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== 概要 ==
== 概要 ==
[[1967年]]年生まれ。5歳から[[ピアノ]]を始めて[[クラシック音楽]]の基本を学ぶ。中学時代は室内楽部に在籍し、[[ピアノ]]、[[チェンバロ]]、[[コントラバス]]奏者として活動。[[アンサンブル]]というものに強い興味を持ち、[[作曲]]・[[編曲]]を始めた。
[[1967年]][[東京都]][[青梅市]]<ref name="fujipacific music"/><ref name="douga">[http://trancecode.jp/?tag=akb48 20201月16日放送FM調布「東京オアシス」出演]</ref>生まれ。5歳から[[ピアノ]]を始めて[[クラシック音楽]]の基本を学ぶ。中学時代は室内楽部に在籍し、[[ピアノ]]、[[チェンバロ]]、[[コントラバス]]奏者として活動。[[アンサンブル]]というものに強い興味を持ち、[[作曲]]・[[編曲]]を始めた。


高校時代から[[バンド]]活動を始めて、今までに身につけてきたクラシックと、[[ロック]]が融合する。[[成蹊大学]][[法学部]]を卒業後、[[コンポーザー]]としての道へ進む。
高校時代から実兄の影響で[[バンド (音楽)|バンド]]活動を始めて、今までに身につけてきたクラシックと、[[ロック (音楽)|ロック]]が融合する。[[成蹊大学]][[法学部]]を卒業後、[[コンポーザー]]としての道へ進む。


25歳にて[[作曲家]]デビューを果たす。翌年の[[1994年]]、[[フジパシフィック音楽出版]]と専属契約を結ぶ。
25歳にて[[作曲家]]デビューを果たす。翌年の[[1994年]]、[[フジパシフィック音楽出版]]と専属契約を結ぶ。
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[[1997年]]、自らプロデュースする女性ボーカリストユニット"ef collage"(エフ・コラージュ)でメジャーデビュー。
[[1997年]]、自らプロデュースする女性ボーカリストユニット"ef collage"(エフ・コラージュ)でメジャーデビュー。


その後、[[AKB48]]のデビュー当時から楽曲を提供し続けて、[[2010年]]「[[ヘビーローテーション (曲)|ヘビーローテーション]]」が国民的大ヒットソングとなった。[[オリコンチャート]]第1位をはじめ、ファン投票2年連続第1位獲得、2010年、[[2013年]]、[[2015年]]と[[NHK紅白歌合戦]]で歌唱。カラオケチャートでは約2年間、43週トップという快挙な記録を作る。[[2012年]]・[[2013年]]と2年連続[[JASRAC賞]]において金賞受賞、[[2014年]]同賞銀賞受賞<ref>[https://www.barks.jp/news/?id=1000103722 2012年、2013年と連続受賞していたAKB48「ヘビーローテーション」の3年連続金賞を阻む]</ref>、[[ミュージックビデオ]]の[[YouTube|YouTube動画]]は1回再生数をえた<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/02/23/kiji/K20140223007649610.html 【スポーツニッポン】ヘビロテ1億回再生]</ref>。2012年7月までオリコン100週チャートインを果たした。
その後、[[AKB48]]のデビュー当時から楽曲を提供し続けて、[[2010年]]「[[ヘビーローテーション (曲)|ヘビーローテーション]]」が国民的大ヒットソングとなった。'''[[オリコンチャート]]第1位'''をはじめ、ファン投票2年連続第1位獲得、'''2010年、[[2013年]]、[[2015年]]と[[NHK紅白歌合戦]]'''で歌唱。'''カラオケチャートでは約2年間、43週トップ'''という快挙な記録を作る。'''[[2012年]]・[[2013年]]と2年連続[[JASRAC賞]]において金賞受賞、[[2014年]]同賞銀賞受賞'''<ref>[https://www.barks.jp/news/?id=1000103722 2012年、2013年と連続受賞していたAKB48「ヘビーローテーション」の3年連続金賞を阻む]</ref>、[[ミュージックビデオ]]の[[YouTube|YouTube動画]]は1回再生数をえた<ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/02/23/kiji/K20140223007649610.html 【スポーツニッポン】ヘビロテ1億回再生]</ref>(2021年12月31日現在 1億6737万回再生数)<ref name="douga"/>。2012年7月までオリコン100週チャートインを果たした。


