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2020年8月30日 (日) 21:53時点における版
ジョン・ティンダル John Tyndall | |
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生誕 |
1820年8月2日 レイジリンブリッジ、カーロウ県、アイルランド |
死没 |
1893年12月4日 ハスルミア、サリー州、イングランド |
国籍 | イギリス |
研究分野 | 物理学 |
研究機関 | 英国王立研究所 |
出身校 | マールブルク大学 |
主な業績 |
チンダル現象の発見、地球の大気における赤外線放射及び吸収(温室効果)の研究、反磁性体の研究、物理学の教育法 |
プロジェクト:人物伝 |
ジョン・ティンダル(John Tyndall、1820年8月2日 - 1893年12月4日)は、アイルランド出身の物理学者、登山家である。
物理学者として一般に知られる業績としては、チンダル現象を発見したことである。その他にも、赤外線放射(温室効果)、反磁性体、に関して突出した業績を残した。
登山家としてはアルプス山脈5番目の最高峰ヴァイスホルンの初登頂に成功した(1861年8月19日)。また、マッターホルンの初登頂を競い、1862年に山頂から標高230m下の肩にまで達した(エドワード・ウィンパーが1865年に初登頂した)。1868年にはマッターホルンの初縦走に成功している。なお、登山の元々の目的は物理学者としてアルプスの氷河を研究することであった。
1852年王立協会フェロー選出[1]、王立協会から1853年ロイヤル・メダル、1864年ランフォード・メダル受賞[1]。
出典
- ^ a b "Tyndall; John (1820 - 1893); Natural Philosopher". Record (英語). The Royal Society. 2019年6月30日閲覧。
書籍
- 『アルプスの氷河』 矢島祐利訳、岩波文庫。
- 『アルプスの旅より』 矢島祐利訳、岩波文庫。
- 『アルプス紀行(増訂新版)』 矢島祐利訳、岩波文庫。
関連項目
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、ジョン・ティンダルに関するカテゴリがあります。
- ウィキクォートには、John Tyndallに関する引用句があります。
- 英語版ウィキソースにはJohn Tyndall著の原文があります。
- John Tyndall (1820-1893), Physicist and mountaineer - ナショナル・ポートレート・ギャラリー
- ジョン・ティンダルに関連する著作物 - インターネットアーカイブ
- John Tyndall - Find a Grave