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羊玄之（ようげんし、? - 303年）は、中国の西晋の外戚。恵帝の皇后羊献容の父にあたる。本貫は泰山郡南城県。

経歴

羊瑾の子として生まれた。はじめ尚書郎となった。300年（永康元年）、娘が皇后に立てられたため、玄之は光禄大夫・特進・散騎常侍の位を受け、興晋侯に封じられた。後に尚書右僕射に転じ、侍中の任を加えられ、爵位を公に進めた。303年（太安2年）8月、河間王司馬顒と成都王司馬穎が長沙王司馬乂を攻撃したとき、司馬顒らは玄之と皇甫商を討つことを挙兵の名目とした。9月、玄之は憂懼の末に死去した。車騎将軍・開府儀同三司の位を追贈された。

伝記資料

『晋書』巻93 列伝第63

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 == 経歴 ==
-羊瑾の子として生まれた。はじめ尚書郎となった。[[300年]]（[[永康 (晋)|永康]]元年）、娘が皇后に立てられたため、玄之は[[光禄大夫]]・特進・[[散騎常侍]]の位を受け、興晋侯に封じられた。後に尚書右僕射に転じ、[[侍中]]の任を加えられ、爵位を公に進めた。[[303年]]（[[太安 (晋)|太安]]2年）8月、河間王[[司馬ギョウ|司馬顒]]と成都王[[司馬穎]]が長沙王[[司馬乂]]を攻撃したとき、司馬顒らは玄之と皇甫商を討つことを挙兵の名目とした。9月、玄之は憂懼の末に死去した。車騎将軍・[[開府儀同三司]]の位を追贈された。
+羊瑾の子として生まれた。はじめ尚書郎となった。[[300年]]（[[永康 (晋)|永康]]元年）、娘が皇后に立てられたため、玄之は[[光禄大夫]]・特進・[[散騎常侍]]の位を受け、興晋侯に封じられた。後に尚書右僕射に転じ、[[侍中]]の任を加えられ、爵位を公に進めた。[[303年]]（[[太安 (晋)|太安]]2年）8月、河間王[[司馬顒]]と成都王[[司馬穎]]が長沙王[[司馬乂]]を攻撃したとき、司馬顒らは玄之と皇甫商を討つことを挙兵の名目とした。9月、玄之は憂懼の末に死去した。車騎将軍・[[開府儀同三司]]の位を追贈された。
 == 伝記資料 ==