その他にチームA「[[チームA 5th Stage「恋愛禁止条例」|AKB参上!]]」、チームK「[[チームK 2nd Stage「青春ガールズ」|転がる石になれ]]」は初期から現在までAKB48の公演クライマックスに流れる曲としてファンから支持を受ける。
その他にチームA「[[チームA 5th Stage「恋愛禁止条例」|AKB参上!]]」、チームK「[[チームK 2nd Stage「青春ガールズ」|転がる石になれ]]」は初期から現在までAKB48の公演クライマックスに流れる曲としてファンから支持を受ける。


「[[SET LIST〜グレイテストソングス〜完全盤|あなたがいてくれたから]]」はAKBを代表するバラードで過去5年を振り返った涙のPVが話題に。その後、[[韓国映画]][[TSUNAMI -ツナミ-]]のテーマ曲となり、[[2009年]]に公開、観客動員数は1,145万人を突破するヒット映画となった。
「[[SET LIST〜グレイテストソングス〜完全盤|あなたがいてくれたから]]」はAKBを代表するバラードで過去5年を振り返ったPVが話題に。その後、[[韓国映画]][[TSUNAMI -ツナミ-]]のテーマ曲となり、映画は[[2009年]]に公開され、観客動員数は1145万人を突破するヒット映画となった。

[[2012年]]、[[天海祐希]]主演の[[フジテレビ]]連続ドラマ『[[カエルの王女さま]]』で俳優デビューを果たした。

== 人物 ==
*幼稚園のときは4月生まれの早生まれだったせいか体が大きく、ガキ大将タイプだった。何でもしたいタイプだった山崎は周囲でピアノを弾く友人らに負けたくない思いで、自らクラシックピアノを習いたいと志願した。上手だった同級生の女の子に「教えろ!」と言ったところ、女の子は「いいよ」と言って山崎をの手をとって1つ1つ教えてくれた。全く譜面を読めない山崎だったが、なんとも言えない楽しさと女の子の手に触れた不思議な胸騒ぎが現在の曲作りの原風景となっているという。1曲弾けたら嬉しくて狂ったように家で1日中弾いていた<ref name="douga"/>。
*耳で聞いたものをすぐさまピアノで弾く特技を持っていた。小学校6年生のとき全校生徒の前で[[ピンクレディー]]を弾き拍手喝采となり、クラシックとポップの融合の心地よさを知る。作曲家の原点となったステージだったと話している<ref name="douga"/>。
*[[成蹊大学]]4年のときに日本で[[バークリー音楽大学]]の短期セミナーが[[静岡県]]で行われて参加。そのことをキッカケに音楽大学進学を夢見て3年間フリーターを経験した<ref name="douga"/>。
*[[秋元康]]が所属する[[フジパシフィックミュージック]]の岩崎淳(当時現場ディレクター)との出会いで作家デビューを果たした。バンド活動をしていたことを知っていた岩崎はデモテープを聞いて「メロはいい曲だから作曲家をいう道はどうか」と指針してくれたという<ref name="douga"/>。
*[[ヘビーローテーション (曲)|ヘビーローテーション]]はもともと[[AKB48]]のために書いた曲ではなかった。当時、山崎の妻は病気で療養中で山崎自身が精神的に落ち込んでいたという。「このままではいけない!」と自身を奮い立たせようと自分に対する応援歌をイメージして書いた曲だった。その後、秋元康から「元気な曲」がいいというリクエストのコンペがあり、すんなり「ヘビーローテーション」が通過した。ただし秋元から「もうひと盛り上がりほしい」という発注に応えて「いつも聴いてたfavoritesongあの曲のように…」の展開パートを急遽増やして完成した。2019年に妻は他界してしまったが、山崎は今を振り返るともう二度と同じような曲は作れないとラジオで語っている<ref name="chofu">[https://www.youtube.com/watch?v=aWFyDbE_0R8 2020年1月16日放送調布FM「東京オアシス」出演の作曲家 山崎燿]</ref>。
*人懐っこい性格で誰とも仲良くなれる性格。生前の[[さくらももこ]](『[[ちびまる子ちゃん]]』漫画家)と家族ぐるみの付き合いで毎週さくらの自宅に行っていたという。番組出演した際には、さくらが書いた山崎の似顔絵が紹介された<ref name="chofu"/>。


