「機動戦士ガンダム ヴァルプルギス」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
→登場兵器: デルフィニウム、他 |
|||
60行目: | 60行目: | ||
: サイド2奪還作戦で「バレンシア」は撃沈されるが、ほかの乗員とともに「ユーロン」に救助される。しかし、マシロを確保してすぐに戦線を離脱しなかったフレデリカの作戦指揮に異を唱える。 |
: サイド2奪還作戦で「バレンシア」は撃沈されるが、ほかの乗員とともに「ユーロン」に救助される。しかし、マシロを確保してすぐに戦線を離脱しなかったフレデリカの作戦指揮に異を唱える。 |
||
; {{Anchor|レイモン・メキネス}} |
; {{Anchor|レイモン・メキネス}} |
||
: [[アナハイム・エレクトロニクス |
: [[アナハイム・エレクトロニクス]]から派遣された謎の人物。マシロを最初に「パプテマス・シロッコ」と称しており、彼を王とみなしてオーヴェロンを『継承』させようとする。後に協力者であるクリストフ准将に反旗を翻し、アリーゼと共にマシロを奪還すべく動き出していく。 |
||
; トニオ・オークス |
; トニオ・オークス |
||
: マシロの父だが偽名であり、本当の名は「トニオ・マンハイム」。表向きは採掘機械の研究技師だが、パプテマス・シロッコに心酔しており、極秘裏にオーヴェロンの開発、シロッコのメモリークローンとなるマシロの製造に携わっていた。研究所の消失により行方不明となる。 |
: マシロの父だが偽名であり、本当の名は「トニオ・マンハイム」。表向きは採掘機械の研究技師だが、パプテマス・シロッコに心酔しており、極秘裏にオーヴェロンの開発、シロッコのメモリークローンとなるマシロの製造に携わっていた。研究所の消失により行方不明となる。 |
||
111行目: | 111行目: | ||
; {{Anchor|デルフィニウム}} |
; {{Anchor|デルフィニウム}} |
||
: [[ガンダム開発計画#ガンダム試作3号機(デンドロビウム)|ガンダム試作3号機「デンドロビウム」]]に酷似した試作型大型機動兵器であるが、メガ・ビーム砲は2連装となっており、さらにMS形態への変形機構をもつ。作中でも機体データが照合不能であるものの[[ガンダム開発計画]]との関連が指摘され、出自を知るフィーも「ティターンズの台頭以前に封印したいわくつきの機体を元にした模造品」と呼んでいる。 |
: [[ガンダム開発計画#ガンダム試作3号機(デンドロビウム)|ガンダム試作3号機「デンドロビウム」]]に酷似した試作型大型機動兵器であるが、メガ・ビーム砲は2連装となっており、さらにMS形態への変形機構をもつ。作中でも機体データが照合不能であるものの[[ガンダム開発計画]]との関連が指摘され、出自を知るフィーも「ティターンズの台頭以前に封印したいわくつきの機体を元にした模造品」と呼んでいる。 |
||
: ジオン公国軍残党狩りのため、アステロイド・ベルトへの遠征を目標とする連邦軍の極秘・特務機関「嵐」によって宇宙世紀0085年に開発が開始される。地球至上主義の「嵐」は[[アナハイム・エレクトロニクス |
: ジオン公国軍残党狩りのため、アステロイド・ベルトへの遠征を目標とする連邦軍の極秘・特務機関「嵐」によって宇宙世紀0085年に開発が開始される。地球至上主義の「嵐」は[[アナハイム・エレクトロニクス]]を排除して開発をおこなうが、機動性と航続距離、運動性と搭乗者負担のいずれの問題も解決できず、さらに0087年にアステロイド・ベルトから公国軍残党「[[ネオ・ジオン#アクシズ(ネオ・ジオン)|アクシズ]]」が舞い戻ってきたため存在意義を失い開発は凍結。[[ムーバブルフレーム#ガンダムシリーズ|ムーバブルフレーム]]以前の古い設計のため、未完成のまま放棄される<ref>{{Cite journal|和書 |journal=ガンダムエース |issue=2020年11月号 |publisher=KADOKAWA |pages=439 }}</ref>。 |
||
: のちに「嵐」の拠点である「嵐の庭」を接収した「クラン」によって、[[サイコガンダム]]をはじめとする巨大MS・MAを参考に、グリプス戦役当時の先端技術を投入し再設計される<ref name="ga1012-435">{{Cite journal|和書 |journal=ガンダムエース |issue=2020年12月号 |publisher=KADOKAWA |pages=435 }}</ref>。爆発的な推進機能を維持しつつ、可変MA化により運用面における柔軟性を確保し、0089年における実戦に耐えうる高水準な機体として完成する<ref name="ga1012-435" />。試作兵器であるため、コアMSは既存のガンダムタイプとジムタイプを混成した間に合わせのジャンク機を流用しており、パイロットの生還率向上のためフルアーマー化されている<ref name="ga1012-435" />。 |
