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2020年11月10日 (火) 22:23時点における版
基本情報 | |
---|---|
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ミシガン州ホランド |
生年月日 | 1979年7月31日(45歳) |
身長 体重 |
193 cm 90 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 1998 ドラフト3巡目でシアトル・マリナーズから指名 |
初出場 |
MLB/ 2002年9月3日 CPBL/ 2007年8月21日 KBO/ 2012年4月13日 NPB/ 2016年3月27日 |
最終出場 |
MLB/ 2002年9月27日 NPB/ 2016年7月8日 KBO/ 2017年9月29日 CPBL / 2018年10月14日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
この表について
|
獲得メダル | ||
---|---|---|
男子 野球 | ||
アメリカ合衆国 | ||
パンアメリカン競技大会 | ||
銀 | 2011 | 野球 |
アンドリュー・ウィリアム・バン・ヘッケン(Andrew William Van Hekken, 1979年7月31日 - )は、アメリカ合衆国ミシガン州ホランド出身のプロ野球選手(投手)。
経歴
マリナーズ傘下時代
1998年のMLBドラフト3巡目でシアトル・マリナーズに指名され[1]入団。
タイガース時代
1999年に、ブライアン・ハンターとのトレードでジェリー・アマドールと共にデトロイト・タイガースへ移籍した。
2002年9月3日のクリーブランド・インディアンス戦でメジャーデビュー。完封勝利を記録した[2]。
誠泰時代
2007年シーズン途中にCPBLの誠泰コブラズの入団テストを受験し合格。8月12日に正式に契約した。しかし、僅か1勝に終わり、その年限りで退団。
誠泰退団後
2011年10月に2011年パンアメリカン競技大会の野球アメリカ合衆国代表に選出された[3]。
ネクセン時代
2011年12月22日にKBOのネクセン・ヒーローズと契約。2012年は11勝をあげた。
2013年は先発として12勝をあげ活躍した。
2014年は、韓国プロ野球ではダニエル・リオス以来となる7年ぶりの20勝を記録し、最多勝投手となった。
2015年はネクセンで15勝とチーム最多勝を記録。
西武時代
2015年11月24日、ネクセンと埼玉西武ライオンズの間で保有権譲渡に関して合意がなされると[4]、12月8日に契約が締結され、背番号は47に決まった[5]。1年契約で年俸は1億4,400万円[6]。2016年1月29日に入団会見が行われた[7]。
2016年の開幕を一軍で迎え[8]、3月27日の対オリックス・バファローズ戦に来日初登板・初先発し、5回を投げて被安打6、奪三振6、与四球6、失点4(自責点3)で敗戦投手になった[9]。6月3日、対阪神タイガース戦に9番・投手で先発出場、3回表に初打席に立ち、結果は見逃し三振だった[10]。16日の対広島東洋カープ戦では9番・投手で先発出場し、2回表に初安打(三塁内野安打)を放った[11]。7月8日、対オリックス戦に先発し、3回1/3を投げ4失点の成績で[12]、翌9日に出場選手登録を抹消されると[13]、15日に球団から契約解除を通告されたこととウェーバー公示されたことが発表され[14]、22日付で自由契約選手となった[15]。
ネクセン復帰
2016年7月22日、ネクセンのウェブサイトにて、解雇したライアン・フィアベンドの代替選手としてバンヘッケンを獲得したことが発表された[16]。同年はネクセンで7勝を記録。2017年は8勝を記録したが、同年限りで退団した。
統一時代
2018年8月25日にCPBLの統一ライオンズに入団、実に11年ぶりの台湾球界復帰となった。9月6日の統一ライオンズ対中信兄弟戦に出場し、六回無失点の好投で今季初勝利をマークした[17]。
選手としての特徴
最速148km/hの直球(KBO時代に記録)を軸に[18]、揺れながら落ちるフォークの他、カーブを投げ[19]、特にフォークは落差と球速の違う3種類のものを投げ分けている[18]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2002 | DET | 5 | 5 | 1 | 1 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | .250 | 131 | 30.0 | 38 | 2 | 6 | 0 | 0 | 5 | 1 | 0 | 13 | 10 | 3.00 | 1.47 |
2007 | 誠泰 | 10 | 8 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | .200 | 196 | 46.1 | 44 | 4 | 9 | 0 | 1 | 29 | 3 | 0 | 27 | 18 | 3.50 | 1.14 |
2012 | ネクセン | 28 | 28 | 0 | 0 | 0 | 11 | 8 | 0 | 0 | .579 | 716 | 170.0 | 166 | 16 | 60 | 1 | 3 | 132 | 11 | 0 | 68 | 62 | 3.28 | 1.33 |
2013 | 29 | 29 | 0 | 0 | 0 | 12 | 10 | 0 | 0 | .545 | 705 | 161.2 | 178 | 11 | 58 | 0 | 10 | 137 | 11 | 1 | 78 | 67 | 3.73 | 1.46 | |
2014 | 31 | 31 | 0 | 0 | 0 | 20 | 6 | 0 | 0 | .769 | 788 | 187.0 | 193 | 9 | 53 | 0 | 3 | 178 | 6 | 2 | 81 | 73 | 3.51 | 1.32 | |
2015 | 32 | 32 | 0 | 0 | 0 | 15 | 8 | 0 | 0 | .652 | 825 | 196.2 | 190 | 14 | 67 | 1 | 1 | 193 | 16 | 0 | 92 | 79 | 3.62 | 1.31 | |
2016 | 西武 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | .000 | 218 | 45.2 | 59 | 3 | 26 | 0 | 2 | 35 | 1 | 0 | 34 | 32 | 6.31 | 1.86 |
ネクセン | 12 | 12 | 0 | 0 | 0 | 7 | 3 | 0 | 0 | .700 | 287 | 72.0 | 55 | 10 | 19 | 0 | 5 | 81 | 1 | 0 | 29 | 27 | 3.38 | 1.03 | |
