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[[2005年]]よりワシントン支局特派員、[[2007年]]に同支局長に就任し<ref>[http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1469145.html キャスター卒業NHK大越健介氏「意見通る危うさ」] 日刊スポーツ 2015年4月30日</ref>、米国滞在中は[[ジョージ・W・ブッシュ]]大統領への直接単独取材や、[[バラク・オバマ]]の大統領就任式取材総指揮などを行った。[[2009年]]6月に帰国し政治部復帰。2010年[[3月29日]]、『[[ニュースウオッチ9]]』のキャスターに就任。ニュース内でそのまとめとして、政治色を絡めつつ自身の意見を表明するというNHKの歴代ニュース番組としては異例のスタイルが度々話題となった<ref>[http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42660?page=2 左遷! さらば、NHK『ニュースウオッチ9』大越キャスター エースはなぜ飛ばされたのか(その1)] [[週刊現代|現代ビジネス]] 2015年3月30日</ref>。2015年3月27日をもって番組を降板した。 |
2020年11月1日 (日) 10:19時点における版
おおこし けんすけ 大越 健介 | |
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生誕 |
1961年8月25日(63歳) 日本 新潟県 |
出身校 | 東京大学文学部国文学科 |
職業 | NHK 政治部記者 |
配偶者 | あり |
大越 健介(おおこし けんすけ、1961年8月25日 - )は、日本放送協会(NHK)本部報道局政治部記者。
NHK記者としての活動のほか、同局『ニュースウオッチ9』第4代男性メインキャスターとして知られる。同番組の編集長も担当した[1]。
経歴
新潟県三島郡寺泊町(現・長岡市)に生まれる。3歳の時、新潟県職員をしていた父の転勤で新潟市へ移る[2]。
学生時代
新潟市立石山中学校を経て新潟県立新潟高等学校卒業。新潟高校では野球部に所属し、2年次に強肩の捕手として甲子園を目指した。翌3年次に投手へ転向し、春の県大会で準優勝したが、夏の県大会はベスト8で終わり、結局は甲子園出場の夢は叶わなかった。大学でも野球を続けたかったが、高校時代の自分の実績だと大学強豪野球部には入部することも覚束ないと考え、東京大学(文科三類)に進学し、野球部に所属し、右サイドスローの投手として活動[3]。エースとして東京六大学リーグで通算50試合登板、8勝27敗、防御率3.52、142奪三振。8勝は東大の投手では5位タイ。「東大だったんだから頭脳派だったんでしょう」とよく言われるというが、むしろその逆で力と気迫を前面に押し出す投球が身上だったという。本人は「8勝も東大としてはまずまずだと思うけど、それよりも27敗を誇りに思う。よくここまで使ってもらえたと思うし、よくここまで投げぬいたな、と思う」と語っている[4]。1982年の新人戦では3連投し、立大に5-1、法大に2-0で勝利し、決勝で早稲田に0-1で惜敗。東大新人戦最高の準優勝に貢献した。1983年には太田誠(駒澤大学野球部監督)によって、日米大学野球選手権大会の大学日本代表メンバーに史上初めて東大から選出された[5][6][7][8]。その時の大学日本代表メンバーには明治大学の広澤克己、竹田光訓、日本大学の和田豊、法政大学の小早川毅彦(その後NHK野球解説者として共演)らがいた。大越は第三戦で二番手投手として登板している[9]。のちに大リーグのセントルイス・カージナルスなどで活躍したマーク・マグワイアとも対戦した[10]。
NHK
東京大学文学部国文学科卒業後、1985年NHK入局[11]。同期入局に安住淳(衆議院議員、現立憲民主党国会対策委員長)がいる。初任地は岡山局[12]で、以後、国内各放送局での勤務を経て本部報道局政治部に配属。政治記者として、橋本龍太郎(第82代内閣総理大臣)の番記者や、自由民主党竹下派経世会担当記者などを務める傍ら、NHKのニュース番組での国会のレポート及び『クローズアップ現代』などに出演するようになる[2]。
