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2020年11月10日 (火) 22:07時点における版
ボストン・レッドソックスでの現役時代 (2008年2月24日) | |
基本情報 | |
---|---|
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | カリフォルニア州ベンチュラ郡サウザンドオークス |
生年月日 | 1973年10月21日(51歳) |
身長 体重 |
6' 0" =約182.9 cm 175 lb =約79.4 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 1993年 MLBドラフト12巡目(全体333位)でデトロイト・タイガースから指名 |
初出場 |
MLB / 1998年5月13日 NPB / 2004年6月22日 KBO / 2011年4月2日 CPBL / 2011年9月4日 |
最終出場 |
MLB / 2008年8月9日 NPB / 2010年9月23日 KBO / 2011年7月8日 CPBL / 2011年10月2日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ブライアン・スコット・コーリー(Bryan Scott Corey、1973年10月21日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ベンチュラ郡サウザンドオークス出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。2018年シーズンよりMLB・オークランド・アスレチックス傘下のA+級ストックトン・ポーツで投手コーチを務める。
台湾球界での登録名は、酷力。
経歴
現役時代
1993年のMLBドラフト12巡目(全体333位)でデトロイト・タイガースから指名され、プロ入り。
1997年12月、MLBエクスパンションドラフト3巡目(全体63位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名され、移籍した。1998年5月13日のミルウォーキー・ブルワーズ戦(バンク・ワン・ボールパーク)でメジャーデビュー。
2004年、読売ジャイアンツの中継ぎ陣の不振のため、シーズン途中に投手コーチの香田勲男が急遽渡米して獲得した。当初は抑え候補として期待され、6月22日の中日ドラゴンズ戦で初登板したが、結局は中継ぎでの登板のみに終わった。21試合に登板したが満足な結果を残すことができず、1年で退団となった。
2006年はテキサス・レンジャーズ、ボストン・レッドソックスに在籍して32試合に登板し、防御率3.69の成績を残した。2007年は9月のロースター拡大に伴い、メジャー昇格した。9試合の登板ながら防御率1.93と好成績を残した。
しかし2008年は開幕から失点する試合が続き、4月11日にマイク・ティムリンが故障者リストから復帰したのに伴い、戦力外となった。4月22日、レッドソックス傘下のAAA級ポータケット・レッドソックスとマイナー契約を結んだもののレッドソックスのブルペン事情が苦しいこともあり、25日に再びメジャー契約を結んで昇格を果たした。だが、4月29日にマイク・ローウェルが故障から復帰したことにより再び戦力外となり、5月11日にサンディエゴ・パドレスへトレードされた。パドレスでは同年39試合に登板するものの、防御率6.23と不本意な成績に終わった。
2009年はレンジャーズ傘下のAAA級オクラホマシティ・レッドホークスでプレー。シーズン終了後に千葉ロッテマリーンズの入団テストを受け合格した[1]。
6年ぶりの日本プロ野球となった2010年は谷間の先発で活躍し、4勝を挙げたが、2011年の契約はされずこの年限りで退団した[2]。
2010年12月19日、韓国・ロッテ・ジャイアンツと契約したことが発表された。2011年4月2日のハンファ・イーグルスとの開幕戦では開幕投手を務め7回無失点で勝ち投手になった。だがその後は先発でもリリーフでも思うような活躍ができず、シーズン途中の7月9日にロッテ・ジャイアンツから放出された。同年8月31日、退団したスティーブ・ハモンドの代役として、台湾・Lamigoモンキーズ に入団した。
2012年は、3月はメキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズ、4月から9月まではアメリカ独立リーグ・アトランティックリーグのカムデン・リバーシャークスでプレーした。同年限りで現役引退した。
引退後
2017年よりオークランド・アスレチックス傘下で投手コーチを務めるようになり、この年はA-級バーモント・レイクモンスターズ、2018年シーズンからはA+級ストックトン・ポーツで同職となる[3]。
投球スタイル・人物
140km/h台中盤の速球と落差のあるチェンジアップに加え、スライダー、カッターを投げる。
ファンにも非常に紳士的に応じ、人間性も評価されている。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1998 | ARI | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | -- | ---- | 20 | 4.0 | 6 | 1 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 4 | 4 | 9.00 | 2.00 |
2002 | LAD | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 3 | 1.0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.00 |
2004 | 巨人 | 21 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | -- | .500 | 112 | 23.0 | 30 | 3 | 10 | 2 | 2 | 17 | 0 | 0 | 18 | 14 | 5.48 | 1.74 |
2006 | TEX | 16 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | 75 | 17.1 | 15 | 0 | 8 | 0 | 0 | 13 | 0 | 0 | 5 | 5 | 2.60 | 1.33 |
BOS | 16 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 1.000 | 91 | 21.2 | 20 | 1 | 7 | 0 | 2 | 15 | 0 | 0 | 11 | 11 | 4.57 | 1.25 | |
'06計 | 32 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 3 | .667 | 166 | 39.0 | 35 | 1 | 15 | 0 | 2 | 28 | 0 | 0 | 16 | 16 | 3.69 | 1.28 | |
