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2020年8月26日 (水) 05:44時点における版
書道用語一覧(しょどうようごいちらん)は、書道に関する用語の一覧である。
- 書家名に関しては、中国の書家一覧・日本の書家一覧・日本の漢字書家一覧・日本のかな書家一覧をそれぞれ参照のこと。
- 筆跡名に関しては、中国の筆跡一覧・日本の書道史の各時代をそれぞれ参照のこと。
- 墨跡名に関しては、禅林墨跡を参照のこと。
あ行
当たり(あたり)とは、送筆途中で方向を変えるとき、穂先を突くようして筆圧を加えたところのこと。
暗書(あんしょ)とは、手本の字形、筆使いを覚えてから、手本を見ずに空で書くことをいう[1]。
意連(いれん)とは、一つの文字の初めから終わりまで、または、一つの作品の初めの文字から終わりの文字まで、意が一貫して連なっていること。形連に対する語[2][3]。
いろは歌(いろはうた)
印稿(いんこう)とは、印面に布字する前に作る草稿のこと。
陰刻(いんこく)とは、石または金属に文字を刻するとき、文字線を彫り、文字を凹めたものをいう。逆に文字を彫り上げたものを陽刻という[4][5]。
引首印(いんしゅいん)とは、作品の右肩に押す印のこと。多くは長方形、楕円形をしている。
院体(いんたい)…徽宗のとき、書院と画院を併設し、書院では王羲之の『集字聖教序』を学習させたが、これがマンネリ化して卑俗な書風に陥ってしまった。この書風を院体という[6][7]。
印泥(いんでい)
印譜(いんぷ)
陰文(いんぶん)とは、篆刻・木彫などで文字の部分を凹にしたものをいう。
烏金拓(うこんたく)
裏打ち(うらうち)
雲崗石窟(うんこうせっくつ)
永字八法(えいじはっぽう)
絵文字(えもじ)
円勢(えんせい、円筆(えんぴつ)とも)→書法#円勢を参照
御家流(おいえりゅう、尊円流(そんえんりゅう)・青蓮院流(しょうれんいんりゅう)とも)
黄檗の三筆(おうばくのさんぴつ)
か行
楷行(かいぎょう)とは、行書の一種。比較的楷書に近いものをいう。
概形法(がいけいほう)とは、文字の形を覚えるための練習法の1つ。文字の形を外形によってとらえ、覚えていく。
懐紙(かいし)
楷書(かいしょ)
楷書の四大家(かいしょのしたいか)
掛軸(かけじく)
雅号(がごう)
画仙紙(がせんし、雅仙紙・画箋・雅箋・雅宣とも)
画禅室随筆(がぜんしつずいひつ)
固め筆(かためふで)とは、毛筆の毛をふのりで固めた筆のこと。
渇筆(かっぴつ)とは、かすれ、かすれ筆のこと。潤筆に対する語[10]。
片仮名(かたかな)
仮名(かな)
下筆(かひつ)とは、起筆のことだが、筆を揮うという意味もある[11]。
唐様(からよう)
勧縁疏(かんえんそ)とは、寺社の造営修理の費用の寄付を仰ぐために書かれた宣伝文、または趣意書のこと。能書で書かれていることが多く、『泉涌寺勧縁疏』(俊芿書、国宝)などがある[12]。
間架結構(法)(かんかけっこう(ほう))
観鵞百譚(かんがひゃくたん)→日本の書論#観鵞百譚を参照
漢詩(かんし)
漢字(かんじ)
乾拓(かんたく)
漢文(かんぶん)
干禄字書(かんろくじしょ)
干禄体(かんろくたい、館閣体とも)とは、朝廷の公式な標準書体をいう。正字・正体であるばかりでなく、個性を滅却し、しかも清新で美しくあるべきものとされる。科挙の試験の答案に書く文字はこの書体が要求された。『干禄字書』はこの要請により作られたものである[13][14]。
机間巡回(きかんじゅんかい、机間巡視とも)
揮毫(きごう)
亀甲獣骨文字(きっこうじゅうこつもじ、甲骨文字・甲骨文とも)
逆入平出(ぎゃくにゅうへいしゅつ)
急就章(きゅうしゅうしょう、急就編とも)→中国の筆跡一覧#急就章を参照
競書(きょうしょ)とは、字を清書して他の人とその優劣を競うこと[15]。
行書(ぎょうしょ)
狂草(きょうそう)
行草体(ぎょうそうたい)とは、行書と草書を混ぜ合わせて書かれたもの。王献之の十二月帖や中秋帖などがその例である。