: のちに「嵐」の拠点である「嵐の庭」を接収した「クラン」によって、[[サイコガンダム]]をはじめとする巨大MS・MAを参考に、グリプス戦役当時の先端技術を投入し再設計される<ref name="ga1012-435">{{Cite journal|和書 |journal=ガンダムエース |issue=2020年12月号 |publisher=KADOKAWA |pages=435 }}</ref>。爆発的な推進機能を維持しつつ、可変MA化により運用面における柔軟性を確保し、0089年における実戦に耐えうる高水準な機体として完成する<ref name="ga1012-435" />。試作兵器であるため、コアMSは既存のガンダムタイプとジムタイプを混成した間に合わせのジャンク機を流用しており、パイロットの生還率向上のためフルアーマー化されている<ref name="ga1012-435" />。 |
||
2020年11月7日 (土) 11:35時点における版
このフィクションに関する記事は、全体として物語世界内の観点に立って記述されています。 |
機動戦士ガンダム ヴァルプルギス | |
---|---|
ジャンル | ロボット |
漫画 | |
原作・原案など | 海冬レイジ |
作画 | 葛木ヒヨン |
出版社 | KADOKAWA |
掲載誌 | ガンダムエース |
レーベル | 角川コミックス・エース |
発表号 | 2017年10月号 - |
発表期間 | 2017年8月26日 - |
巻数 | 既刊6巻(2020年9月時点) |
関連作品 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
『機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』(きどうせんしガンダム ヴァルプルギス)は、脚本:海冬レイジ、漫画:葛木ヒヨンによる日本の漫画。『ガンダムシリーズ』の漫画の1つで、『ガンダムエース』(KADOKAWA)にて、2017年10月号から連載中[1]。『ガンダムエース』創刊15周年とガンダムゲーム生誕30周年を記念して連載された作品で、『スーパーガンダムロワイヤル』と連動したイベントが定期実施されている。
ストーリー
この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
登場人物
この節の加筆が望まれています。 |
声は『スーパーガンダムロワイヤル』での配役。
- マシロ・オークス
- 声 - 畠中祐[2]
- 本作の主人公。ごく普通の高校生として暮らしていたが、自分のことを「パプテマス・シロッコ」と呼ぶ謎の集団に包囲されたことや、父からオーヴェロンを託された直後にネオ・ジオンの襲撃を受けたことで、自身の出生の秘密を探るべく行動する。
- その正体はシロッコと父と思われたトニオ・マンハイムによって作られたシロッコのクローンで、オーヴェロンによってシロッコの人格が完全覚醒後は、シロッコが極秘裏に開発した要塞クラスの大量殺戮兵器「サイコ・フレア オルフェス」を使い地球圏を滅ぼそうとする。
- フィオリーナ・フィリー
- 声 - 高野麻里佳[2]
- 本作のヒロイン。マシロのもとにオーヴェロンを届けた謎の少女で、彼のことを「パプテマス様」と呼ぶ。
- フレデリカ・エルメ
- アーガマ改級強襲巡洋艦「ユーロン」の女性艦長で、階級は中佐。
- 父親は地球連邦宇宙軍のクリストフ准将であるが、グリプス戦役ではその素性を隠してエゥーゴに参加、サラミス改級巡洋艦の副長や艦長代理、アイリッシュ級戦艦の副長を勤め上げ、艦長不足のエゥーゴ艦隊の中で頭角を現す[3]。「ユーロン」で初めて艦長に抜擢され、慣れないながらもサイド2奪還作戦(真の目的は「シャマール」ことマシロの拘束)の指揮を執る。
- マシロがシロッコの人格に完全覚醒後、危険な存在と判断し、オーヴェロンの破壊と彼の抹殺の陣頭指揮を執る。
- セイン・アマディオ
- 「ユーロン」所属のMSパイロットで、階級は大尉。ハウンド隊の隊長としてΖII V型に搭乗する。
- 一年戦争時に宇宙戦闘機からMSパイロットに転向し、ソロモン攻略戦やア・バオア・クー攻略戦を戦い抜く[3]。グリプス戦役では、所属部隊ごとエゥーゴに移っている[3]。第一次ネオ・ジオン抗争では、積極的に対ネオ・ジオンの作戦に参加しており、失敗に終わったアクシズ攻略戦にも参加していたと言われる[3]。コア3沖会戦にも参加予定だったが実現していない[3]。
