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=== インディアンス時代 ===
=== インディアンス時代 ===
[[File:Andre_Knott_and_Mike_Aviles_Minute_Maid_Park_2015.jpg|thumb|クリーブランド・インディアンス時代<br>(2015年4月8日)]]
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2012年10月21日に[[デビッド・カーペンター (1985年生まれの投手)|デビッド・カーペンター]]と[[ジョン・ファレル (投手)|ジョン・ファレル]]監督との1対2のトレードで、[[トロント・ブルージェイズ]]に移籍した<ref>{{Cite web|url=http://www.mlbtraderumors.com/2012/10/red-sox-hire-john-farrell.html |title=Red Sox Hire John Farrell|author=Zach Links|work=MLB Trade Rumors|language=英語|date=2012年10月21日|accessdate=2017年7月26日}}</ref>。11月3日には[[エスミル・ロジャース]]とのトレードで、[[ヤン・ゴームズ]]と共に[[クリーブランド・インディアンス]]に移籍した<ref>[http://espn.go.com/mlb/story/_/id/8587704/blue-jays-acquire-esmil-rogers-trade-cleveland-indians Blue Jays acquire Esmil Rogers in trade with Cleveland Indians] ESPN</ref>。
2012年10月21日に[[デビッド・カーペンター (1985年生の投手)|デビッド・カーペンター]]と[[ジョン・ファレル (投手)|ジョン・ファレル]]監督との1対2のトレードで、[[トロント・ブルージェイズ]]に移籍した<ref>{{Cite web|url=http://www.mlbtraderumors.com/2012/10/red-sox-hire-john-farrell.html |title=Red Sox Hire John Farrell|author=Zach Links|work=MLB Trade Rumors|language=英語|date=2012年10月21日|accessdate=2017年7月26日}}</ref>。11月3日には[[エスミル・ロジャース]]とのトレードで、[[ヤン・ゴームズ]]と共に[[クリーブランド・インディアンス]]に移籍した<ref>[http://espn.go.com/mlb/story/_/id/8587704/blue-jays-acquire-esmil-rogers-trade-cleveland-indians Blue Jays acquire Esmil Rogers in trade with Cleveland Indians] ESPN</ref>。


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2020年11月17日 (火) 02:16時点における版

マイク・アビレス
Mike Avilés
デトロイト・タイガース時代
(2016年5月13日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ニューヨーク州ニューヨーク
生年月日 (1981-03-13) 1981年3月13日(43歳)
身長
体重
5' 10" =約177.8 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション ユーティリティプレーヤー(主に遊撃手三塁手二塁手外野手
プロ入り 2003年 MLBドラフト7巡目(全体192位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名
初出場 2008年5月29日
最終出場 2017年10月1日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム プエルトリコの旗 プエルトリコ
WBC 2009年2013年2017年
獲得メダル
男子 野球
プエルトリコの旗 プエルトリコ
ワールド・ベースボール・クラシック
2013 野球
2017 野球

マイケル・アンソニー・アビレスMichael Anthony Avilés, 1981年3月13日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク出身の元プロ野球選手ユーティリティプレーヤー)。右投右打。

叔父フィラデルフィア・フィリーズなどでプレーしたラモン・アビレス英語版がいる。

経歴

プロ入りとロイヤルズ時代

カンザスシティ・ロイヤルズ時代
(2011年5月24日)

2003年MLBドラフト7巡目(全体192位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名を受け、プロ入り。同年、ルーキー級アリゾナリーグ・ロイヤルズでプロデビューした。

2004年はA+級ウィルミントン・ブルーロックス2005年はAA級ウィチタ・ラングラーズ2006年はAAA級オマハ・ロイヤルズと昇格していった。

2007年にはロイヤルズ傘下の最優秀マイナー選手に選出された[1]

2008年5月にビリー・バトラーのマイナー降格に伴ってメジャー昇格を果たし、5月29日のミネソタ・ツインズ戦でメジャーデビュー[1]。6月以降、月間打率は3割を下回ることなく、シーズンを終え、102試合の出場で打率.325・10本塁打・51打点を記録。ロイヤルズ最優秀選手やTopps ルーキーオールスターチーム英語版に選出されたり[2]ハンク・アーロン賞の候補になった[3]。新人王の投票では4位に入った。

2009年開幕前の3月に開催された第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、両親がプエルトリコ出身であることから[4]プエルトリコ代表に選出された。

シーズンでは5月に右肘を痛めてトミー・ジョン手術を受けシーズンを終える。

2010年は開幕からメジャーのロースター入りするも、2試合に出場後、マイナーでの調整を言い渡され、5月4日にメジャー復帰。主に二塁手として起用された。

レッドソックス時代

ボストン・レッドソックス時代
(2011年9月26日)

