「Bandcamp」の版間の差分
本社所在地のアップデート(2019年1月にオークランドに移っている) |
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Bandcampへの音楽アップロードは無料で、ウェブサイト上の売上の15%は企業のものになるが({{仮リンク|支払いプロセッサ|en|Payment processor}}料金も追加される)、売上が5,000ドルを突破したら10%に引き下げられる<ref>{{cite news |author=James Shotwell |date=2010-06-20 |title=Bandcamp.com changes business model |publisher=Alt Press |url=http://www.altpress.com/news/entry/bandcamp.com_changes_business_model/ }}</ref>。 |
Bandcampへの音楽アップロードは無料で、ウェブサイト上の売上の15%は企業のものになるが({{仮リンク|支払いプロセッサ|en|Payment processor}}料金も追加される)、売上が5,000ドルを突破したら10%に引き下げられる<ref>{{cite news |author=James Shotwell |date=2010-06-20 |title=Bandcamp.com changes business model |publisher=Alt Press |url=http://www.altpress.com/news/entry/bandcamp.com_changes_business_model/ }}</ref>。 |
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Bandcampのウェブサイトではアーティストページでアーティスト自身の詳細情報やソーシャルメディアのリンク、マーチャンダイジングリンク、試聴可能な音楽の一覧を閲覧でき、アーティストは見た目を変えたり機能をカスタマイズするために自身のページでオプションを有効に切り替えたりカスタマイズすることができる<ref>{{cite web|last=Deitz |first=Ben |url=http://www.switched.com/2011/01/24/bandcamp-review-music-publishing-sharing-site/ |title=Bandcamp Decoded: An Indie Musician's Best (and Most Profitable) Friend |publisher=Switched.com |date=2011-01-24 |accessdate=2014-06-19}}</ref>。2010年、[[Facebook]]、[[Twitter]]、[[WordPress]]、[[Google+]]、[[Tumblr]]他のミニブログサイトの組み込み・共有リンクや電子メールのオプションが有効になった<ref>{{cite web|url=http://blog.bandcamp.com/2010/09/09/full-tracklist-players-facebook-love/ |title=Full Tracklist Players, Facebook Love « The Bandcamp Blog |publisher=Blog.bandcamp.com |date= |accessdate=2014-06-19}}</ref>。2013年、[[iOS (アップル)|iOS]]、[[Android]]端末に対応した[[モバイルアプリケーション]]の配布を開始、[[サイドローディング]]で[[BlackBerry 10]]での使用も可能になっていて、このアプリケーションでは音楽のダウンロードやアーティストのページをモバイルに最適化された形で閲覧することが出来る<ref>{{cite web|url=http://blog.bandcamp.com/2013/10/25/its-over/ |title=It’s Over « The Bandcamp Blog |publisher=Blog.bandcamp.com |date= |accessdate=2014-06-19}}</ref>。 |
Bandcampのウェブサイトではアーティストページでアーティスト自身の詳細情報やソーシャルメディアのリンク、マーチャンダイジングリンク、試聴可能な音楽の一覧を閲覧でき、アーティストは見た目を変えたり機能をカスタマイズするために自身のページでオプションを有効に切り替えたりカスタマイズすることができる<ref>{{cite web|last=Deitz |first=Ben |url=http://www.switched.com/2011/01/24/bandcamp-review-music-publishing-sharing-site/ |title=Bandcamp Decoded: An Indie Musician's Best (and Most Profitable) Friend |publisher=Switched.com |date=2011-01-24 |accessdate=2014-06-19}}</ref>。2010年、[[Facebook]]、[[Twitter]]、[[WordPress]]、[[Google+]]、[[Tumblr]]他のミニブログサイトの組み込み・共有リンクや電子メールのオプションが有効になった<ref>{{cite web|url=http://blog.bandcamp.com/2010/09/09/full-tracklist-players-facebook-love/ |title=Full Tracklist Players, Facebook Love « The Bandcamp Blog |publisher=Blog.bandcamp.com |date= |accessdate=2014-06-19}}</ref>。