- マシロを友人として接し、シロッコの人格が完全覚醒した時は元に戻そうと説得するが失敗してΖII V型が大破。フレデリカは苦渋の決断でオーヴェロンの破壊とマシロの抹殺を優先して彼の救助を断念した結果、MIA認定される。
- ユーリィ・ハックマン
- 「ユーロン」のナビゲーターで、階級は少尉。
- グリプス戦役以前から連邦軍に在籍するベテランのひとりで、確かな操艦技術をもつことから副長直々にスカウトされる[3]。フレデリカの実質的な補佐役。一年戦争時に両親を失う[3]。
- アレクセイ・コリン
- 「ユーロン」のコ・ナビゲーターで、階級は軍曹。通称は「アレックス」。
- グリプス戦役で被災し、周囲や状況に流されてなし崩し的にエゥーゴの軍学校に入学、宇宙軍に入隊する[3]。臆病な性格[3]。
- ロクサーヌ・ロックス
- サラミス改級巡洋艦「バレンシア」の女性艦長で、階級は少佐。
- サイド2奪還作戦で「バレンシア」は撃沈されるが、ほかの乗員とともに「ユーロン」に救助される。しかし、マシロを確保してすぐに戦線を離脱しなかったフレデリカの作戦指揮に異を唱える。
- レイモン・メキネス
- アナハイム・エレクトロニクスから派遣された謎の人物。マシロを最初に「パプテマス・シロッコ」と称しており、彼を王とみなしてオーヴェロンを『継承』させようとする。後に協力者であるクリストフ准将に反旗を翻し、アリーゼと共にマシロを奪還すべく動き出していく。
- トニオ・オークス
- マシロの父だが偽名であり、本当の名は「トニオ・マンハイム」。表向きは採掘機械の研究技師だが、パプテマス・シロッコに心酔しており、極秘裏にオーヴェロンの開発、シロッコのメモリークローンとなるマシロの製造に携わっていた。研究所の消失により行方不明となる。
- コバサン
- トニオの同僚で、ともに行方不明となる。
- ルチア
- マシロの同級生で、行方不明となったマシロを心配する。友人曰く「妙にカンが鋭い」。父はコロニー「オリンポス」の市長で、マシロの捜索を懇願するが断られる。
- マーレイ・クリストフ
- 地球連邦宇宙軍の准将にして、フレデリカ・エルメの父。マシロを巻き込んだ一件の黒幕的存在であり、自らの目的のためにマシロを欲しているが、レイモンの裏切りによる騒動で命を落とす。
- ジェシー・レオン
- レイモンと行動をともにする連邦軍特殊部隊の隊長で、階級は少佐。スキンヘッドで、髭を生やしている。
- アリーゼ・マテバ
- レイモンの配下として行動する強化人間の少女。レイモンの命令で度々マシロを襲撃していたが、その後ユーロンの捕虜となり、フレデリカによるマシロ抹殺作戦の中核戦力として抜擢される。
- ハマーン・カーンを名乗る女性
- ハマーンを名乗り、第1次ネオ・ジオン抗争後のネオ・ジオン残党軍を率いる女性。しかし、本物のハマーンは半年前に戦死が確認されているため、連邦軍は「ハマーンの影武者」と見ている。ディマーテルに搭乗して前線に出ることもある。
- エルナルド・バト
- ネオ・ジオン残党軍の親衛隊のパイロットで、フレデリカの兄。元々はエゥーゴに所属していたが、グリプス戦役末期にネオ・ジオンに渡った経緯を持つ。乗機のザク・マシーナリーを換装した際に金色に塗装し、ハマーンを名乗る女性に「当てつけがすぎるぞ」と叱責を受ける。しかし、腕は確か。
- コンチェッタ・フィリー
- アンブローシアから派遣されたメッサーラ・グラシュティンのパイロットにしてフィオリーナの姉。
登場兵器
この節の加筆が望まれています。 |
以下の機体はリンク先を参照。
- MSZ-008V ΖII V型
- MSZ-008V ΖII V型Bst仕様
- MSZ-009H3 ファーヴニル
- PMX-000G メッサーラ・グラシュティン
- ネモ・リメス
- AMX-114 ディマーテル
- MS-11R ザク・マシーナリー
- MS-11RS ザク・マシーナリー(エルナルド機)
オーヴェロン Over.on | |
---|---|
型式番号 | AGX-11 |
全高 | 20.5m(推測) |
本体重量 | 40.2t(推測) |
全備重量 | 66.3t(推測) |
装甲材質 | 不明 |
出力 | 不明 |
推力 | 不明 |
武装 | ビーム・サーベル×2 ビーム・ライフル メガ粒子砲内蔵多層型シールド 隠し腕ビーム・サーベル×4 |
搭乗者 | マシロ・オークス フィオリーナ・フィリー |
- AGX-11 オーヴェロン
- フィオリーナがマシロのもとに届けた詳細不明のモビルスーツ (MS)。ハマーンを名乗る女性は本機を「白のグリモア」と呼ぶ。