居延漢簡(きょえんかんかん)
玉筯篆(ぎょくちょてん)とは、李斯の篆書をいう。玉筯は玉でつくった箸のこと。中国の箸は先も元もほぼ同じ太さであるので、線に太細のない李斯の篆書をこのように称した[16]。
筋書(きんしょ)とは、骨ばかりに見えて肉付きの感じられない筆画をいう。『筆陣図』には、「骨多くして、肉なきを筋書という。」とある[17][18]。
金石学(きんせきがく)
金石文(きんせきぶん)
金石録(きんせきろく)
金文(きんぶん)
空画(くうかく、虚画とも)とは、筆が次の線を描くためにいったん紙上を離れて運動したときの中空を動いた軌跡をいう。実画に対する語[19][20]。
芸舟双楫(げいしゅうそうしゅう)
形連(けいれん)とは、文字と文字が目に見える実線でつながっていること。意連に対する語[21][22]。
偈頌(げじゅ)
碣(けつ)とは、人工を加えぬ天然の立石のこと。円味があり小型である[23]。
闕(けつ)とは、陵墓の前の神道の両側に対称的に建てられた石標のこと。銘文や画像を刻したものが多い[24][25]。
結体(けったい)とは、間架結構によって出来上がった文字の形をいう[26]。
広芸舟双楫(こうげいしゅうそうしゅう)
剛毫(筆)(ごうごう(ひつ)、剛毛(筆)(ごうもう(ひつ))とも)とは、硬い毛でつくられた筆をいう。狼・鼠の髯・馬・狸などがある。柔毫に対する語[27][28]。
甲骨文(こうこつぶん)
硬筆(こうひつ)
硬筆書写検定(こうひつしょしゃけんてい)
公募展(こうぼてん)
古今和歌集(こきんわかしゅう)
国風文化(こくふうぶんか)
梧竹堂書話(ごちくどうしょわ)→日本の書論#梧竹堂書話を参照
骨法(こっぽう)とは、点画の力のかかり方をいう。また、三折法などの説明のために線を用いて書き示したものをいう[29]。
骨力(こつりょく)とは、書画などの書き方にこもる力。筆勢のこと。
古筆(こひつ)
古筆切(こひつぎれ)
古筆見(こひつみ)→古筆了佐#古筆家・別家を参照
古文(こぶん)
古墨(こぼく)
古文書(こもんじょ)
古隷(これい)
さ行
才葉抄(さいようしょう)
さぼき筆(さばきふで)とは、鋒がふ糊で固められておらず、鋒全体が散毛状態になっている筆のこと。
三希堂法帖(さんきどうほうじょう)
三色紙(さんしきし)
三跡(さんせき)
三絶(さんぜつ)とは、詩・書・画の3つ揃って優れているものをいう。この他にも3つの優れた要素が揃っているときに使われる[30]。
三筆(さんぴつ)
自運(じうん)
直筆(じきひつ)
四指斉頭法(ししせいとうほう、全鉤法とも)→書法#四指斉頭法を参照
字書(じしょ、字典とも)
字体(じたい)
四体書勢(したいしょせい)→中国の書論#四体書勢を参照
実画(じっかく)とは、筆によって紙に描き出された点画をいう。空画に対する語[31][32]。
湿拓(しったく)
字粒(じつぶ)とは、書かれた文字の大きさのこと。
紙背文書(しはいもんじょ、裏文書(うらもんじょ)とも)
写経(しゃきょう)
習気(しゅうき)とは、独創性がなく、左右前人の跡を追うのみの書をいう[33]。
遒勁(しゅうけい)とは、書画や文の筆力の強いことをいう[34]。
柔毫(筆)(じゅうごう(ひつ)、柔毛(筆)(じゅうもう(ひつ))とも)とは、柔らかい毛でつくられた筆をいう。羊毛・リスなどがある。剛毫に対する語[35][36]。
集古録跋尾(しゅうころくばつび)
集字(しゅうじ)とは、作品を書くときに古典の筆跡から文字を集めて、参考にすること。あるいは、それを作品のように仕立て上げたものを指す。王羲之の集王聖教序と興福寺断碑が代表例。
集帖(しゅうじょう)
宿墨(しゅくぼく)とは、磨墨によって得た墨汁の古くなったものをいう。
入木口伝抄(じゅぼくくでんしょう)→日本の書論#入木口伝抄を参照
入木抄(じゅぼくしょう)
