「海岸線 (台湾)」の版間の差分
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**[[2010年]][[12月22日]]のダイヤ改正で、本路線における[[復興号]]の運行は廃止された。 |
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*[[区間車|区間車/区間快車]] |
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**[[台湾鉄路管理局EMU500型電車|EMU500]] |
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2020年8月9日 (日) 21:33時点における版
海岸線 | |||
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基本情報 | |||
国 | 中華民国(台湾) | ||
起点 | 竹南駅 | ||
終点 | 彰化駅 | ||
駅数 | 16駅 | ||
開業 | 1922年10月11日 | ||
所有者 | 台湾鉄路管理局 | ||
路線諸元 | |||
路線距離 | 90.2 km | ||
軌間 | 1,067 mm | ||
線路数 | 単線、複線 | ||
電化方式 | 交流25,000V・60Hz 架空電車線方式 | ||
|
海岸線 | |
---|---|
各種表記 | |
繁体字: | 海岸線 |
簡体字: | 海岸线 |
拼音: | Hăiànxiàn |
通用拼音: | Hăiànsiàn |
注音符号: | ㄏㄞˇㄢˋ ㄒㄧㄢˋ |
発音: | ハイアンシェン |
台湾語白話字: | Hái-hoāⁿ-soàⁿ |
日本語読み: | かいがんせん |
英文: |
Coastal Line Sea Line |
駅・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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海岸線(かいがんせん)は、台湾苗栗県竹南鎮の竹南駅から台中港駅を経て彰化県彰化市の彰化駅に至る台湾鉄路管理局の鉄道路線である。
台湾鉄路管理局の西部幹線の一部として建設された。通称は海線。実際の運行形態は縦貫線を参照。
路線データ
- 管理者:台湾鉄路管理局
- 路線距離(営業キロ):竹南駅 - 彰化駅間 90.2km
- 軌間:1,067mm
- 駅数:16
- 複線区間:一部複線
- 電化区間:全線(交流25,000V、60Hz)
- 電報略号:ㄏㄞㄒ
- 開業日:1920年12月15日部分開業、1922年10月11日全線開業。
歴史
「縦貫線 (台湾鉄路管理局)#歴史」も参照
台湾総督府により台湾縦貫鉄道が計画された際に、内陸を通るルートと沿岸を通るルートの双方が比較された結果、台中市を経由する内陸ルートの方が旅客及び貨物の運輸需要が大きいこと、有事の際に艦砲射撃による被害を防止できることから内陸ルートで建設することが決定され、山線(現在の台中線)が建設された。
しかし、山間部を抜ける苗栗駅 - 豊原駅間には急勾配が存在し、輸送上のネックとなっていた。第一次世界大戦の影響を受けて貨物需要が増加すると縦貫線の輸送力不足が表面化し、運びきれなかった大量の貨物が駅に積み残される事態が発生した。1919年(大正8年)、当時の台湾総督明石元二郎は急勾配区間を通る列車を分散させて縦貫線の輸送力増強を図るため、平坦な海岸部に新線を建設することを決定した。
1920年(大正9年)12月15日、山線の王田駅(現在の成功駅)から清水駅までの通称・王田支線(現在は一部が成追線となっている)が開通し、1922年(大正11年)10月11日には海岸線の竹南駅 - 彰化駅間が全線開業した。それと同時に海岸線は縦貫線の一部に編入され、追分駅を設置、海岸線から彰化駅への直通運転を実現した。これにより貨物列車が急勾配区間を経由する必要がなくなり、台湾の南北輸送が大幅に改善された。
戦前は急行列車を含めた長距離列車の多くが海岸線を経由するなど実質的な縦貫線本線として扱われてきたが、電化の進展や山線(台中線)の路線改良により、現在は山線が縦貫線のメインルートとして扱われている(対号列車の大部分が山線を経由している)。
運行形態
- 対号列車
- 大甲=台中港=清水間,右側走行。
