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2020年8月11日 (火) 04:30時点における版
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加藤未唯 | ||||||||||
基本情報 | ||||||||||
国籍 | 日本 | |||||||||
出身地 | 同・京都府京都市 | |||||||||
生年月日 | 1994年11月21日(29歳) | |||||||||
身長 | 156cm | |||||||||
体重 | 49kg | |||||||||
利き手 | 右 | |||||||||
バックハンド | 両手打ち | |||||||||
ツアー経歴 | ||||||||||
デビュー年 | 2013年 | |||||||||
ツアー通算 | 2勝 | |||||||||
シングルス | 0勝 | |||||||||
ダブルス | 2勝 | |||||||||
生涯獲得賞金 | 1,535,990 アメリカ合衆国ドル | |||||||||
4大大会最高成績・シングルス | ||||||||||
全仏 | 1回戦(2017) | |||||||||
4大大会最高成績・ダブルス | ||||||||||
全豪 | ベスト4(2017) | |||||||||
全仏 | 2回戦(2017) | |||||||||
全英 | 2回戦(2016) | |||||||||
全米 | 3回戦(2016) | |||||||||
キャリア自己最高ランキング | ||||||||||
シングルス | 122位(2018年1月15日) | |||||||||
ダブルス | 30位(2017年1月30日) | |||||||||
獲得メダル | ||||||||||
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2018年9月22日現在 |
加藤 未唯(かとう みゆ、1994年11月21日 - )は、日本の女子プロテニス選手。京都府京都市出身。ザイマックス所属。これまでにWTAツアーでダブルス1勝を挙げている。WTAランキング最高位はシングルス122位、ダブルス30位。身長156cm。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。2017年全豪オープン女子ダブルスベスト4進出。
来歴
京都市立修学院小学校→立命館宇治中学校・高等学校卒業[1]。
小学校低学年の8歳からテニスを始め[2]、パプリッククラブ宝ヶ池で腕を磨く。
2011年全豪オープンジュニア女子ダブルスで、1学年上の穂積絵莉とのペアで準優勝。2012年8月の全日本ジュニアテニス選手権U-18女子シングルスにて、決勝で澤柳璃子と対戦し、澤柳の負傷棄権によってジュニアU-18女王となる[3]。翌2013年10月にプロ入り。
2014年の島津全日本室内テニス選手権大会では決勝で今西美晴を6-1, 6-4で下してプロ初優勝を飾った[4]。
シングルスは2015年全米オープンから4大大会の予選に挑戦を始める。ダブルスでは奈良くるみとのペアで2016年全仏オープン女子ダブルスに初出場を果たしている[2]。
2016年は穂積とのペアで2月の台湾オープンで準優勝、4月のカトヴィツェ・オープンでダブルスでのツアー初優勝を果たす。2016年全米オープン女子ダブルスでは3回戦に進出した。
2017年全豪オープン女子ダブルスでは穂積とペアを組み、3回戦で第4シードのサニア・ミルザ/バルボラ・ストリコバ組を6–3, 2–6, 6–2で、準々決勝でミリヤナ・ルチッチ=バロニ/アンドレア・ペトコビッチ組を6–3, 6–3で破り、日本人同士のペアとしては2002年全仏オープンの杉山愛/藤原里華組以来15年ぶりとなるベスト4進出を果たす[2]、準決勝では第2シードのベサニー・マテック=サンズ/ルーシー・サファロバ組に善戦するもフルセットの末に敗れ、決勝進出を逸した[5]。
2017年全仏オープンでは初めてシングルス予選を勝ち上がり本戦に出場した。1回戦でテイラー・タウンゼントに 4-6, 0-6 で敗れた。 9月のジャパン女子オープンテニスでは、予選3試合を勝ち抜き本選へ進出。初戦で同世代の日比野菜緒を 6-3, 6-4、2回戦で第4シードのクリスティナ・プリスコバを7-5, 6-3で降し、ツアー初のベスト8へ進出。準々決勝ではアレクサンドラ・クルニッチを 6-1, 6-3 のストレートで破り、準決勝では同じく予選勝者のヤナ・フェットにマッチポイントを握られるも、4-6, 7-6 (7-1), 6-4 の大激戦の末、逆転勝利。決勝ではザリナ・ディアスに 2-6, 5-7 で敗れて初優勝を逃したが、翌週の世界ランクでは自己最高の123位を記録した[6]。