入木道(じゅぼくどう)とは、書道のことをいう。王羲之の筆力が強いため、木に書いた文字が滲み込むこと三分(七分とも)にも及んだという伝説による[37][38]。
淳化閣帖(じゅんかかくじょう)
潤渇(じゅんかつ)とは、滲みとかすれのこと[39][40]。
潤筆(じゅんぴつ)とは、筆で書画などを書くこと。または渇筆に対する語として、滲みのことにも使われる[41][42]。
帖(じょう)とは、 もと、木簡・竹簡に対して、布に書いたものの意[43]。
帖学(じょうがく)
帖学派(じょうがくは)
象形文字(しょうけいもじ)
章草(しょうそう)
正倉院文書(しょうそういんもんじょ)
消息(しょうそく)
上代特殊仮名遣(じょうだいとくしゅかなづかい)
上代様(じょうだいよう)
小篆(しょうてん)
条幅(じょうふく)
青蓮院流(しょうれんいんりゅう)
書家(しょか、書人とも)
書写(しょしゃ)
女真文字(じょしんもじ)
書聖(しょせい)とは、能書をほめていう言葉で、書道の優れた人をいう。東晋の王羲之と梁の王志は何れも書聖と呼ばれた[47][48]。
書体(しょたい)
書壇(しょだん)
書道界(しょどうかい)
書道展(しょどうてん)
初唐の三大家(しょとうのさんたいか)
初唐の四大家(しょとうのしたいか)→初唐の三大家#初唐の四大家を参照
書の三聖(しょのさんせい)
書品(しょひん)とは、
- 書人の優劣上下を品第(ランク付け)すること。→中国の書論#書品論を参照
- 庾肩吾の書論『書品』のこと。→中国の書論#書品 (庾肩吾)を参照
書風(しょふう)とは、文字の書きぶり、書の趣や傾向をいう[49][50]。
書法(しょほう)
書論(しょろん)
心画(しんが、しんかく)とは、書の別称。書は個人の精神の表現であり、心の画であるという。楊子雲は『法言』の中で、「書は心画である」といっている[51][52]。
宸翰(しんかん)
真跡(しんせき)
晋唐の書(風)(しんとうのしょ(ふう))とは、東晋の王羲之や初唐の三大家を中心とした書風を指す。
神道碑(しんどうひ)→日本の書道史#神道碑を参照
隋唐書風(ずいとうしょふう)
墨磨り機(すみすりき)
西夏文字(せいかもじ)
正体(せいたい)→中国の書道史#正体を参照
尺牘(せきとく)
石碑(せきひ)
世尊寺家(せそんじけ)
世尊寺流(せそんじりゅう)
世尊寺流の三筆(せそんじりゅうのさんぴつ)→三筆#世尊寺流の三筆を参照
石経(せっけい、せっきょう)
説文(せつもん)
説文解字(せつもんかいじ)
説文解字注(せつもんかいじちゅう)→説文解字#説文解字注を参照
説文学(せつもんがく)とは、字源を討究解説する学問のこと。『説文解字』を祖とする[53]。
前衛書(ぜんえいしょ)
千字文(せんじもん)
宣命(せんみょう)
蝉翼拓(せんよくたく)
草仮名(そうがな)→日本の書道史#草仮名を参照
草行(そうぎょう)とは、行書の一種。比較的草書に近いものをいう。
双鉤塡墨(そうこうてんぼく)
草書(そうしょ)
草聖(そうせい)とは、優れた草書を書く能書をほめていう言葉で、古来より後漢の張芝のことをいう。
宋の三大家(そうのさんたいか)→中国の書道史#宋の三大家を参照
宋の四大家(そうのしたいか)
則天文字(そくてんもじ)
率意(そつい、卒意とも)とは、手紙や草稿など書作品としての制作意図を持たずに、自己の欲するまま自由に特色を発揮して書くことをいう。作意に対する語[54][55]。
尊円流(そんえんりゅう)
尊朝流(そんちょうりゅう)
た行
大師流(たいしりゅう)
大篆(だいてん)
題跋(だいばつ、跋尾(ばつび)とも)とは、書画などの末尾につける文。欧陽脩が金石文の跋尾を書いてから、蘇軾や黄庭堅がこれにならったので盛行した[56]。
拓本(たくほん)
断簡(だんかん)とは、もと巻物や帖だったものが、切れ切れに分断されたものをいう[57]。→古筆了佐#古筆切を参照
竹簡(ちくかん)
中国書道界の二大宗師(ちゅうごくしょどうかいのにだいそうし)とは、東晋の王羲之と唐の顔真卿のことをいう。
籀文(ちゅうぶん)