== 作曲作品 ==
== 作曲作品 ==
'''※ 山崎耀 主な作曲作品が一気に視聴できます [https://www.youtube.com/playlist?list=PLRvv_fVjh0zADDgBPsRsNsXyKJoNmRniW 山崎耀・主な楽曲提供一覧 YouTube再生リスト]'''
===アーティスト===
===アーティスト===
:;50音順
:;50音順
* [[愛 (タレント)|愛]]
**「[[愛_(タレント)#音楽活動|君にAiDai/ふたりで乗った観覧車]]」 - [[TBSテレビ]]恋愛リアルショー「[[中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん]]」がキッカケでCDデビュー<ref>[https://article.auone.jp/detail/1/5/9/8_9_r_20210305_1614932673030585 中居正広 TikTok動画に「めっちゃ歌うまくない?」 歌手生活30周年「俺、国民的口パクだからね」]</ref>
* [[アクア☆マジック]]
**「Shinin’ Magic」 - プロバスケットチーム「[[島根スサノオマジック]]」ソング<ref>[https://www.susanoo-m.com/news/detail/id=14776 アクア☆マジック 1stシングル『Shinin’ Magic』 CD発売決定&MV公開!]</ref>。
* [[あやまんJAPAN]]
* [[あやまんJAPAN]]
**「[[あやまんJAPAN#シングル|DDD~どこでも誰でも大丈夫~]]」<ref>[https://news.livedoor.com/article/detail/9459502/ 女性エンタテインメント集団のあやまんJAPANが新曲発表会を開催]</ref>
**「[[あやまんJAPAN#シングル|DDD~どこでも誰でも大丈夫~]]」<ref>[https://news.livedoor.com/article/detail/9459502/ 女性エンタテインメント集団のあやまんJAPANが新曲発表会を開催]</ref>
* [[池田彩 (歌手)|池田彩]]
* [[池田彩 (歌手)|池田彩]]
** 「[[ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪〜∞UNLIMITED∞ ver.〜/♯キボウレインボウ♯|♯キボウレインボウ♯]]」
** 「[[ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪〜∞UNLIMITED∞ ver.〜/♯キボウレインボウ♯|♯キボウレインボウ♯]]」
* [[花さか天使テンテンくん#主題歌|泉川そらブラブラブラボース]]
* [[花さか天使テンテンくん#主題歌|泉川そら&ブラブラブラボース]]
**「[[花さか天使テンテンくん#主題歌|クラスで一番スゴイやつ]]」
**「[[花さか天使テンテンくん#主題歌|クラスで一番スゴイやつ]]」
* [[稲垣潤一]]
* [[稲垣潤一]]
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** 「[[チームB 4th Stage「アイドルの夜明け」|横須賀カーブ]]」
** 「[[チームB 4th Stage「アイドルの夜明け」|横須賀カーブ]]」
** 「[[SET LIST〜グレイテストソングス〜完全盤|あなたがいてくれたから]]」<ref name="fujipacific music"/>
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** 「[[チャンスの順番|ALIVE]]」(「[[チャンスの順番]]」C/W)
** 「[[チャンスの順番|ALIVE]]」(「[[チャンスの順番]]」C/W)
* [[HKT48]]
**「[[君はもっとできる|クラクションで I love you !]]」
* [[SNH48]]
* [[SNH48]]
**「[[ヘビーローテーション_(曲)#SNH48によるカバー|無尽旋転]]」
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**「[[グッチ裕三#CD|シェフ!!]]」
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* [[さくらももこ#作詞|けこり]]
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**「[[ピカルの定理#2ndシーズン|ピカル 恋がしたい]]」<ref>[https://natalie.mu/owarai/news/65933 白鳥美麗CD発売イベント、名古屋・大阪・川崎で開催]</ref>
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* [[超特急 (音楽グループ)|超特急]]
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** 「[[Beautiful Chaser]]」
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* [[ビートたけし]]
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* [[GJ8マン#キャスト|BOBヒロオ]]
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** 「[[GJ8マン|GJ8マンのテーマ]]」
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* [[雪印コーヒー#公式キャラクター|ゆきこたんズ]]([[雪印コーヒー]]公式キャラクター)
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===テレビ 関連(劇伴・劇中歌・BGM など)===
===テレビ 関連(劇伴・劇中歌・BGM など)===
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*「[[ライオンのごきげんよう]]」テーマ・背景音楽
*「[[ライオンのごきげんよう]]」テーマ・背景音楽
*「[[スポーツLIFE HERO'S]]」テーマ・背景音楽
*「[[スポーツLIFE HERO'S]]」テーマ・背景音楽
* [[フジテレビ]]系[[木曜ドラマ]]「[[カエルの王女さま]]」音楽プロデュース&コーラスアレンジ
* [[フジテレビ]]系[[木曜劇場]]「[[カエルの王女さま]]」音楽プロデュース&コーラスアレンジ