2018年は9月の花キューピットオープンで、ダブルスで二宮真琴とのペアで決勝進出。しかし決勝で穂積/張帥組に敗れた[7]。翌週の東レ パン・パシフィック・オープンでは二宮とのペアで2週連続で決勝進出。決勝でアンドレア・セスティニ・フラバーチコバ/バルボラ・ストリコバ組に勝利し、日本でのツアー大会で初優勝を果たした[8]。
2020年5月7日、京都市に111万1111円を寄付した[9]。
WTAツアー決勝進出結果
シングルス: 1回 (0勝1敗)
大会グレード |
---|
グランドスラム (0–0) |
WTAファイナルズ (0–0) |
プレミア・マンダトリー (0–0) |
プレミア5 (0-0) |
WTAエリート・トロフィー (0-0) |
プレミア (0–0) |
インターナショナル (0–1) |
結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|---|---|---|---|
準優勝 | 1. | 2017年9月16日 | 東京 | ハード | ザリナ・ディアス | 2–6, 5–7 |
ダブルス: 5回 (2勝3敗)
大会グレード |
---|
グランドスラム (0–0) |
WTAファイナルズ (0–0) |
プレミア・マンダトリー (0–0) |
プレミア5 (0-0) |
WTAエリート・トロフィー (0-0) |
プレミア (1–0) |
インターナショナル (1-3) |
結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|---|---|---|---|---|
準優勝 | 1. | 2016年2月14日 | 高雄 | ハード | 穂積絵莉 | 詹皓晴 詹詠然 |
4–6, 3–6 |
優勝 | 1. | 2016年4月10日 | カトヴィツェ | ハード (室内) |
穂積絵莉 | ワレンティナ・イワフネンコ マリナ・メルニコワ |
3–6, 7–5, [10–8] |
準優勝 | 2. | 2018年1月7日 | オークランド | ハード | 穂積絵莉 | サラ・エラニ ビビアネ・スクーフス |
5–7, 1–6 |
準優勝 | 3. | 2018年9月16日 | 広島 | ハード | 二宮真琴 | 穂積絵莉 張帥 |
2–6, 4–6 |
優勝 | 2. | 2018年9月22日 | 東京 | ハード (室内) | 二宮真琴 | アンドレア・セスティニ・フラバーチコバ バルボラ・ストリコバ |
6–4, 6–4 |
4大大会シングルス成績
- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
大会 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 通算成績 |
---|---|---|---|---|---|
全豪オープン | A | LQ | LQ | LQ | – |
全仏オープン | A | LQ | 1R | LQ | 0–1 |
ウィンブルドン | A | LQ | LQ | LQ | – |
全米オープン | LQ | LQ | LQ | A | – |
脚注
- ^ 加藤未唯 テニスデイリー
- ^ a b c エリミユ4強! 全豪初の日本人ペア快進撃“格上”相手に堂々作戦勝ち スポーツニッポン 2017年1月25日付
- ^ 全日本ジュニア大会8日目/U18は河内、加藤が、U16は大西、牛島が優勝 Tennis Classic BLOG 2012年8月7日
- ^ ~京都出身の小柄なテニスプレーヤーが地元大会で活躍~ 加藤未唯選手が島津全日本室内テニス選手権大会で優勝 ダンロップスポーツ 2014年3月10日
- ^ 穂積&加藤組フルセットで敗れる/全豪ダブルス詳細 日刊スポーツ 2017年1月25日付
- ^ 加藤未唯、疲労限界でツアー初Vならず スポーツ報知 2017年9月18日付
- ^ “穂積絵莉/ジャン・シューアイが加藤未唯/二宮真琴を下してダブルス優勝、穂積はWTAツアー2勝目”. TennisMagazine ONLINE (2018年9月16日). 2018年9月17日閲覧。
- ^ “加藤未唯/二宮真琴がトップ2シードを倒してコンビ初優勝、日本人として大会史上初の快挙【東レPPO】”. Tennismagazine ONLINE (2018年9月22日). 2018年9月22日閲覧。
- ^ 京都新聞2020年5月8日朝刊p19