「2013 ワールド・ベースボール・クラシック・オランダ代表」の版間の差分
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2020年8月28日 (金) 21:50時点における版
2013 ワールド・ベースボール・クラシックオランダ代表(2013ワールド・ベースボール・クラシックオランダだいひょう)(英語表記:Kingdom of the Netherlands)は、2013年に開催された第3回WBC大会に出場したオランダ代表である。2013年3月2日から3月5日に台中の台中インターコンチネンタル野球場で開催される第1ラウンドのB組からの開幕となる。
経緯
第1ラウンドを2位で突破し、東京ドームでの第2ラウンドに進出すると、敗者復活2回戦でキューバ代表に勝利し、ヨーロッパからの出場チームとしては大会史上初の準決勝進出を成し遂げた。準決勝ではドミニカ共和国代表に敗れた。
試合結果
第1ラウンドB組
1回戦(3月2日)
ゲーム2、試合開始時刻:19:30 (試合時間:3時間24分、入場者数:1,085人)[1]
韓国 | 0 - 5 | オランダ |
---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
韓国 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 |
オランダ | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | x | 5 | 10 | 0 |
- 韓:●尹錫ミン、盧景銀、孫勝洛、車雨燦、鄭大炫、徐在応、呉昇桓 - 姜珉鎬、陳甲龍
- 蘭:○ディエゴマー・マークウェル、オーランド・イェンテマ、レオン・ボイド、マーク・パベレク - ダシェンコ・リカルド
- 勝利:ディエゴマー・マークウェル(1勝)
- 敗戦:尹錫ミン(1敗)
2回戦(3月3日)
ゲーム3、試合開始時刻:14:30 (試合時間:3時間9分、入場者数:20,035人)[2]
オランダ | 3 - 8 | チャイニーズタイペイ |
---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オランダ | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 1 |
チャイニーズタイペイ | 0 | 1 | 0 | 4 | 0 | 3 | 0 | 0 | x | 8 | 7 | 1 |
- 蘭:●トム・ストイフバーゲン、シャイロン・マルティス、ジョナタン・イセニア - ダシェンコ・リカルド
- 台:王躍霖、○潘威倫、曽仁和、王鏡銘、郭泓志、陳鴻文 - 林泓育
- 勝利:潘威倫(1勝)
- 敗戦:トム・ストイフバーゲン(1敗)
- 本塁打
台:陽岱鋼1号2ラン(6回、シャイロン・マルティス)
3回戦(3月5日)
ゲーム5、試合開始時刻:12:30 (試合時間:2時間50分、入場者数:1,113人)[3]
オーストラリア | 1 - 4 | オランダ |
---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オーストラリア | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 8 | 2 |
オランダ | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 4 | 8 | 1 |
- 豪:●ドゥシャン・ルジック、クリス・オクスプリング、アンドリュー・ラッセル - マット・ケネリー、アラン・デサンミゲル
- 蘭:○ロブ・コルデマンス、デビッド・バーグマン、ジョニー・バレンティナ、レオン・ボイド、Sルーク・ファンミル - ダシェンコ・リカルド
- 勝利:ロブ・コルデマンス(1勝)
- セーブ:ルーク・ファンミル(1S)
- 敗戦:ドゥシャン・ルジック(1敗)
- 本塁打
蘭:ジョナサン・スコープ1号2ラン(2回、ドゥシャン・ルジック)
第2ラウンド1組
1回戦(3月8日)
ゲーム1、試合開始時刻:12:00 (試合時間:3時間38分、入場者数:38,588人)[4]
(B組2位) オランダ | 6 - 2 | キューバ (A組1位) |
---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オランダ | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 6 | 14 | 0 |
キューバ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 12 | 2 |
- 蘭:○ディエゴマー・マークウェル、レオン・ボイド、ルーク・ファンミル - ダシェンコ・リカルド
- キ:●イスメル・ヒメネス、フレディ・アルバレス、ヤディエル・ペドロソ、ヤンデル・ゲバラ、ノルベルト・ゴンサレス、ラシエル・イグレシアス、ディオスダニ・カスティーヨ - エリエル・サンチェス、フランク・モレホン
- 勝利:ディエゴマー・マークウェル(2勝)
- 敗戦:イスメル・ヒメネス(1勝1敗)
- 本塁打
蘭:クルト・スミス1号ソロ(2回、イスメル・ヒメネス)、ジョナサン・スコープ2号3ラン(6回、ヤディエル・ペドロソ)
キ:アルフレド・デスパイネ2号ソロ(2回、ディエゴマー・マークウェル)、ユリエスキ・グリエル1号ソロ(7回、レオン・ボイド)
2回戦(3月10日)
ゲーム4、試合開始時刻:19:00 (試合時間:2時間53分、入場者数:37,745人)[5]
