「Banana Pi」の版間の差分
タグ: 2017年版ソースエディター |
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== Banana Pi M1 == |
== Banana Pi M1 == |
2020年9月6日 (日) 09:14時点における版
製造元 | LeMaker |
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種別 | シングルボードコンピュータ |
OS | Android/Linux |
SoC | Allwinner A20[2] |
CPU | ARM Cortex-A7 (2コア) |
リムーバブルストレージ | microSD |
外部接続 | HDMI、2×USB2.0、Wi-Fi、Gigabit Ethernet(RJ-45)、SATA |
サイズ | 92 mm × 60 mm |
重量 | 48 g |
Banana Pi(バナナパイ)は、64ビット対応のシングルボードコンピュータ[1]。
概要
2016年9月に累計で1000万台を突破したRaspberry Piに便乗して2014年以降、クラウドファンディングで資金を調達した各社から名称に「Pi」を冠したPCボードが雨後の筍のように登場したものの、大半は本家の価格性能比に及ばず淘汰されたが[2]、Banana Piは市場で足場を固めつつある。
ハードウェア
ARM Cortex-A7プロセッサを備え、機種によってはギガビットLANにも対応する[1]。24ピンのピンヘッダを備えたBanana Piは、Raspberry Piのアドオンモジュールとの機械的、電気的な互換性を有するとされる一方[3]、互換性はないとされる情報もある[1]。
ソフトウェア
オペレーティングシステムはAndroid 4.4、Ubuntu、Debian、Raspberry Pi Image、Cubieboard Imageが動作可能とされ、MITメディアラボによって開発され教育用プログラミング言語のScratchが使用できるとされる[3]。
Banana Pi M1
2014年4月に発売された初代のモデル。A20 ARM Cortex -A7プロセッサを備え、価格が50ドルで「Raspberry Pi Model B」の35ドルよりも高価だった。ギガビットLANにも対応する。
Banana Pi M1+
2015年4月に発売されたモデル。ギガビットLANにも対応する。
Banana Pi M2
2015年4月に発売されたモデルでA31S ARM Cortex-A7 Quad-CoreのCPUを備え、オープンソースハードウェアでギガビットLANにも対応する。
Banana Pi M2+
2016年4月に発売されたモデルで、H3 Quad-core Cortex-A7 のCPUを備え、オープンソースハードウェアでギガビットLANにも対応する。
Banana Pi M2 Ultra
2016年11月に発売されたモデルで、H3 Quad-core Cortex-A7 のCPUを備え、ギガビットLANにも対応する。
Banana Pi M3
2015年11月に発売されたモデルで、 A83T ARM Cortex-A7 8コアのCPUを備え、ギガビットLANにも対応する。
他にも派生機種やオプションパーツが発売されている。
脚注
- ^ a b c “Raspberry Pi風の小型ボード「Banana Pi」が販売中”. 2017年1月30日閲覧。
- ^ “2000円台のPCボード「Orange Pi」は“第二のラズパイ”になれるか”. 日経Linux. 2017年1月30日閲覧。
- ^ a b “Raspberry Piを模した「Banana Pi」が発売--中国の教育機関が開発”. ZDNet Japan (2014年4月28日). 2017年1月30日閲覧。