鳥書(ちょうしょ、鳥蟲書・鳥蟲篆・蟲書・魚書とも)とは、春秋時代中期から戦国時代に南方で盛行した文字の一種。鳥・蟲・魚の形に似ているのでこの名がある[58]。
散らし書き(ちらしがき)→三色紙#三色紙の特徴を参照
頂相(ちんぞう)
停雲館帖(ていうんかんじょう)
手鑑(てかがみ)
粘葉装(でっちょうそう)
点画(てんかく)
篆刻(てんこく)
添削(てんさく)
篆書(てんしょ)
転折(てんせつ)とは、点画が直角またはそれに近い状態に折れ曲がることをいう[61]。
天来翁書話(てんらいおうしょわ)→日本の書論#天来翁書話を参照
東観余論(とうかんよろん)→中国の書論#東観余論を参照
搨模(とうも)
独草体(どくそうたい)とは、一字一字を繋げずに切り離して書いた草書のこと。
禿筆(とくひつ)とは、穂先のすりきれた使い古しの筆をいう。
鳥の子紙(とりのこがみ)
敦煌文献(とんこうぶんけん)
な行
難波津会(なにはづかい)
南帖(なんじょう)
二王(におう)
は行
帛書(はくしょ)
幕末の三筆(ばくまつのさんぴつ)
破体(はたい)とは、正しくない字体。略字や行・草の中間の書体等の意をもつが、一つの作品を楷・行・草の各体で書くことをいう。
波磔(はたく)とは、横画の収筆時の右はらいに似た装飾で、永字八法の「磔」のこと[62]。
莫高窟(ばっこうくつ、敦煌石窟(とんこうせっくつ)とも)
撥鐙法(はっとうほう、指実掌虚(しじつしょうきょ)とも)
八分(はっぷん)
発墨(はつぼく)とは、磨墨に伴い墨汁の表面がキラキラと光を発するように美しく、濃墨色になることをいう。「-が良い」などと用いる[63]。
半紙(はんし)
般若心経(はんにゃしんぎょう)
碑(ひ)
碑学(ひがく)
碑学派(ひがくは)
碑帖(ひじょう)
筆圧(ひつあつ)とは、紙に加えられた筆の圧力をいう[64]。筆管の握りに強弱の変化をつけて圧力を正しく加えると書の線は生気を帯び、余白を輝かすが、間違えて加えると低俗な書になる。
筆意(ひつい)とは、筆を運ぶときの筆者の意図、心構え、気持ちなどをいう[65][66]。
筆画(ひっかく)
筆管(ひっかん、筆竿(ひっかん)とも[69])とは、筆の軸(竹筒などの細い棒)のこと。
筆耕(ひっこう)
筆触(ひっしょく)とは、筆と紙の摩擦のしかたをいう。筆ざわり、タッチのこと[70][71]。
筆勢(ひっせい)とは、筆の力、運筆の勢いのこと[72][73]。
筆跡(ひっせき)
筆法(ひっぽう)
筆脈(ひつみゃく)とは、筆の動きの経路の必然的なつながりをいう。
飛白(ひはく)
平仮名(ひらがな)
布置章法(ふちしょうほう)
文検(ぶんけん)
文房四宝(ぶんぼうしほう)
米庵墨談(べいあんぼくだん)→日本の書論#米庵墨談を参照
変体仮名(へんたいがな)
倣意(ほうい、倣書(ほうしょ)とも)とは、古人の筆意、または書風をもって書をかくこと。またはその書[78]。
法書(ほうしょ)とは、手本となり得る優れた書をいう[79]。
牓書(ぼうしょ)とは、かけ札や額などの極大字の書をいう[80]。
法帖(ほうじょう)
法書要録(ほうしょようろく)
鋒鋩(ほうぼう)とは、刀のさきのこと。墨道にある粒のこともこのように呼ぶ。→硯#硯の手入れを参照
墨汁(ぼくじゅう)とは、磨墨液のことをいう。または、液体の状態で市販されている墨のことをいう[81]。
墨猪(ぼくちょ、墨豬とも)とは、肉ばかりで芯に骨のない筆画をいう。『筆陣図』には、「肉多くして、骨なきを墨猪という。」とある[18][82]。
墨道(ぼくどう、墨堂・丘・陸とも)とは、硯の墨を磨るところの名[83]。
北碑(ほくひ)
北碑南帖論(ほくひなんじょうろん)
墨量(ぼくりょう)とは、筆の穂先につける墨の量、また、文字の滲みにおける墨の量をいう。
渤海蔵真帖(ぼっかいぞうしんじょう)→集帖#渤海蔵真帖を参照
法性寺流(ほっしょうじりゅう)
ま行
摩崖碑(まがいひ、摩崖刻・摩崖とも)とは、自然の岩盤を利用して文字を刻した刻石をいう[84]。
巻物(まきもの、巻子本(かんすぼん)とも)
