS-06M 水中用ザク』バンダイ、1983年6月。
- 『1/144 MS-14C ゲルググキャノン』バンダイ、1983年6月。
- 『1/250 MSN-02 パーフェクトジオング』バンダイ、1984年7月。
- 『1/100 ガンダムF-90 増装ウェポン・バリエーション タイプA. D. S. 3点セット』バンダイ、1990年10月。
- 『MG 1/100 RX-78-2 ガンダム2号機』バンダイ、1995年7月。
- 『MG 1/100 MS-06S ザクII』バンダイ、1995年10月。
- 『MG 1/100 MS-06F/J ザクII』バンダイ、1995年10月。
- 『MG 1/100 MS-14S ゲルググ シャア・アズナブル大佐機』バンダイ、1996年12月。
- 『MG 1/100 ガンダム試作1号機 RX-78 GP01』バンダイ、1997年8月。
- 『PG 1/60 MS-06F ザクII』バンダイ、1999年3月。
- 『MG 1/100 MS-09 ドム』バンダイ、1999年6月。
- 『MG 1/100 ガンダム RX-78 NT-1』バンダイ、1999年6月。
- 『MG 1/100 RGM-79N ジム・カスタム』バンダイ、1999年12月。
- 『PG 1/60 RX-178 ガンダムMk-II(ティターンズカラー)』バンダイ、2001年11月。
- 『PG 1/60 RX-78GP01 ガンダムGP01/Fb』バンダイ、2003年11月。
- 『HG 1/144 RX-78-01[N] 局地型ガンダム』BANDAI SPIRITS、2016年7月。
- 『HG 1/144 MS-04 ブグ』BANDAI SPIRITS、2016年12月。
- アクションフィギュア付属説明書
- 「01-5 マゼラ・トップ砲」『U.C.ARMS GALLERY 01』、バンダイ、2005年12月。
- 「01-6 ショットガン」『U.C.ARMS GALLERY 01』、バンダイ、2005年12月。
- 「02-4 量産試作型100mmマシンガン」『U.C.ARMS GALLERY 02』、バンダイ、2006年3月。
- 「02-6 可搬型試製180mm砲」『U.C.ARMS GALLERY 02』、バンダイ、2006年3月。
- 「03-2 ビーム・マシンガン(AGX-04仕様)」『U.C.ARMS GALLERY 03』、バンダイ、2006年8月。
- 「03-3 ジム・マシンガン(RGM-79C仕様)」『U.C.ARMS GALLERY 03』、バンダイ、2006年8月。
- 「03-4 ビーム・ライフル(RX-178仕様)」『U.C.ARMS GALLERY 03』、バンダイ、2006年8月。
- 「03-6 クレイ・バズーカ(RMS-099仕様)」『U.C.ARMS GALLERY 03』、バンダイ、2006年8月。
- CD付属冊子
- 『機動戦士ガンダム0083 CDシネマ ルンガ沖砲撃戦』ビクター音楽産業、1992年1月21日。
- Blu-ray付属冊子
- 『機動戦士ガンダムNT 特装限定版』バンダイナムコアーツ、2019年5月24日。
- ウェブサイト
- “MS天国 - 用語集 - さ行”. 生まれてきてすいません. amigo. 1998年9月17日閲覧。
外部リンク
- 『機動戦士ガンダム公式百科事典』オフィシャルサイト - 設定遊びから始まった、ガンダム専門用語に関する関係者の思い出と見解