(ゲーム2勝者) 日本 | 16 - 4 | オランダ (ゲーム1勝者) |
---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 1 | 5 | 1 | 3 | 1 | 1 | 4 | 16 | 17 | 0 |
オランダ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 4 | 6 | 3 |
- 7回規定によりコールドゲーム
- 日:○前田健太、内海哲也、山口鉄也、涌井秀章 - 阿部慎之助
- 蘭:●ロブ・コルデマンス、トム・ストイフバーゲン、ベリー・ファンドリエル、ケビン・ベジスティック、ジョナサン・バレンティナ - ダシェンコ・リカルド
- 勝利:前田健太(2勝)
- 敗戦:ロブ・コルデマンス(1勝1敗)
- 本塁打
日:鳥谷敬1号(1回、コルデマンス)、松田宣浩1号2ラン(2回、コルデマンス)、内川聖一1号3ラン(2回、コルデマンス)、稲葉篤紀1号(3回、ストイフバーゲン)、糸井嘉男1号3ラン(4回、ストイフバーゲン)、坂本勇人1号満塁(7回、ファンドリエル)
敗者復活2回戦(3月11日)
ゲーム5、試合開始時刻:19:00 (試合時間:3時間52分、入場者数:7,613人)[6]
(ゲーム3勝者) キューバ | 6 - 7 | オランダ (ゲーム4敗者) |
---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キューバ | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 6 | 12 | 2 |
オランダ | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1x | 7 | 12 | 0 |
- キ:ブラディミール・ガルシア、ノルベルト・ゴンサレス、●ヤンデル・ゲバラ、ラシエル・イグレシアス、ディオスダニ・カスティーヨ - フランク・モレホン、エリエル・サンチェス
- 蘭:オーランド・イェンテマ、シャイロン・マルティス、レオン・ボイド、○ルーク・ファンミル - ダシェンコ・リカルド
- 勝利:ルーク・ファンミル(1勝1S)
- 敗戦:ヤンデル・ゲバラ(1敗)
- 本塁打
キ:ホセ・アブレイユ3号ソロ(4回、オーランド・イェンテマ)
蘭:アンドレルトン・シモンズ1号2ラン(8回、ノルベルト・ゴンサレス)
ラウンド1位決定戦(3月12日)
ゲーム6、試合開始時刻:19:00 (試合時間:3時間30分、入場者数:30,301人)
(ゲーム5勝者) オランダ | 6 - 10 | 日本 (ゲーム4勝者) |
---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オランダ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 6 | 10 | 0 |
日本 | 0 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | x | 10 | 9 | 0 |
- 蘭:●デビッド・バーグマン、ジョナタン・イセニア、マーク・パベレク、ケビン・ベジスティック、ジョナサン・バレンティナ - ダシェンコ・リカルド、クエンティン・デクーバ
- 日:○大隣憲司、澤村拓一、田中将大、今村猛、森福允彦、山口鉄也、涌井秀章、牧田和久 - 炭谷銀仁朗、相川亮二
- 勝利:大隣憲司(1勝1敗)
- 敗戦:デビッド・バーグマン(1敗)
- 本塁打
蘭:アンドレルトン・シモンズ2号ソロ(1回、大隣憲司)
日:阿部慎之助1号ソロ(2回、デビッド・バーグマン)、2号3ラン(2回、ジョナタン・イセニア)
準決勝第2試合(3月18日)
試合開始時刻:18:00 (試合時間:3時間9分、入場者数:27,527人)[7]
(1組2位) オランダ | 1 - 4 | ドミニカ共和国 (2組1位) |
---|
チーム構成
MLB及びMLB傘下、フーフトクラッセ、日本プロ野球、カナダにある独立リーグの選手で構成されている。
代表選手
以下が代表選手であり、所属は同大会期間中のものとする。
ポジション | 背番号 | 氏名 | 英語表記 | 所属球団 | 投 | 打 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
監督 | 31 | ヘンスリー・ミューレンス | Hensley Meulens | サンフランシスコ・ジャイアンツ 打撃コーチ | |||
コーチ | 28 | バート・ブライレブン | Bert Blyleven | 投手コーチ | |||
ブライアン・ファーレイ | Brian Farley | ||||||
15 | スティーブ・ヤンセン | Steve Janssen | |||||
34 | ウィム・マルティヌス | Wim Martinus | 三塁コーチ | ||||
38 | チェルク・スメーツ | Tjerk Smeets | 打撃コーチ | ||||
44 | ベン・テイセン | Ben Thijssen | 一塁コーチ | ||||
投手 | 3 | ベリー・ファンドリエル | Berry van Driel | DOORネプチューンズ | 右 | 右 | |
7 | ジョナタン・イセニア | Jonatan Isenia | ボルチモア・オリオールズ傘下 | 右 | 右 | 2次ラウンドで負傷離脱 | |
13 | ケビン・ベジスティック | Kevin Heijstek | DOORネプチューンズ | 右 | 右 | ||
