「第54回世界卓球選手権団体戦」の版間の差分
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2020年7月25日 (土) 22:23時点における版
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大会概要 | ||||
別名 | 2018年世界卓球選手権 | |||
開催期間 | 2018年4月29日~5月6日 | |||
主催 | ITTF(国際卓球連盟) | |||
スポンサー | リープヘル | |||
開催国 | スウェーデン | |||
開催都市 | ハルムスタッド | |||
会場 | ハルムスタッド・アリーナ | |||
使用球 | バタフライ スリースターボールA40+[1] | |||
使用台 | 上海紅双喜[2] | |||
中継放送局 | テレビ東京,BSジャパン,Paravi,J SPORTS | |||
サイト | 大会サイト | |||
優勝 | ||||
世界卓球選手権 | ||||
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■テンプレート(■ノート ■解説)プロジェクト:卓球 |
第54回世界卓球選手権団体戦(だい54かいせかいたっきゅうせんしゅけんだんたいせん、英: Liebherr 2018 World Team Table Tennis Championships)は、2018年4月29日から5月6日までスウェーデン・ハルムスタッドのハルムスタッド・アリーナで開催された。
概要
第54回世界卓球選手権団体戦は、2018年4月26日から5月6日にかけてハルムスタッドで開催された大会である。2013年の世界選手権パリ大会開催中の国際卓球連盟総会で開催地が決定した[3]。 中国が男子(9大会連続21回目)、女子(4大会連続21回目)ともに優勝した。また、地元のスウェーデンは男子が17年ぶりにメダルを獲得した[4]。
南北朝鮮合同チーム「コリア」
大会当初、韓国と北朝鮮は別チームとして出場しており、両国は5月3日の女子準々決勝で対戦する予定であった。しかし直前に行われた南北首脳会談における「板門店宣言」を受けて、両国の卓球連盟が合同チームの結成を国際卓球連盟に打診し、準々決勝は戦わずに翌日の準決勝に合同チーム「コリア」として進出した[5]。卓球で南北が合同チームを結成したのは1991年千葉大会以来のことであった[6]。また、合同チームを結成したのは女子チームのみであり、北朝鮮が決勝トーナメントに進出できなかった男子チームは別々のままであった。
ドロー
男子
グループリーグ
A組 | B組 | C組 | D組 |
---|---|---|---|
決勝トーナメント
1回戦 | 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | |||||||||||
ドイツ | 3 | |||||||||||||
ブラジル | 1 | |||||||||||||
ブラジル | 3 | |||||||||||||
クロアチア | 2 | |||||||||||||
ドイツ | 3 | |||||||||||||
韓国 | 2 | |||||||||||||
日本 | 3 | |||||||||||||
香港 | 1 | |||||||||||||
日本 | 1 | |||||||||||||
韓国 | 3 | |||||||||||||
ドイツ | 0 | |||||||||||||
中国 | 3 | |||||||||||||
スウェーデン | 3 | |||||||||||||
イングランド | 0 | |||||||||||||
スウェーデン | 3 | |||||||||||||
チャイニーズタイペイ | 2 | |||||||||||||
スウェーデン | 0 | |||||||||||||
中国 | 3 | |||||||||||||
オーストリア | 3 | |||||||||||||
ポルトガル | 2 | |||||||||||||
オーストリア | 0 | |||||||||||||
中国 | 3 | |||||||||||||
女子
グループリーグ
A組 | B組 | C組 | D組 |
---|---|---|---|
決勝トーナメント
1回戦 | 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | |||||||||||
中国 | 3 | |||||||||||||
オーストリア | 0 | |||||||||||||
オーストリア | 3 | |||||||||||||
ドイツ | 2 | |||||||||||||
中国 | 3 | |||||||||||||
香港 | 1 | |||||||||||||
香港 | 3 | |||||||||||||
チャイニーズタイペイ | 1 | |||||||||||||
香港 | 3 | |||||||||||||
ルーマニア | 0 | |||||||||||||
中国 | 3 | |||||||||||||
日本 | 1 | |||||||||||||
韓国 | 0 | |||||||||||||
北朝鮮 | 0[注 1] | |||||||||||||
北朝鮮 | 3 | |||||||||||||
ロシア | 0 | |||||||||||||
コリア | 0 | |||||||||||||
日本 | 3 | |||||||||||||
ウクライナ | 3 | |||||||||||||
シンガポール | 2 | |||||||||||||
ウクライナ | 0 | |||||||||||||
日本 | 3 | |||||||||||||
競技結果
日本代表
男子代表は丹羽孝希(9位)、水谷隼(11位)、張本智和(13位)、松平健太(14位)、大島祐哉(29位)の5人。準々決勝では韓国に1-3負けを喫し、6大会連続のメダル獲得はならなかった[7]。
女子代表は石川佳純(3位)、平野美宇(6位)、伊藤美誠(7位)、早田ひな(18位)、長﨑美柚(81位)の5人。準決勝で急遽編成された合同チーム「コリア」に3-0で勝つ[8][9]。 決勝では中国に対して2004年ドーハ大会以来の勝点をあげたが1-3で敗戦した[10]。
日本での放送
テレビ東京とTXN系列局とBSジャパンで放送。またテレビ東京番組ホームページ、テレビ東京卓球チャンネル(YouTube)で試合やインタビューをアーカイブ配信した。キャスターは福澤朗、秋元玲奈(テレビ東京アナウンサー)。Paraviでは有料で日本戦全戦と決勝戦をライブ配信、J SPORTSでも独自の解説で録画中継した。
決勝の日本対中国は平均17.4%の視聴率をマークし、2005年から続くテレビ東京世界卓球選手権中継史上最高の数字となった[11]。
なお、BSジャパンは本大会終了から5か月後の2018年10月1日に社名をBSテレビ東京に改称したため、BSジャパン名義での世界卓球中継はこの年が最後となった。
脚注
注釈
出典
- ^ [1]
- ^ PROSPECTUS INFORMATION
- ^ “Sharara Re-elected as ITTF President”. 国際卓球連盟 (2013年5月15日). 2015年5月17日閲覧。
- ^ [2]
- ^ 対戦予定が一転…韓国と北朝鮮、統一チームに 世界卓球 - 朝日新聞、2018年5月7日閲覧
- ^ “世界卓球で南北対決が一転「コリア」合同チームに”. 日刊スポーツ. (2018年5月3日) 2018年5月5日閲覧。
- ^ 男子団体、準々決勝で韓国に敗退…世界卓球読売オンライン、2018年5月5日
- ^ 南北合同チームで準決勝へ=日本女子と対戦も-世界卓球時事ドットコム、2018年5月3日
- ^ 動揺に耐えた石川佳純 南北合同コリア倒し日本決勝日刊スポーツ、2018年5月4日
- ^ 世界卓球速報|卓球王国WEB
- ^ “テレ東社長、世界卓球視聴率「記録的」 月1「池の水」にも手応え”. スポーツニッポン. (2018年5月31日) 2020年2月20日閲覧。
関連項目
- 世界卓球選手権
- オリンピック卓球競技
- ワールドカップ (卓球)
- ITTFワールドツアーグランドファイナル
- アジア卓球選手権
- アジア競技大会における卓球競技
- アジアカップ (卓球)
- ヨーロッパ卓球選手権