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:*セブン＆アイHLDGS「アリオバザール」(2017年出演)
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2020年9月6日 (日) 09:02時点における版

和太鼓グループ彩（わだいこグループさい、英：WADAIKO SAI）は、日本のプロ和太鼓集団。主な略称は、「和太鼓彩」。 2005年に東京大学のサークルとして結成され、2013年よりプロとして活動を行っている[1]。2019年12月時点のメンバーは18歳から32歳までの男性23人。年間300公演ほどを行う。[2]

概要

2005年に後に代表となる葛西啓之は、東京大学入学と共に、桐蔭学園高等学校和太鼓部OBのメンバー3人を含めた4人でサークル「彩」を発足させた[1]。葛西は東京大学卒業後、電通へ就職するが、和太鼓への情熱を忘れられず、2013年3月に電通を退職し、「彩」をプロのグループとして再出発させた[1]。サークルとしての和太鼓彩のメンバーからも、齋英俊、塩見岳大、後に萩原泉がプロ活動に専念する道を選んでいる[1]。

大手芸能事務所には所属しておらず、東京都葛飾区に事務所を構え、活動を行っている。[1]。

プロ活動1年目にあたる2013年度に出演したイベント回数は200回を超している。かめありリリオホール（東京都葛飾区）での単独公演を2回開催したが、2回とも完売させている[1]。2014年6月にはザ・ベネチアン・マカオで初の日本国外公演を行った[3]。その後、外務省主催「ロシアにおける日本年2018」プレオープニングイベントをはじめとして、年間10カ国以上で公演を行っている。[4]

あだちエンターテイメントチャレンジャー支援事業の支援を受けて、2015年には結成10周年の日本全国ツアーを実施した[5]。

演奏以外にも、一日警察署長[6]や、かつしかフードフェスタ公式PR大使[7]を務めるなど、タレント業も行っている。

2017年には、イタリアサッカー セリエA「ユヴェントス×ローマ」の試合前に、ユヴェントススタジアムにて日本人初となるパフォーマンスを行った。[8]

2019年、東京国際フォーラムでの単独公演を行い、そこでつんく♂プロデュース「Japanese season color 〜四季多彩〜」の発表を行った。[9]

また、ラグビーワールドカップ2019の選手入場演奏を務めた。[10]

沿革

  • 2005年

代表の葛西啓之が、東京大学のサークルとして、和太鼓グループ彩を立ち上げる。[2]

  • 2006年

東京大学五月祭にてデビュー演奏を行う。

  • 2009年

北沢タウンホールにて、第1回単独公演を実施。

東京大学学園祭「最優秀企画賞」を4年連続で受賞する。

  • 2012年

団体初のツアーとなる「衝動」ツアーを関東3カ所にて実施。

日本太鼓協会主催「太鼓祭 in クレアこうのす 第6回東日本大会」優勝。[11]

  • 2013年

葛西啓之、齋英俊、塩見岳大、萩原泉らがプロとしての活動を開始する。[2]

  • 2014年

日本マクドナルド「とんかつマックバーガー」TVCM出演。[8]のちにこのCM出演が転機になったと葛西が振り返っている。

  • 2015年

結成10周年全国ツアー「衝動Ⅱ」を開催。全国9都市をまわる。[8]

  • 2017年

映画「帝一の國」フンドシ太鼓シーンの監修・作曲・振付・出演。[12]

  • 2018年

ラグビー国際試合「キヤノンブレディスローカップ2018 ニュージーランド代表 オールブラックスvsオーストラリア代表 ワラビーズ」出演。

「ロシアにおける日本年」プレオープニングイベント外務省主催ロシアツアー開催。

20カ国での公演を達成。[13]

  • 2019年

東京国際フォーラム単独公演開催。

ラグビーワールドカップ2019日本大会選手入場演奏。

団体初のワールドツアー「SAI WORLD」開催。[14]

アジア最大の芸術祭「Asian Culture Carnival」日本代表として出演。

メンバー

（2019年12月現在）[15]

  • 葛西啓之 (かさいたかゆき)
  • 齋英俊 (さいひでとし)
  • 塩見岳大 (しおみたけひろ)
  • 萩原泉 (はぎわらいずみ)
  • 岡本峻一 (おかもとしゅんいち)
  • 渡辺隆寛 (わたなべたかひろ)
  • 酒井智彬 (さかいともあき)
  • 松谷鷹太郎 (まつたにようたろう)
  • 牛道怜 (うしみちれい)
  • 佐藤龍史 (さとうりゅうじ)
  • 春日大輔 (かすがだいすけ)
  • 紺谷友博 (こんたにともひろ)
  • 小川祥吾 (おがわしょうご)
  • 執行正樹 (しぎょうまさき)
  • 矢萩大貴 (やはぎだいき)
  • 佐藤雅裕 (さとうまさひろ)
  • 鈴木海 (すずきかい)
  • 宇田翔馬 (うだしょうま)
  • 遠西篤治 (とおにしあつはる)
  • 吉田優人 (よしだゆうと)
  • 尾関龍河 (おぜきりょうが)
  • 松本一希 (まつもとかずき)
  • 東野太亮 (とうのたいすけ)

