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6歳で囲碁を覚え、小学4年の時に権甲龍囲碁道場に入る。2004年[[世界青少年囲碁選手権大会]]少年の部優勝。2005年入段。2007年、韓国囲碁リーグ初出場(ワールド建設)、[[棋聖戦 (韓国)|棋聖戦]]ベスト8進出、囲碁マスターズ戦神戦で棋戦初優勝、二段。2008年、[[三星火災杯世界オープン戦]]初出場、三段。2009年、圓益杯十段戦決勝で[[白洪淅]]を2-0で破って優勝し四段昇段。同年バッカス杯天元戦でも優勝し、五段昇段、囲碁大賞新鋭棋士賞受賞。2010年、十段戦決勝で[[李昌鎬]]を2-1で破り2連覇、七段昇段。 |
6歳で囲碁を覚え、小学4年の時に権甲龍囲碁道場に入る。2004年[[世界青少年囲碁選手権大会]]少年の部優勝。2005年入段。2007年、韓国囲碁リーグ初出場(ワールド建設)、[[棋聖戦 (韓国)|棋聖戦]]ベスト8進出、囲碁マスターズ戦神戦で棋戦初優勝、二段。2008年、[[三星火災杯世界オープン戦]]初出場、三段。2009年、圓益杯十段戦決勝で[[白洪淅]]を2-0で破って優勝し四段昇段。同年バッカス杯天元戦でも優勝し、五段昇段、囲碁大賞新鋭棋士賞受賞。2010年、十段戦決勝で[[李昌鎬]]を2-1で破り2連覇、七段昇段。 |
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2010年八段。同年[[2010年アジア競技大会における囲碁競技|アジア競技大会]]の[[ペア碁|男女ペア碁]]([[李瑟娥]]とペア)と男子団体戦で金メダル獲得。これにより九段昇段し、17歳11か月で九段最年少記録を作り、[[国民体育振興公団]]より終身年金受領、また兵役免除となる。2011年に世界囲碁選手権富士通杯で優勝。2012年に応昌期杯決勝で[[ |
2010年八段。同年[[2010年アジア競技大会における囲碁競技|アジア競技大会]]の[[ペア碁|男女ペア碁]]([[李瑟娥]]とペア)と男子団体戦で金メダル獲得。これにより九段昇段し、17歳11か月で九段最年少記録を作り、[[国民体育振興公団]]より終身年金受領、また兵役免除となる。2011年に世界囲碁選手権富士通杯で優勝。2012年に応昌期杯決勝で[[范廷鈺]]に1-3で敗れ準優勝。KBS杯では2011年から3連覇。2013年囲碁大賞最優秀棋士賞。 |
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2016年、韓国プロ棋士賞金ランキングで2位になった(5億8300万ウォン)<ref>[http://nitro15.ldblog.jp/archives/49214675.html 【韓国話題】2016年プロ棋士賞金ランキング…イ・セドル、8億ウォンで1位 nitro15]</ref>。3年連続[[韓国囲碁リーグ|KB囲碁リーグ]]MVPに輝く<ref>[http://nitro15.ldblog.jp/archives/49111603.html 【韓国KBリーグ】パク・ジョンファン、3年連続KB囲碁リーグMVP nitro15]</ref>。 |
2016年、韓国プロ棋士賞金ランキングで2位になった(5億8300万ウォン)<ref>[http://nitro15.ldblog.jp/archives/49214675.html 【韓国話題】2016年プロ棋士賞金ランキング…イ・セドル、8億ウォンで1位 nitro15]</ref>。3年連続[[韓国囲碁リーグ|KB囲碁リーグ]]MVPに輝く<ref>[http://nitro15.ldblog.jp/archives/49111603.html 【韓国KBリーグ】パク・ジョンファン、3年連続KB囲碁リーグMVP nitro15]</ref>。 |
