「伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠」の版間の差分
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シリーズの一つとして開発されており、ファミコン版『[[北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ]]』のグラフィックを手掛けていた[[荒井清和]]と知り合い、同シリーズに収録予定だったアドベンチャーゲーム「肥後連環殺人 迷宮のブロードウェイ」のグラフィッカーとして起用した{{R|4Gamer.net20190802}}。 |
シリーズの一つとして開発されており、ファミコン版『[[北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ]]』のグラフィックを手掛けていた[[荒井清和]]と知り合い、同シリーズに収録予定だったアドベンチャーゲーム「肥後連環殺人 迷宮のブロードウェイ」のグラフィッカーとして起用した{{R|4Gamer.net20190802}}。 |
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そこへ、スマートフォンが登場したことにより、当初の予定を変更せざるを得なくなり、このアドベンチャーゲームは[[2011年]]に[[Android]]用アプリ『チョイスゴコンピュータ Touch』に収録された「肥後連環殺人 迷宮のブロードウェイ」<ref>{{Cite web|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/478671.html|title=東京ゲームショウ 2011レポート モバイル&ソーシャルゲームコーナー ブースレポート|publisher=インプレス|work=GAME Watch|accessdate=2018-09-01|date=2011-09-19}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20110917/1037964/|title=ゲームアイドルがシナリオを手がけた推理アドベンチャー【TGS 2011】|website=日経トレンディネット|accessdate=2018-09-01|date=2011-09-17}}</ref>として体験版が配信されるが、事実上開発中止となる{{R|denfami20190313}}。 |
そこへ、スマートフォンが登場したことにより、当初の予定を変更せざるを得なくなり、このアドベンチャーゲームは[[2011年]]に[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]用アプリ『チョイスゴコンピュータ Touch』に収録された「肥後連環殺人 迷宮のブロードウェイ」<ref>{{Cite web|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/478671.html|title=東京ゲームショウ 2011レポート モバイル&ソーシャルゲームコーナー ブースレポート|publisher=インプレス|work=GAME Watch|accessdate=2018-09-01|date=2011-09-19}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20110917/1037964/|title=ゲームアイドルがシナリオを手がけた推理アドベンチャー【TGS 2011】|website=日経トレンディネット|accessdate=2018-09-01|date=2011-09-17}}</ref>として体験版が配信されるが、事実上開発中止となる{{R|denfami20190313}}。 |
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この時、荒井は完成できなかったことを悔やむ{{R|4Gamer.net20190802}}一方、再起を図る様子も見せていた{{R|denfami20190313}}。 |
この時、荒井は完成できなかったことを悔やむ{{R|4Gamer.net20190802}}一方、再起を図る様子も見せていた{{R|denfami20190313}}。 |
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2020年9月6日 (日) 09:48時点における版
ジャンル | アドベンチャーゲーム |
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対応機種 |
Nintendo Switch[Switch] PlayStation 4[PS4] Steam DMM GAMES |
開発元 | ハッピーミール |
発売元 | フライハイワークス |
プロデューサー | 関純治 |
美術 | 荒井清和 |
人数 | 1人 |
メディア | ダウンロード |
発売日 |
[Switch]2019年1月24日 [PS4]2019年6月20日 [Steam]2019年7月25日 [DMM GAMES]2019年10月25日 |
対象年齢 | CERO:B(12才以上対象)[1] |
『伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠』(いせしまミステリーあんない いつわりのくろしんじゅ)は、フライハイワークスより2019年1月24日に配信開始されたNintendo Switch用アドベンチャーゲーム[1]。開発はハッピーミール。ファミコンの仕様に準じたグラフィックとなっている[2]。同年6月20日にはPlayStation 4版が配信[3]、同年7月25日にはSteam版が配信、同年10月25日にはDMM GAMES版が配信。
制作
「肥後連環殺人 迷宮のブロードウェイ」の開発中止
本作のプロデューサーである関純治は元々ケイブで『怒首領蜂』などを携帯電話向けに配信するサービスに参加していた[4]。 その後、ワンナップゲームズを立ち上げ、仮想の8ビットゲーム機を携帯電話内で再現する『チョイスゴコンピュータ』というソフトを作り、このシリーズですべてのジャンルのゲームを制覇するという目標を立てていた[4]。
シリーズの一つとして開発されており、ファミコン版『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』のグラフィックを手掛けていた荒井清和と知り合い、同シリーズに収録予定だったアドベンチャーゲーム「肥後連環殺人 迷宮のブロードウェイ」のグラフィッカーとして起用した[4]。