ディスコグラフィ

ミュージックビデオ
  • つんく♂ プロデュース 「Japanese season color 〜四季多彩〜」[9]
DVD
  • 2012年「衝動」
  • 2013年「COLORS」
  • 2014年「凛」
  • 2016年「衝動Ⅱ」
  • 2018年「新世界」
CD
  • 2016年「衝動Ⅱ」
  • 2019年「奏」
  • 2019年「SAI ALBUM」
テレビCM
映画

受賞

関連項目

出典

  1. ^ a b c d e f “和太鼓グループ彩がプロ活動２年目に”. 東都よみうり (2014年4月25日). 2017年12月7日閲覧。
  2. ^ a b c 月間日本行政2019年3月号. 日本行政書士会連合会. (2019年3月1日) 
  3. ^ a b c “女子大生団体 × 元電通マン（現和太鼓奏者）座談会 ‐ 経験を求める大学生とのコラボレートで、企業の未来は変わる！後編”. ビッグライフ21 (2014年11月6日). 2017年12月7日閲覧。
  4. ^ 「ロシアにおける日本年極東地域プレオープニングイベント「和太鼓集団彩による公演」 ｜ ロシアにおける日本年2018」『』。2018年5月1日閲覧。
  5. ^ a b c d “【終了しました】和太鼓グループ彩-sai- 衝動 ～Special Edition～”. ギャラクシティ. 2017年12月7日閲覧。
  6. ^ 足立区「「和太鼓グループ彩-sai-」一日警察署長に」『足立区』。2018年5月1日閲覧。
  7. ^ 「かつしかフードフェスタ2017 開催報告｜かつしかフードフェスタ2018｜2018年11月17日（土）～11月18日（日）新小岩公園 入場無料」『かつしかフードフェスタ2018｜2018年11月17日（土）～11月18日（日）新小岩公園 入場無料』。2018年5月1日閲覧。
  8. ^ a b c “和太鼓グループ彩 -sai- 生涯年収4億6000万円を捨て極貧生活から現在までを赤裸々に語る”. netallica.yahoo.co.jp. 2019年3月28日閲覧。
  9. ^ a b “つんく♂、和太鼓楽曲を初プロデュース「新しい日本のエンターテインメント」 PCに文字打ち会見対応”. ORICON NEWS. 2019年11月6日閲覧。
  10. ^ “訪日客、演出に満足＝和太鼓、歌舞伎掛け声も－「日本らしさ」強調・ラグビーＷ杯：時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2019年12月26日閲覧。
  11. ^ “和太鼓グループ彩(sai) 8/10(土)、8/24(土) 船内ステージ出演決定！”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1｜PR TIMES. 2019年12月27日閲覧。
  12. ^ a b c “映画『帝一の國』菅田将暉主演で実写化 - 頭脳戦に権力闘争、生徒会長選をめぐるサバイバルコメディ”. ファッションプレス. 2017年12月7日閲覧。
  13. ^ “和太鼓グループ“彩” 逗子開成とコラボ 公演向け練習重ねる | 逗子・葉山”. タウンニュース (2019年9月6日). 2019年12月26日閲覧。
  14. ^ “Unos rockstars del wadaiko - Artes y Espectáculos - ABC Color” (スペイン語). www.abc.com.py. 2019年12月26日閲覧。
  15. ^ メンバー
  16. ^ Inc, Natasha. “正体はアイドル？スカパラ、氷結コラボCMで謎の女性和太鼓奏者とセッション”. 音楽ナタリー. 2019年3月7日閲覧。
  17. ^ “るろうに剣心モンストCM女優（出演者）は？曲名（和太鼓）も調査！│トレンドの樹”. trendnoki.com. 2019年3月12日閲覧。
  18. ^ “価格.com - 「しゃべくり007 ～新春しゃべくり超豪華初笑い6時間半！ネプくりぃむチュート元日から大暴れSP～」2017年1月1日（日）放送内容 | テレビ紹介情報”. kakaku.com. 2018年5月1日閲覧。
  19. ^ TBS. “TBSテレビ「その他の人に会ってみた★渡辺直美が絶賛★純烈を超える壮絶人生！元力士の第２の人生」”. TBSテレビ. 2019年3月28日閲覧。

外部リンク

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