2013年、[[iOS (アップル)|iOS]]、[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]端末に対応した[[モバイルアプリケーション]]の配布を開始、[[サイドローディング]]で[[BlackBerry 10]]での使用も可能になっていて、このアプリケーションでは音楽のダウンロードやアーティストのページをモバイルに最適化された形で閲覧することが出来る<ref>{{cite web|url=http://blog.bandcamp.com/2013/10/25/its-over/ |title=It’s Over « The Bandcamp Blog |publisher=Blog.bandcamp.com |date= |accessdate=2014-06-19}}</ref>。 |
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2015年初め、使用アーティストの売上高総計が1億ドルに達したことが発表された。 |
2015年初め、使用アーティストの売上高総計が1億ドルに達したことが発表された。 |
2020年9月6日 (日) 08:38時点における版
種類 | 非上場企業 |
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業種 | 音楽ストリーミング、音楽販売 |
設立 | 2007年 |
創業者 |
|
本社 | アメリカ合衆国オークランド[1] |
主要人物 |
イーサン・ダイアモンド (CEO) ショーン・グランバーガー (CTO) |
親会社 |
Songtradr Epic Games |
ウェブサイト |
bandcamp |
Bandcamp(バンドキャンプ)とはアメリカ合衆国の非上場企業である。2007年にOddpost[2]の共同設立者であるイーサン・ダイアモンドとショーン・グランバーガーが[3][4]プログラマーのジョー・ホルトとニール・タッカーと共に立ち上げた[5][6]。2008年に音楽のダウンロード販売を開始しており、インディーズアーティストを中心に宣伝プラットフォームを提供している[7]。Bandcampを使用するアーティストはカスタマイズ可能なマイクロサイトを使って音楽をアップロードしたり共有したりしている。ウェブサイト上で全トラック無料で再生可能な上、ユーザーにオプションでアルバムもしくは曲ごとに適正価格で販売している。
機能
アーティストは寄付を受け付ける形で無料ダウンロードで提供したり、アーティストの電子メールリストに入ることで曲やアルバムを無料で入手することも可能である[8]。他のオプションとして、購入した音楽をギフトとして送信したり[9]、歌詞を表示したりウイッシュリストに個別の曲やアルバムを保存することが出来る。これらのオプションはアーティストが自身の曲への価格設定により切り替えることができる。一方、音楽を無料配信するアーティストにとってより簡単に自身の曲を売れるようになるオプションでもある。 Bandcampへの音楽アップロードは無料で、ウェブサイト上の売上の15%は企業のものになるが(支払いプロセッサ料金も追加される)、売上が5,000ドルを突破したら10%に引き下げられる[10]。
Bandcampのウェブサイトではアーティストページでアーティスト自身の詳細情報やソーシャルメディアのリンク、マーチャンダイジングリンク、試聴可能な音楽の一覧を閲覧でき、アーティストは見た目を変えたり機能をカスタマイズするために自身のページでオプションを有効に切り替えたりカスタマイズすることができる[11]。2010年、Facebook、Twitter、WordPress、Google+、Tumblr他のミニブログサイトの組み込み・共有リンクや電子メールのオプションが有効になった[12]。2013年、iOS、Android端末に対応したモバイルアプリケーションの配布を開始、サイドローディングでBlackBerry 10での使用も可能になっていて、このアプリケーションでは音楽のダウンロードやアーティストのページをモバイルに最適化された形で閲覧することが出来る[13]。
2015年初め、使用アーティストの売上高総計が1億ドルに達したことが発表された。
著作権対策
アーティストへ対価を払わずに著作権のある音楽をファイル共有サイトや無料配布サイトからダウンロードする人が後を絶たないが[14]、Bandcampのようなサイトではユーザーに無料ストリーミングコンテンツを提供していて、アーティストには無料を含めた自由な価格設定を提供することで潜在的なユーザーにより多くの選択肢を提供することが出来る。無料コンテンツと柔軟な価格設定のバランスを取ることができるこの柔軟性でアーティストに著作権侵害への対抗手段になる代替手段的なデジタル配信を提供することが出来る[15]。企業のブログによれば、Googleに検索データを提供することでユーザーへ示された違法コピー音楽の検索結果からサイトに誘導し収益を生み出そうとしている[16]。このようなデータはアーティストにサイトが効力を持つアイデアやアーティストが自身の作品の海賊版に対処する方法を提供している。
著名アーティストとレーベル
2010年にアマンダ・パルマー、ロー・プレイセズ(Low Places)、ベッドヘッド(Bedhed)がアルバムの販売を自身のレコードレーベルからBandcampに切り替えTwitterで宣伝を行ったことからBandcampへの注目が集まった[17][18]。
