「ミニメトロ (ゲーム)」の版間の差分
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| Pub = Dinosaur Polo Club<br />Radial Games(Switch) |
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2020年9月6日 (日) 09:58時点における版
ジャンル |
パズルゲーム 経営シミュレーションゲーム |
---|---|
対応機種 | ブラウザゲーム, Linux, macOS, Microsoft Windows, Android, iOS, Nintendo Switch |
開発元 |
Dinosaur Polo Club Radial Games(Switch) |
発売元 |
Dinosaur Polo Club Radial Games(Switch) |
デザイナー |
Peter Curry Robert Curry Jamie Churchman |
プログラマー |
Peter Curry Robert Curry |
音楽 |
ディザスターピース Mateo Lugo[1] |
美術 | Jamie Churchman |
バージョン |
Android:2.38.1(2018年11月21日) iOS:1.38(2018年11月20日) |
人数 |
1人 1 - 4人(Switch) |
発売日 |
PC:2015年11月9日[2] Android, iOS:2016年10月18日[2] Switch:2018年8月30日[3][4][5] |
対象年齢 |
Android:3+ iOS:4+ CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) PEGI:3 USK:0 IARC:3歳以上 |
エンジン | Unity |
売上本数 | 約140万本(2018年7月時点)[6] |
ミニメトロ(Mini Metro)はニュージーランドのインディーゲームスタジオDinosaur Polo Clubが開発したパズルゲーム。配信はNintendo Switch版ではRadial Games、それ以外ではDinosaur Polo Clubが行っている。
概要
プレイヤーは実在の都市に作られた架空の地下鉄の運営者となり、線路敷設、車両の設営、路線の効率化、設備投資を行う。ゲーム内のグラフィックは路線図がベースになっており、車両は長方形、駅と乗客は○・△・□などの記号で表現されるなど、シンプルなデザインが用いられている。
本作の原型は2013年4月末に3日間の日程で行われたゲームジャム「Ludum Dare 26」においてDinosaur Polo Clubが制作した作品『Mind the Gap』で、その後、2014年3月にSteamの「Steam Greenlight」に本作が採用され、同年8月11日にSteamの早期アクセス版がリリース、2015年11月9日に製品版がリリースされた[2]。
ゲームプレイ中に用いられるサウンドはディザスターピースことリッチ・ブリーランド(Rich Vreeland)が主に手掛けている。本作のBGMにはミニマル・ミュージックが全編にわたり用いられているが、ブリーランドは本作のミニマリズムの作風に大きく影響されたといい、ミニマル・ミュージックの作曲家であるスティーヴ・ライヒとフィリップ・グラスの楽曲やノーマン・マクラレンの実験的な短編アニメ映画『Dots』からインスパイアされたと語っている[7]。
ゲームプレイ
このゲームは戦略性を持ったパズルゲームであり、プレイヤーは急速に成長する都市のために効率的な鉄道輸送ネットワークを構築することになる[8]。ゲームは3つの駅から始まり[9][10]、駅と駅を繋ぐと路線が完成する。駅に現れる客を車両で輸送して同じ図形の駅に降車させることができ、この降車人数がゲームのスコアとなる。ゲームの進行により駅が各所に発生し、路線は次第に複雑化する[11][12]。ゲーム内では時間の流れがあり、1週間経過ごとにグレードアップ用のコンテンツを入手できる。毎週必ず手に入る先頭車両1両のほか、路線、後続車両(車両の乗車人数の上限が増加)、トンネル/橋(川などの地形に路線を通す際に必要)などから1つを選択する。駅で待つ客の数が許容量を超えると駅の周りに円状のゲージが出現し、ゲージが溜まり切るまでに状況を解消できなければゲームオーバーとなる。
このゲームには複数のゲームモードがある。この内、「ノーマル」では混雑を未然に防ぐことを目的とし、ゲームオーバー後、混雑が起こらない「エンドレス」でゲームを継続することが可能。この他にも、路線の変更が不可の「エクストリーム」、駅の配置や列車を自由に配置してプレイする「クリエイティブ」、日替わりで指定されるマップをプレイし他のユーザーとスコアを競う「デイリー」がある。Nintendo Switch版では最大4人までの同時プレイに対応している。
受賞・ノミネート
- 2014 IndieCade Awards ノミネート[13][14]
- 第17回ゲーム・デベロッパーズ・チョイス・アワード 「Best Mobile/Handheld Game」ノミネート[15]
- 2016 Independent Games Festival 「Excellence in Audio」受賞、「Seumas McNally Grand Prize」「Excellence in Visual Art」「Excellence in Design」ノミネート[16]
- British Academy Games Awards 2016 「Debut Game in 2016」ノミネート[17]
脚注
- ^ “SOUNDTRACKS - MATEO LUGO” (英語). 2019年4月2日閲覧。
- ^ a b c “Press Kit” (英語). Dinosaur Polo Club. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “Mini Metro”. 任天堂. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “Mini Metro for Nintendo Switch - Nintendo Game Details” (英語). Nintendo of America. 2019年8月30日閲覧。
- ^ “Mini Metro|Nintendo Switch download software|Games” (英語). Nintendo UK. 2019年8月30日閲覧。
- ^ “Mini Metro has actually sold close to 1.4m copies” (英語). PC Gamers Insider (2018年7月25日). 2019年4月2日閲覧。
- ^ “The Programmed Music of “Mini Metro” - Interview with Rich Vreeland (Disasterpeace)” (英語). DesigningSound (2016年2月18日). 2019年4月2日閲覧。
- ^ “"Mini Metro review"”. 2016年7月9日閲覧。
- ^ “"Relax and make your own Mini Metro"”. 2016年7月9日閲覧。
- ^ “"Mini Metro makes mass transportation sublime"”. 2016年7月9日閲覧。
- ^ “"Impressions: Mini Metro"”. 2016年7月9日閲覧。
- ^ “"Mini Metro turns the headache of mass transportation into fun"”. 2016年7月9日閲覧。
- ^ ““Hack ‘n’ Slash”や“Risk of Rain”、“Metrico”といった注目作が並ぶ「IndieCade 2014」のファイナリストが発表”. doope! (2014年9月13日). 2019年2月28日閲覧。
- ^ “IndieCade 2014 - Official Award Winners” (英語). indiegamereviewer.com (2014年10月9日). 2019年4月2日閲覧。
- ^ “17th Annual Game Developers Choice Awards Finalists & Winners” (英語). Game Developers Choice Awards. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “Independent Games Festival Winners” (英語). IGN. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “Games in 2016” (英語). BAFTA Awards. 2019年4月2日閲覧。