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「国防部参謀本部」の版間の差分

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2020年8月2日 (日) 21:06時点における版

中華民国の旗 台湾行政機関
国防部参謀本部
こくぼうぶさんぼうほんぶ
General Staff Headquarters
参謀総長の旗
参謀総長の旗
役職
参謀総長 黃曙光中国語版海軍大将
副参謀総長兼執行官 徐衍璞中国語版陸軍大将
首任総士官長 韓正宏中国語版陸軍一等士官長[1]
組織
上部機関 国防部
內部機関 訓練参謀次長室
人事参謀次長室
情報参謀次長室
作戦及び計画参謀次長室
兵站参謀次長室
通信電子情報参謀次長室
直轄機関 軍事情報局
電訊発展室
情報電子作戦指揮部
防空ミサイル指揮部
予備指揮部
憲兵指揮部
概要
所在地 台湾台北市中山区北安路409号
設置 1946年
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国防部参謀本部(こくぼうぶさんぼうほんぶ)は、台湾における国防部の軍令幕僚及び三軍統合作戦指揮機構であり、軍備要求、装備品等の配分、戦備整備の監督、部隊訓練、戦闘序列や作戦計画の策定及びその他軍事関連の指揮事項を統括する組織[2]。日本における防衛省統合幕僚監部に相当。

その組織は一級上将上級大将に相当)の参謀総長1名、二級上将大将に相当)の副参謀総長兼執行官1名、副参謀総長2名、一等士官長(一等曹長)が充てられ全軍の下士官兵を統率する首任総士官長1名,その他少将による5名から7名の次長、2名の主任、8名から16名の助理次長執行官などが設置され、参謀本部全体で1000名程度が勤務している。但し、一級上将は2013年以降は戦時に限定した階級とし、参謀総長は副参謀総長執行官同様二級上将に、副参謀総長は中将に降格される。(中国語版一級上将のページも参照の事。)

参謀本部参謀総長は1970年から2001年にかけて中華民国軍の実質的な指揮者としての立場を有していた。

組織

日本語機関名 繁体字機関名
参謀本部內部機関[3]
訓練参謀次長室 訓練參謀次長室
人事参謀次長室 人事參謀次長室
情報参謀次長室 情報參謀次長室
作戦及び計画参謀次長室 作戰及計畫參謀次長室
兵站参謀次長室 後勤參謀次長室
通信電子情報参謀次長室 通信電子資訊參謀次長室
参謀本部直轄機関[4]
軍事情報局 軍事情報局
電訊発展室 電訊發展室
情報電子作戦指揮部 資電作戰指揮部
防空ミサイル指揮部 防空飛彈指揮部
予備指揮部 後備指揮部
憲兵指揮部 憲兵指揮部

歴代参謀総長(憲法施行後)

写真 氏名 階級 在任期間
1 陳誠 陸軍大将 1946年5月23日 - 1948年5月12日
2 顧祝同 陸軍大将 1948年5月13日 - 1950年3月24日
3 周至柔 空軍大将 1950年3月25日 - 1954年6月30日
4 桂永清 海軍大将 1954年7月1日 - 1954年8月12日
5 彭孟緝 陸軍大将 1954年8月18日 - 1957年6月30日
6 王叔銘 空軍大将 1957年7月1日 - 1959年6月30日
7 彭孟緝 陸軍上級大将 1959年7月1日 - 1965年6月30日
8 黎玉璽 海軍上級大将 1965年7月1日 - 1967年6月30日
9 高魁元 陸軍上級大将 1967年7月1日 - 1970年6月30日
10 頼名湯 空軍上級大将 1970年7月1日 - 1976年6月30日
11 宋長志 海軍上級大将 1976年7月1日 - 1981年11月30日
12 郝柏村 陸軍上級大将 1981年12月1日 - 1989年12月4日
13 陳燊齡 空軍上級大将 1989年12月5日 - 1991年12月4日
14 劉和謙 海軍上級大将 1991年12月5日 - 1995年6月30日
15 羅本立 陸軍上級大将 1995年7月1日 - 1998年3月4日
16 唐飛 空軍上級大将 1998年3月5日 - 1999年1月31日
17 湯曜明 陸軍上級大将 1999年2月1日 - 2002年1月31日
18 李傑 海軍上級大将 2002年2月1日 - 2004年5月19日
19 李天羽 空軍上級大将 2004年5月19日 - 2007年2月1日
20 霍守業 陸軍上級大将 2007年2月2日 - 2009年2月4日
21 林鎮夷 海軍上級大将 2009年2月5日 - 2012年12月31日
22 厳明 空軍大将 2013年1月1日 - 2013年8月7日
23 高広圻 海軍大将 2013年8月8日 - 2015年1月30日
24 厳徳発 陸軍大将 2015年1月31日 - 2016年11月30日
25 邱国正 陸軍大将 2016年12月1日 - 2017年4月28日[5]
26 李喜明 海軍大将 2017年4月28日[5] - 2019年6月30日
27 沈一鳴 空軍大将[6] 2019年7月1日 - 2020年1月2日[7]
代行 劉志斌 海軍大将 2020年1月2日[8] - 2020年1月15日
28 黃曙光 海軍大将 2020年1月16日 -

脚注

  1. ^ 2020年新北市ヘリコプター墜落事故により殉職
  2. ^ 2001年の『国防部参謀本部組織条例』修正による定義。
  3. ^ 參謀本部單位” (中国語). 台北市: 中華民国国防部 (2016年5月25日). 2017年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月30日閲覧。
  4. ^ 參謀本部直屬機關” (中国語). 台北市: 中華民国国防部 (2015年5月25日). 2017年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月30日閲覧。
  5. ^ a b 陳建興 (2017年4月28日). “馮部長主持參謀總長任職布達 李喜明上將接任” (中国語). 軍聞社. オリジナルの2017年4月28日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20170428085824/http://mna.gpwb.gov.tw/post.php?id=9&message=83182 2017年4月29日閲覧。 
  6. ^ 殉職により,空軍上級大将に追補
  7. ^ 2020年新北市ヘリコプター墜落事故により殉職
  8. ^ 2020年新北市ヘリコプター墜落事故による沈参謀総長の殉職による職務代行(当時副参謀総長兼執行官)