===アニメ===
===アニメ===
*「[[デジモンテイマーズ 冒険者たちの戦い]]」挿入歌 「[[デジモンテイマーズ#主題歌|トモダチの歌]]」 ※[[Sammy (歌手)|Sammy]]が歌唱
*「[[デジモンテイマーズ 冒険者たちの戦い]]」挿入歌 「[[デジモンテイマーズ#主題歌|トモダチの歌]]」 ※[[Sammy (歌手)|Sammy]]が歌唱
*「[[スイートプリキュア]]」エンディング曲 「[[スイートプリキュア♪#エンディングテーマ|#キボウレインボウ#]]」 ※[[池田彩]]が歌唱
*「[[スイートプリキュア]]」エンディング曲 「[[スイートプリキュア♪#エンディングテーマ|#キボウレインボウ#]]」 ※[[池田彩 (歌手)|池田彩]]が歌唱
*「[[トリコ]]」キャラクターソング「[[トリコ#CD情報|ゼブラ!!]]」 ※[[松田賢二]]が歌唱
*「[[トリコ]]」キャラクターソング「[[トリコ#CD情報|ゼブラ!!]]」 ※[[松田賢二]]が歌唱
*「トリコ」キャラクターソング「[[トリコ#CD情報|シェフ!!]]」 ※[[グッチ裕三]]が歌唱
*「トリコ」キャラクターソング「[[トリコ#CD情報|シェフ!!]]」 ※[[グッチ裕三]]が歌唱
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==編曲作品==
==編曲作品==
*[[TSUKEMEN]]
*TSUKEMEN「I WANT YOU BACK」(「時を超える絆」よりJackson5 カバー編曲)<ref>[https://www.barks.jp/news/?id=1000151493 【BARKS】TSUKEMEN、結成10周年アルバムから最新MV]</ref>
**「I WANT YOU BACK」(「時を超える絆」より) ※[[Jackson5]] カバー編曲<ref>[https://www.barks.jp/news/?id=1000151493 【BARKS】TSUKEMEN、結成10周年アルバムから最新MV]</ref>
*「雨ノチ晴レ。」「Sperking!!」(「X (テン)」より)
**「ラ・ラ・カノン (カノン〜Another Day of Sun)」(「時短クラシック」より)
*[[近藤隆]]「[[A little wonder]]」より「君に出会った日から」「雨のパズル」「[[少年期 (武田鉄矢の曲)|少年期]]」
**「DANCE!ベートーヴェン・シンフォニー(交響曲第1番〜9番」(「時短クラシック」より)
**「雨ノチ晴レ。」(「X (テン)」より)
**「Sperking!!」(「X (テン)」より)
*[[近藤隆]]
**「君に出会った日から」(「[[A little wonder]]」より)
**「雨のパズル」(「A little wonder」より)
**「[[少年期 (武田鉄矢の曲)|少年期]]」(「A little wonder」より)

== 出演 ==
=== ドラマ ===
*「[[カエルの王女さま]]」([[フジテレビ]]、2012年4月~6月) - 役名・藤岡(シャンソンズの練習でピアノ伴奏・ギター演奏を担当)
=== バラエティー番組 ===
*「[[水曜日のダウンタウン]]」([[TBSテレビ]]) - [[ヘビーローテーション (曲)|ヘビーローテーション]]作曲者として紹介