- 当初は白いジ・Oに酷似した偽装装甲をまとった姿であるが、マシロの父が遠隔操作したコア・ポッドを背部に接続することで偽装装甲が排除され、ガンダムタイプとしての真の姿を露出する。
- 支援型増加兵器であるメッサーラ・グラシュティンとの合体により、数種の強化形態をとる。
- デルフィニウム
- ガンダム試作3号機「デンドロビウム」に酷似した試作型大型機動兵器であるが、メガ・ビーム砲は2連装となっており、さらにMS形態への変形機構をもつ。作中でも機体データが照合不能であるもののガンダム開発計画との関連が指摘され、出自を知るフィーも「ティターンズの台頭以前に封印したいわくつきの機体を元にした模造品」と呼んでいる。
- ジオン公国軍残党狩りのため、アステロイド・ベルトへの遠征を目標とする連邦軍の極秘・特務機関「嵐」によって宇宙世紀0085年に開発が開始される。地球至上主義の「嵐」はアナハイム・エレクトロニクスを排除して開発をおこなうが、機動性と航続距離、運動性と搭乗者負担のいずれの問題も解決できず、さらに0087年にアステロイド・ベルトから公国軍残党「アクシズ」が舞い戻ってきたため存在意義を失い開発は凍結。ムーバブルフレーム以前の古い設計のため、未完成のまま放棄される[4]。
- のちに「嵐」の拠点である「嵐の庭」を接収した「クラン」によって、サイコガンダムをはじめとする巨大MS・MAを参考に、グリプス戦役当時の先端技術を投入し再設計される[5]。爆発的な推進機能を維持しつつ、可変MA化により運用面における柔軟性を確保し、0089年における実戦に耐えうる高水準な機体として完成する[5]。試作兵器であるため、コアMSは既存のガンダムタイプとジムタイプを混成した間に合わせのジャンク機を流用しており、パイロットの生還率向上のためフルアーマー化されている[5]。
書誌情報
- 海冬レイジ(脚本)、葛木ヒヨン(漫画)、矢立肇・富野由悠季(原案) 『機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』 既刊6巻(2020年9月26日現在)
- 2018年3月26日発売[6]、ISBN 978-4-04-106541-9
- 2018年8月25日発売[7]、ISBN 978-4-04-107280-6
- 2019年2月26日発売[8]、ISBN 978-4-04-107891-4
- 2019年9月26日発売[9]、ISBN 978-4-04-108670-4
- 2020年2月26日発売[10]、ISBN 978-4-04-109214-9
- 2020年9月26日発売[11]、ISBN 978-4-04-109214-9
脚注
- ^ “宇宙世紀0089の新たな物語「機動戦士ガンダム ヴァルプルギス」ダムエー新連載”. コミックナタリー. (2017年8月26日) 2020年2月26日閲覧。
- ^ a b 『スーパーガンダムロワイヤル』で「機動戦士ガンダム ヴァルプルギス」のイベントを開始! 公式攻略wikiで原作漫画を期間限定で無料公開 - 2018年10月9日閲覧
- ^ a b c d e f g h i 「ヴァルプルギス新聞 Vol.2」『ガンダムエース』2017年11月号、KADOKAWA、151-154頁。
- ^ 『ガンダムエース』2020年11月号、KADOKAWA、439頁。
- ^ a b c 『ガンダムエース』2020年12月号、KADOKAWA、435頁。
- ^ “「機動戦士ガンダム ヴァルプルギス(1)」公式情報”. webエース - 角川コミックス・エース公式サイト. KADOKAWA. 2019年1月20日閲覧。
- ^ “「機動戦士ガンダム ヴァルプルギス(2)」公式情報”. webエース - 角川コミックス・エース公式サイト. KADOKAWA. 2019年1月20日閲覧。
- ^ “「機動戦士ガンダム ヴァルプルギス(3)」公式情報”. webエース - 角川コミックス・エース公式サイト. KADOKAWA. 2019年2月26日閲覧。
- ^ “「機動戦士ガンダム ヴァルプルギス(4)」公式情報”. webエース - 角川コミックス・エース公式サイト. KADOKAWA. 2019年9月26日閲覧。
- ^ “「機動戦士ガンダム ヴァルプルギス(5)」公式情報”. webエース - 角川コミックス・エース公式サイト. KADOKAWA. 2020年2月26日閲覧。
- ^ “「機動戦士ガンダム ヴァルプルギス(6)」公式情報”. webエース - 角川コミックス・エース公式サイト. KADOKAWA. 2020年10月9日閲覧。