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「アサシン クリード リベレーション」の版間の差分

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; [[マヌエル・パレオロゴス]](Μανουήλ Παλαιολόγος / Manuel Palaiologos)
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: [[ビザンツ帝国]]最後の皇帝[[コンスタンティノス11世パレオロゴス|コンスタンティノス11世]]の甥。テンプル騎士団と共謀して[[カッパドキア]]で叛乱軍を組織し、ビザンツ帝国([[パレオロゴス王朝]])再興を目論む。
: [[ビザンツ帝国]]最後の皇帝[[コンスタンティノス11世パレオロゴス]]の甥。テンプル騎士団と共謀して[[カッパドキア]]で叛乱軍を組織し、ビザンツ帝国([[パレオロゴス王朝]])再興を目論む。


=== 十字軍時代(1189年〜1257年) ===
=== 十字軍時代(1189年〜1257年) ===

2020年7月28日 (火) 09:37時点における版

対応機種 Microsoft Windows
PlayStation 3
Xbox 360
開発元 ユービーアイソフトモントリオールスタジオ
運営元 ユービーアイソフト
シリーズ アサシン クリードシリーズ
メディア Win/360DVD-ROM
PS3BD-ROM
稼働時期 アメリカ合衆国の旗2011年11月15日
日本の旗2011年12月1日
対象年齢 BBFC:15
ESRB:M
OFLC:MA15+
PEGI:18+
USK:16
CEROZ(18才以上のみ対象)
エンジン Anvil
売上本数 PlayStation 3
日本の旗 66,358本[1]
Xbox 360
日本の旗 11,926本[1]
テンプレートを表示

アサシン クリード リベレーション』(Assassin's Creed: Revelations)は、ユービーアイソフトモントリオールスタジオ制作のステルスゲーム

本作は『アサシン クリード II』、『アサシン クリード ブラザーフッド』に続く物語であり、エツィオ・アウディトーレを主人公とする三部作の完結編となる[2]。 今まで謎とされていたエツィオとアルタイルの血脈の関係が明らかになる[3]

ストーリー

前作『ブラザーフッド』のラストでエツィオの隠した「エデンの果実」を入手することに成功したデズモンド達。 しかし現れた「かつて来たりし者」の一人、ジュノーが果実の力を用いてデズモンドを操り、ルーシーをアサシンブレードで貫かせてしまう。 そしてデズモンドもまた倒れた。

不思議な空間で目覚めたデズモンドの前に、今までアニムス内に暗号を残していた被験体16号が現れる。 彼が言うにはデズモンドの精神は流入現象の副作用によって崩壊寸前であり、先祖の記憶と融合しかかっている。 これを防ぐにはエツィオの遺伝子記憶を最後まで紐解き、「接点」を見つける必要があるという。 デズモンドは現実世界に戻る為に、エツィオ最後の冒険へとシンクロを試みる。

宿敵チェーザレ・ボルジアの死から数年後の1511年、52歳となりアサシンの大導師となったエツィオはオスマン帝国の占領下にあるコンスタンティノープルイスタンブール)に潜入する。 未だ残るビザンティン側のテンプル騎士団との対決と若き日のスレイマン1世の補佐、そして伝説のアサシンであるアルタイルの足跡を追い、アサシンの血盟を未来に繋ぐ為にエツィオは最後の戦いを迎える[4]

