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2020年8月13日 (木) 02:41時点における版
韓国プロ野球オールスター戦(KBO All-Star Game)は、シーズン中盤に開催される競技である。韓国プロ野球創設初年の1982年から毎年開催されており、ファン投票で選ばれた選手たちを中心に、2つのチームに分かれて試合を行う。1998年からインターネットを利用したファン投票が実施されている。なお、試合日程は1982年から1985年は3日間に渡って行われたが、1986年からは1試合で開催している。
ミスターオールスター(オールスターMVP)
- 1982年:金用熙(ロッテ・ジャイアンツ、東軍)
- 1983年:申慶植(OBベアーズ、東軍)
- 1984年:金用熙(ロッテ・ジャイアンツ、東軍)
- 1985年:金始眞(三星ライオンズ、東軍)
- 1986年:金茂宗(ヘテ・タイガース、西軍)
- 1987年:金鍾模(ヘテ・タイガース、西軍)
- 1988年:韓大化(ヘテ・タイガース、西軍)
- 1989年:許奎沃(ロッテ・ジャイアンツ、東軍)
- 1990年:金旻浩(ロッテ・ジャイアンツ、東軍)
- 1991年:金應國(ロッテ・ジャイアンツ、東軍)
- 1992年:金城漢(ヘテ・タイガース、西軍)
- 1993年:李康敦(ピングレ・イーグルス、西軍)
- 1994年:鄭明源(太平洋ドルフィンズ、西軍)
- 1995年:鄭京勳(ハンファ・イーグルス、西軍)
- 1996年:金光林(サンバンウル・レイダース、東軍)
- 1997年:柳志炫(LGツインズ、西軍)
- 1998年:朴正泰(ロッテ・ジャイアンツ、東軍)
- 1999年:朴正泰(ロッテ・ジャイアンツ、ドリーム)
- 2000年:宋志晩(ハンファ・イーグルス、マジック)
- 2001年:タイロン・ウッズ(斗山ベアーズ、東軍)
- 2002年:朴栽弘(現代ユニコーンズ、西軍)
- 2003年:李鍾範(起亜タイガース、西軍)
- 2004年:鄭守根(ロッテ・ジャイアンツ、東軍)
- 2005年:李大浩(ロッテ・ジャイアンツ、東軍)
- 2006年:洪性炘(斗山ベアーズ、東軍)
- 2007年:鄭守根(ロッテジャイアンツ、東軍)
- 2008年:李大浩(ロッテジャイアンツ、東軍)
- 2009年:安致弘(起亜タイガース、西軍)
- 2010年:洪性炘(ロッテ・ジャイアンツ、イースタン)
- 2011年:李炳圭(LGツインズ、西軍)
- 2012年:黄載鈞(ロッテ・ジャイアンツ、イースタン)
- 2013年:田埈玗(ロッテ・ジャイアンツ、イースタン)
- 2014年:朴炳鎬(ネクセン・ヒーローズ、ウェスタン)
- 2015年:姜ミン鎬(ロッテ・ジャイアンツ、ドリームオールスター)
- 2016年:閔炳憲(斗山ベアーズ、ドリームオールスター)
- 2017年:崔廷(SKワイバーンズ、ドリームオールスター)
- 2018年:金河成(ネクセン・ヒーローズ、ナヌムオールスター)
- 2019年:韓東旻(SKワイバーンズ、ナヌムオールスター)
本塁打競争
本塁打競争は、オールスター戦の途中で行われる一種の小大会で、1993年から開始された。優勝時には、別の賞金が支給される。
ゲームの進め方は、各選手ごとにアウトカウントが7個ずつ支給され、選手ごとにそれぞれ一度だけの機会が与えられる。ファウルが宣言されたり打球が伸びず、競技場内部に落ちるとアウトカウントが一つずつ追加される形で、投手が投げたボールを打たずにそのまま流す場合は、アウトカウントが追加されない。まず、予選で最も多くの本塁打を記録した選手の中で2人が決勝対決に進出することになり、この選手に限ってアウトカウントを各10個ずつ支給して一度だけの機会が与えられることになる。このうち、本塁打を最も多く記録した選手が優勝することになり、ここでも勝負が決まらなかった場合、打撃1回ずつ交互に再戦をするようにして最終的な勝者を選別する。ハンファ・イーグルスの 金泰均が最多の4回優勝である。
歴代のダービー勝者
- 1993年:梁埈赫(三星ライオンズ) - 5本
- 1994年:金杞泰(サンバンウル・レイダース) - 3本
- 1995年:馬海泳(ロッテ・ジャイアンツ) - 6本
- 1996年:沈哉學(LGツインズ) - 2本(延長戦優勝)
- 1997年:朴栽弘(現代ユニコーンズ) - 2本
- 1998年:梁埈赫(三星ライオンズ) - 5本
- 1999年:朴栽弘(現代ユニコーンズ) - 4本
- 2000年:タイロン・ウッズ(斗山ベアーズ) - 9本(外国人本塁打ダービーの勝者同士の決勝戦)
- 2001年:梁埈赫(LGツインズ) - 4本(延長戦優勝)
- 2002年:ティルソン・ブリトー(三星ライオンズ) - 2本
- 2003年:金東柱(斗山ベアーズ) - 5本
- 2004年:朴龍澤(LGツインズ) - 4本
- 2005年:金泰均(ハンファ・イーグルス) - 5本
- 2006年:李宅根(現代ユニコーンズ) - 1本
- 2007年:金泰均(ハンファ・イーグルス) - 9本
- 2008年:朴栽弘(SKワイバーンズ) - 7本(ワールド本塁打競争)
- 2009年:李大浩(ロッテ・ジャイアンツ) - 5本
- 2010年:金賢洙(斗山ベアーズ) - 10本
- 2011年:朴正権(SKワイバーンズ) - 7本(予選は6本塁打を記録)
- 2012年:金泰均(ハンファ・イーグルス) - 6本(予選は14本塁打で予選部門新記録)
- 2013年:李承燁(三星ライオンズ) - 6本
- 2014年:金賢洙(斗山ベアーズ) - 14本(歴代本塁打競争史上最多)
- 2015年:黄載鈞(ロッテ・ジャイアンツ) - 11本
- 2016年:ルイス・ヒメネス(LGツインズ) - 5本
- 2017年:ウィリン・ロサリオ(ハンファ・イーグルス) - 8本
- 2018年:李大浩(ロッテ・ジャイアンツ) - 3本(延長戦 1本)
- 2019年 : 金宰煥(斗山ベアーズ) - 5本