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2020年8月11日 (火) 04:04時点における版
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基本情報 | ||||||||||
国籍 | 中華人民共和国 | |||||||||
出身地 | 河南省鄭州市 | |||||||||
生年月日 | 1981年10月12日(43歳) | |||||||||
身長 | 175cm | |||||||||
体重 | 65kg | |||||||||
利き手 | 右 | |||||||||
バックハンド | 両手打ち | |||||||||
ツアー経歴 | ||||||||||
デビュー年 | 1999年 | |||||||||
引退年 | 2009年 | |||||||||
ツアー通算 | 13勝 | |||||||||
シングルス | 1勝 | |||||||||
ダブルス | 12勝 | |||||||||
生涯通算成績 | 485勝310敗 | |||||||||
シングルス | 217勝156敗 | |||||||||
ダブルス | 268勝154敗 | |||||||||
生涯獲得賞金 | $1,019,657 | |||||||||
4大大会最高成績・シングルス | ||||||||||
全豪 | 1回戦(2006・07) | |||||||||
全仏 | 2回戦(2006) | |||||||||
全英 | 2回戦(2004・06) | |||||||||
全米 | 2回戦(2005) | |||||||||
4大大会最高成績・ダブルス | ||||||||||
全豪 | ベスト8(2007) | |||||||||
全仏 | ベスト8(2005) | |||||||||
全英 | ベスト8(2007) | |||||||||
全米 | 3回戦(2005) | |||||||||
4大大会最高成績・混合ダブルス | ||||||||||
全豪 | 優勝(2005) | |||||||||
全仏 | ベスト4(2007) | |||||||||
全英 | 3回戦(2004・07) | |||||||||
全米 | 2回戦(2006) | |||||||||
優勝回数 | 1(豪1) | |||||||||
キャリア自己最高ランキング | ||||||||||
シングルス | 77位(2007年5月19日) | |||||||||
ダブルス | 16位(2007年10月22日) | |||||||||
獲得メダル | ||||||||||
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孫 甜甜(スン・ティエンティエン、ピン音:Sun Tiantian, 1981年10月12日 - )は、中華人民共和国・河南省鄭州市出身の女子プロテニス選手。同僚の李婷とペアを組み、2004年のアテネ五輪で女子ダブルスの金メダルを獲得した選手である。2008年の全豪オープン混合ダブルスで優勝し、4大大会でも優勝経験を持つ。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。身長175cm、体重65kg。WTAツアーでシングルス1勝、ダブルスでアテネ五輪を含む12勝を挙げた。自己最高ランキングはシングルス77位、ダブルス16位。
来歴
8歳からテニスを始め、2001年から女子テニス国別対抗戦・フェドカップの中国代表選手となる。2004年のアテネ五輪でテニスの中国代表選手に選ばれた時、女子ダブルスには孫甜甜&李婷の組と、鄭潔と晏紫組の2組を送り出した。孫甜甜&李婷のペアは、1回戦から強敵との戦いの連続だった。1回戦でアメリカ(ビーナス・ウィリアムズ&チャンダ・ルビン組)、2回戦でイタリア(シルビア・ファリナ・エリア&フランチェスカ・スキアボーネ組)、準々決勝ではオーストラリア(アリシア・モリク&レネ・スタブス組)、準決勝ではアルゼンチン(パオラ・スアレス&パトリシア・タラビーニ組)を破って決勝に進出する。8月22日の女子ダブルス決勝戦で、2人のペアはスペイン代表のコンチタ・マルティネス&ビルヒニア・ルアノ・パスクアル組を 6-3, 6-3 のストレートで圧倒し、中国に初めてのテニス金メダルをもたらした。
その後も孫甜甜は李婷とのペアでダブルスの好成績を出し続け、2006年度は女子ツアーのダブルスで3勝を記録した。2007年10月、孫は晏紫とペアを組み、日本のジャパン・オープンとタイ・バンコク大会でダブルス2週連続優勝を達成した。
アテネ五輪の女子ダブルス金メダルから4年後、孫は2008年全豪オープン混合ダブルスでネナド・ジモニッチ(セルビア)と組んで優勝し、4大大会でも初優勝を果たした。孫とジモニッチは、決勝でインドペアのマヘシュ・ブパシ&サニア・ミルザ組を 7-6, 6-4 のストレートで破って優勝した。
孫甜甜はダブルス・パートナーの李婷に比べると、シングルスにも強く、全豪オープンを除く4大大会で女子シングルス2回戦に進出している。2005年のチャイナ・オープン2回戦ではセリーナ・ウィリアムズを 6-2, 7-6(7) で破る番狂わせを起こした。2006年10月8日、孫はウズベキスタン・タシュケント大会の決勝で地元選手のイロダ・ツルヤガノワを 6-2, 6-4 で破り、女子テニスツアー大会でシングルス初優勝を果たした。
孫甜甜は2009年9月の広州国際女子オープンではクルム伊達公子と組みダブルスで準優勝した。10月のチャイナ・オープンダブルスの1回戦で敗退した試合が最後の出場となった。11月にテニス指導者の張鵬と結婚した[1]。
WTAツアー決勝進出結果