使用車両
過去の使用車両
駅一覧
駅名 | 駅番号 | 駅間 キロ |
竹南 累計 キロ |
基隆 累計 キロ |
等級 | 接続路線・備考 | 線路 | 所在地 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本語 | 繁体字中国語 | 英語 | |||||||||
竹南駅 | 竹南車站 | Zhunan Station | 118 | 0.0 | 0.0 | 125.4 | 一等 | 縦貫線と接続。台中線と分岐。 | ∥ | 苗栗県 | 竹南鎮 |
談文駅 | 談文車站 | Tanwen Station | 119 | 4.5 | 4.5 | 129.9 | 招呼 | ∥ | 造橋郷 | ||
談文南信号場 | 談文南號誌站 | South Tanwen Signal Station |
- | 6.3 | 131.7 | 號誌 | ∨ | ||||
大山駅 | 大山車站 | Dashan Station | 120 | 6.7 | 11.2 | 136.6 | 甲簡 | ∧ | 後龍鎮 | ||
後龍駅 | 後龍車站 | Houlong Station | 121 | 3.8 | 15.0 | 140.4 | 三等 | ∥ | |||
龍港駅 | 龍港車站 | Longgang Station | 122 | 3.6 | 18.6 | 144.0 | 招呼 | ∥ | |||
白沙屯駅 | 白沙屯車站 | Baishatun Station | 123 | 8.1 | 26.7 | 152.1 | 三等 | ∨ | 通霄鎮 | ||
新埔駅 | 新埔車站 | Xinpu Station | 124 | 3.1 | 29.8 | 155.2 | 乙簡[2] | ∧ | |||
通霄駅 | 通霄車站 | Tongxiao Station | 125 | 5.8 | 35.6 | 161.0 | 三等 | ∨ | |||
苑裡駅 | 苑裡車站 | Yuanli Station | 126 | 6.1 | 41.7 | 167.1 | 三等 | ∧ | 苑裡鎮 | ||
日南駅 | 日南車站 | Rinan Station | 127 | 7.7 | 49.4 | 174.8 | 乙簡[2] | ∨ | 台中市 | 大甲区 | |
大甲駅 | 大甲車站 | Dajia Station | 128 | 4.6 | 54.0 | 179.4 | 二等 | ∧ | |||
台中港駅 | 臺中港車站 | Taichung Port Station | 129 | 5.3 | 59.3 | 184.7 | 二等 | 台中港線(貨物線)が分岐 | ∥ | 清水区 | |
清水駅 | 清水車站 | Qingshui Station | 130 | 6.0 | 65.3 | 190.7 | 三等 | ∨ | |||
沙鹿駅 | 沙鹿車站 | Shalu Station | 131 | 3.2 | 68.5 | 193.9 | 二等 | ◇ | 沙鹿区 | ||
龍井駅 | 龍井車站 | Longjing Station | 132 | 4.6 | 73.1 | 198.5 | 三等 | ◇ | 龍井区 | ||
大肚駅 | 大肚車站 | Dadu Station | 133 | 5.0 | 78.1 | 203.5 | 三等 | ◇ | 大肚区 | ||
追分駅 | 追分車站 | Zhuifen Station | 134 | 5.0 | 83.1 | 208.5 | 三等 | 成追線と接続 | ∧ | ||
※大肚渓北信号場 | 大肚溪北號誌站 | Dadu River North Signal Station |
84.6 | 210.0 | 廃止 | 廃止。旧名南王田駅 | |||||
大肚渓南信号場 | 大肚溪南號誌站 | Dadu River South Signal Station |
- | 85.2 | 210.6 | 號誌 | 台中線と分岐 | ∥ | 彰化県 | 彰化市 | |
彰化駅 | 彰化車站 | Changhua Station | 149 | 7.1 | 90.2 | 215.6 | 一等 | 縦貫線と接続 | ∥ |
- 大肚渓北信号場、大肚渓南信号場、彰化駅は海岸線経由で距離を計算
- ※の駅は廃止された駅である。
- 背景色が■である部分は現在施設が供用されていない、または完成していないことを示す。
脚注
関連項目
外部リンク