19 | ロブ・コルデマンス | Robbie Cordemans | アムステルダム・パイレーツ | 右 | 右 | ||
29 | ジョナサン・バレンティナ | Jonathan Balentina | ブラック・ベアーズ(メイン大学) | 右 | 右 | ||
36 | ディエゴマー・マークウェル | Diegomar Markwe | DOORネプチューンズ | 左 | 左 | ||
39 | シャイロン・マルティス | Shairon Martis | ミネソタ・ツインズ傘下 | 右 | 右 | ||
40 | オーランド・イェンテマ | Orlando Yntema | UVV | 右 | 右 | ||
47 | デビッド・バーグマン | David Bergman | コレンドン・キンヘイム | 右 | 右 | ||
48 | トム・ストイフバーゲン | Tom Stuifbergen | ミネソタ・ツインズ傘下 | 右 | 右 | ||
51 | ルーク・ファンミル | Loek van Mil | シンシナティ・レッズ傘下 | 右 | 右 | ||
55 | レオン・ボイド | Leon Boyd | DOORネプチューンズ | 右 | 右 | ||
74 | ケンリー・ジャンセン | Kenley Jansen | ロサンゼルス・ドジャース | 右 | 両 | イセニアに代わり追加招集[8] | |
96 | マーク・パフェレク | Mark Pawelek | 左 | 左 | |||
捕手 | 5 | セバスチャン・ノーイ | Sebastiaan Nooij | アムステルダム・パイレーツ | 右 | 右 | |
21 | ダシェンコ・リカルド | Dashenko Ricardo | 右 | 右 | |||
内野手 | 1 | ザンダー・ボガーツ | Xander Bogaerts | ボストン・レッドソックス傘下 | 右 | 右 | |
9 | アンドレルトン・シモンズ | Andrelton Simmons | アトランタ・ブレーブス | 右 | 右 | ||
10 | ジュリクソン・プロファー | Jurickson Profar | テキサス・レンジャーズ | 右 | 両 | デキャスターに代わり追加招集[9] | |
16 | ヘインリー・スタティア | Hainley Statia | ミルウォーキー・ブルワーズ傘下 | 右 | 両 | ||
18 | クルト・スミス | Curt Smith | マイアミ・マーリンズ傘下 | 右 | 右 | ||
22 | ユレンデル・デキャスター | Yurendell de Caster | ウィニペグ・ゴールドアイズ | 右 | 右 | 2次ラウンド敗者復活2回戦で負傷離脱 | |
23 | クエンティン・デクーバ | Quintin De Cuba | コレンドン・キンヘイム | 右 | 右 | ||
46 | ジョナサン・スコープ | Jonathan Schoop | ボルチモア・オリオールズ傘下 | 右 | 右 | ||
外野手 | 2 | ロジャー・バーナディーナ | Roger Bernadina | ワシントン・ナショナルズ | 左 | 左 | |
4 | ウラディミール・バレンティン | Wladimir Balentien | 東京ヤクルトスワローズ | 右 | 右 | ||
8 | マイケル・ダースマ | Michael Duursma | アムステルダム・パイレーツ | 右 | 右 | ||
12 | カリアン・サムス | Kalian Sams | シアトル・マリナーズ傘下 | 右 | 右 | ||
14 | ランドルフ・オドゥバー | Randolph Oduber | ボルティモア・オリオールズ傘下 | 右 | 左 | ||
25 | アンドリュー・ジョーンズ | Andruw Jones | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 右 | 右 |
脚注
注釈
出典
- ^ 2013ワールドベースボールクラシック日本語公式サイト 「試合結果 台中ラウンド GAME2」 2013年3月5日閲覧.
- ^ 2013ワールドベースボールクラシック日本語公式サイト 「試合結果 台中ラウンド GAME3」 2013年3月5日閲覧.
- ^ 2013ワールドベースボールクラシック日本語公式サイト 「試合結果 台中ラウンド GAME5」 2013年3月5日閲覧.
- ^ 2013ワールドベースボールクラシック日本語公式サイト 「試合結果 東京ラウンド GAME1」 2013年3月8日閲覧.
- ^ 2013ワールドベースボールクラシック日本語公式サイト 「試合結果 東京ラウンド GAME4」 2013年3月12日閲覧.
- ^ 2013ワールドベースボールクラシック日本語公式サイト 「試合結果 東京ラウンド GAME5」 2013年3月12日閲覧.
- ^ 2013ワールドベースボールクラシック英語公式サイト “POOLS & VENUES > CHAMPIONSHIP ROUND, SAN FRANCISCO > GAME2 > Box Score” 英語, 2013年3月19日閲覧.
- ^ “オランダがジャンセン登録【WBC】”. 時事ドットコム. (2013年3月15日) 2013年3月16日閲覧。
- ^ 2013ワールドベースボールクラシック公式サイト「Profar to join Team Netherlands after all」 2013年3月14日閲覧.
- ^ KINGDOM OF THE NETHERLANDS ROSTER