「中国地理学会 (台北)」の版間の差分
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中国地理学会は[[国際地理学連合]]の正会員であるが、中華民国の学術団体で国際学会の正会員になっている数少ない学会の1つである<ref>{{cite web|url=http://www.geogsoc.org.tw/|title=中国地理学会简介|publisher=中国地理学会|accessdate=2013-08-13}}</ref><ref>{{cite web|url=http://taiwanpedia.culture.tw/web/content?ID=1402|title=地理學會|publisher=台湾大百科全書|accessdate=2013-08-13}}</ref>。中国大陸にある[[中国地理学会 (北京)|中国地理学会]]は[[1949年]]4月に代表を送ったものの、[[中華人民共和国]]成立後は国際地理学連合(IGU)に参加せず、台湾の中国地理学会が「中国地理学会」としてIGUに加盟していた<ref name="cg">小野寺(2012):837ページ</ref>。[[1984年]]、中国大陸側との交渉により、大陸の地理学会が「中国地理学会」、台湾の地理学会は「中国台北に位置する地理学会」としてIGUに加盟することになった<ref name="cg"/>。 |
中国地理学会は[[国際地理学連合]]の正会員であるが、中華民国の学術団体で国際学会の正会員になっている数少ない学会の1つである<ref>{{cite web|url=http://www.geogsoc.org.tw/|title=中国地理学会简介|publisher=中国地理学会|accessdate=2013-08-13}}</ref><ref>{{cite web|url=http://taiwanpedia.culture.tw/web/content?ID=1402|title=地理學會|publisher=台湾大百科全書|accessdate=2013-08-13}}</ref>。中国大陸にある[[中国地理学会 (北京)|中国地理学会]]は[[1949年]]4月に代表を送ったものの、[[中華人民共和国]]成立後は国際地理学連合(IGU)に参加せず、台湾の中国地理学会が「中国地理学会」としてIGUに加盟していた<ref name="cg">小野寺(2012):837ページ</ref>。[[1984年]]、中国大陸側との交渉により、大陸の地理学会が「中国地理学会」、台湾の地理学会は「中国台北に位置する地理学会」としてIGUに加盟することになった<ref name="cg"/>。 |
2020年8月19日 (水) 07:21時点における最新版
略称 | GSC |
---|---|
設立 | 1934年3月 |
種類 | 学会 |
本部 | 中華民国台北市羅斯福路四段1号国立台湾大学地理環境資源学系 |
所在地 | |
貢献地域 | 中華民国(台湾) |
会員数 | 1,000人 |
公用語 | 中国語 |
理事長 | 陳国川 |
ウェブサイト | 中国地理学会 |
中国地理学会(ちゅうごくちりがっかい、英語: The Geographical Society of China located in Taipei、GSC)は、中華民国(台湾)にある地理学分野の学会。1934年に発足し、1951年に台湾で再設置された[1]。
概要
[編集]1934年、翁文灝、竺可楨、張其昀らが南京市で正式に中国地理学会を創立、翁文灝が初代会長に就任した。日中戦争期には学会を四川省重慶市に移し、終戦後また南京へ戻り、南京中央大学地理系に本部を置いた。1951年、中国地理学会が台湾にて再建され、合わせて在台第一回会員大会を開催した。1977年に中華民国内政部へ登記を行った。
中国地理学会は国際地理学連合の正会員であるが、中華民国の学術団体で国際学会の正会員になっている数少ない学会の1つである[2][3]。中国大陸にある中国地理学会は1949年4月に代表を送ったものの、中華人民共和国成立後は国際地理学連合(IGU)に参加せず、台湾の中国地理学会が「中国地理学会」としてIGUに加盟していた[4]。1984年、中国大陸側との交渉により、大陸の地理学会が「中国地理学会」、台湾の地理学会は「中国台北に位置する地理学会」としてIGUに加盟することになった[4]。
発行する学術雑誌は『中国地理学会会刊』(1964年創刊)[5]。1962年創刊の『地理学報』は当初、中国地理学会から刊行していたが、現在は国立台湾大学の刊行物となっている[5]。
歴代理事長
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代 | 会長 | 在任期間 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 張其昀 | 1951-1972 | |
2 | 鄭資約 | 1973-1975 | |
3 | 孫宕越 | 1976-1978 | |
4 | 鄭子政 | 1979-1981 | |
5 | 沙学浚 | 1982-1983 | |
6 | 鄭子政 | 1984-1985 | |
7 | 劉衍淮 | 1986-1987 | |
8 | 劉鴻喜 | 1988-1989 | |
9 | 王洪文 | 1990-1991 | |
10 | 石再添 | 1992-1993 | |
11 | 王秋原 | 1994-1995 | |
12 | 陳国彦 | 1996-1997 | |
13 | 1998-1999 | ||
14 | 張長義 | 2000-2001 | |
15 | 2001-2002 | ||
16 | ??? | 2003-2004 | |
17 | ??? | 2005-2006 | |
18 | ??? | 2007-2008 | |
19 | 陳国川 | 2009-2010 | |
20 | 2011-2012 | ||
21 | 頼進貴 | 2013- |
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 小野寺淳(2012)"中国の地理学"地学雑誌(東京地学協会).121(5):824-840.
- 葉倩瑋(2012)"台湾における地理学"地学雑誌(東京地学協会).121(5):841-855.