麻紙(まし、あさがみ)
真名(まな)
万葉仮名(まんようがな、真仮名(まがな)とも)
万葉集(まんようしゅう)
明清風(みんしんふう、明清調とも)とは、明・清時代の張瑞図、王鐸、傅山ら特異な能書家の連綿草の技法を基調とした書表現を指す[86]。
毛筆(もうひつ)
毛筆書写検定(もうひつしょしゃけんてい)
模刻(もこく)
模写(もしゃ)
模本(もほん)とは、原本を模して作ること。または模写した書物をいう[88][89]。
木簡(もっかん)
文部省師範学校中学校高等女学校教員検定試験(もんぶしょう しはんがっこう ちゅうがっこう こうとうじょがっこう きょういんけんていしけん、文検(ぶんけん)・文部省教員検定試験とも)
や行
夜鶴書札抄(やかくしょさつしょう)→日本の書論#夜鶴書札抄を参照
夜鶴庭訓抄(やかくていきんしょう)
遊印(ゆういん)
右筆(ゆうひつ)
用筆(法)(ようひつ(ほう))
蠅頭の小楷(ようとうのしょうかい)とは、ハエの頭のように小さな楷書体をいう[90]。
抑揚(法)(よくよう(ほう))とは、運筆の際、筆をつり上げたり押さえこんだりすることと、それによる線質の変化をいう[91]。
横物(よこもの)とは、長押に掲げる額とは別に、横位にして鑑賞するのに適したように書かれた書画をいう。条幅に対する語。
余清斎帖(よせいさいじょう)
余白(よはく)とは、書画の書かれていない空白の部分をいう。
ら行
落書(らくしょ、おとしがき)
落款(らっかん)
六書(りくしょ)
六朝楷書(りくちょうかいしょ)
六朝書道論(りくちょうしょどうろん)
六朝書風(りくちょうしょふう)
龍門洞窟(りゅうもんどうくつ)
料紙(りょうし)
臨書(りんしょ)
臨模(りんも)
隷書(れいしょ)
連綿(れんめん)
連綿草(れんめんそう)とは、連綿を用いて、二字三字を続けて書いた草書のこと。古くは尺牘などに見られる。
わ行
和様(わよう)
腕法(わんほう)
脚注
- ^ 西川(辞典) P.8
- ^ 西川(辞典) P.11
- ^ 書の技法用語100 P.12
- ^ 中西 p.17
- ^ 書道辞典増補版 p.14
- ^ 飯島(辞典) P.39
- ^ 西川(辞典) P.12
- ^ 書道辞典増補版 p.16
- ^ 飯島(辞典) P.39
- ^ 西川(辞典) P.27
- ^ 西川(辞典) P.28
- ^ 飯島(辞典) P.133
- ^ 魚住(書の歴史・宋〜民国) P.98
- ^ 中西 PP..156-157
- ^ 西川(辞典) P.36
- ^ 比田井南谷 P.57
- ^ 飯島(辞典) P.174
- ^ a b 『筆陣図』の原文
- ^ 西川(辞典) P.39
- ^ 書の技法用語100 P.48
- ^ 西川(辞典) P.41
- ^ 書の技法用語100 P.52
- ^ 藤原鶴来 P.49
- ^ 比田井南谷 P.134
- ^ 魚住和晃 P.109
- ^ 西川(辞典) P.41
- ^ 西川(辞典) P.44
- ^ 書の技法用語100 P.56
- ^ 飯島(辞典) P.267
- ^ 書道辞典増補版 p.109
- ^ 西川(辞典) P.59
- ^ 書の技法用語100 P.48
- ^ 西川(辞典) P.61
- ^ 書道辞典増補版 p.120
- ^ 西川(辞典) P.61
- ^ 書の技法用語100 P.74
- ^ 西川(辞典) P.63
- ^ すぐわかる日本の書 P.138
- ^ 書の技法用語100 P.76
- ^ すぐわかる日本の書 P.138
- ^ 書の技法用語100 P.76
- ^ すぐわかる日本の書 P.138
- ^ 新明解国語辞典 P.542
- ^ 西川(辞典) P.64
- ^ すぐわかる日本の書 P.138
- ^ 飯島(辞典) P.376
- ^ 飯島(辞典) P.378
- ^ 西川(辞典) P.68
- ^ 西川(辞典) P.69
- ^ 書の技法用語100 P.82
