「関西空港駅」の版間の差分
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** [[3月17日]]:JR西日本で駅ナンバリングが導入される。 |
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2020年8月21日 (金) 09:05時点における版
関西空港駅 | |
---|---|
JRと南海の改札口(2010年1月) | |
かんさいくうこう Kansai-airport[* 1] KANSAI-AIRPORT[* 2] | |
所在地 | 大阪府泉南郡田尻町泉州空港中1 |
所属事業者 |
南海電気鉄道 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
電報略号 | クコ(JR・南海) |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 各1面2線(計2面4線) |
乗車人員 -統計年度- |
(JR西日本)-2018年- 14,537人/日(降車客含まず) (南海電鉄)-2018年- 17,333人/日(降車客含まず) |
乗降人員 -統計年度- |
(南海電鉄)-2018年- 35,390人/日 |
開業年月日 | 1994年(平成6年)6月15日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■ 南海空港線 |
駅番号 | NK 32 |
キロ程 |
8.8km(泉佐野起点) 難波から42.8 km |
◄NK31 りんくうタウン (6.9 km) | |
所属路線 | 関西空港線 |
駅番号 | JR-S47 |
キロ程 |
11.1km(日根野起点) 天王寺から46.0 km |
◄JR-S46 りんくうタウン (6.9 km) | |
備考 |
改札口は両社個別に設置 両社とも直営駅(管理駅) JRはみどりの窓口 有 |
関西空港駅(かんさいくうこうえき)は、大阪府泉南郡田尻町泉州空港中にある、南海電気鉄道・西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。
駅ホームの北半分は大阪府泉佐野市泉州空港北にもまたがっている。
概要
大阪の空の玄関口、関西国際空港へのアクセス駅として、鉄道ターミナル駅の機能をもっており、第1回近畿の駅百選に選定されている。駅は空港の第1ターミナルビルに直結しており、第2ターミナルビルへは無料の連絡バスを介してのアクセスとなる。
南海電気鉄道の空港線と、JR西日本の関西空港線が乗り入れ、ともに当駅を終着駅としている。駅番号として南海の駅にはNK32、JRの駅にはJR-S47が付与されている。駅業務はJR西日本が行なっている。
交通系ICカードは南海・JRともにPiTaPaとICOCAの他、その他の交通系ICカード全国相互利用サービス対応のカードも利用できる。
JRの駅は、駅長が配置された直営駅であり、管理駅として東佐野駅・熊取駅・日根野駅・りんくうタウン駅の4駅を管轄している。トイレは設置されている。JR線ホームでは、かつて京都駅でも使用されていた冒頭メロディに「はるか」発着時では接近メロディ・発車メロディが流れ、それ以外の電車の発着時はシンセサイザー音(北陸線主要駅では到着合図として使われていた。)による合図が行われる。なお、事務管コードは、▲622602である[要出典]。南海の駅も、駅長が配置されており、こちらは当駅のみの単駅管理である。南海線のホームでは、発着時にブザー音が鳴るようになっている。
南海線では、自社株主に配布される株主優待乗車証(定期券式を含む)は当駅に限り利用できないことになっている[2]。訪日外国人旅行者向けのイメージキャラクターラピートルジャー像が、コンコースに設置されている。
開業当初は大晦日から元旦にかけて南海・JRとも終夜運転を行っていたが、数年で終了した。
歴史
- 1992年(平成4年)5月12日:建設に着手[3]。
- 1994年(平成6年)
- 1995年(平成7年)
- 2003年(平成15年)11月1日:JR西日本でICカード「ICOCA」の利用が可能となる[4]。
- 2006年(平成18年)7月1日:南海でICカード「PiTaPa」の利用が可能となる。
- 2012年(平成24年)4月1日:南海で駅ナンバリングが導入される。
- 2016年(平成28年)2月16日:駅自動放送装置を運行管理システム (JR西日本)と同じシステムのものに更新。
- 2018年(平成30年)
駅構造
南海・JRともに、島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有する。引き上げ線が2線ある。のりばの番号は両社で通しになっており、南海は1・2番線、JRは3・4番線を使用している。しかし、2階にある改札口およびコンコースは両社で完全に分けられている。駅舎は関西空港ターミナルビルおよびエアロプラザとペデストリアンデッキで直結している。
のりば
のりば | 路線 | 行先 | 車種 |
---|---|---|---|
南海のりば | |||
1・2 | 南海空港線 | なんば・和歌山市(泉佐野乗り換え)方面 | 特急ラピート(主に2番線) 空港急行・普通 |
JR線のりば | |||
3 | 関西空港線 | 天王寺・大阪・大阪環状線・和歌山(日根野乗り換え)方面 | 関空快速・直通快速・シャトル |
4 | 天王寺・新大阪・京都方面 | 関空特急はるか・関空快速 |
利用状況
- 南海電気鉄道 - 2018年度の1日平均乗降人員は35,390人(乗車人員:17,333人、降車人員:18,057人)である[利用客数 1]。
- 同社の駅(100駅)では堺駅に次いで第7位である。
- JR西日本 - 2018年度の1日平均乗車人員は14,537人である。
開業後の1日平均乗車・乗降人員の推移は以下の通りである。
年度 | 南海電気鉄道 | JR西日本 | 出典 | ||
---|---|---|---|---|---|
