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[[2009年]]は高打率で[[首位打者 (韓国プロ野球)|首位打者]]争いに加わり、自己最高のシーズンとなった。しかし公式戦最終戦の[[LGツインズ|LG]]-ロッテ戦(9月25日)で、首位打者争いのライバルだった[[朴龍澤]]が所属するLG投手陣から4[[四球]]と徹底して勝負を避けられ、朴龍澤本人は試合に出場しなかった。このため[[打率]]2位で首位打者を逃し、この件に関してLGには非難が殺到した。
[[2009年]]は高打率で[[首位打者 (韓国プロ野球)|首位打者]]争いに加わり、自己最高のシーズンとなった。しかし公式戦最終戦の[[LGツインズ|LG]]-ロッテ戦(9月25日)で、首位打者争いのライバルだった[[朴龍澤]]が所属するLG投手陣から4[[四球]]と徹底して勝負を避けられ、朴龍澤本人は試合に出場しなかった。このため[[打率]]2位で首位打者を逃し、この件に関してLGには非難が殺到した。


[[2010年]]は、キャンプで[[外野]]に挑戦するもあまり良い成績を残せず、登録上外野手だが昨年同様にDHでの試合出場に決まる。打撃フォームを改善した結果が奏し、前半戦終了([[7月22日]])の段階で22[[本塁打]]・97[[打点]]と昨年の成績(12本塁打・64打点)を超えた。本人はチームで3番打者で、4番[[李大浩]]・5番[[カリーム・ガルシア]]のクリーンナップの3人で前半戦で74本塁打・249打点を記録し、他球団の投手から昨年以上に警戒されるようになる。この飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍で、球宴投票で史上最多得票を獲得し、試合も2本塁打3打点とシーズン同様に好成績を残しMVPを受賞。因みに、移籍前・移籍後でそれそぞれの球団でMVPを受賞したのは史上初だった。8月に入っても全くペースが落ちず、「[[2003年]]に[[李承燁 (野球)|李承燁]]が記録した[[KBO]]最高打点の144打点を上回れる。」と期待されたが、[[8月15日]]の[[起亜タイガース|起亜]]戦で[[尹錫ミン (投手)|尹錫珉]]から手の甲に[[死球]]を受け骨折し、登録抹消。抹消直後は残りシーズンは絶望的と言われていたが、積極的に[[リハビリ]]を続け、[[9月17日]]に一軍復帰。シーズン通じて打率は前年を下回ったが、本塁打・打点はほぼ倍増。対照的に、ポストシーズンではかなり警戒され、あまり結果を残せなかった。
[[2010年]]は、キャンプで[[外野]]に挑戦するもあまり良い成績を残せず、登録上外野手だが昨年同様にDHでの試合出場に決まる。打撃フォームを改善した結果が奏し、前半戦終了([[7月22日]])の段階で22[[本塁打]]・97[[打点]]と昨年の成績(12本塁打・64打点)を超えた。本人はチームで3番打者で、4番[[李大浩]]・5番[[カリーム・ガルシア]]のクリーンナップの3人で前半戦で74本塁打・249打点を記録し、他球団の投手から昨年以上に警戒されるようになる。この飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍で、球宴投票で史上最多得票を獲得し、試合も2本塁打3打点とシーズン同様に好成績を残しMVPを受賞。因みに、移籍前・移籍後でそれそぞれの球団でMVPを受賞したのは史上初だった。8月に入っても全くペースが落ちず、「[[2003年]]に[[李承燁 (野球)|李承燁]]が記録した[[KBO]]最高打点の144打点を上回れる。」と期待されたが、[[8月15日]]の[[起亜タイガース|起亜]]戦で[[尹錫珉]]から手の甲に[[死球]]を受け骨折し、登録抹消。抹消直後は残りシーズンは絶望的と言われていたが、積極的に[[リハビリ]]を続け、[[9月17日]]に一軍復帰。シーズン通じて打率は前年を下回ったが、本塁打・打点はほぼ倍増。対照的に、ポストシーズンではかなり警戒され、あまり結果を残せなかった。


[[2011年]]からチームの主将を務める。2012年オフ、2度目のFAで斗山に復帰した。彼の補償選手には[[金承會]]が選ばれた。
[[2011年]]からチームの主将を務める。2012年オフ、2度目のFAで斗山に復帰した。彼の補償選手には[[金承會]]が選ばれた。

2020年8月24日 (月) 22:38時点における版

洪性炘(ホン・ソンフン)
Hong, Sung-Heun
サンディエゴ・パドレス #93
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
出身地 ソウル特別市
生年月日 (1977-02-28) 1977年2月28日(47歳)
身長
体重
180 cm
90 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手外野手指名打者
プロ入り 1999年 1次ドラフトで斗山ベアーズから指名
初出場 1999年
最終出場 2016年8月9日
年俸
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム 大韓民国の旗大韓民国
五輪 2000年
WBC 2006年
オリンピック
男子 野球
2000 野球
ホン・ソンフン
各種表記
ハングル 홍성흔
漢字 洪性炘
発音: ホンソンフン
ローマ字 Hong Sung-Heun
テンプレートを表示

洪 性炘ホン・ソンフン韓国語:홍성흔、 1977年2月28日 - )は、大韓民国ソウル特別市出身の元プロ野球選手捕手外野手)。俳優,タレントのホン・ファリは実娘。