- ^ 飯島(辞典)P.384
- ^ 中林 P.205
- ^ 中西 P.569
- ^ 西川(辞典) P.82
- ^ すぐわかる日本の書 P.139
- ^ 西川(辞典) P.84
- ^ すぐわかる日本の書 P.39
- ^ 中国語版「鳥蟲書」
- ^ 西川(辞典) P.92
- ^ すぐわかる日本の書 P.140
- ^ 書の技法用語100 P.126
- ^ 鈴木翠軒 P.18
- ^ 西川(辞典) P.105
- ^ 西川(辞典) P.107
- ^ 西川(辞典) P.107
- ^ 書の技法用語100 P.141
- ^ 西川(辞典) P.107
- ^ 森紀一 付記(他)
- ^ 西川(辞典) P.107
- ^ 西川(辞典) P.108
- ^ 書の技法用語100 P.144
- ^ 西川(辞典) P.108
- ^ 書の技法用語100 P.145
- ^ 西川(辞典) P.108
- ^ 西川(辞典) P.108
- ^ 書道辞典増補版 p.220
- ^ 飯島(辞典) p.638
- ^ 書の技法用語100 P.152
- ^ 西川(辞典) P.115
- ^ 飯島(辞典)P.734
- ^ 西川(辞典) P.117
- ^ 飯島(辞典) P.749
- ^ 西川(辞典) P.118
- ^ 魚住和晃 P.72
- ^ 西川(辞典) P.120
- ^ 飯島(辞典) P.787
- ^ すぐわかる日本の書 P.5
- ^ 西川(辞典) P.123
- ^ 飯島(辞典) P.803
- ^ 森高雲(図説・書法用語詳解) P.291
- ^ 書の技法用語100 p.156
出典・参考文献
- 西川寧ほか 「書道辞典」(『書道講座』第8巻 二玄社、1969年7月)
- 『書の技法用語100ハンドブック』(可成屋、2004年7月)ISBN 4-8393-8725-7
- 可成屋 『すぐわかる日本の書』(東京美術、2002年12月)ISBN 978-4-8087-0734-7
- 城所湖舟 「間架結構法」(「書の技法指南」『墨』芸術新聞社、1994年8月臨時増刊)
- 魚住和晃 『書の歴史 殷〜唐』(講談社、新版2009年(初版2004年))ISBN 4-06-274150-4
- 魚住和晃 『書の歴史 宋〜民国』(講談社、新版2008年(初版2005年))ISBN 4-06-213183-8
- 比田井南谷 『中国書道史事典』普及版(天来書院、2008年8月)ISBN 978-4-88715-207-6
- 鈴木翠軒・伊東参州 『新説和漢書道史』(日本習字普及協会、1996年11月)ISBN 978-4-8195-0145-3
- 藤原鶴来 『和漢書道史』(二玄社、2005年8月)ISBN 4-544-01008-X
- 木村卜堂 『日本と中国の書史』(日本書作家協会、1971年)
- 『読売書法講座 2 楷書』(読売新聞社、1991年3月)ISBN 4-643-91009-7
- 森紀一 『文房四寶 -文房清玩趣味-』(大茜コレクション、1980年7月)
- 飯島春敬 『書道辞典』(東京堂出版、1975年4月)
- 中林梧竹 「書の奥義」(中村不折・井土霊山共訳『六朝書道論』二松堂書店、1927年7月)
- 鈴木洋保・弓野隆之・菅野智明 『中国書人名鑑』(二玄社、2007年10月)ISBN 978-4-544-01078-7
- 山田忠雄ほか 『新明解国語辞典』第3版(三省堂、1985年3月)ISBN 4-385-13095-7
- 福田哲之 「書体の系譜」(角井博監修『決定版 中国書道史』芸術新聞社、2009年1月)ISBN 978-4-87586-165-2
- 中西慶爾編 『中国書道辞典』(木耳社、初版1981年)
- 二玄社編集部編『書道辞典 増補版』(二玄社、初版2010年)ISBN 978-4-544-12008-0
- 森高雲『図説 書法用語詳解』(木耳社、新版2007年(初版1997年))ISBN 978-4-8393-1672-3