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* 2012年11月、二作目となるアプリ''[[Ingress]]''をAndroid専用の招待制 [[拡張現実|拡張現実ゲーム]] としてローンチ |
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* 2013年10月、Ingressを継続的 [[ベータ版|オープンベータ版]] としてAndroidでアクセス可能にする |
2020年9月6日 (日) 08:43時点における版
本社所在地 |
アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンフランシスコ |
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設立 | 2010年 |
業種 | コンピュータゲーム、拡張現実、位置情報ゲーム、クラウドソーシング |
法人番号 | 1010401120782 |
代表者 | ジョン・ハンケ |
外部リンク | http://www.nianticlabs.com |
Niantic, Inc.(ナイアンティック)は、アメリカ合衆国の企業である。モバイル機器を用いた位置情報アプリや位置情報ゲームを製作している。
2010年に設立された[1][2]当初は、Googleの社内スタートアップ「Niantic Labs」(ナイアンティック・ラボ)であったが、2015年8月にGoogleから独立し[3]、現在の社名となった。
2015年10月16日、Google、任天堂、ポケモンより最大3,000万ドル調達[4]し、2016年2月にフジテレビなどから500万ドルの追加資金を調達[5]している。
設立者のジョン・ハンケは、後のGoogle Earthにつながる地理ソフトを開発してGoogleに買収された「Keyhole」(キーホール社)の共同設立者として、また、Google ストリートビュー及びGoogle マップへの参画によって有名である[2]。
社名
ナイアンティックという社名は、カリフォルニア・ゴールドラッシュの際にニューイングランドからサンフランシスコにやってきた捕鯨船「ナイアンティック号」に由来する[2]。ニューイングランドのインディアン部族、ニアンティック族の名に由来するナイアンティック号は、金鉱探しで財を成したい人々を満載しており、サンフランシスコ到着後は乗客も船員も金鉱に行ってしまった。船員のいなくなった船が港に放置され、後から後から押し寄せる船の邪魔になったため、ナイアンティック号など多数の船が浅瀬に引き揚げられて周りを埋め立てられて倉庫やホテルなどに使われた。火災や開発などにより地上の船体は失われたが、船底の残骸はいまでもサンフランシスコの市街地の下に多数埋もれており、ナイアンティック号の船底は1978年に再開発中に地中から発見されている。ナイアンティックという社名はここから発想されたもので、今いる場所についてほとんどの人は知らない興味深い事実を、ネットなどを使って知る手助けを与えたいという理想から来ている[2]。
Nianticの作成した拡張現実/位置情報ゲームである『Ingress』内においては、Niantic の名は、ストーリー中の架空の調査計画「Niantic Project」として登場する。
プロジェクト
歴史
- 2012年9月、 Nianticは、最初のサービスとして、近隣の興味深い場所を探す無料の Android アプリである Field Tripをリリースする。
- 2012年11月、二作目となるアプリIngressをAndroid専用の招待制 拡張現実ゲーム としてローンチ
- 2013年10月、Ingressを継続的 オープンベータ版 としてAndroidでアクセス可能にする
- 2013年12月、 IngressのAndroidプラットフォームでのベータ版を終了させる
- 2014年7月、 iOS版でのIngressをリリースする
- 2014年10月、次回作の Endgame のためのキャンペーン(Ancient Societies)をローンチする[6]
- 2015年8月、Googleから独立
- 2015年9月、株式会社ポケモンの新プロジェクトPokémon GOに参加する[7]
- 2016年7月6日、 オーストラリア、ニュージーランド、アメリカでPokémon GOのサービス開始(ポケモン発祥の日本は7月22日10時頃開始)。
- 2018年10月17日、Ingress the Animation 公開。
- 2018年11月、Ingress Prime (Ingress 2.0) 配信開始。
- 2019年6月21日、ハリー・ポッター:魔法同盟 配信開始。
- 2019年10月1日、Ingress 1.0 Scanner [REDACTED] サービス停止。
- 2019年12月9日、クアルコムとAR/VR眼鏡の共同開発を発表
予定
- 2014年、Niantic は、Endgame: Proving Groundを、書籍や映画とあわせて公開する予定であると発表した。最初の書籍は Endgame: The Callingである。 映画のタイトルは Endgame: Ancient Truthとなる予定である[8][1]が、その後はポケモンやハリー・ポッターとの共同開発が先に進んでおり、Endgame の開発は止まっている。
- 『カタンの開拓者たち』を位置情報ゲーム化した『CATAN – World Explorers』を CATAN GmbH社が2019年10月24日に発表した。『カタンの開拓者たち』は世界で最も遊ばれているボードゲームのひとつとされており、Nianticが保有するAR技術を元に開発が進められている。
日本法人
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒107-0062 東京都東京都南青山六丁目14番11号ロジュ南青山 |
法人番号 | 1010401120782 |
代表者 | 代表取締役社長 村井説人 |
資本金 | 300万円 |
純利益 | 4440万8661円(2019年12月31日時点)[9] |
総資産 | 3億6948万0347円(2019年12月31日時点)[9] |
決算期 | 12月末日 |
2015年に初の海外法人として日本で株式会社ナイアンティックが設立され、村井説人が初代代表取締役社長に就任した[10]。2018年には初の米国外開発拠点としてTokyo Studioが設立され、野村達雄が代表に就任した[11]。
参考文献
- ^ a b “Google’s Niantic Labs merges another virtual world with reality in upcoming game”. Geekwire.com. Geek Wire. 18 March 2015閲覧。
- ^ a b c d “Exclusive: Inside the Mind of Google's Greatest Idea Man, John Hanke”. Inc.com (20 December 2012). 19 June 2015閲覧。
- ^ http://jp.techcrunch.com/2015/08/13/20150812niantic-labs-maker-of-ingress-spun-out-as-its-own-company/ 2016/03/17閲覧
- ^ http://japan.cnet.com/sp/ingress/35072007/
- ^ http://app.famitsu.com/20160414_690810/
- ^ “Domain Tools”. DomainTools.com. Domain Tools. 25 February 2015閲覧。
- ^ 現実世界でポケモンゲット--位置情報スマホゲームを「Ingress」のNianticらと開発
- ^ Rosenblatt, Seth Google's Niantic follows Ingress with Endgame Cnet retrieved 9th Sept 2014
- ^ a b 株式会社ナイアンティック 第5期決算公告
- ^ 「Ingressの影の主役が表舞台に--村井社長のナイアンティック日本法人戦略」cnet Japan 2015年12月09日 08時00分
- ^ ポケGOのNianticが日本に開発拠点「Tokyo Studio」を立ち上げた狙いCNET Japan > ニュース > 企業・業界 2018年07月31日 12時31分