コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「藤岡裕大」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
40行目: 40行目:
[[亜細亜大学硬式野球部|亜細亜大学]]に進学後は、1年春からサードのレギュラーとして活躍。1年春、3年秋、4年秋にサードでベストナインを受賞、3年秋には打率.380を記録し首位打者に耀いた<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/10/24/kiji/K20141024009156550.html 国学院大2季連続2位、亜大・藤岡が初の首位打者に輝く]スポニチアネックス 2014年10月24日</ref>。4年秋にはリーグ史上23人目の100安打を達成する<ref>[https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/10/08/kiji/K20151008011278690.html 亜大・藤岡 リーグ通算100安打 岡山から来た母親の前で3本]スポニチアネックス 2015年10月8日</ref>など、[[東都大学野球連盟|東都大学リーグ]]6度の1部リーグ優勝に貢献(1年春~3年春、4年秋)。全国大会でも[[全日本大学野球選手権大会]]では2度の準優勝([[第61回全日本大学野球選手権大会|1年春]]、[[第62回全日本大学野球選手権大会|2年春]])、[[明治神宮野球大会]]では2度の全国制覇([[第44回明治神宮野球大会|2年秋]]、[[第46回明治神宮野球大会|4年秋]])に貢献した。
[[亜細亜大学硬式野球部|亜細亜大学]]に進学後は、1年春からサードのレギュラーとして活躍。1年春、3年秋、4年秋にサードでベストナインを受賞、3年秋には打率.380を記録し首位打者に耀いた<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/10/24/kiji/K20141024009156550.html 国学院大2季連続2位、亜大・藤岡が初の首位打者に輝く]スポニチアネックス 2014年10月24日</ref>。4年秋にはリーグ史上23人目の100安打を達成する<ref>[https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/10/08/kiji/K20151008011278690.html 亜大・藤岡 リーグ通算100安打 岡山から来た母親の前で3本]スポニチアネックス 2015年10月8日</ref>など、[[東都大学野球連盟|東都大学リーグ]]6度の1部リーグ優勝に貢献(1年春~3年春、4年秋)。全国大会でも[[全日本大学野球選手権大会]]では2度の準優勝([[第61回全日本大学野球選手権大会|1年春]]、[[第62回全日本大学野球選手権大会|2年春]])、[[明治神宮野球大会]]では2度の全国制覇([[第44回明治神宮野球大会|2年秋]]、[[第46回明治神宮野球大会|4年秋]])に貢献した。


2年時には[[第39回日米大学野球選手権大会日本代表]]に選出。このとき、のちに千葉ロッテでチームメートとなる[[三木亮]]、[[中村奨吾]]、[[岡大海]]と同時出場を果たしている。4年時にも[[2015年夏季ユニバーシアード野球日本代表]]に選出され、ドラフトでも指名有力されたが指名漏れした<ref>[https://www.daily.co.jp/baseball/2017/10/26/0010679576.shtml ロッテ2位・藤岡 2年越しの“リベンジ” 亜大時代に指名漏れ「トラウマもあった」]デイリースポーツ 2017年10月26日</ref>。リーグ通算、97試合、打率.296(351-104)、7本塁打33打点、17盗塁。大学には2学年先輩に[[嶺井博希]]、[[九里亜蓮]](高校も同じ岡山理大附属)、1学年先輩に[[山康晃]]、[[薮田和樹]](高校も同じ岡山理大附属)、[[大下佑馬]]、同期に[[板山祐太郎]]、1学年後輩に[[宗接唯人]]、2学年後輩に[[高橋遥人]]、[[北村拓己]]がいた。なお、宗接とは後にチームメイトとなる。
2年時には[[第39回日米大学野球選手権大会日本代表]]に選出。このとき、のちに千葉ロッテでチームメートとなる[[三木亮]]、[[中村奨吾]]、[[岡大海]]と同時出場を果たしている。4年時にも[[2015年夏季ユニバーシアード野球日本代表]]に選出され、ドラフトでも指名有力されたが指名漏れした<ref>[https://www.daily.co.jp/baseball/2017/10/26/0010679576.shtml ロッテ2位・藤岡 2年越しの“リベンジ” 亜大時代に指名漏れ「トラウマもあった」]デイリースポーツ 2017年10月26日</ref>。リーグ通算、97試合、打率.296(351-104)、7本塁打33打点、17盗塁。大学には2学年先輩に[[嶺井博希]]、[[九里亜蓮]](高校も同じ岡山理大附属)、1学年先輩に[[山康晃]]、[[薮田和樹]](高校も同じ岡山理大附属)、[[大下佑馬]]、同期に[[板山祐太郎]]、1学年後輩に[[宗接唯人]]、2学年後輩に[[高橋遥人]]、[[北村拓己]]がいた。なお、宗接とは後にチームメイトとなる。