2011年は主に三塁手として起用される。7月30日にヤマイコ・ナバーロケンドール・ボルツとのトレードで、ボストン・レッドソックスに移籍。

2012年マルコ・スクータロジェド・ラウリーの放出によって遊撃のレギュラーとなり、低出塁率の傾向は相変わらずだったが、初の規定打席到達を果たした。

インディアンス時代

クリーブランド・インディアンス時代
(2015年4月8日)

2012年10月21日にデビッド・カーペンタージョン・ファレル監督との1対2のトレードで、トロント・ブルージェイズに移籍した[5]。11月3日にはエスミル・ロジャースとのトレードで、ヤン・ゴームズと共にクリーブランド・インディアンスに移籍した[6]

2013年開幕前の3月に開催された第3回WBCプエルトリコ代表に選出され[7]、2大会連続2度目の選出を果たした。

シーズンでは内野のユーティリティとして124試合で起用された。打撃では、打率.252・9本塁打・46打点・8盗塁という成績を残した。守備では主に三塁(56試合)と遊撃(46試合)を守り、三塁でのDRSは - 5だったが、遊撃では(プラスマイナス無)を記録した。

2014年も同様の役割を担い、113試合で打率.247・5本塁打・39打点という打撃成績をマーク。盗塁は、自身4度目となるシーズン14盗塁を決めた。守備では、この年から外野の守備に就く機会も増え、捕手一塁手以外の全ポジションを守った。三塁ではややエラーが多めだったが、無難な守備を見せた[8]

2015年は、白血病で闘病中の4歳の愛娘・アドリアナちゃんの看病のため、7月に一時的に長期離脱する事を決意。そのため、4年ぶりに出場試合数が100未満に終わり、98試合出場だった。打撃では、打率.231・5本塁打・17打点という成績を残し、打率は2年連続で低下した。守備では、2014年と同じような内容を示した。同年11月2日FAとなった[9]

タイガース時代

2015年12月18日にデトロイト・タイガースと1年200万ドルで契約を結んだ[10]

タイガース退団後

2016年8月16日にエリック・アイバーとのトレードで、ケイド・シビキーと共にアトランタ・ブレーブスへ移籍した[11]が、翌17日にDFA[12]、21日に自由契約となった。

2017年2月8日に第4回WBCプエルトリコ代表に選出され、3大会連続3度目の選出となった[13]。3月22日の決勝アメリカ合衆国戦に敗戦し、2大会連続で準優勝となった[14]

その後、5月4日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ。傘下のAAA級ニューオーリンズ・ベビーケークスで1試合出場後、5月12日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[15]。だが、3試合で5打数無安打と結果を残せず、5月17日にDFA、19日に40人枠を外れる形でAAA級ニューオーリンズへ配属された。7月25日に再びメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入りした。この年メジャーでは37試合に出場して打率.233・1本塁打・8打点の成績を残した。オフの11月2日にFAとなった[16]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2008 KC 102 441 419 68 136 27 4 10 201 51 8 3 0 2 18 4 2 58 12 .325 .354 .480 .833
2009 36 127 120 10 22 3 1 1 30 8 1 0 2 1 4 0 0 26 3 .183 .208 .250 .458
2010 110 448 424 63 129 16 3 8 175 32 14 5 0 3 20 0 1 49 13 .304 .335 .413 .748
2011 53 202 185 14 41 11 3 5 73 31 10 2 3 3 9 0 2 27 5 .222 .261 .395 .656
BOS 38 107 101 17 32 6 0 2 44 8 4 2 1 1 4 0 0 17 3 .317 .340 .436 .775
'11計 91 309 286 31 73 17 3 7 117 39 14 4 4 4 13 0 2 44 8 .255 .289 .409 .698
2012 136 546 512 57 128 28 0 13 195 60 14 6 3 6 23 0 2 77 6 .250 .282 .381 .663
2013 CLE 124 394 361 54 91 15 0 9 133 46 8 5 7 8 15 0 3 41 11 .252 .282 .368 .650
2014 113 374 344 38 85 16 1 5 118 39 14 5 11 5 13 0 1 49 10 .247 .273 .343 .616
2015 98 317 290 37 67 10 0 5 92 17 3 1 5 1 20 0 1 38 18 .231 .282 .317 .599
2016 DET 68 181 167 17 35 5 1 1 45 6 2 2 3 0 9 0 2 27 5 .210 .258 .269 .528
2017 MIA 37 97 86 5 20 2 0 1 25 8 0 0 3 0 6 2 2 15 3 .233 .298 .291 .589
MLB:10年 915 3234 3009 380 786 139 13 60 1131 306 78 31 38 30 141 6 16 424 89 .261 .295 .376 .671

年度別守備成績

内野守備


一塁(1B) 二塁(2B) 三塁(3B) 遊撃(SS)
















