ゲームプレイ

弟子システムやキルストリークなど、前作までに登場した要素をほぼ引き継ぎ、さらに操作の変更や新システムの導入が行われている。

新たな要素

操作の変更
今作では武器が「メイン武器」と「サブ武器」に振り分けられ、メインが□、サブが△ボタンに割り当てられている。それに伴い△ボタンだったタカの眼はL3ボタンに変更された[注 1]
フックブレード
これまでのアサシンブレードにあたるが、フックがとり付けられている。それを使って二段ジャンプや飛びつきのリーチを伸ばす、コーナーヘルパー[注 2]を利用しての大ジャンプ、屋根に張られたロープを滑走する[注 3]などのアクションができる。戦闘でも、ダッシュしながら敵を乗り越えつつ投げる「フックアンドスロー」、またはそのまま駆け抜ける「フックアンドスルー」といったことができる。
進化したタカの眼
タカの眼が単に敵味方の識別以外に、敵の巡回経路も見えるようになった。他にも目的の人物や品物を探し当てるという能力も付いた。
爆弾制作
作中の特定箇所で爆弾の製作ができる。爆弾には攻撃用の「殺傷」、足止めする「支援[注 4]」、おびき出す「陽動」の3種類があり、それぞれ別のサブ武器に扱われる。爆弾の構造には、爆発の仕方に関わる「ケース」、効果範囲に関わる「火薬」、様々な効果を生む「特殊アイテム」の3つがあり、それらの組み合わせで様々な爆弾が作れる。
アジト防衛戦
テンプル騎士団の注目度[注 5]が最大になると、アサシンのアジトが襲撃を受けることがある。襲撃箇所に着くとアジト防衛戦が発生し、これは通常とは大きく異なるリアルタイムストラテジーのようなものとなっている。

登場人物

ルネサンス時代(1510年〜1513年)

エツィオ・アウディトーレ・ダ・フィレンツェ(Ezio Auditore da Firenze)
関智一

本作品の主人公で最強のアサシンローマでの戦いの後、父ジョヴァンニが探し求めていたアルタイルの書物庫の存在を知り、かつてのアサシン教団の本拠地マシャフの砦へと旅立つ。しかしテンプル騎士団の奇襲を受けた上に書物庫の扉は開けられなかった。書物庫を開けるには5つの鍵が必要であることがわかり、鍵についての手掛かりをつかむべくコンスタンティノープルへと潜入する。

52歳と戦士としては高齢になったが、アサシン特有のアクロバティックな動きや戦いの腕前は寧ろ益々磨きがかかっている。そして新しい武器である「フックブレード」と「爆弾」により最強のアサシンの力は頂点へ達する。

エツィオの協力者

ソフィア・サルトル(Sofia Sartor)
声:田中敦子[5]
コンスタンティノープル生まれのヴェネツィア人。コンスタンティノープル市内で書店を経営しており、エツィオの鍵探しに協力する。
ユスフ・タジム(Yusuf Tazim)
声:竹田雅則[5]
アナトリアブルサ生まれで、10代からアサシンとして活動している。1500年頃からコンスタンティノープルのアサシン教団を取り仕切るマスターアサシンとなった。部下からの信頼も厚い、陽気だが実力は確かな男。
大導師エツィオに協力を仰ぐ代わりに彼にフックブレードと爆弾製造の技法を伝え、エツィオの鍵探しにも協力する。
スレイマン皇子(سليمان / Süleyman)
声:置鮎龍太郎[5]
オスマン帝国第8代皇帝スルタンバヤズィト2世の五男、セリム皇子の息子。聡明で部下からの信頼も篤い。エツィオとはコンスタンティノープル到着時の船で知り合い、後に良き協力者となる。

タリク・バーレディ(Tarik Barleti

声:大川透[5]
アルバニア出身でイェニチェリ軍団の隊長。デヴシルメ制度によって家族と引き離され、コンスタンティノープルで育つ。セリム皇子を崇拝し、アフメト皇子とは対立関係にある。
ピリ・レイス(‏پیری رئیس / ‏Pîrî Reîs, Haci Ahmed Muhiddin Piri)
オスマン帝国海軍の元軍人で爆薬のスペシャリスト。アサシンの一員であり、エツィオの爆弾作りに協力する。
アフメト皇子英語版(Şehzade Ahmet)
声:てらそままさき[5]
バヤズィト2世の次男。次期皇帝の最有力候補とされているが、武力派の弟のセリム皇子と比べて学識派で優柔不断な性格であるため、親衛隊であるイェニチェリからの信頼を得られていない。
マヌエル・パレオロゴス(Μανουήλ Παλαιολόγος / Manuel Palaiologos)
ビザンツ帝国最後の皇帝コンスタンティノス11世パレオロゴスの甥。テンプル騎士団と共謀してカッパドキアで叛乱軍を組織し、ビザンツ帝国(パレオロゴス王朝)再興を目論む。