[[トヨタ自動車硬式野球部|トヨタ自動車]]入社後、1年目は出場機会を増やすために外野手に挑戦した。[[第87回都市対抗野球大会]]では1番ライトを任され、初戦の[[七十七銀行硬式野球部|七十七銀行]]戦では5打数4安打の活躍を見せるなど<ref>[http://www.jaba.or.jp/score_book/1/10000/18574.html 7月16日 東京ドーム 第2試合 1回戦]</ref>、全国制覇に貢献。若獅子賞に輝き、大会の優秀選手に選ばれた。2年目は[[源田壮亮]]が抜けた穴を埋めるためにショートに転向し、[[第88回都市対抗野球大会]]では初戦の[[九州三菱自動車硬式野球部|九州三菱自動車]]戦で延長12回、1アウト満塁から始まるタイブレークで[[谷川昌希]]からサヨナラ満塁ホームランを放った<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/07/15/kiji/20170714s00001003422000c.html トヨタ自動車連覇へ タイブレークサヨナラ満弾!藤岡が決めた]スポニチアネックス 2017年7月15日</ref>。秋には[[アジア野球選手権大会|第28回BFAアジア選手権]]の[[野球日本代表|社会人日本代表]]に選ばれた。[[第43回社会人野球日本選手権大会]]では全試合3番ショートとして、全国制覇に貢献した。
[[トヨタ自動車硬式野球部|トヨタ自動車]]入社後、1年目は出場機会を増やすために外野手に挑戦した。[[第87回都市対抗野球大会]]では1番ライトを任され、初戦の[[七十七銀行硬式野球部|七十七銀行]]戦では5打数4安打の活躍を見せるなど<ref>[http://www.jaba.or.jp/score_book/1/10000/18574.html 7月16日 東京ドーム 第2試合 1回戦]</ref>、全国制覇に貢献。若獅子賞に輝き、大会の優秀選手に選ばれた。2年目は[[源田壮亮]]が抜けた穴を埋めるためにショートに転向し、[[第88回都市対抗野球大会]]では初戦の[[九州三菱自動車硬式野球部|九州三菱自動車]]戦で延長12回、1アウト満塁から始まるタイブレークで[[谷川昌希]]からサヨナラ満塁ホームランを放った<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/07/15/kiji/20170714s00001003422000c.html トヨタ自動車連覇へ タイブレークサヨナラ満弾!藤岡が決めた]スポニチアネックス 2017年7月15日</ref>。秋には[[アジア野球選手権大会|第28回BFAアジア選手権]]の[[野球日本代表|社会人日本代表]]に選ばれた。[[第43回社会人野球日本選手権大会]]では全試合3番ショートとして、全国制覇に貢献した。

2020年10月29日 (木) 03:35時点における版

藤岡 裕大
千葉ロッテマリーンズ #4
2020年
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 岡山県岡山市中区
生年月日 (1993-08-08) 1993年8月8日(31歳)
身長
体重
178 cm
77 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 遊撃手三塁手
プロ入り 2017年 ドラフト2位
初出場 2018年3月30日
年俸 3,500万円(2020年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

藤岡 裕大(ふじおか ゆうだい、1993年8月8日 - )は、岡山県岡山市中区出身のプロ野球選手内野手)。右投左打。千葉ロッテマリーンズ所属。

経歴

プロ入り前

岡山市立操明小学校では小学校1年から操明スポーツ少年団でソフトボールを始め、岡山市立操南中学校では硬式の赤磐ベースボールクラブに所属した[2]