2008 KC - 28 26 33 0 5 1.000 7 3 3 0 0 1.000 91 141 238 10 65 .974
2009 - - 2 0 0 0 0 ---- 34 51 92 4 29 .973
2010 - 87 183 258 11 40 .976 5 2 1 1 0 .750 13 18 29 2 5 .959
2011 - 20 45 56 3 16 .971 24 13 48 6 3 .910 6 4 10 1 2 .933
BOS - 7 5 4 0 1 1.000 22 7 30 2 1 .949 8 3 21 0 1 1.000
'11計 - 27 50 60 3 17 .973 46 20 78 8 4 .925 14 7 31 1 3 .974
2012 - 2 1 3 0 0 1.000 1 0 3 0 0 1.000 128 207 369 15 89 .975
2013 CLE - 12 13 31 1 5 .978 56 29 63 3 6 .968 46 55 106 4 26 .976
2014 - 33 52 86 1 19 .993 36 21 49 7 1 .909 15 21 37 0 7 1.000
2015 - 11 11 39 1 8 .980 28 17 35 5 3 .912 23 19 52 3 10 .959
2016 DET - 10 7 21 0 3 1.000 9 3 9 3 1 .800 6 4 7 2 4 .846
2017 MIA 2 2 0 0 0 1.000 6 6 19 0 5 1.000 6 0 7 0 0 1.000 15 14 35 0 8 1.000
MLB 2 2 0 0 0 1.000 216 349 550 17 102 .981 196 95 248 27 15 .927 385 537 996 41 246 .974
外野守備


左翼(LF) 中堅(CF) 右翼(RF)




































2011 BOS 1 4 0 0 0 1.000 - 4 1 0 0 0 1.000
2013 CLE 4 12 0 0 0 1.000 - 1 1 0 0 0 1.000
2014 27 25 1 0 1 1.000 3 1 0 0 0 1.000 3 2 0 0 0 1.000
2015 34 49 1 1 0 .980 5 5 0 0 0 1.000 1 0 0 0 0 ----
2016 DET 8 4 1 0 0 1.000 1 1 0 0 0 1.000 32 35 1 1 0 .973
2017 MIA - - 1 0 0 0 0 ----
MLB 74 94 3 1 1 .990 9 7 0 0 0 1.000 42 39 1 1 0 .976

表彰

背番号

  • 30(2008年 - 2010年)
  • 13(2011年 - 同年途中)
  • 3(2011年途中 - 2012年)
  • 4(2013年 - 2015年)
  • 14(2016年)
  • 12(2017年)

代表歴

脚注

  1. ^ a b Dick Kaegel (2008年5月29日). “Royals send Butler back to Triple-A” (英語). MLB.com. 2017年7月26日閲覧。
  2. ^ Dick Kaegel (2008年11月20日). “Aviles named to Topps rookie team” (英語). MLB.com. 2017年7月26日閲覧。
  3. ^ Dick Kaegel (2008年9月22日). “Aviles finds self in 'Hammer' contention” (英語). MLB.com. 2017年7月26日閲覧。
  4. ^ Royals find a shortstop in Mike Aviles
  5. ^ Zach Links (2012年10月21日). “Red Sox Hire John Farrell” (英語). MLB Trade Rumors. 2017年7月26日閲覧。
  6. ^ Blue Jays acquire Esmil Rogers in trade with Cleveland Indians ESPN
  7. ^ PUERTO RICO ROSTER Archived 2013年4月12日, at Archive.is
  8. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』廣済堂出版、2015年、150頁。ISBN 978-4-331-51921-9 
  9. ^ Transactions | indians.com” (英語). MLB.com (2015年11月2日). 2015年11月4日閲覧。
  10. ^ Quinn Roberts (2015年12月18日). “Tigers reach deal with veteran infielder Aviles” (英語). MLB.com. 2015年12月21日閲覧。
  11. ^ Anthony Fenech (2016年8月16日). “Tigers trade Aviles, Scivicque for IF Aybar”. 2016年8月19日閲覧。
  12. ^ Pat James (2016年8月17日). “Braves activate Flowers, place Pierzynski on DL”. MLB.com. http://m.braves.mlb.com/news/article/196139044/braves-activate-tyler-flowers-from-dl/ 2016年8月19日閲覧。 
  13. ^ Young stars join Beltran, Yadi for Puerto Rico MLB.com (英語) (2017年2月8日) 2017年3月16日閲覧
  14. ^ American Beauty: USA dominates PR in final World Baseball Classic (英語) (2017年3月22日) 2017年3月23日閲覧
  15. ^ http://www.sun-sentinel.com/sports/miami-marlins/fl-sp-marlins-notes-fri-20170512-story.html
  16. ^ MLB公式プロフィール参照。2018年8月23日閲覧。

関連項目

外部リンク