経歴

第一次斗山時代

三振が少なく、堅実でパンチ力のある打力が武器。2006 ワールド・ベースボール・クラシック韓国代表にも選ばれた。肩も強かったが守備に不安があり、2008年からチーム事情により指名打者に転向。

2008年オフFAロッテジャイアンツに移籍。彼の補償選手には李沅錫が選ばれた。

ロッテ時代

2009年は高打率で首位打者争いに加わり、自己最高のシーズンとなった。しかし公式戦最終戦のLG-ロッテ戦(9月25日)で、首位打者争いのライバルだった朴龍澤が所属するLG投手陣から4四球と徹底して勝負を避けられ、朴龍澤本人は試合に出場しなかった。このため打率2位で首位打者を逃し、この件に関してLGには非難が殺到した。

2010年は、キャンプで外野に挑戦するもあまり良い成績を残せず、登録上外野手だが昨年同様にDHでの試合出場に決まる。打撃フォームを改善した結果が奏し、前半戦終了(7月22日)の段階で22本塁打・97打点と昨年の成績(12本塁打・64打点)を超えた。本人はチームで3番打者で、4番李大浩・5番カリーム・ガルシアのクリーンナップの3人で前半戦で74本塁打・249打点を記録し、他球団の投手から昨年以上に警戒されるようになる。この飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍で、球宴投票で史上最多得票を獲得し、試合も2本塁打3打点とシーズン同様に好成績を残しMVPを受賞。因みに、移籍前・移籍後でそれそぞれの球団でMVPを受賞したのは史上初だった。8月に入っても全くペースが落ちず、「2003年李承燁が記録したKBO最高打点の144打点を上回れる。」と期待されたが、8月15日起亜戦で尹錫珉から手の甲に死球を受け骨折し、登録抹消。抹消直後は残りシーズンは絶望的と言われていたが、積極的にリハビリを続け、9月17日に一軍復帰。シーズン通じて打率は前年を下回ったが、本塁打・打点はほぼ倍増。対照的に、ポストシーズンではかなり警戒され、あまり結果を残せなかった。

2011年からチームの主将を務める。2012年オフ、2度目のFAで斗山に復帰した。彼の補償選手には金承會が選ばれた。

第ニ次斗山時代

2015年6月14日、蚕室野球場にて韓国プロ野球史上5人目となる個人通算2000本安打を達成。右打者では初だった。

2016年11月22日、現役引退を表明した。

2017年4月30日、蚕室野球場のロッテ-斗山戦で引退セレモニーが行われた。

引退後はアメリカ合衆国サンディエゴ・パドレス傘下のルーキーリーグのチームでコーチを務めている。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
1999 斗山 111 392 353 47 91 14 1 16 155 63 3 1 10 4 22 0 3 61 10 .258 .304 .439 .743
2000 127 484 438 55 127 13 2 10 174 59 10 3 7 4 32 2 3 50 12 .290 .340 .397 .737
2001 122 452 408 50 109 18 1 8 153 48 9 4 8 4 26 3 6 53 13 .267 .318 .375 .693
2002 127 484 432 51 125 17 0 18 196 70 5 3 7 3 37 1 5 63 17 .289 .350 .454 .804
2003 73 263 241 20 70 12 0 7 103 36 2 2 2 5 15 0 0 44 8 .290 .326 .427 .753
2004 133 552 501 62 165 27 2 14 238 86 10 7 3 2 36 2 10 70 8 .329 .384 .475 .859
2005 115 433 394 41 107 17 0 11 157 74 2 2 4 3 29 0 3 57 17 .272 .324 .398 .723
2006 119 424 390 36 112 16 0 10 158 56 1 1 2 2 26 1 4 49 10 .287 .337 .405 .742
2007 80 274 231 21 62 11 0 5 88 39 0 2 3 6 26 3 8 29 10 .268 .354 .381 .735
2008 114 460 423 45 140 19 2 8 187 63 8 1 3 5 25 5 4 35 16 .331 .370 .442 .812
2009 ロッテ 119 487 426 71 158 33 0 12 227 64 9 3 0 7 49 1 5 55 15 .371 .435 .533 .968
2010 111 498 431 88 151 28 1 26 259 116 2 2 1 5 54 3 7 49 18 .350 .427 .601 1.028
2011 132 535 474 70 145 24 2 6 191 67 2 5 0 5 53 0 3 80 22 .306 .376 .403 .779
2012 113 443 390 48 114 20 0 15 179 74 4 5 1 3 47 3 2 83 10 .292 .369 .459 .828
2013 斗山 127 538 469 61 140 21 0 15 206 72 5 3 3 3 57 0 6 93 15 .299 .379 .439 .819
2014 124 521 447 63 141 19 1 20 222 82 5 3 5 1 64 0 4 79 13 .315 .405 .497 .902
2015 93 352 301 39 79 12 0 7 112 46 8 1 4 0 42 1 5 59 13 .262 .362 .372 .734
2016 17 45 40 4 10 2 0 0 12 5 0 1 0 0 5 0 0 9 3 .250 .333 .300 .633
KBO:18年 1957 7637 6789 872 2046 323 12 208 3017 1120 85 49 63 62 645 25 78 1018 230 .301 .366 .444 .810
  • 各年度の太字はリーグ最高、赤太字はKBOにおける歴代最高

タイトル・表彰

関連項目

外部リンク