1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
順位 | 1日平均 乗車人員 | ||
1994年(平成 | 6年)23,477 | 10,425 | - | 7,861 | [大阪府統計 1] |
1995年(平成 | 7年)25,054 | 11,961 | - | 13,004 | [大阪府統計 2] |
1996年(平成 | 8年)20,883 | 10,909 | - | 12,936 | [大阪府統計 3] |
1997年(平成 | 9年)21,331 | 10,209 | - | 12,228 | [大阪府統計 4] |
1998年(平成10年) | 19,925 | 9,600 | - | 11,522 | [大阪府統計 5] |
1999年(平成11年) | 19,148 | 9,225 | - | 11,168 | [大阪府統計 6] |
2000年(平成12年) | 18,810 | 9,075 | - | 11,021 | [大阪府統計 7] |
2001年(平成13年) | 18,285 | 8,835 | - | 10,458 | [大阪府統計 8] |
2002年(平成14年) | 16,893 | 8,157 | - | 9,674 | [大阪府統計 9] |
2003年(平成15年) | 15,301 | 7,303 | - | 8,289 | [大阪府統計 10] |
2004年(平成16年) | 15,070 | 7,192 | - | 8,696 | [大阪府統計 11] |
2005年(平成17年) | 15,429 | 7,342 | - | 8,922 | [大阪府統計 12] |
2006年(平成18年) | 16,075 | 7,699 | - | 9,163 | [大阪府統計 13] |
2007年(平成19年) | 16,801 | 8,052 | - | 9,139 | [大阪府統計 14] |
2008年(平成20年) | 16,379 | 7,830 | - | 8,574 | [大阪府統計 15] |
2009年(平成21年) | 15,265 | 7,283 | - | 7,753 | [大阪府統計 16] |
2010年(平成22年) | 15,465 | 8,076 | - | 7,694 | [大阪府統計 17] |
2011年(平成23年) | 15,186 | 7,285 | 20位 | 7,578 | [大阪府統計 18] |
2012年(平成24年) | 17,936 | 8,628 | 18位 | 8,524 | [大阪府統計 19] |
2013年(平成25年) | 19,983 | 9,620 | 16位 | 9,065 | [大阪府統計 20] |
2014年(平成26年) | 22,157 | 10,741 | 14位 | 9,934 | [大阪府統計 21] |
2015年(平成27年) | 27,092 | 13,139 | 11位 | 12,617 | [大阪府統計 22] |
2016年(平成28年) | 31,499 | 15,299 | 9位 | 14,119 | [大阪府統計 23] |
2017年(平成29年) | 34,459 | 16,688 | 7位 | 14,295 | [大阪府統計 24] |
2018年(平成30年) | 35,390 | 17,333 | 7位 | 14,537 | [大阪府統計 25] |
駅周辺
路線バス
いずれも南海バス空港営業所が担当。
国際貨物地区線
- 1系統:空港駅 - 貨物合同庁舎前 - 給油地区
- 特1系統:空港駅 - 貨物合同庁舎前
- 2系統:空港駅→貨物合同庁舎前→空港駅(循環)
- 2-1系統:空港駅 - 国際貨物上屋G棟前(フェデックス前) - 給油地区
- 2-2系統:空港駅→国際貨物地区→国際貨物上屋G棟前(フェデックス前)→空港駅
- 2-0系統:国際貨物上屋G棟前(フェデックス前)→国際貨物地区→空港駅
- 3系統:空港駅 - 給油地区(直行)
国内貨物地区線
- 4系統:旅客ターミナル(関西空港第1ターミナル)→関空展望ホール→国内貨物代理店ビル前→旅客ターミナル(循環)
- 番号なし:旅客ターミナル(関西空港第1ターミナル) - 関空展望ホール
ポートターミナル線
- 5系統:旅客ターミナル(関西空港第1ターミナル) - ポートターミナル
- 特5系統:ポートターミナル→第1ターミナル→第2ターミナル
第2旅客ターミナル線
- 7系統:第1ターミナル・エアロプラザ - 第2ターミナルビル
隣の駅
脚注
記事本文
出典
- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 42号 阪和線・和歌山線・桜井線・湖西線・関西空港線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月16日、27頁。
- ^ 株主優待|南海電鉄
- ^ “関西、空港駅が安全祈願祭”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1992年5月13日)
- ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
- ^ 全長89mのタンカー、関空連絡橋に衝突 強風で流され 朝日新聞 2018年9月4日
- ^ 関空、冠水で孤立…「帰れない」3000人困惑 読売新聞 2018年9月4日
- ^ “関空鉄道、2週間ぶり再開 旅客便運航回復前にアクセス大幅改善”. 産経新聞 (産業経済新聞社). (2018年9月18日) 2018年9月18日閲覧。
利用状況
- 私鉄の統計データ
- ^ ハンドブック南海2019 (PDF) - 南海電鉄
- 大阪府統計年鑑
- ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
外部リンク
- 関西空港駅 | 南海電鉄 - 南海電気鉄道
- 関西空港駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道