「アクション対魔忍」の版間の差分
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『'''アクション対魔忍'''』(あくしょんたいまにん)は、2019年12月24日にGremoryから配信された[[iOS (アップル)|iOS]] / [[Android]]用ゲームソフト。[[対魔忍アサギ|対魔忍]]シリーズの一作である<ref name="Game Watch20191224"/>。 |
『'''アクション対魔忍'''』(あくしょんたいまにん)は、2019年12月24日にGremoryから配信された[[iOS (アップル)|iOS]] / [[Android (オペレーティングシステム)|Android]]用ゲームソフト。[[対魔忍アサギ|対魔忍]]シリーズの一作である<ref name="Game Watch20191224"/>。 |
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2020年9月6日 (日) 10:10時点における版
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『アクション対魔忍』(あくしょんたいまにん)は、2019年12月24日にGremoryから配信されたiOS / Android用ゲームソフト。対魔忍シリーズの一作である[1]。
システム
戦闘
アクションRPGである本作は、仮想スティックと攻撃・スキルボタンという、スマートフォン向けアクションゲームとしては一般的な操作体形をとっている[2]。 本作に登場するプレイアブルキャラクターは、最大3つまでのスキルを設定することができる。スキルのコマンドは特定のボタンを長押しするといった単純なものがほとんどである[2]。また、時間経過や敵から得た対魔粒子が満タンになると奥義を放つことができる[2]。 本作では、プレイアブルキャラクターに加え、固有スキルを持ったサポートキャラクターも登場する[2]。
メインクエスト
本作のメインクエストはチャプター制を採用しており、1つのチャプターは5つのセクションから構成されている。また、各チャプターの前後にはキャラクター同士の会話やムービーなどが挿入されている[2]。
サブコンテンツ
本作のサブコンテンツとして「日替わりモード」「イベント」「特別モード」「タイムアタック」が収録されている[3]。
登場人物
特務中隊
- 井河 アサギ
- 声 - 小清水亜美(初代)、渡部紗弓(2代目)[注 1]
- 特務中隊の一員で、対魔忍養成機関・五車学園の校長も務めている[1]。
- 井河 さくら
- 声 - 里山葉亜都[1]
- アサギの妹。なお、特務中隊の隊員として登場する「井河 さくら」は別の世界に転送された人物であり、作中世界には別の「井河 さくら」が存在している[1]。
- 水城 ゆきかぜ
- 声 - 神戸結衣[1]
- ふうま小太郎
- 声 - 羽多野渉[5]
- 特務中隊の指揮官で、独立遊撃隊の隊長も掛け持ちしている。ストーリーのメッセージウィンドウでは「俺」と表記される。
- スウ・ジンレイ
- 声 - 井上麻里奈
- 中華連合の軍人で、小太郎の副官として来日した。対魔忍の血を引いており[3]、自身も五車学園で対魔忍としての訓練を積んできた。
- 秋山 凜子
- 声 - 里美花
- 八津 紫
- 声 - 仲野なみ
- 水城 不知火
- 声 - 浅井晴美
開発
東京ゲームショウ2019のインフィニブレインのブースの担当者は、本作の開発の経緯について「初めに対魔忍の3Dモデルを作り、これをカッコよく動かすにはどうすればと考えて、3Dアクションゲームということになりました。元々くのいちという設定ですから、スタイリッシュな動きは本来合うはずです」と、アキバ総研の取材の中で述べている[6]。 本作のキャストはアサギ役の小清水亜美をはじめ、歴代作品とは異なる声優が割り振られている[1]。
反響
正式配信前の反響
本作は、アダルトゲームの中でも過激な要素を含んでいることで知られている『対魔忍』シリーズを原作としながらも、一般向けのアクションゲームとして東京ゲームショウ2019に試遊版が出展されたことから、本作に対する注目は正式サービス開始前から高まっていた[7]。 4Gamer.netの楽器による紹介記事は、同サイトにおける2019年9月8日から14日までの週間ページビューランキングで1位を獲得し、同記事についてのツイートが多くつぶやかれた[8]。また、Twitter上ではこれ以外にも試遊版についての感想に加え、「感度3000倍」といった『対魔忍』シリーズに関連する単語がTwitter上のトレンドワードに多数出現した[7]。さらに、同じ日に東京ゲームショウ2019にて発表された『サクラ大戦』の話題が入り交じり、あたかも『サクラ大戦』の新作に対魔忍の要素が含まれたかのようなツイートを投稿する者も現れた[7]。 最終的に、本作の事前登録者数は2019年12月20日までの時点で30万人を突破した[9]。
ねとらぼの松本翼は、アダルトゲームブランドが一般向けコンテンツを発表することが増えたことについて触れ、本作が発表されたのも時代の流れと言えると述べている[7]。
評価
正式配信前の評価
