「沖ドキ!」の版間の差分
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* 沖ドキ!バケーション([[iPhone]]/[[Android]]アプリ、[[2018年]]7月) |
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== 関連商品 == |
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2020年9月6日 (日) 08:38時点における版
沖ドキ!(おきドキ)は、2014年8月よりアクロスが開発し、ユニバーサルエンターテインメントが販売する、5号機のパチスロ機。以降に発売された後継機についても記述する。
概要
本機は完全告知の沖スロとなっており、純増枚数約3.0枚のAT機で、アクセルATを搭載している。擬似ボーナス(AT)で出玉を増やす仕様である。シンプルで分かりやすいゲームシステム、アクセルAT特有の吸い込みと出玉性能により人気機種となった。
パネル違いの「ラブリーガールver.」、「バカンスver.」も販売され、それぞれに25パイ、30パイ仕様があるため全部で6バリエーション存在する。2014年6月23日から29日までの1週間限定で新潟県のホールでロケテストが行われ[1]、正式導入する運びとなった。
ニフティが運営するパチンコ・パチスロ情報サイト「777@nifty」など4サイトが主催する「パチンコ・パチスロAWARD2014」において、パチスロ部門のMIP賞を受賞している[2]。
本機は2020年5月末(東京都は6月1日)で撤去する予定であったが、警察庁は新型コロナウイルス発生を受けて、2020年5月20日に「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」の改正附則を公布・施行した[3]。本機は高射幸性遊技機に該当する「特定遊技機」以外の機種とされたことにより、2020年5月20日時点の設置台数の15%を目途に毎月撤去することを条件に、2020年12月31日まで設置することが可能になった。
但し、2020年5月19日以前に検定が切れた都道府県については、福井県、和歌山県、岡山県、香川県では25パイ専用機と30パイ専用機の両方、青森県、秋田県、神奈川県、長野県、石川県、高知県では25パイ専用機のみ、山形県、滋賀県、島根県、愛媛県では30パイ専用機のみ、当初の予定通り撤去された。
ゲームフロー
通常時は毎ゲームボーナス抽選を行っており、筐体上部のハイビスカスランプが点灯すればボーナス確定となる。また、遅れ発生等の特定条件を満たした場合は、次のゲームでハイビスカスランプが点灯する。
ボーナスゲームについては、ビッグボーナスは70ゲーム、レギュラーボーナスは30ゲーム。ボーナス中はカナちゃんランプが点灯すればビッグボーナスの1G連が確定、超ドキドキランプが点灯すればビッグボーナスの1G連+高ループ継続率が確定し、高モードに期待できる。ボーナス終了後、天国モードに滞在していると32ゲーム以内にボーナスが連チャンする。
リセット時は早いゲーム数で当選しやすいチャンスモードに突入し、リセット後200G以内で当選しなかった場合は通常Aがほぼ確定、チャンスモード滞在時の当選後の32G以内に当選しなかった場合は通常Bが確定する。
後継機
沖ドキ!トロピカル
本機は『沖ドキ!』の後継機種で、高ベースAT機にあたる。25パイ専用機、30パイ専用機。コイン持ちが良くなり、1000円あたりの回転数が増加している。
前作とはゲームシステムが大きく異なり、当選がレギュラーボーナス主体になり、天国準備モード滞在時のビックボーナス当選が連チャンの鍵を握るゲームシステムになっている。ボーナス終了後の引き戻しについては、シリーズ共通で最大32Gとなっているが、『沖ドキ!』では数ゲームから十数ゲーム前後で引き戻すのに対して、ベースが高い『沖ドキ!トロピカル』では引き戻すまでに最大32Gまでかかる仕様となっている。
新たに天国準備モードが追加され、レギュラーボーナス終了後の上部のパネルフラッシュ点灯で通常B以上が確定し、ボーナス終了後の32G以内に当選しなかった場合は天国準備か通常Bのいずれかが確定する。通常時に天国準備モード滞在で当選した場合は必ずビックボーナス+天国モードが確定する。尚、本作では通常時のモードが前作と比べて昇格しにくい仕様となっているため、スイカ経由での当選時は約1/4の確率でビッグボーナス+次回天国の救済措置がある。
また、今作ではハナちゃんランプが点灯すれば、ビッグボーナスの1G連+次回天国モードが確定し、天国モード以上は200G以内での当選が確定する引き戻しモードを経由するため、前作で見られた1G連後の通常A転落というリスクがある程度は回避された。