岡山理大附高校に進学後、1年秋からサードのレギュラーを獲得し、強肩を活かし投手としても活躍した。同期の柴田竜拓と三遊間を組み、3年夏の岡山県大会準々決勝では渡邊雄貴を擁する関西高校と対決し、先頭打者ホームランを放ち、8回のピンチでマウンドに上がるも同点打を許し、9回には勝ち越し打を打たれ1―2で敗戦した[3]

亜細亜大学に進学後は、1年春からサードのレギュラーとして活躍。1年春、3年秋、4年秋にサードでベストナインを受賞、3年秋には打率.380を記録し首位打者に耀いた[4]。4年秋にはリーグ史上23人目の100安打を達成する[5]など、東都大学リーグ6度の1部リーグ優勝に貢献(1年春~3年春、4年秋)。全国大会でも全日本大学野球選手権大会では2度の準優勝(1年春2年春)、明治神宮野球大会では2度の全国制覇(2年秋4年秋)に貢献した。

2年時には第39回日米大学野球選手権大会日本代表に選出。このとき、のちに千葉ロッテでチームメートとなる三木亮中村奨吾岡大海と同時出場を果たしている。4年時にも2015年夏季ユニバーシアード野球日本代表に選出され、ドラフトでも指名有力されたが指名漏れした[6]。リーグ通算、97試合、打率.296(351-104)、7本塁打33打点、17盗塁。大学には2学年先輩に嶺井博希九里亜蓮(高校も同じ岡山理大附属)、1学年先輩に山﨑康晃薮田和樹(高校も同じ岡山理大附属)、大下佑馬、同期に板山祐太郎、1学年後輩に宗接唯人、2学年後輩に高橋遥人北村拓己がいた。なお、宗接とは後にチームメイトとなる。

トヨタ自動車入社後、1年目は出場機会を増やすために外野手に挑戦した。第87回都市対抗野球大会では1番ライトを任され、初戦の七十七銀行戦では5打数4安打の活躍を見せるなど[7]、全国制覇に貢献。若獅子賞に輝き、大会の優秀選手に選ばれた。2年目は源田壮亮が抜けた穴を埋めるためにショートに転向し、第88回都市対抗野球大会では初戦の九州三菱自動車戦で延長12回、1アウト満塁から始まるタイブレークで谷川昌希からサヨナラ満塁ホームランを放った[8]。秋には第28回BFAアジア選手権社会人日本代表に選ばれた。第43回社会人野球日本選手権大会では全試合3番ショートとして、全国制覇に貢献した。

2017年のNPBドラフト会議千葉ロッテマリーンズから2巡目で指名された。契約金8,000万円、年俸1,430万円(金額は推定)という条件で入団し、「一流と呼ばれる選手になりたいです」と意気込みを語った[9]。背番号は4。チームに同姓の藤岡貴裕がいたため、スコアボード表記は「藤岡裕」で、ユニフォームの背ネームは「Y.FUJIOKA」。なお、2018年7月27日に藤岡貴裕はトレードで北海道日本ハムファイターズへ移籍したため、ロッテにおいて藤岡姓の選手は1人だけとなった。

プロ入り後

2018年は、キャンプから同じ遊撃手の平沢大河とポジション争いを展開すると、オープン戦で好調を維持。 3月31日の開幕戦(対東北楽天ゴールデンイーグルス戦。ZOZOマリンスタジアム)「2番・遊撃手」で出場し開幕スタメン。また、同じくルーキーの菅野剛士も「6番・右翼手」で開幕スタメンを果たし、ルーキー二人がスタメンに入るのは、1997年の小坂誠清水将海以来であった[10]。試合では、初回のプロ初打席で左越え二塁打を放つなど3安打猛打賞の活躍で、新人選手の開幕戦猛打賞は2009年・横浜ベイスターズ山崎憲晴以来11人目、球団では1997年の小坂以来21年ぶりとなった[11]8月21日の対埼玉西武ライオンズ戦(東京ドーム)でシーズン100安打に到達。新人での到達は球団(前身の毎日などを含む)では7年ぶり9人目となった。[12]打撃に苦しみながらも、シーズンを通して全試合出場を果たした[13]。パ・リーグ最優秀新人の投票は、有効投票258票中17票のみにとどまった[14]。 規定打席以上の選手が対象で、無走者時の相手投手の平均投球間隔の短かった選手が受賞するスピードアップ賞を受賞した。歴代最高の12.0秒だった。

