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ブライアン・オーガー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブライアン・オーガー
Brian Auger
ザ・トリニティー時代(1970年)
基本情報
出生名 Brian Albert Gordon Auger
生誕 (1939-07-18) 1939年7月18日(85歳)
出身地 イングランドの旗 イングランド
ロンドンハマースミス
ジャンル ジャズ・ロックアシッドジャズR&Bアート・ロックファンク・ロックブルース・ロックハード・ロックプログレッシブ・ロックフュージョンクロスオーバー実験音楽
職業 ミュージシャン鍵盤奏者オルガニスト作曲家
担当楽器 ハモンドオルガン
ピアノ
鍵盤楽器
活動期間 1963年 - 現在
レーベル ワーナー・ブラザース・レコード
Headfirst Records
ポリドール・レコード
Ghostown Records
共同作業者 ジュリー・ドリスコール
キャブ
ブライアン・オーガー・アンド・ザ・トリニティー
スティームパケット
ブライアン・オーガーズ・オブリヴィオン・エクスプレス
公式サイト www.brianauger.com

ブライアン・オーガー(Brian Auger、1939年7月18日 - )は、イングランドミュージシャンキーボーディストオルガニスト、ヴォーカリスト、作曲家。

1960年代は「ザ・トリニティー」、1970年代以降は「オブリヴィオン・エクスプレス」といったバンドを主宰。イギリスにおいてロックをベースにジャズや様々なスタイルのクロスオーバー・ミュージックを展開した草分け的存在として知られる。

概要・略歴

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近年のブライアン(右)(2006年)

独学でキーボードをマスターし、1963年にジャズ・ピアニストとしてプロ活動を始める。同時期に「ザ・トリニティー」を結成。その後ジミー・スミスの影響を受け、ハモンド・オルガンを弾くようになる。

1965年ロッド・スチュワート、女性ボーカルのジュリー・ドリスコール(現ジュリー・ティペッツ)等と「スティームパケット」を結成。R&Bを主体としたソウルフルな革新的なジャズ・ロック・サウンドを追求し、イギリス国内で注目された。

その後ジュリーと共に「ザ・トリニティー」を再興し、1968年にはモントルー・ジャズ・フェスティバルに出演を果たす。ここでも時代を先取りしたクロスオーバーサウンドを展開していく。バンドにはゲイリー・ボイル等も在籍していた。

1970年には「オブリヴィオン・エクスプレス」を結成。プログレッシブ・ロックフュージョンに接近したサウンドを展開する。オーガーは一貫してジャズ、ブルース、ロックのサウンドを土台にアヴァンギャルド的な色彩を取り入れ、大衆的なジャズ・ロックを開拓した。

以降も活動休止も挟みながら、オブリヴィオン・エクスプレス名義やソロ、他のプロジェクトにも参加し活動を続けている[1]

ディスコグラフィ

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ソロ・アルバム

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  • Attention! Brian Auger! (1972年) ※コンピレーション。1965年録音
  • 『思い出にアンコール』 - Encore (1978年) ※ブライアン・オーガー&ジュリー・ティペッツ名義[2]
  • 『サーチ・パーティー』 - Search Party (1981年)
  • 『ヒア・アンド・ナウ』 - Here and Now (1982年)
  • Access All Areas: Live (1993年) ※with エリック・バードン
  • 『ランゲージ・オブ・ザ・ハート』 - Language of the Heart (2012年)
  • Train Keeps A Rolling (2013年) ※ジェフ・ゴルブ With ブライアン・オーガー名義

ザ・トリニティー

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  • 『オープン』 - Open (1967年)
  • 『ディフィニットリー・ホワット』 - Definitely What! (1968年)
  • 『ジミー・ペイジ&ソニー・ボーイ・ウィリアムソン』 - Don't Send Me No Flowers (1968年) ※サニー・ボーイ・ウィリアムソン&ブライアン・オーガー・アンド・ザ・トリニティー&ジミー・ペイジ名義。1965年1月録音
  • 『ストリートノイズ』 - Streetnoise (1969年)
  • 『ビフォア』 - Befour (1970年)
  • 『モッド・パーティー』 - Mod Party (2013年) ※リ・ライブレコーディング作品
  • 『アントールド・テイルズ - ライヴ1968』 - Untold Tales Of The Brian Auger Trinity (2017年)

スティームパケット

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  • 『ファースト・スーパー・グループ』 - Rock Generation Volume 6 - The Steampacket (Or The First "Supergroup") (1970年)
  • The Steampacket Featuring Long John Baldry, Rod Stewart, Brian Auger & Julie Driscoll (1990年) ※1965年録音

オブリヴィオン・エクスプレス

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  • 『ブライアン・オーガーズ・オブリヴィオン・エクスプレス』 - Brian Auger's Oblivion Express (1971年)
  • 『ア・ベター・ランド』 - A Better Land (1971年)
  • 『セカンド・ウインド』 - Second Wind (1972年)
  • 『クローサー・トゥ・イット』 - Closer to It! (1973年)
  • 『ストレート・アヘッド』 - Straight Ahead (1974年)
  • Genesis (1974年) ※コンピレーション
  • 『ライヴ・オブリヴィオン 第1集』 - Live Oblivion, Volume 1 (1974年)
  • 『リインフォースメンツ』 - Reinforcements (1975年)
  • 『ライヴ・オブリヴィオン 第2集』 - Live Oblivion, Volume 2 (1976年)
  • 『ハッピネス・ハートエイクス』 - Happiness Heartaches (1977年)
  • 『キーズ・トゥ・ザ・ハート』 - Keys to the Heart (1987年)
  • 『ヴォイセス・オブ・アザー・タイムス』 - Voices of Other Times (1999年)
  • 『アイ・オブ・ザ・ワールド』 - Looking in the Eye of the World (2005年)
  • 『ライヴ・アット・ザ・ベイクド・ポテト』 - Live at the Baked Potato (2005年)
  • Live Los Angeles (2015年)

参加作品

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パスポート
  • 『ドルディンガー・ジュビリー・コンサート』 - Doldinger Jubilee Concert (1974年)
キャブ
  • 『キャブ2』 - CAB 2 (2000年)
  • 『キャブ4』 - CAB 4 (2003年)
ビリー・コブハム
  • Drum N Voice Vol. 3 (2010年)
  • Drum N Voice Vol. 4 (2016年)
ルディー・ロッタ
  • Me, My Music And My Life (2011年)
デニス・チェンバース
  • Groove And More (2013年)
カルマ・オーガー
  • Blue Groove (1998年)
アリ・オーガー
  • Soft & Furry (2002年)

フィルモグラフィ

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  • 33⅓ Revolutions Per Monkee (1969年)
  • Brian Auger: Insights of the Keyboard Master (2005年)[3]
  • Live at the Baked Potato (2005年)

脚注

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  1. ^ ブライアン・オーガーが来日公演を6月に開催”. amass (2014年4月16日). 2019年2月2日閲覧。
  2. ^ Encore - オールミュージック
  3. ^ Brian Auger Instructional DVD”. Brianaugervideo.com. 12 July 2017閲覧。

外部リンク

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