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2020年8月30日 (日) 22:59時点における版
オイシン・マーフィー | |
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基本情報 | |
国籍 | アイルランド |
出身地 | アイルランド・ケリー県キラーニー |
生年月日 | 1995年9月6日(29歳) |
騎手情報 | |
初免許年 | 2013年( イギリス)[1] |
免許区分 | 平地競走 |
オイシン・マーフィー(Oisín Murphy、1995年9月6日 - )はイギリスを拠点とする騎手である。ヨーロッパにおけるカタールレーシングの主戦騎手を務める[2]。アイルランド・キラーニー出身[3]。
来歴
デビュー前は叔父である騎手のジム・カロティー(Jim Culloty)から騎乗技術を学び、トミー・スタック(Tommy Stack)厩舎やエイダン・オブライエン厩舎で働いた。2012年にイギリスのアンドリュー・ボールディング(Andrew Balding)厩舎の見習い騎手となり、翌2013年5月に初騎乗。1年目から41勝を挙げる活躍を見せる[3]。
2年目の2014年に英GIIテンプルステークスを制して重賞初制覇。同年は76勝を記録し、イギリスの見習い騎手チャンピオンに輝いている[1]。2016年は114勝、2017年は127勝を記録[4]。2017年の仏GIフォレ賞をアクレイム(Aclaim)で制し、GI初制覇を果たす[5]。
2018年7月にはロアリングライオンとのコンビでエクリプスステークスを制し、イギリスでのGI初制覇を飾った[1]。同年は数々の大レースを制覇し、ワールドベストジョッキーシリーズでも2位にランクインした[6]。
2014-2015年シーズンはアラブ首長国連邦で、2016-2017年シーズンは香港で短期免許を取得して騎乗している[7]。
日本での騎乗
2012年の凱旋門賞でのオルフェーヴルと2014年のジャパンカップでのエピファネイアの走りに衝撃を受け、日本の競馬に強い関心を抱いた。2016年の年末には短期免許取得の希望を伝えていたが、2018年の夏前に取得条件を満たしたことで同年暮れの来日が実現した[6]。
2018年12月15日から12月29日および2019年1月1日から1月28日までJRA短期免許を取得して初来日(身元引受調教師:国枝栄、身元引受馬主:(株)サトミホースカンパニー)[8][9]。日本での騎乗開始初日の12月15日に中山10R(舞浜特別)をサニーダンサーで制してJRA初勝利[10]。
2019年1月27日に根岸ステークスをコパノキッキングで制し、JRA重賞を初制覇[11]。前年暮れからの1ヶ月半の短期免許期間で25勝を挙げた[12]。
2019年11月24日にジャパンカップをスワーヴリチャードで制し、JRA・GIを初制覇[13]。(詳細は第39回ジャパンカップを参照)
主な勝ち鞍
- イギリス
- エクリプスステークス - 2018年ロアリングライオン
- インターナショナルステークス - 2018年ロアリングライオン
- クイーンエリザベス2世ステークス - 2018年ロアリングライオン
- サセックスステークス - 2018年ライトニングスピア(Lightning Spear)
- スプリントカップ - 2018年ザティンマン(The Tin Man)
- ナッソーステークス - 2019年ディアドラ
- ファルマスステークス - 2019年ヴェレイシャス(Veracious)
- フューチュリティトロフィー - 2019年カメコ(Kameko)
- 2000ギニーステークス - 2020年カメコ(Kameko)
- アイルランド
- 愛チャンピオンステークス - 2018年ロアリングライオン
- フランス
- フォレ賞 - 2017年アクレイム(Aclaim)
- ジャン・リュック・ラガルデール賞 - 2018年ロイヤルマリーン(Royal Marine)
- ドイツ
- バイエルンツフトレネン - 2018年ベンバトル
- カナダ
- E.P.テイラーステークス - 2017年ブロンドミー(Blond Me)
- アラブ首長国連邦
- ドバイターフ - 2018年ベンバトル
- 日本
脚注
- ^ a b c オイシン・マーフィー騎手が年末初来日!今年のドバイ・ターフをベンバトルで制覇. スポーツ報知(2018年9月20日付). 2018年9月23日閲覧
- ^ レース結果・回顧:2018年ドバイターフ 海外競馬発売. JRA. 2018年9月23日閲覧
- ^ a b 出走馬情報:2017年香港ヴァーズ 海外競馬発売. JRA. 2018年9月23日閲覧
- ^ Jockey Oisin Murphy. irishracing.com. 2018年9月23日閲覧
- ^ 平松さとし. 【世界の騎手列伝 vol.129】オイシン・マーフィー(PART-2). UMA-JiN(2018年4月5日付). 2018年9月23日閲覧
- ^ a b 【オイシン・マーフィー騎手】超新星オイシン・マーフィー!来日の理由 日本競馬の印象 すべて聞いた!. 競馬ラボ(2019年2月6日付). 2019年2月14日閲覧
- ^ 平松さとし. 【世界の騎手列伝 vol.104】オイサン・マーフィー. UMA-JiN(2017年10月5日付). 2018年9月23日閲覧
- ^ “オイシン・マーフィー騎手に短期免許、29日まで”. ラジオNIKKEI. (2018年12月12日) 2018年12月13日閲覧。
- ^ オイシン・マーフィー騎手に短期騎手免許交付. JRA(2018年12月29日付). 2018年12月30日閲覧
- ^ 【舞浜特別】“若き天才”マーフィー初勝利…短期免許で初来日中. デイリースポーツ(2018年12月16日付). 2018年12月30日閲覧
- ^ 【根岸S】コパノキッキング重賞連覇 GIは鞍上に藤田菜七子!. サンケイスポーツ(2019年1月27日付). 2019年1月27日閲覧
- ^ マーフィー騎手、5勝固め打ちで初来日締めくくり. 日刊スポーツ(2019年1月27日付). 2019年1月28日閲覧
- ^ kbn_ykw (2019年11月24日). “【ジャパンC】マーフィー「夢が叶った」スワーヴリチャードがG1を2勝目!”. 競馬ニュースなら「競馬のおはなし」. 2019年11月25日閲覧。
外部リンク
- Oisín Murphy (@oismurphy) - X(旧Twitter)