2019年、3月29日の開幕戦(対楽天ゴールデンイーグルス戦。ZOZOマリンスタジアム)「9番・遊撃手」で出場し開幕スタメン。 2年続けて開幕スタメンを果たす。

2020年、6月29日の開幕戦(対福岡ソフトバンクホークス戦。福岡PayPayドーム)「9番・遊撃手」で出場し開幕スタメン。 3年続けて開幕スタメンを果たす。しかし同年10月6日、新型コロナウイルスに感染したことが明らかになった。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2018 ロッテ 143 611 535 58 123 15 5 5 163 42 14 13 26 1 44 1 5 97 9 .230 .294 .305 .599
2019 81 278 250 36 66 14 1 2 88 21 3 1 10 2 16 0 0 33 4 .264 .306 .352 .658
通算:2年 224 889 785 94 189 29 6 7 251 63 17 14 36 3 60 1 5 130 13 .241 .298 .320 .618
  • 2019年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績



三塁 遊撃
























2018 ロッテ - 143 227 419 14 77 .979
2019 1 0 0 0 0 .--- 81 134 201 7 41 .980
通算 1 0 0 0 0 .--- 224 361 620 21 118 .979
  • 2019年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

表彰

記録

初記録

背番号

  • 4 (2018年 - )

登場曲

代表歴

脚注

  1. ^ ロッテ - 契約更改 - プロ野球. 日刊スポーツ. 2020年8月21日閲覧。
  2. ^ 藤岡 裕大|侍ジャパン選手プロフィール|野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト
  3. ^ 関西、岡山理大付に逆転勝ち 岡山学芸館は2年連続4強朝日新聞デジタル:高校野球
  4. ^ 国学院大2季連続2位、亜大・藤岡が初の首位打者に輝くスポニチアネックス 2014年10月24日
  5. ^ 亜大・藤岡 リーグ通算100安打 岡山から来た母親の前で3本スポニチアネックス 2015年10月8日
  6. ^ ロッテ2位・藤岡 2年越しの“リベンジ” 亜大時代に指名漏れ「トラウマもあった」デイリースポーツ 2017年10月26日
  7. ^ 7月16日 東京ドーム 第2試合 1回戦
  8. ^ トヨタ自動車連覇へ タイブレークサヨナラ満弾!藤岡が決めたスポニチアネックス 2017年7月15日
  9. ^ ロッテ2位藤岡裕大が契約「一流と呼ばれる選手に」 日刊スポーツ 2017年11月27日配信
  10. ^ ロッテルーキー藤岡裕大&菅野剛士、開幕スタメンへ 日刊スポーツ 2018年3月25日配信
  11. ^ “ロッテ藤岡裕 鮮烈デビュー!ルーキー21年ぶり開幕戦猛打賞” (日本語). Sponichi Annex. https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/03/30/kiji/20180331s00001173031000c.html 
  12. ^ “<プロ野球>新人・藤岡101安打 ロッテ球団9人目(毎日新聞) - Yahoo!ニュース” (日本語). Yahoo!ニュース. https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180821-00000132-mai-base 2018年8月23日閲覧。 
  13. ^ “ロッテ・藤岡、倍増以上で3500万円「源田さん追い抜きたい」” (日本語). サンケイスポーツ. https://www.sanspo.com/baseball/news/20181203/mar18120311550004-n1.html 
  14. ^ 投票結果(最優秀新人)”. NPB.jp. 2018年 表彰選手. 日本野球機構. 2019年8月24日閲覧。

関連項目

外部リンク