コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

KMGホールディングス硬式野球部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
KMGホールディングス硬式野球部
チーム名(通称) KMGホールディングス
加盟団体 日本野球連盟
加盟区分 企業チーム
創部 1984年
チーム名の遍歴

  • 九州三菱自動車 (1984 - 2021)
  • KMGホールディングス (2022 - )
本拠地自治体

練習グラウンド 九州三菱夜須グラウンド(福岡県朝倉郡筑前町
チームカラー 赤色
監督 加藤伸一
都市対抗野球大会
出場回数 4回
最近の出場 2024年
最高成績 2回戦敗退
日本産業対抗野球大会
出場回数 ※創部前に大会終了
社会人野球日本選手権大会
出場回数 6回
最近の出場 2023年
最高成績 ベスト8
全日本クラブ野球選手権大会
出場回数 ※出場資格なし

KMGホールディングス硬式野球部(ケーエムジーホールディングスこうしきやきゅうぶ)は、福岡県福岡市に本拠地を置き、日本野球連盟に加盟している社会人野球の企業チームである。

他の自動車会社のチームは自動車メーカーが生産工場単位で運営しているのがほとんどだが(三菱自動車岡崎など)、このチームは福岡県内の三菱自動車ディーラー九州三菱自動車販売)が運営している。九州三菱自動車硬式野球部時代にチームの略称の一つとして「自販(じはん)」があったのもこのためである。

概要

[編集]

1984年に『九州三菱自動車硬式野球部』として創部して以来、積極的な補強で九州の強豪に肩を並べるまでになった。 選手自身も営業として販売業務を行い、純粋な企業チームとしては珍しくフルタイムに近い就業と野球を両立させている。2001年までに4人のプロ野球選手を誕生させたが、2003年以降は野球部の活動を縮小することとなった。

その制約の中、2003年には日本選手権に初出場を果たした(2回戦敗退)。2004年には九州代表決定戦で2連敗し出場を逃したが、2005年日本選手権では驚異の粘りでベスト8入りを果たした。この大会では重石勝司外野手(田川工業高 - 九州産業大学)が打率.667で首位打者賞を受賞している。

2009年は、日本選手権予選で九州第1代表となり本戦へ出場した。

2010年には、都市対抗野球予選で第1代表決定戦に駒を進め、その試合では敗れたが次戦で勝ち、創部から四半世紀を経て大舞台への初出場を決めた(1回戦敗退)。

都市対抗野球大会の本戦には、例年チームの主力投手が補強選手として出場している。1999年には、松本真一(東海大二高)が三菱重工長崎の補強選手として準優勝に貢献した。2002年には、平野佑介(水俣高 - 九州東海大学)がホンダ熊本の補強選手として活躍、こちらも準優勝に貢献して久慈賞・若獅子賞・優秀選手賞の三賞を同時受賞した。幸松司(敬徳高 - 九州産業大学)も2008年熊本ゴールデンラークス・2009年に三菱重工長崎の補強選手としてそれぞれ出場している。

2015年からは、前年に福岡ソフトバンクホークスの二軍投手チーフコーチを務めていた山内孝徳が投手チーフコーチに就任。2016年からは、同球団出身の元プロ野球選手を九州三菱自動車の正社員として採用したうえで、野球部のメンバーに加えている。

2022年1月、チーム名を『KMGホールディングス硬式野球部』に変更した[1][2]

主要大会の出場歴・最高成績

[編集]

主な出身プロ野球選手

[編集]

元プロ野球選手の競技者登録

[編集]

かつて所属していた主な選手

[編集]

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 【チーム名変更のお知らせ】”. KMGホールディングス硬式野球部 (2022年1月3日). 2022年1月4日閲覧。
  2. ^ 【新チーム名について】”. KMGホールディングス硬式野球部 (2022年1月3日). 2022年1月4日閲覧。
  3. ^ 打撃コーチ就任以前も臨時コーチを務めた。

外部リンク

[編集]