シングルス: 1回 (1勝0敗)
大会グレード |
---|
グランドスラム (0–0) |
ティア I (0–0) |
ティア II (0–0) |
ティア III (0–0) |
ティア IV & V (1–0) |
結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 1. | 2006年10月8日 | タシケント | ハード | イロダ・ツルヤガノワ | 6–2, 6–4 |
ダブルス: 22回 (12勝10敗)
大会グレード | |
---|---|
2008年以前 | 2009年以後 |
グランドスラム (0–0) | |
オリンピック (1-0) | |
WTAファイナルズ (0–0) | |
ティア I (0–1) | プレミア・マンダトリー (0-0) |
プレミア5 (0-0) | |
ティア II (1-1) | プレミア (0–0) |
ティア III (6-4) | インターナショナル (0–1) |
ティア IV & V (4-3) |
結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 1. | 2003年6月14日 | ウィーン | クレー | 李婷 | 晏紫 鄭潔 |
6–3, 6–4 |
準優勝 | 1. | 2003年10月12日 | タシケント | ハード | 李婷 | ユリア・ベイゲルジマー タチアナ・ポウチェク |
3–6, 6–7(0) |
優勝 | 2. | 2003年11月2日 | ケベックシティ | ハード(室内) | 李婷 | エルス・カレンズ メイレン・ツー |
6–3, 6–3 |
優勝 | 3. | 2003年11月9日 | パタヤ | ハード | 李婷 | ウィニー・プラクシャ アンジェリク・ウィジャヤ |
6–4, 6–3 |
準優勝 | 2. | 2004年2月22日 | ハイデラバード | ハード | 李婷 | リーゼル・フーバー サニア・ミルザ |
6–7(1), 4–6 |
優勝 | 4. | 2004年8月22日 | アテネ五輪 | ハード | 李婷 | コンチタ・マルティネス ビルヒニア・ルアノ・パスクアル |
6–3, 6–3 |
優勝 | 5. | 2004年10月3日 | 広州 | ハード | 李婷 | 楊舒静 于瑩 |
6–4, 6–1 |
準優勝 | 3. | 2005年2月12日 | ハイデラバード | ハード | 李婷 | 晏紫 鄭潔 |
4–6, 1–6 |
優勝 | 6. | 2005年5月1日 | エストリル | クレー | 李婷 | ミハエラ・クライチェク ヘンリエッタ・ナギョワ |
6–3, 6–1 |
優勝 | 7. | 2006年2月12日 | パタヤ | ハード | 李婷 | 晏紫 鄭潔 |
3–6, 6–1, 7–6(5) |
準優勝 | 4. | 2006年3月4日 | ドーハ | ハード | 李婷 | ダニエラ・ハンチュコバ 杉山愛 |
4–6, 3–6 |
優勝 | 8. | 2006年5月7日 | エストリル | クレー | 李婷 | ヒセラ・ドゥルコ マリア・サンチェス・ロレンツォ |
6–2, 6–2 |
優勝 | 9. | 2006年10月1日 | 広州 | ハード | 李婷 | バニア・キング エレナ・コスタニッチ |
6–4, 2–6, 7–5 |
準優勝 | 5. | 2007年4月15日 | チャールストン | ハード | 彭帥 | 晏紫 鄭潔 |
5–7, 0–6 |
準優勝 | 6. | 2007年5月26日 | ストラスブール | クレー | アリシア・モリク | 晏紫 鄭潔 |
3–6, 4–6 |
準優勝 | 7. | 2007年6月17日 | バーミンガム | 芝 | メイレン・ツー | 詹詠然 荘佳容 |
6-7(3), 3-6 |
準優勝 | 8. | 2007年10月19日 | 広州 | ハード | バニア・キング | 彭帥 晏紫 |
3–6, 4–6 |
優勝 | 10. | 2007年10月7日 | 東京 | ハード | 晏紫 | 荘佳容 バニア・キング |
1–6, 6–2, [10–6] |
優勝 | 11. | 2007年10月14日 | バンコク | ハード | 晏紫 | 森田あゆみ 波形純理 |
不戦勝 |
優勝 | 12. | 2008年3月9日 | バンガロール | ハード | 彭帥 | 詹詠然 荘佳容 |
6–4 5–7, [10–8] |
準優勝 | 9. | 2008年9月21日 | 広州 | ハード | 晏紫 | マリヤ・コリツェワ タチアナ・ポウチェク |
4–6, 6–4, [8–10] |
準優勝 | 10. | 2009年9月20日 | 広州 | ハード | クルム伊達公子 | オリガ・ゴボツォワ タチアナ・ポウチェク |
6–3, 2–6, [8–10] |
4大大会シングルス成績
- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
大会 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 通算成績 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
全豪オープン | A | LQ | LQ | 1R | 1R | A | 0–2 |
全仏オープン | A | A | LQ | 2R | 1R | A | 1–2 |
ウィンブルドン | A | 2R | A | 2R | 1R | LQ | 2–3 |
全米オープン | 1R | A | 2R | 1R | LQ | A | 1–3 |