また2011年にはアクアリア、バスティオン、サンクタム、マシナリウム、テラリア、Plants vs. Zombies、LIMBO、スーパーミートボーイ、トゥ・ザ・ムーン、FEZ、Minecraft、スリープレス・ナイトの開発者など複数のインディーゲーム開発者が自身のゲームのサウンドトラックをBandcampで公開したことでBandcampの人気が高まった[19][20]。
2014年12月、Bandcamp for Labelsがスタート、サブ・ポップ、ファット・レック・コーズ、エピタフ・レコードといった人気インディーレーベルがBandcampにページを開設した[21] [22]。
脚注
- ^ Lefebvre, Sam (17 Jan 2019). “Inside Bandcamp's New Oakland Venue, Record Shop and Office”. 05 June 2020閲覧。
- ^ Andy, Baio (Sep 16, 2008). “Oddpost Co-Founder Launches Bandcamp, Publishing Platform for Musicians”. 28 December 2013閲覧。
- ^ “PrivCo.com Private Company Financial Report on Bandcamp, Inc.”. PrivCo.com. 2015年5月4日閲覧。
- ^ John, Tozzi (November 17, 2011). “Helping Indie Musicians Market Their Tunes”. BusinessWeek 28 December 2013閲覧。
- ^ Sam, Clearman (October 1, 2008). “An interview with Joe Holt”. The HTML Times. 28 December 2013閲覧。
- ^ Ethan, Maffey (July 18, 2012). “The Best of Bandcamp: Get in on the ground floor with these sell-it-yourself bands”. The Source Weekly. 28 December 2013閲覧。 “Web developers and friends Ethan Diamond, Shawn Grunberger, Joe Holt and Neal Tucker launched Bandcamp in 2008”
- ^ Jason Fitzpatrick (2010年10月10日). “Bandcamp Catalogs Indie Music For Listening And Download”. Lifehacker. 2015年5月4日閲覧。
- ^ “Free Download Email Capture Thingy™ « The Bandcamp Blog”. Blog.bandcamp.com (2008年12月22日). 2014年6月19日閲覧。
- ^ “Thank You, It’s a Gift « The Bandcamp Blog”. Blog.bandcamp.com (2013年11月26日). 2014年6月19日閲覧。
- ^ James Shotwell (2010年6月20日). “Bandcamp.com changes business model”. Alt Press
- ^ Deitz, Ben (2011年1月24日). “Bandcamp Decoded: An Indie Musician's Best (and Most Profitable) Friend”. Switched.com. 2014年6月19日閲覧。
- ^ “Full Tracklist Players, Facebook Love « The Bandcamp Blog”. Blog.bandcamp.com. 2014年6月19日閲覧。
- ^ “It’s Over « The Bandcamp Blog”. Blog.bandcamp.com. 2014年6月19日閲覧。
- ^ “A List Of The World's Top Piracy Sites”. hypebot. 2014年6月19日閲覧。
- ^ “Bandcamp helping to defeat music piracy? | News”. Nme.Com (2012年3月14日). 2014年6月19日閲覧。
- ^ “Cheaper than Free « The Bandcamp Blog”. Blog.bandcamp.com. 2014年6月19日閲覧。
- ^ Caroline Klibanoff (2010年7月27日). “Amanda Palmer Brings in $15,000 on Bandcamp in Three Minutes”. Paste Magazine
- ^ Glenn Peoples (2010年6月22日). “Amanda Palmer Sells $15K Worth Of Music, Merch In Three Min”. Billboard.biz
- ^ Gao, Kan. “To the Moon <OST>”. Bandcamp. 1 February 2014閲覧。
- ^ “Minecraft- Volume Alpha”. Bandcamp. 1 February 2014閲覧。
- ^ “Bandcamp for Labels”. The Bandcamp Blog (2014年12月15日). 2014年12月18日閲覧。
- ^ “Fat Wreck, Epitaph, Sub-Pop Get Bandcamp Pages”. Riffyou.com (December 17, 2014). 2014年12月18日閲覧。