2020年8月12日 (水) 21:46時点における版
朴 廷桓(パク・ジョンファン、박정환、ぼく ていかん、1993年1月11日 - )は、韓国の囲碁棋士。九段。ソウル市出身、韓国棋院所属、権甲龍七段門下、沖岩高等学校出身。世界囲碁選手権富士通杯優勝、圓益杯十段戦2連覇など。2013年12月から2018年8月まで韓国囲碁棋士ランキング連続1位。
経歴
6歳で囲碁を覚え、小学4年の時に権甲龍囲碁道場に入る。2004年世界青少年囲碁選手権大会少年の部優勝。2005年入段。2007年、韓国囲碁リーグ初出場(ワールド建設)、棋聖戦ベスト8進出、囲碁マスターズ戦神戦で棋戦初優勝、二段。2008年、三星火災杯世界オープン戦初出場、三段。2009年、圓益杯十段戦決勝で白洪淅を2-0で破って優勝し四段昇段。同年バッカス杯天元戦でも優勝し、五段昇段、囲碁大賞新鋭棋士賞受賞。2010年、十段戦決勝で李昌鎬を2-1で破り2連覇、七段昇段。
2010年八段。同年アジア競技大会の男女ペア碁(李瑟娥とペア)と男子団体戦で金メダル獲得。これにより九段昇段し、17歳11か月で九段最年少記録を作り、国民体育振興公団より終身年金受領、また兵役免除となる。2011年に世界囲碁選手権富士通杯で優勝。2012年に応昌期杯決勝で范廷鈺に1-3で敗れ準優勝。KBS杯では2011年から3連覇。2013年囲碁大賞最優秀棋士賞。
2016年、韓国プロ棋士賞金ランキングで2位になった(5億8300万ウォン)[1]。3年連続KB囲碁リーグMVPに輝く[2]。
2017年10月16日、韓国囲碁リーグで囲碁リーグ最年少で通算100勝を達成(24才9ヶ月)。達成時戦績は100勝40敗で71.4%の勝率で、2年前の李世乭九段の73%に次ぐ成績[3]。
2018年1月、第3回Mlily夢百合杯世界囲碁オープン戦決勝で朴永訓九段を3-0で破り優勝[4]。同年囲碁電王戦FINALに出場し、DeepZenGoと対戦。
韓国囲碁リーグでは2013年に最多賞(12勝)、2014-16年には3年連続MVP。
韓国棋士ランキングでは2007年に25位、2010年2位、2013年8月に1位となる。2012年からは中国甲級リーグにも出場。
タイトル歴
国際棋戦
- 中韓天元対抗戦 2010年 2-1 陳耀燁、2014年 2-0 陳耀燁
- 世界囲碁選手権富士通杯 2011年
- LG杯世界棋王戦 2015年
- ワールド碁チャンピオンシップ 2017、18年
- CCTV賀歳杯囲棋戦 2018年
- Mlily夢百合杯世界囲碁オープン戦 2018年
- 国手山脈杯世界囲碁最強戦 2018年
国内棋戦
- 囲碁マスターズ戦神戦 2008年
- 圓益杯十段戦 2009-10年
- バッカス杯天元戦 2009、14年
- KBS杯バドゥク王戦 2011-13、16、18年
- GSカルテックス杯プロ棋戦 2011年
- マキシムコーヒー杯入神連勝最強戦 2012-13、17年
- 物価情報杯プロ棋戦 2013年
- 名人戦 2014年
- 国手戦 2015-16年
- クラウンヘテ杯 2018年
その他の棋歴
国際棋戦
- 応昌期杯世界プロ囲碁選手権戦 準優勝 2012、16年
- テレビ囲碁アジア選手権戦 準優勝 2013、15年
- BCカード杯世界囲碁選手権 ベスト4 2010年(○金日煥、○柁嘉熹、○牛雨田、×常昊)、2011年
- 三星火災杯世界オープン戦 ベスト4 2010年(○崔哲瀚、○元晟溱、×許映皓)、2012年(×李欽誠、○周賀璽、○崔精、○鍾文靖、○元晟溱、0-2古力)、2014年、ベスト8 2015年、2016年、2017年、ベスト16 2007年(○河野臨、×李世乭)