== 脚注 ==
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
<references />
<references />

== 関連項目 ==
*[[東京都出身の人物一覧#作曲家|東京都出身の著名人一覧]]
*[[青梅市#著名な出身者|青梅市出身の著名人一覧]]
*[[成蹊大学の人物一覧#芸能|成蹊大学出身の著名人一覧]]


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
134行目: 180行目:
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2024年10月2日 (水) 04:46時点における最新版

山崎 燿
山崎燿(作詞家・作曲家)
基本情報
出生名 山﨑 利明[1]
生誕 (1967-04-26) 1967年4月26日(57歳)[1]
出身地 日本の旗 日本東京都青梅市[1]
学歴 成蹊大学法学部卒業
ジャンル J-POP
職業 作詞家作曲家
活動期間 1993年 - 現今
公式サイト http://www.fujipacific.co.jp/
映像外部リンク
山崎耀・主な楽曲提供一覧 - YouTubeプレイリスト
映像外部リンク
木山みづほ Official YouTube Channel
ゲスト山崎燿さん (作曲家) 木山インタビュー - YouTube

山崎 燿(やまざき よう、1967年4月26日[1] - )は、日本の作詞家作曲家東京都青梅市出身。本名・山﨑利明[1]成蹊大学法学部卒業。

概要

[編集]

1967年東京都青梅市[1][2]生まれ。5歳からピアノを始めてクラシック音楽の基本を学ぶ。中学時代は室内楽部に在籍し、ピアノチェンバロコントラバス奏者として活動。アンサンブルというものに強い興味を持ち、作曲編曲を始めた。

高校時代から実兄の影響でバンド活動を始めて、今までに身につけてきたクラシックと、ロックが融合する。成蹊大学法学部を卒業後、コンポーザーとしての道へ進む。

25歳にて作曲家デビューを果たす。翌年の1994年フジパシフィック音楽出版と専属契約を結ぶ。

1997年、自らプロデュースする女性ボーカリストユニット"ef collage"(エフ・コラージュ)でメジャーデビュー。

その後、AKB48のデビュー当時から楽曲を提供し続けて、2010年ヘビーローテーション」が国民的大ヒットソングとなった。オリコンチャート第1位をはじめ、ファン投票2年連続第1位獲得、2010年、2013年2015年NHK紅白歌合戦で歌唱。カラオケチャートでは約2年間、43週トップという快挙な記録を作る。2012年2013年と2年連続JASRAC賞において金賞受賞、2014年同賞銀賞受賞[3]ミュージックビデオYouTube動画は1億回再生数を超えた[4](2021年12月31日現在 1億6737万回再生数)[2]。2012年7月までオリコン100週チャートインを果たした。

その他にチームA「AKB参上!」、チームK「転がる石になれ」は初期から現在までAKB48の公演クライマックスに流れる名曲としてファンから支持を受ける。

あなたがいてくれたから」はAKBを代表するバラードで過去5年を振り返ったPVが話題に。その後、韓国映画TSUNAMI -ツナミ-』のテーマ曲となり、映画は2009年に公開され、観客動員数は1145万人を突破するヒット映画となった。