そこへ、スマートフォンが登場したことにより、当初の予定を変更せざるを得なくなり、このアドベンチャーゲームは2011年にAndroid用アプリ『チョイスゴコンピュータ Touch』に収録された「肥後連環殺人 迷宮のブロードウェイ」[5][6]として体験版が配信されるが、事実上開発中止となる[7]。 この時、荒井は完成できなかったことを悔やむ[4]一方、再起を図る様子も見せていた[7]。
プロジェクト再開
関たちは「迷宮のブロードウェイ」の開発中止から数年後の2016年に、シナリオを刷新し開発を再開した[8]。
グラフィッカーには荒井清和を起用したが、ファミコン版『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』だけでなく、当時のアドベンチャーゲーム全般の雰囲気を意識しているという[7]。
つい最後まで見てしまうような2時間サスペンスドラマのような雰囲気を出すため、崖の多いリアス式海岸のある伊勢志摩が舞台として選ばれ、ロケハンが行われた[4][7]。 同様の理由から、メッセージの瞬間表示はしないという方針が立てられたほか、登場人物たちが地元の名産品を食べたり、温泉に入る場面も用意された[4]。 クラウドファンディングでは、ゲームへの出演権がリターンとして用意された一方、劇中に登場する店などについては地元の人のアドバイスを受け、名前が伏せられた[4]。
プレイヤーがキャラクターに親しみやすいようにするため、弱点が用意されたほか、口調は自然な口語体にするという方針が取られた[4]。 また、いきなり地方に来てしまった感じを出すため、方言である志摩弁の監修者には「なるべく標準語に訳さず、現在ではあまり使われていない方言のテイストを残すように」という指示が出された[4][7]。
販売
発表当初は2017年秋にニンテンドー3DS版として配信予定だった[2]。
2018年9月1日に配信プラットフォームをSwitchに変更し、年内にフライハイワークスから配信されることが発表され、3DS版の配信は未定とされた[9]。
物語
東京の上野の公園で浮浪者の変死体が発見される。主人公の刑事(プレイヤー)は後輩刑事の開明寺ケンと手掛かりを基に伊勢志摩に向かう。
登場人物
- 刑事(プレイヤー)
- 主人公。基本的にコマンドでケンに指示して調査を進めていくため、固有のセリフなどは無し。作中ではスマホを所持していなかったため、ケンからは早くスマホを持つようにせっつかれている。
- 開明寺ケン
- 主人公の後輩刑事。正義感は強く、熱血な部分も良く見せるかなり人間味ある性格。
- 浮浪者
- 東京の上野公園不知火の池で、水死体となって発見された謎の人物。50代の男性で、右目に大きな傷があるのが特徴。身元不明でその確認のために捜査をしていたところ、生前使っていたロッカーが発見され、そこに謎の黒真珠が入った巾着袋が見つかったことから 舞台は東京から伊勢志摩に移ることとなる。
- 浜宮珠海
- 浜宮真珠の創業者の孫娘。21歳。東京の美大でジュエリーデザイナーを目指して勉強している。
- 西沢カナ
- 珠海の幼馴染。フォトグラファーを目指しており、雑誌編集のアルバイトで伊勢に訪れた。
- 父親と疎遠状態だったが、物語中盤起こった事件の解決に父が大きく貢献した事により、和解。 エピローグでは後副編集長に抜擢される。
- 浜宮咲子
- 浜宮真珠の社長。本作のタイトルにもなっている「偽りの黒真珠」は彼女が自分の気持ちを偽って新たな黒真珠「ツクヨミ」を開発する事から来ている。
- 西沢こういち
- 主人公たちの前にたびたび現れる謎のルポライター。 自称「正義のルポライター」で、とある事件を追っている。
- 物語は、彼と話し合う形で事件を確認してチャプターを終えるパターンが多い。
- 黒岩
- 真珠会社「レビジュー」の社長。
- 田村
- レビジュー幹部の中年男性。真珠職人で温和な性格をしている。
- 佐伯 あらた
- レビジューの顧問弁護士。
スタッフ
脚注
- ^ a b “Nintendo Switch用「伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠」配信日決定”. GAME Watch (2019年1月16日). 2019年1月16日閲覧。
- ^ a b “ファミコン風の現代サスペンス「伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠」”. GAME Watch. インプレス (2017年9月14日). 2018年9月1日閲覧。
- ^ “『伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠』PS4版が6月に発売決定!キャラクターデザイン・荒井清和氏ら、制作陣が出演する発売記念イベントも開催”. ファミ通.com (2019年5月16日). 2019年5月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “ファミコン風ADV「伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠」の続編にかける思いとファミコン愛。プロデューサー関 純治氏インタビュー”. www.4gamer.net. Aetas (2019年8月2日). 2020年5月9日閲覧。
- ^ “東京ゲームショウ 2011レポート モバイル&ソーシャルゲームコーナー ブースレポート”. GAME Watch. インプレス (2011年9月19日). 2018年9月1日閲覧。
- ^ “ゲームアイドルがシナリオを手がけた推理アドベンチャー【TGS 2011】”. 日経トレンディネット (2011年9月17日). 2018年9月1日閲覧。
- ^ a b c d e “業界歴25年、5社目にして独立を果たした男が作ったアドベンチャーゲーム『偽りの黒真珠』は、ファミコンテイストが溢れていた。「8ビットの表現で、新しいものを作り続けたい」”. 電ファミニコゲーマー (2019年3月13日). 2019年4月2日閲覧。
- ^ “「ファミコンのアドベンチャーゲームをもう一度やりたい」『伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠』関純治&荒井清和インタビュー”. AUTOMATON (2017年10月13日). 2018年9月1日閲覧。
- ^ “配信プラットフォームについてのお知らせ”. ハッピーミール (2018年9月1日). 2018年9月1日閲覧。