- 百霊愛透杯世界囲碁オープン戦 ベスト4 2014年、ベスト8 2016年
- LG杯世界棋王戦 ベスト4 2016年
- 鳳凰古城世界囲棋嶺鋒対決 2013年 ×陳耀燁、2018年 ×柯潔
- 世界ペア碁最強位戦
- 2016年第3位(崔精とペア)
- 2017年挑戦者(崔精とペア)
- 2018年優勝(崔精とペア)
- 2019年優勝(崔精とペア)
- アジア競技大会 2010年 男女ペア碁・男子団体戦優勝
- スポーツアコードワールドマインドゲームズ 2011年男子団体戦準優勝、2013年男子団体戦優勝
- 招商地産杯中韓囲棋団体対抗戦
- 農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦
- 珠鋼杯世界囲碁団体選手権・金竜城杯世界囲碁団体選手権 2013年男子団体戦優勝、2016年男子団体戦優勝
- 国手山脈杯国際囲棋戦
- 2014年 2-1(1-1 陳耀燁、○檀嘯)、2015年 3-0(○羋昱廷、○柁嘉熹、○范廷鈺)
- 2016年 優勝(2-0、○富士田明彦、○范廷鈺)
- 2017年 準優勝
- IMSAエリートマインドゲームズ
- 2016年 男子団体戦優勝、男女ペア戦優勝(崔精とペア)
- 2017年 男子団体戦優勝、男子個人戦準優勝
獲得メダル | ||
---|---|---|
国別コード | ||
囲碁 | ||
2010年アジア競技大会 | ||
金 | 2010 | 団体戦 |
金 | 2010 | ペア碁 |
国内棋戦
- SKガス杯新鋭プロ十傑戦 準優勝 2008年
- KBS杯バドゥク王戦 準優勝 2014、15年
- マキシムコーヒー杯入神連勝最強戦 準優勝 2014年
- 名人戦 準優勝 2016年
- 韓国囲碁リーグ
- 2007年(ワールド建設)3-5
- 2008年(ワールド建設)7-6
- 2009年(KiXX)7-5
- 2010年(KiXX)11-4
- 2011年(KiXX)6-7
- 2012年(正官庄)13-3
- 2013年(正官庄)12-1
- 2014年(Tブロード)11-2、MVP
- 2015年(Tブロード)MVP
- 2016年(Tブロード)8-2(ポストシーズン 6-0)MVP
- 2017年(華城市コリー)12-1
- 2018年(華城市コリー)
中国の棋戦
- 蘇州新城石湖公館杯王中王争覇戦 2013年3位(×范廷鈺、○卞相壹)、2015年 ×范廷鈺
- 中国囲棋甲級リーグ戦
- 2012年(大連上方)11-5
- 2013年(大連上方)13-4
- 2014年(大連上方、優勝)11-2
- 2015年(蘇泊爾杭州、優勝)11-3
- 2016年(蘇泊爾杭州、優勝)11-4
- 2017年(蘇泊爾杭州)9-4
- 2018年(蘇泊爾杭州)
韓国棋院囲碁大賞
- 2009年 新鋭棋士賞
- 2011年 連勝賞
- 2012年 最多勝、勝率賞、連勝賞
- 2013年 最優秀棋士賞、最多勝、勝率賞
- 2014年 最多勝、勝率賞、連勝賞
- 2015年 最優秀棋士賞、最多勝、勝率賞、連勝賞
- 2016年 最優秀棋士賞、最多勝、連勝賞
- 2017年 最優秀棋士賞、最多勝、勝率賞、連勝賞
脚注
- ^ 【韓国話題】2016年プロ棋士賞金ランキング…イ・セドル、8億ウォンで1位 nitro15
- ^ 【韓国KBリーグ】パク・ジョンファン、3年連続KB囲碁リーグMVP nitro15
- ^ 【韓国KBリーグ】KB国民銀行囲碁リーグ16ラウンド4試合 パク・ジョンファン、囲碁リーグ最年少100勝 nitro15
- ^ 第3回 夢百合杯 世界オープン戦 囲碁の日本棋院