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2020年8月30日 (日) 21:50時点における版
リック・レアード Rick Laird | |
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出生名 | Richard Quentin Laird |
生誕 | 1941年2月5日(83歳) |
出身地 |
アイルランド ダブリン県ダブリン |
ジャンル | ジャズ、フュージョン |
職業 | ベーシスト |
担当楽器 | ベース |
活動期間 | 1957年 - |
共同作業者 |
ブライアン・オーガー・アンド・ザ・トリニティー ブライアン・オーガー・グループ マハヴィシュヌ・オーケストラ |
リック・レアード(Rick Laird、1941年2月5日 - )は、アイルランド出身のベーシストである。アメリカ合衆国のジャズ・フュージョン・バンド、マハヴィシュヌ・オーケストラでの仕事ぶりでよく知られている[1]。
略歴
アイルランドのダブリンで生まれたレアードは、若い頃から音楽の演奏に興味を示し、ギターとピアノのレッスンを受けていた。16歳の時に父親と一緒にニュージーランドに移住した後、ジャズに携わるようになる。アップライトベースを入手する前に、ニュージーランドのジャム・バンドでギターを弾くようになった。ニュージーランドでの大規模なツアーの後、彼はオーストラリアのシドニーに移り、そこでドン・バロウズを含む多くのトップ・ジャズ・ミュージシャンと演奏することとなる。
1962年、イギリスに渡り、ロンドンのロニー・スコッツ・ジャズ・クラブでハウス・ベーシストとなって、ギタリストのウェス・モンゴメリーやソニー・スティットを含む多くの偉人、そして1969年にはバディ・リッチとの共演も行った。1963年から1964年までレアードはロンドンのギルドホール音楽演劇学校に在籍した。彼はソニー・ロリンズのレコード『アルフィー』の録音に参加し、ブライアン・オーガー・アンド・ザ・トリニティー(1963年7月-1964年2月)とブライアン・オーガー・グループ(1964年2月-10月)で演奏した。
次に選んだステップは、アメリカのボストンにあるバークリー音楽大学に行き、そこでアレンジ、作曲、そして弦楽器のベースを学ぶことだった。その後、ジョン・マクラフリンとマハヴィシュヌ・オーケストラを結成し、バンドが解散する1973年までエレクトリック・ベースを演奏するために在籍した。やがてニューヨークに移り、スタン・ゲッツ(1977年のツアー)やチック・コリア(翌年のツアー)と演奏した。レアードはリーダーとして1枚のアルバム『ソフト・フォーカス』を発表した。1980年に『Guitar Player』誌、1999年には『Bass Player』誌でインタビューを受けている。今日、彼は成功した写真家であり、ベースの個人教授でもあり、中級から上級レベルのベースの教則本を数多く執筆している。
レアードは、彼の主要なフレッテッド・ベースとして「S. D. Curlee」を演奏した一握りのミュージシャンのひとりだった[2]。
アートの世界ではリチャード・レアードとして知られる彼は、2009年3月、ほとんど忘れかけていた過去に伝説的なジャズ・アーティストを撮影したファイル・キャビネットの中の写真コレクションを見つけた。マイルス・デイヴィス、チック・コリア、ウェイン・ショーター、マハヴィシュヌ・オーケストラ、エルヴィン・ジョーンズ、キース・ジャレットらを含むこれらの歴史的な写真の発見は、オンライン・アーカイブの形成につながった[3]。
ディスコグラフィ
ソロ・アルバム
- 『ソフト・フォーカス』 - Soft Focus (1977年、Timeless Muse)
参加アルバム
プリンス・ラシャ
- Insight (1966年、CBS)
エディ・ジェファーソン
- 『スティル・オン・ザ・プラネット』 - Still on the Planet (1976年、Muse)
エリック・クロス
- 『バトル・オブ・サックス』 - Battle of the Saxes (1976年、Muse) ※with リッチー・コール
スタン・ゲッツ
- 『アラン・ドロンのチェイサー』 - Mort d'un Pourri (1977年、Melba) ※サウンドトラック
リッチー・コール
- 『ニューヨーク・アフターヌーン』 - New York Afternoon (1977年、Muse)
- 『キーパー・オブ・ザ・フレイム』 - Keeper of the Flame (1979年、Muse)
ヴィック・ジュリス
- 『ロードソング』 - Roadsong (1978年、Muse)
ユセフ・ラティーフ
- Live at Ronnie Scott's 15 Jan 1966 (2017年、Gearbox Records) ※リック・レアード (ベース)、スタン・トレイシー (ピアノ)、ビル・イーデン (ドラム)
脚注
- ^ Allmusic
- ^ Berle, Arnie (July 1980). “Rick Laird”. Guitar Magazine 29 September 2017閲覧。.
- ^ "The Photography of Richard Laird" Archived 2009-03-12 at the Wayback Machine. at Jazz.com