2005年よりワシントン支局特派員、2007年に同支局長に就任し[13]、米国滞在中はジョージ・W・ブッシュ大統領への直接単独取材や、バラク・オバマの大統領就任式取材総指揮などを行った。2009年6月に帰国し政治部復帰。2010年3月29日、『ニュースウオッチ9』のキャスターに就任。ニュース内でそのまとめとして、政治色を絡めつつ自身の意見を表明するというNHKの歴代ニュース番組としては異例のスタイルが度々話題となった[14]。2015年3月27日をもって番組を降板した。
2018年4月からは、『サンデースポーツ2020』のキャスターを務める[15]。2020年9月で同番組を降板し、10月からNHKスペシャルのキャスターに就任。
その他
- 野球選手として実績があったということで、2010年4月発売の『週刊ベースボール』で特集が組まれ、2011年には週刊ベースボールにて隔週連載で『Baseball Watch』という題名のコラムも執筆していた。
- FUNKY MONKEY BABYSのDJケミカルのパフォーマンスの意味が理解できず三男に聞いたところ、「彼がいるから盛り上がる」と言われたとのことである(参照)。
- 32歳の時から八王子の郊外[16]に住んでいる。ブログやコラムなどで八王子での生活や通勤時のことなどを書くことがある。
- 2018年8月より日本財団アドバイザリー会議委員を務める。
家族
- 実兄は、日本歯科大学新潟生命歯学部教授 兼 日本歯科大学医科病院 病院長の大越章吾[2]。
- 長男の遼介は日本大学第三高等学校の左腕エースとして第87回・夏の甲子園でベスト8に進出し、明治大学硬式野球部を経て光シーガルズに内野手として所属した。2012年に引退後は、デザイン学校でグラフィックデザインを学び、グラフィックデザイナーとして活動。東京都小金井市の市制施行60周年シンボルマークを手がけた[17]。
- NHK内のブログによると2014年12月に長男に娘が生まれ、祖父になったことを報告している。
脚注
- ^ キャスター卒業NHK大越健介氏「意見通る危うさ」 日刊スポーツ 2015年4月30日
- ^ a b c ニュースウオッチ9のキャスターに寺泊人が登場 東京寺泊会だより 2010年8月11日付
- ^ 俵万智は当時、六大学野球で場内アナウンス、いわゆるウグイス嬢をしていたという(「8番ピッチャー、大越くん」俵万智『旅の人、島の人』ハモニカブックス2014年)。
- ^ NHKニュースウオッチ9 大越健介ブログ
- ^ 宮台 侍日本大学代表入り 東大から33年ぶり
- ^ 宮台“東大侍”に!大越以来33年ぶり赤門2人目代表
- ^ 大越健介氏、東大・宮台の前でノーバン始球式「宿命みたいなもの」
- ^ 元東大野球部の大越健介氏が語る日米大学野球秘話、後輩・宮台康平を激励
- ^ 第12回日米大学野球選手権大会記録 全日本大学野球連盟 日米大学野球選手権大会コーナー
- ^ “宮台 選ばれればマグワイアと対戦した大越元キャスター以来”. スポーツニッポン. 2016年5月10日閲覧。
- ^ 同期入社のアナに岸本多万重、柴田厚、曾田孝、野地俊二、松井治伸、松本浩司、宮崎修一、山田亜樹。
- ^ 当時の上司だった兼本伸樹は、2009年局長として帰ってきた。
- ^ キャスター卒業NHK大越健介氏「意見通る危うさ」 日刊スポーツ 2015年4月30日
- ^ 左遷! さらば、NHK『ニュースウオッチ9』大越キャスター エースはなぜ飛ばされたのか(その1) 現代ビジネス 2015年3月30日
- ^ NHK大越健介氏、サンデースポーツキャスター就任 日刊スポーツ 2018年2月1日
- ^ 具体的な所在地は明言していないが、2014年2月12日のブログにて、八王子にある駅がいずれも自宅の徒歩圏内にないことを明らかにしている。
- ^ 市制施行60周年シンボルマーク、キャッチコピーの決定について
外部リンク
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