「グアスタッラ公国」の版間の差分
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2020年7月18日 (土) 09:41時点における版
- グアスタッラ公国
- Ducato di Guastalla
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← 1621年 - 1748年 → (国章) -
公用語 イタリア語 首都 グアスタッラ - 公
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1621年 - 1632年 フェランテ2世・ゴンザーガ 1729年 - 1746年 ジュゼッペ・マリーア・ゴンザーガ - 変遷
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公国に昇格 1621年 パルマ公国に併合 1748年
グアスタッラ公国(伊: Ducato di Guastalla)は、イタリア統一前に存在した国家で、元は伯爵領として形成された。
グアスタッラ伯領は、当初はイタリア北部グアスタッラの街を首都とした領地であった。伯爵の称号は1406年にグイード・トレッリのために設けられ、1539年まではその子孫が代々所領を治めてきたが、経済的な問題でやむなく売却することになり、フェランテ1世・ゴンザーガにより買い取られることとなった。
別の血統のグアスタッラ家は1612年までモンテキアルーゴロ伯領(1456年にグアスタッラ伯領から分割)を治めた。
フェッランテ・ゴンザーガの子孫は1746年までグアスタッラを治め、1621年には公爵の称号に格上げされていた。最後の公であるジュゼッペ・マリーアは1746年に後継者を残さずに亡くなり、グアスタッラ公国はオーストリアのマリア・テレジア治下のロンバルディアに吸収されることとなった。
アーヘンの和約により、グアスタッラは最終的にパルマ公国に属すこととなり、イタリア王国に統合される1859年までその領土として扱われることとなった。
グアスタッラの僭主(1307年 - 1406年)
- ジベルト3世・ダ・コッレッジョ (Giberto III da Correggio) 1307-1321
- シモーネ・ダ・コッレッジョ (Simone da Correggio) 1321-1346
- ミラノ公国帰属 (1346-1403)
- オットーネ・テルツィ (Ottone Terzi) 1403-1406
- グイード・トレッリ (Guido Torelli) 1406-1428
グアスタッラ伯(1428年 - 1621年)
- グイード・トレッリ 1428-1449
- クリストーフォロ・トレッリ (Cristoforo Torelli) 1449-1456
- ピエトロ・グイード1世・トレッリ (Pietro Guido I Torelli) 1449-1456 共治
- トレッリ家による分割統治第一期 (1456)
- ピエトロ・グイード1世・トレッリ 1456-1460
- グイード・ガレオット・トレッリ (Guido Galeotto Torelli) 1460-1480
- フランチェスコ・マリーア・トレッリ (Francesco Maria Torelli) 1460-1480 共治
- トレッリ家による分割統治第二期 (1480)
- フランチェスコ・マリーア・トレッリ 1480-1486
- ピエトロ・グイード2世・トレッリ (Pietro Guido II Torelli) 1486-1494
- アキッレ・トレッリ (Achille Torelli) 1494-1522
- ルイーザ・トレッリ (Luisa Torelli) 1552-1539
- フェランテ1世・ゴンザーガ (Ferrante I Gonzaga) 1539-1557
- チェーザレ1世・ゴンザーガ (Cesare I Gonzaga) 1557-1575
- フェランテ2世・ゴンザーガ (Ferrante II Gonzaga) 1575-1621
グアスタッラ公(1621年 - 1746年)
- フェランテ2世・ゴンザーガ 1621-1632
- チェーザレ2世・ゴンザーガ (Cesare II Gonzaga) 1632
- フェランテ3世・ゴンザーガ (Ferrante III Gonzaga) 1632-1678
- ミラノ公国に帰属 (1678-1693)
- ヴィンチェンツォ・ゴンザーガ (Vincenzo Gonzaga) 1693-1702
- フランス王国に帰属 (1702-1704)
- ヴィンチェンツォ・ゴンザーガ 1704-1714
- アントーニオ・フェルディナンド・ゴンザーガ (Antonio Ferdinando Gonzaga) 1714-1729
- ジュゼッペ・マリーア・ゴンザーガ (Giuseppe Maria Gonzaga) 1729-1734
- フランス王国に帰属 (1734-1738)
- ジュゼッペ・マリーア・ゴンザーガ 1738-1746
- 最終的にパルマ公国に属す