前作とは大きく異なるゲームシステムを採用したにも関わらず、メーカーのプロモーションや営業の売り込みがユーザーやホールに誤解を招いたことに加えて、前作『沖ドキ!』と同じような低設定運用を行なってきたホールが非常に多かったことが災いし、導入当初からユーザーの支持は得られなかった。しかしながら、前作に匹敵する出玉性能とトロピカル独自のゲームシステムの完成度の高さが一部のユーザーには評価され、現在でも一部の店舗では稼働中である。
沖ドキ!パラダイス
本機は『沖ドキ!トロピカル』の後継機種で、高ベースAT機にあたる。25パイ専用機、30パイ専用機。天井ゲーム数とボーナスゲーム数の減少により、前作、前々作と比べてマイルドな仕様となっている。ゲームシステムは前作を踏襲している。ボーナス時の獲得枚数の減少により、本作の引き戻しは『沖ドキ!トロピカル』と比べて早いゲーム数で当選しやすくなっている。
沖ドキ!バケーション
シリーズ初の5.9号機であり、Aタイプ機である。25パイ専用機、30パイ専用機。『沖ドキ!トロピカル』と『沖ドキ!パラダイス』の欠点だったレギュラーボーナスの偏りを解消しつつも、ART機特有のART開始前の準備時間を解消するためにAタイプ機の仕様となっている。擬似的な連チャン性能を再現するために、ビッグボーナス終了後32G以内の引き戻しゾーン「ドキドキゾーン」を採用している。レギュラーボーナス当選時は引き戻しゾーンは無いが、ドキドキゾーンでのカナちゃんランプ点灯時の当選のみ、ボーナス終了後のドキドキゾーンの継続が確定する。
沖ドキ!2
シリーズ初の6号機のAT機である。30パイ専用機。初代『沖ドキ!』の正統後継機にあたる。純増枚数が4枚に増加。
初代『沖ドキ!』ではアクセルATを採用したことに伴う殺人的な吸い込みが批判された反省点を踏まえて、他の6号機とほぼ同じベースのコイン持ちとなり、前作と比べて約2倍のコイン持ちでありながらも前作とほぼ同じ天井ゲーム数と獲得枚数となっている。また、『沖ドキ!トロピカル』と『沖ドキ!パラダイス』の欠点だったレギュラーボーナスの偏りも解消している。
本作のモードは通常A、通常B、天国準備、天国、ドキドキ、超ドキドキ、保証に加えて、新たに天国非移行時に滞在する終了モードが追加。前作では通常時のモードは天国以上でなければ転落しないシステムであったが、本作では天国以上のモード以外は終了モードへ移行し、移行後32G経過で有利区間が終了して非有利区間移行時に通常時のモードを再抽選する。再抽選時は通常Bから終了モードを経て通常Aに転落することがあるため、前作のような通常B滞在狙いが出来なくなっている。尚、非有利区間移行時に再抽選したモードは次のボーナスが当選するまでは転落しない。
有利区間の概念の関係で、通常時のモード転落が追加されたようなかたちとなったため、本作では新たにモードを示唆する点灯パターンが追加され、投入ランプが黄色に点灯すると通常B以上示唆となっている。ボーナス終了後32Gまでは投入ランプは黄色で、有利区間終了後に通常の点灯パターンとなるが、32G以降も投入ランプが黄色のままだと天国準備滞在が濃厚となる。また、リールサイドランプの色点灯示唆も追加された。
歴代シリーズ同様にボーナス終了後の減算区間は本作でも健在であるが、本作は純増4枚のため、終了モード移行時はボーナス終了後32G経過で有利区間が終了する。また、終了モード時は、ボーナスを抽選しない無抽選区間を兼ねている。
本作でもカナちゃんランプ点灯で1G連が確定するが、点灯時に新曲が流れた場合は1G連+1回以上のボーナスが確定。超ドキドキランプ点灯時は、有利区間完走に期待できるボーナスの高ループモードとなる。
ゲーム
- 沖ドキ!(iPhone/Androidアプリ、2015年1月)
- 沖ドキ!トロピカル(iPhone/Androidアプリ、2016年2月)
- 沖ドキ!パラダイス(iPhone/Androidアプリ、2016年7月)
- 沖ドキ!バケーション(iPhone/Androidアプリ、2018年7月)
関連商品
- UNIVERSAL SOUND REQUEST VOL.1(2015年5月11日、ユニバーサルエンターテインメント、CRK-002)
- 沖ドキ!オリジナルサウンドトラック(2016年7月25日、ユニバーサルエンターテインメント、CRK-006)
脚注
- ^ アクロス「沖ドキ!」が「沖スロ新時代」 を切り拓く』:PiDEA.web
- ^ 777@niftyが選ぶMIP発表:パチンコ・パチスロ AWARD2014 - ファンが選ぶ年間最優秀機種決定戦』:パチンコ・パチスロ AWARD2014
- ^ “旧規則機の経過措置1年延長、「特定遊技機」は対象外”. @グリーンべると (2020年5月20日). 2020年5月29日閲覧。
外部リンク
- 沖ドキ!ポータルサイト(2019年11月26日のアーカイブ)
- 沖ドキ!2公式サイト