2007 | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1.000 | 32 | 9.1 | 6 | 0 | 4 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 2 | 2 | 1.93 | 1.07 | |
2008 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ---- | 31 | 6.0 | 11 | 1 | 3 | 1 | 0 | 4 | 0 | 0 | 7 | 7 | 10.50 | 2.33 | |
SD | 39 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 3 | .250 | 167 | 39.0 | 42 | 7 | 9 | 3 | 0 | 18 | 2 | 1 | 27 | 27 | 6.23 | 1.31 | |
'08計 | 46 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 4 | .250 | 198 | 45.0 | 53 | 8 | 12 | 4 | 0 | 22 | 2 | 1 | 34 | 34 | 6.80 | 1.44 | |
2010 | ロッテ(M) | 14 | 8 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | 0 | 0 | .500 | 194 | 44.1 | 48 | 8 | 17 | 0 | 2 | 30 | 0 | 1 | 28 | 24 | 4.87 | 1.47 |
2011 | ロッテ(G) | 25 | 8 | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 | 3 | 1 | .571 | 300 | 72.1 | 83 | 8 | 10 | 0 | 4 | 48 | 0 | 0 | 41 | 34 | 4.23 | 1.29 |
Lamigo | 5 | 4 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | .667 | 110 | 22.2 | 35 | 3 | 5 | 0 | 1 | 15 | 0 | 0 | 16 | 11 | 4.37 | 1.76 | |
MLB:5年 | 91 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | 0 | *8 | .500 | 419 | 98.1 | 100 | 10 | 33 | 4 | 3 | 57 | 2 | 1 | 56 | 56 | 5.13 | 1.35 | |
NPB:2年 | 35 | 8 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 | 0 | 0 | .500 | 306 | 67.1 | 78 | 11 | 27 | 2 | 4 | 47 | 0 | 1 | 46 | 38 | 5.08 | 1.56 | |
KBO:1年 | 25 | 8 | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 | 3 | 1 | .571 | 300 | 72.1 | 83 | 8 | 10 | 0 | 4 | 48 | 0 | 0 | 41 | 34 | 4.23 | 1.29 | |
CPBL:1年 | 5 | 4 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | .667 | 110 | 22.2 | 35 | 3 | 5 | 0 | 1 | 15 | 0 | 0 | 16 | 11 | 4.37 | 1.76 |
- 「-」は記録なし
- 通算成績の「*数字」は不明年度がある事を示す
- 表中のロッテ(M)(2010年在籍)は、NPBの千葉ロッテマリーンズ
- 表中のロッテ(G)(2011年在籍)は、KBOのロッテ・ジャイアンツ
記録
- NPB
- 初登板:2004年6月22日、対中日ドラゴンズ11回戦(札幌ドーム)、8回表に4番手で救援登板、1回無失点
- 初奪三振:同上、8回表に谷繁元信から空振り三振
- 初勝利:2004年7月6日、対横浜ベイスターズ14回戦(東京ドーム)、8回表に5番手で救援登板、1回2失点
- 初先発:2010年7月6日、対東北楽天ゴールデンイーグルス8回戦(クリネックススタジアム宮城)、7回1/3を4失点で敗戦投手
- 初先発勝利:2010年7月13日、対オリックス・バファローズ11回戦(千葉マリンスタジアム)、6回無失点
背番号
- 49(1998年、2002年)
- 97(2004年)
- 37(2006年 - 同年途中)
- 63(2006年途中 - 同年終了)
- 41(2007年、2011年 - 同年途中)
- 30(2008年 - 同年途中)
- 40(2008年途中 - 同年終了)
- 33(2010年)
- 32(2011年途中 - 同年終了)
脚注
- ^ ブライアン・コーリー投手の入団について 千葉ロッテマリーンズニュースリリース 2009年12月18日付
- ^ コーリー投手、ムニス選手との来季契約について 千葉ロッテマリーンズニュースリリース 2010年11月16日
- ^ Melissa Lockard (2017年12月5日). [http://oaklandclubhouse.com/changes-abound-oakland-athletics-2018-milb-coaching-staffs/ “ATHLETICS Changes abound for Oakland Athletics 2018 MiLB coaching staffs”] (英語). OaklandClubhouse.com 2018年1月17日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、CPBL
- アメリカ合衆国の野球選手
- 在日外国人の野球選手
- 在韓外国人の野球選手
- 在台外国人の野球選手
- 在メキシコ外国人の野球選手
- デトロイト・タイガース傘下の選手
- アリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下の選手
- アリゾナ・ダイヤモンドバックスの選手
- オークランド・アスレチックス傘下の選手
- サンディエゴ・パドレス傘下の選手
- ロサンゼルス・ドジャース傘下の選手
- ロサンゼルス・ドジャースの選手
- シカゴ・カブス傘下の選手
- 読売ジャイアンツ及び東京巨人軍の選手
- テキサス・レンジャーズ傘下の選手
- テキサス・レンジャーズ及びその前身球団の選手
- ボストン・レッドソックス傘下の選手
- ボストン・レッドソックスの選手
- サンディエゴ・パドレスの選手
- 千葉ロッテマリーンズ及びその前身球団の選手
- ロッテ・ジャイアンツの選手
- 楽天モンキーズ及びその前身球団の選手
- メキシコシティ・レッドデビルズの選手
- 独立リーグの野球選手
- アメリカ合衆国の野球指導者
- 在日アメリカ人のスポーツ選手
- 在メキシコ・アメリカ人
- サウザンドオークス出身の人物
- 1973年生
- 存命人物