十字軍時代(1189年〜1257年)

アルタイル・イブン・ラ・アハド(الطائر ابن لا أحد / Altaïr ibn-La'Ahad)
声:小西克幸
第1作『アサシン クリード』の主人公で伝説のアサシン。今作では24歳(1189年)から92歳(1257年)までの生涯が断片的に描かれており、第1作やスピンオフ作品の『アサシン クリード ブラッドライン』の前日・後日談が描かれている[注 6]
メインのエツィオパートでは、「エデンの果実」から得た英知が眠っているという「アルタイルの書物庫」の鍵を巡ってエツィオとテンプル騎士団が激突する。
アル・ムアリム(Al Mualim)
声:屋良有作
アサシン教団の長。かつてアルタイルにテンプル騎士団の関係者9人の暗殺を命じたが、自身も「果実」に魅入られて教団を裏切った(1作目本編)。
本作では魅入られる前のアル・ムアリムが登場、そして彼との決別が描かれる。
マリア・ソープ(Maria Thorpe)
アルタイルの妻。イングランド出身で、アルタイルとの間に長男ダリムと次男セフの二子をもうける。
アッバス・ソフィアン(Abbas Sofian)
アサシン教団の一員。父の死の真相を巡ってアルタイルに一族を侮辱されたと思いこみ、アルタイルに対して密かに憎しみを抱き「果実」を狙っている。

現代(2012年)

デズモンド・マイルズ(Desmond Miles)
声:東地宏樹
現代パートの主人公。アルタイルやエツィオの子孫で、2000万人に1人の特別な遺伝子を持つ選ばれし存在。前作終盤より昏睡状態に陥っており、深層意識のみがアニムスの島に飛ばされる。
エツィオパートで「アニムスデータの断片」を集めることにより、生い立ちからアブスターゴ社に拉致されるまでのデズモンドの過去が明らかになる「追憶の旅」がプレイ可能になる。これは、本作とは異なる主観視点の3Dアクションパズルといったものとなっている。
被験体16号(Subject 16)
声:浅沼晋太郎
本名はクレイ・カズマレク(Clay Kaczmarek)。デズモンドの前のアニムス被験者で、デズモンドと同じくエツィオの子孫。肉体は死んでいるが、意識のみがアニムスの島に残った状態。
ショーン・ヘイスティングス(Shaun Hastings)
声:飛田展男
現代でデズモンドをサポートするエンジニア選ばれし存在として特別扱いされるデズモンドに疑念を抱く。
レベッカ・クレイン(Rebecca Crane)
声:渡辺明乃
現代でデズモンドをサポートするエンジニア。イタリアを発つジェット機をチャーターする。
ウィリアム・マイルズ(William Miles)
声:石塚運昇
デズモンドの父。デズモンドの移送に協力する。

脚注

注釈

  1. ^ PS3の場合
  2. ^ 屋根の隅からぶら下がっている物体。これまではフリーラン中に90度向きを変えるためのものだった。
  3. ^ 水平に張られた上を歩けるタイプのものではなく、高い位置に斜めに張られたもの。滑走しながらのエアアサシンも可能。
  4. ^ これまであった「煙幕」は、今作では支援爆弾の一種として登場する。
  5. ^ これまでの「悪い噂」に似ているが、暴力行為や犯罪以外に、物件の購入などでも増加する。
  6. ^ 操作方法は続編以降のものが取り入れられ、1作目ではできなかったアクションも行える。

出典

外部リンク