2012年天海祐希主演のフジテレビ連続ドラマ『カエルの王女さま』で俳優デビューを果たした。

人物

[編集]
  • 幼稚園のときは4月生まれの早生まれだったせいか体が大きく、ガキ大将タイプだった。何でもしたいタイプだった山崎は周囲でピアノを弾く友人らに負けたくない思いで、自らクラシックピアノを習いたいと志願した。上手だった同級生の女の子に「教えろ!」と言ったところ、女の子は「いいよ」と言って山崎をの手をとって1つ1つ教えてくれた。全く譜面を読めない山崎だったが、なんとも言えない楽しさと女の子の手に触れた不思議な胸騒ぎが現在の曲作りの原風景となっているという。1曲弾けたら嬉しくて狂ったように家で1日中弾いていた[2]
  • 耳で聞いたものをすぐさまピアノで弾く特技を持っていた。小学校6年生のとき全校生徒の前でピンクレディーを弾き拍手喝采となり、クラシックとポップの融合の心地よさを知る。作曲家の原点となったステージだったと話している[2]
  • 成蹊大学4年のときに日本でバークリー音楽大学の短期セミナーが静岡県で行われて参加。そのことをキッカケに音楽大学進学を夢見て3年間フリーターを経験した[2]
  • 秋元康が所属するフジパシフィックミュージックの岩崎淳(当時現場ディレクター)との出会いで作家デビューを果たした。バンド活動をしていたことを知っていた岩崎はデモテープを聞いて「メロはいい曲だから作曲家をいう道はどうか」と指針してくれたという[2]
  • ヘビーローテーションはもともとAKB48のために書いた曲ではなかった。当時、山崎の妻は病気で療養中で山崎自身が精神的に落ち込んでいたという。「このままではいけない!」と自身を奮い立たせようと自分に対する応援歌をイメージして書いた曲だった。その後、秋元康から「元気な曲」がいいというリクエストのコンペがあり、すんなり「ヘビーローテーション」が通過した。ただし秋元から「もうひと盛り上がりほしい」という発注に応えて「いつも聴いてたfavoritesongあの曲のように…」の展開パートを急遽増やして完成した。2019年に妻は他界してしまったが、山崎は今を振り返るともう二度と同じような曲は作れないとラジオで語っている[5]
  • 人懐っこい性格で誰とも仲良くなれる性格。生前のさくらももこ(『ちびまる子ちゃん』漫画家)と家族ぐるみの付き合いで毎週さくらの自宅に行っていたという。番組出演した際には、さくらが書いた山崎の似顔絵が紹介された[5]

作曲作品

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アーティスト

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50音順

テレビ 関連(劇伴・劇中歌・BGM など)

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アニメ

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映画

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編曲作品

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  • TSUKEMEN
    • 「I WANT YOU BACK」(「時を超える絆」より) ※Jackson5 カバー編曲[14]
    • 「ラ・ラ・カノン (カノン〜Another Day of Sun)」(「時短クラシック」より)
    • 「DANCE!ベートーヴェン・シンフォニー(交響曲第1番〜9番」(「時短クラシック」より)
    • 「雨ノチ晴レ。」(「X (テン)」より)
    • 「Sperking!!」(「X (テン)」より)
  • 近藤隆
    • 「君に出会った日から」(「A little wonder」より)
    • 「雨のパズル」(「A little wonder」より)
    • 少年期」(「A little wonder」より)

出演

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ドラマ

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バラエティー番組

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 山崎 燿”. フジパシフィックミュージック. 2017年8月24日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 2020年1月16日放送FM調布「東京オアシス」出演
  3. ^ 2012年、2013年と連続受賞していたAKB48「ヘビーローテーション」の3年連続金賞を阻む
  4. ^ 【スポーツニッポン】ヘビロテ1億回再生
  5. ^ a b 2020年1月16日放送調布FM「東京オアシス」出演の作曲家 山崎燿
  6. ^ 中居正広 TikTok動画に「めっちゃ歌うまくない?」 歌手生活30周年「俺、国民的口パクだからね」
  7. ^ アクア☆マジック 1stシングル『Shinin’ Magic』 CD発売決定&MV公開!
  8. ^ 女性エンタテインメント集団のあやまんJAPANが新曲発表会を開催
  9. ^ 卒業生のみなさま、ご卒業おめでとうございます!さくら先生が作っていた歌を贈らせて頂きます。
  10. ^ 白鳥美麗CD発売イベント、名古屋・大阪・川崎で開催
  11. ^ 雪印アイドルキャラ「ゆきこたんズ」が楽曲デビュー、AKBヘビロテ作曲者が楽曲制作
  12. ^ “さくらももこが和田アキ子90作目作詞&ジャケ”. ナタリー. (2014年10月16日). https://natalie.mu/comic/news/128801 
  13. ^ 『ドラゴンボール改』のソング・コレクションが発売決定!デンデ(CV:平野綾)のキャラソンもあり
  14. ^ 【BARKS】TSUKEMEN、結成10周年アルバムから最新MV

関連項目

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外部リンク

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