2017 | 24 | 24 | 0 | 0 | 0 | 8 | 7 | 0 | 0 | .533 | 591 | 138.1 | 140 | 13 | 42 | 0 | 2 | 139 | 4 | 0 | 68 | 58 | 3.77 | 1.32 | |
MLB:1年 | 5 | 5 | 1 | 1 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | .250 | 131 | 30.0 | 38 | 2 | 6 | 0 | 0 | 5 | 1 | 0 | 13 | 10 | 3.00 | 1.47 | |
CPBL:1年 | 10 | 8 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | .200 | 196 | 46.1 | 44 | 4 | 9 | 0 | 1 | 29 | 3 | 0 | 27 | 18 | 3.50 | 1.14 | |
KBO:6年 | 156 | 156 | 0 | 0 | 0 | 73 | 42 | 0 | 0 | .635 | 3912 | 925.2 | 922 | 73 | 299 | 2 | 24 | 860 | 49 | 3 | 416 | 366 | 3.56 | 1.32 | |
NPB:1年 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | .000 | 218 | 45.2 | 59 | 3 | 26 | 0 | 2 | 35 | 1 | 0 | 34 | 32 | 6.31 | 1.86 |
- 各年度の太字はリーグ最高
- 2017年度シーズン終了時
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | 西武 | 10 | 4 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .333 | .333 | .333 | .666 |
NPB:1年 | 10 | 4 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .333 | .333 | .333 | .666 |
タイトル
- 最多勝利:1回 (2014年)
表彰
- ゴールデングラブ賞:1回 (2014年)
記録
- NPB投手記録
- 初登板・初先発:2016年3月27日、対オリックス・バファローズ3回戦(西武プリンスドーム)、5回4失点で敗戦投手
- 初奪三振:同上、1回表にブライアン・ボグセビックから見逃し三振
- NPB野手記録
- 初打席:2016年6月3日、対阪神タイガース1回戦(阪神甲子園球場)、3回表に岩貞祐太から見逃し三振
- 初安打:2016年6月16日、対広島東洋カープ3回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、2回表に野村祐輔から三塁手への内野安打
背番号
- 50 (2002年)
- 36 (2007年、2018年)
- 22 (2012年 - 2015年、2016年7月28日 - 2017年)
- 47 (2016年3月 - 7月22日)
登場曲
- 「Kings and Queens」30 Seconds To Mars (2016年)
代表歴
- 2011年パンアメリカン競技大会野球アメリカ合衆国代表
脚注
- ^ Seattle Mariners 1998 Draft Selections MLB.com
- ^ Benoit gets 7-inning save against O's Deseret News 2002年9月4日配信
- ^ 2011 Pan Am Team Roster The Official Site of USA Baseball (2011年12月23日) 2015年11月27日閲覧
- ^ 新外国人選手保有権譲渡合意のお知らせ 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト 2015年11月24日配信
- ^ アンディ・バンヘッケン投手との契約合意についてのお知らせ 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト 2015年12月8日配信
- ^ 西武 新助っ投発表 韓国で最多勝のバンヘッケン スポニチ Sponichi Annex 2015年12月9日掲載
- ^ アンディ・バンヘッケン投手入団会見 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト 2016年1月29日配信
- ^ 2016年 開幕登録選手発表! 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト 2016年3月23日配信
- ^ 2016年3月27日 埼玉西武 対 オリックス 成績詳細 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト
- ^ 2016年6月3日 阪神 対 埼玉西武 成績詳細 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト
- ^ 2016年6月16日 広島 対 埼玉西武 成績詳細 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト
- ^ 2016年7月8日 埼玉西武 対 オリックス 成績詳細 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト
- ^ 公示(出場選手登録・抹消) 2016年7月 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト
- ^ 埼玉西武ライオンズ選手契約について 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト2016年7月15日配信
- ^ 自由契約選手 2016年度 NPB.jp 日本野球機構
- ^ 투수 앤디 밴 헤켄 영입 ネクセン・ヒーローズ オフィシャルサイト
- ^ 統一獅洋投安狄回鍋初登板 6局無失分奪首勝 中央社
- ^ a b [WS 스카우팅리포트]밴헤켄, 투구의 44%는 스플리터 中央日報 2015年10月7日掲載
- ^ トム・クルーズ似のバンヘッケンは元オリ星野タイプ 日刊スポーツ 2016年2月17日紙面から
関連項目
外部リンク
- 選手の各国通算成績 KBO、CPBL
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Andy Van Hekken stats MiLB.com