4Gamer.netの楽器は東京ゲームショウ2019より前に触れた試遊版ついて、「どちらにせよ,濃密なストーリーと屈強なバトルのがっぷり四つだけで勝負をかけにきた点は,過剰なコンテンツ数で装飾したからすごいゲーム,といった世間体なんて意に介さないストロングスタイルで逆に映えているほどだ。」と方向性を評価している[10]。また、楽器は本作のプレイ感覚について「マジ忍者のように高速で避けまわり,奥義やスキルでコンボする」と表現しており、デビルメイクライシリーズに近いとしている[10]。 Game Watchの安田俊亮も本作のシステムについて「ゲームとしては、比較的シンプルな3Dアクションといった印象だ。」と述べ、本作の「対魔忍」らしさは世界観とキャラクターぐらいだとしている[11]。
WEBメディアサービスを開発・運営するAppMediaは先行プレイレポート記事の中で、ビジュアルに負けないぐらい、家庭用ゲーム機向けのアクションRPG並みの品質と、ち密な世界観を評価した[2]。 また、AppMediaは本作のゲーム性がプレイヤースキルに依存している点について触れ、キャラクターを動かして敵を倒す面白さを前面に押し出した作品であると述べている[2]。
正式配信後の評価
ライターの竹中プレジデントはファミ通Appに寄せた記事の中で本作について評価している[12]。 また、竹中はOSによってプレイヤーキャラクターの衣装の露出度に差異があることについて触れ、露出度の低いiOS版がフェティシズム感が出ていて個人的には好きだと述べている[12]。
批評家たちからはプライベートルーム(β)の自由度の高さが評価された一方、操作が難しいという指摘が寄せられた[12][13]。
不祥事
2019年12月26日、本作で使用されたBGMの著作権侵害を指摘する声が寄せられ、Gremory社内で調査した結果、Au5の楽曲「Snowblind」の権利侵害が認められた[14]。 当該楽曲は削除・修正され、Au5への謝罪が行われた[14]。
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f “スマホ用近未来くノ一アクションRPG「アクション対魔忍」本日配信 井河アサギら「対魔忍」シリーズのキャラを操作して悪に立ち向かえ”. GAME Watch. インプレス (2019年12月24日). 2019年12月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g AppMedia編集部 (2019年12月23日). “『アクション対魔忍』先行プレイレポート|魅力溢れるくノ一を華麗に操作し、人外魔道の悪を斬れ!”. AppMedia. 2019年12月24日閲覧。
- ^ a b 楽器 (2019年12月28日). “【PR】対魔忍は新たな表舞台へ。私達は「アクション対魔忍」よ?”. 4gamer. Aetas. 2019年12月29日閲覧。
- ^ “アクション対魔忍”. アクション対魔忍 (2020年6月23日). 2020年8月16日閲覧。
- ^ 【公式】アクション対魔忍の2019年10月4日のツイート、2019年11月19日閲覧。
- ^ “これは絶対に押さえたい!TGS 2019レポート - アキバ総研”. アキバ総研. カカクコム (2019年9月13日). 2019年9月13日閲覧。
- ^ a b c d 松本翼. ““健全な対魔忍”というパワーワードよ! あの「対魔忍」の新作、まさかの健全アクションゲームに”. ねとらぼ. ITMedia. 2019年9月12日閲覧。
- ^ “4Gamerの1週間を振り返る「Weekly 4Gamer」2019年9月8日~9月14日。今回はTGS 2019スペシャル”. 4Gamer.net (2019年9月15日). 2019年9月15日閲覧。
- ^ Inc, Aetas. “「アクション対魔忍」,事前登録者30万人達成。報酬に対魔石40個と50000ゴールドが追加”. www.4gamer.net. 2019年12月21日閲覧。
- ^ a b “[TGS 2019]対魔忍が3Dで動く――誰でも対魔忍になれる,対魔忍の新作「アクション対魔忍」が健全に見参!”. 4Gamer.net. Aetas (2019年9月12日). 2019年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月12日閲覧。
- ^ 安田俊亮 (2019年9月15日). “ぷりっぷりのお尻と魅惑のダンス! 「アクション対魔忍」TGS2019版プレイレポート アサギ、さくら、ゆきかぜ登場! コンボも超必殺技もあるシンプル&派手な爽快アクションに”. GAME Watch. インプレス. 2019年9月15日閲覧。
- ^ a b c 竹中プレジデント (2019年12月27日). “『あいミス』『ガルカフェ』『対魔忍』…2019年にお世話になった美少女ゲームを振り返る【美少女を愛でるゲーム生活 第12回】”. ファミ通App. 2019年12月27日閲覧。
- ^ 真ゲマ (2019年12月24日). “『アクション対魔忍』でセクシーヒロインにポーズ取らせていたらジオングになった【特集】”. インサイド. イード. 2019年12月27日閲覧。
- ^ a b Chihiro. “「アクション対魔忍」にて一部BGMの権利侵害が発生。修正を行うとともにアーティストへ謝罪”. www.4gamer.net. Aetas. 2019年12月26日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 【公式】アクション対魔忍 (@actiontaimanin) - X(旧Twitter)
- アクション対魔忍 - YouTubeチャンネル